あざまサンサンビーチとは?
沖縄南部の東岸にある人気ビーチ
あざまサンサンビーチは沖縄本島南部の東岸にあるビーチ。住所が「南城市知念安座真(あざま)」ということから、このように呼ばれています。
ビーチには砂浜に併設して様々な施設があり、海水浴はもちろんのことマリンスポーツからバーベキューまで楽しめることもあって、地元にも大人気のビーチ。さらにビーチ周辺には観光スポットも多く、付近も含めて1日楽しめるのも人気の理由です
海開きイベントで有名なビーチ
あざまサンサンビーチと言えば、大盛り上がりの「海開きイベント」で有名。以前は「沖縄本島で最も早い海開き」と言われ3、月に行われていた海開きも、現在は4月下旬に行われるようになりましたが、その盛り上がりは今でも沖縄全体の中でも群を抜くレベルです。
海開きイベントでは、定番の式典や初泳ぎはもちろんのこと、エイサー演舞から演奏会、そしてダンスイベントまで同時開催。海開きイベントには、地元民から観光客までたくさんの人が集まります。
那覇から車40分で簡単アクセス
あざまサンサンビーチは沖縄本島南部の東岸にありますが、空港がある那覇は西岸にあって、沖縄南部でも反対側です。でも沖縄南部は東岸と西岸を結ぶ幹線道路が多く、比較的アクセスしやすい。
さらに一部の区間で自動車専用道路も使えるので、那覇市街からは車で約40分です。また将来的には自動車専用道路「南部東道路」が付近まで伸びますので、さらに那覇から好アクセスになります。
広い駐車場があり気軽に車で行ける
車でアクセスしやすいあざまサンサンビーチですが、気になる駐車場も広々としていてキャパも多し。車で行っても安心して駐車ができます。駐車場は有料ですが、料金は1日停めても車500円、バイク100円と格安。駐車場自体もビーチのすぐそばなので、駐車場からダイレクトにビーチへ行くこともできます。
さらに那覇市街からは路線バスでもダイレクトでアクセスできるのも魅力。車が運転できない人でも気軽に行ける、あざまサンサンビーチです。
ビーチだけど遊泳可能な営業時間あり
あざまサンサンビーチは管理されたビーチなので、安心して海水浴を楽しめるのも人気の理由です。その代わりビーチには営業時間があり、朝は10時から始まり、終わりは夕方過ぎまで。といってもあくまで「監視員がいる」という位置づけの営業時間で、それ以外の時間でもビーチに入ることができます。
また遊泳時期も4月中旬から10月下旬までと決まっていますので、安心して遊泳したい場合は営業時間や時期をチェックしてから行きましょう。
あざまサンサンビーチ
- 住所〒901-1502
沖縄県南城市知念字安座真1141-3 - 電話番号098-948-3521
- 営業時間平日10:00~17:00、休日10:00~18:00、夏休み期間10:00~19:00(遊泳可能期間4月中旬~10月下旬)
- 公式サイトURLhttps://okinawa-nanjo.jp/beach/
あざまサンサンビーチの魅力
人工ビーチなのでいつでも綺麗で透明度も抜群
沖縄本島のビーチは多くが「人工ビーチ」。あざまサンサンビーチも実は人工ビーチです。でも人工ビーチは定期的に砂の入れ替えなどを行うこともあり、砂浜は綺麗で清潔。
さらにあざまサンサンビーチは岬にあるので、常に流れがあって海が濁りにくく透明度も抜群です。安心して海水浴やマリンスポーツを楽しめる、あざまサンサンビーチです。
充実の設備で安心して海遊びできる
人工ビーチのメリットは他にもあります。ビーチと一緒にさまざまな施設も整備できますので、あざまサンサンビーチも充実した施設や設備があって安心して遊泳やマリンスポーツが楽しめます。
トイレやシャワーはもちろんのこと、監視員の詰め所もありますし、医療設備もあるので万が一の時でも安心。他にもレンタル用品もたくさんあるので、手ぶらで遊びに行っても楽しめます。
手ぶらで行っても楽しめるバーベキュー
人工ビーチのさらなるメリットは「ビーチ沿いでバーベキュー」ができること。天然ビーチだとバーベキュースペースも少ないですし、そもそも沖縄のビーチでは勝手にキャンプやバーベキューするのは禁止されています。
あざまサンサンビーチなら、人工ビーチもあってデイキャンプやバーベキューができるスペースも一緒に整備。さらに、あざまサンサンビーチなら予約しておけば手ぶらで行っても、デイキャンプやバーベキューも可能です。
充実のマリンスポーツメニュー
あざまサンサンビーチではマリンスポーツにも注目。人工ビーチなので、透明度の高い海をさまざまなマリンスポーツで楽しめます。しかもほとんどが予約なしで楽しめるものばかり。
さらに受付もビーチ内の施設で行えるので、いちいちショップを探さなくてもいいのも、あざまサンサンビーチのメリットです。料金もリーズナブルなので、いろいろなマリンスポーツにトライしてみましょう。
付近には人気観光スポットがいっぱい
あざまサンサンビーチの魅力は海だけはありません。付近には人気観光スポットがいっぱいあり、あざまサンサンビーチへ行くついでにいろいろ楽しむことができるのも魅力です。
絶景の名所から世界遺産の観光スポットに神の島まで、あざまサンサンビーチ付近は観光スポットてんこ盛り。1日あっても足りないばかりか、何度行っても楽しめるのが、あざまサンサンビーチの本当の魅力かもしれません。
あざまサンサンビーチのマリンスポーツ5種
①バナナボート・ビックマーブル・ハーフパイプ
沖縄のマリンスポーツで定番といえば、水上バイクで引っ張ってもらって楽しむ「バナナボート・ビックマーブル・ハーフパイプ」。この3つは乗り方が違うだけで、基本的には同じマリンスポーツと言えるでしょう。またバナナボートは最大10人で楽しめるので、あざまサンサンビーチで大人数で楽しむ際におすすめです。
②マリンジェット
バナナボートなどよりさらにスピード感を楽しみたいなら「マリンジェット」がおすすめ。水上バイクを運転するライダーと一緒に乗れば、海の上を滑るように走ることができます。あざまサンサンビーチなら、人工ビーチもあって海も穏やかなので、さらなるスピード感を楽しめることでしょう。
③シュノーケリング
沖縄本島の人工ビーチでは、シュノーケリングが禁止されているところが多いですが、あざまサンサンビーチならマリンスポーツとしてシュノーケリングを楽しめます。しかもビーチからエントリーするツアーだけではなく、ボートなどの乗り物からエントリーできるツアーもあって、さらなる透明度の高い海を中から満喫できることでしょう。
④ウエイクボード
あざまサンサンビーチで、さらにアクティブなマリンスポーツにチャレンジするなら「ウェイクボード」がおすすめ。しかも初心者でも講習付きプランがあって、気軽にチャレンジできます。さらに経験者なら初心者プランの半額以下の料金。他のビーチではなかなか体験できないマリンスポーツだけに、あざまサンサンビーチのマリンスポーツの中でも一押しです。
⑤SUP
昨今のマリンスポーツで話題の「SUP」も、あざまサンサンビーチで体験することができます。「SUP」とは「スタンドアップパドルボード」の略で、サーフボードのような浮かぶボードの上に立ってパドルを漕ぐ比較的新しいマリンスポーツ。あざまサンサンビーチのような穏やかな海ならではのマリンスポーツと言えるでしょう。
あざまサンサンビーチ付近の観光スポット5選
①ニライカナイ橋
あざまサンサンビーチ付近でとにかく絶景を楽しみたいなら「ニライカナイ橋」。そもそもニライカナイ橋とは、海を渡る橋ではなく急斜面を渡る橋で、下る際は空を飛んでいるかのような気分を味わえ、ドライブにもおすすめです。
そして絶景ポイントは橋最上部のさらに上にある「ニライカナイ橋展望台」。あざまサンサンビーチからは約3kmです。ニライカナイ橋を一望できるだけではなく、その先の綺麗な海も一望できまる人気観光スポットです。
②知念岬公園
あざまサンサンビーチ裏の急坂を上り、約1km先にあるのが「知念岬公園」。朝日の名所ですが、もちろん日中に行っても絶景が楽しめます。さらにパラグライダーの名所もあるので、事前に予約しておけば海遊びだけではなく空遊びも楽しめるかもしれません。
ただし知念岬公園は「知念体育館」裏の隠れた場所にあるので、知らないとその存在もわかりにくい公園。人気観光スポットでありながら穴場なのも魅力かもしれません。
③幸せの架け橋・南城市地域物産館
知念岬公園入口にある「南城市地域物産館」も、あざまサンサンビーチ付近では注目。南城市地域物産館自体はどこにでもありそうな道の駅ですが、注目はその施設の裏手にある「幸せの架け橋」です。
高台にあるので絶景が楽しめるのはもちろんのこと、この場所は「2つの聖地」を結ぶ直線上にあることから、沖縄でも屈指の「パワースポット」。沖縄でも今注目の観光スポットです。
南城市地域物産館
- 住所〒901-1511
沖縄県南城市知念久手堅539 - 電話番号098-949-1667(南城市地域物産館)
④斎場御嶽
幸せの架け橋で登場する2つの聖地の1つが、沖縄の世界遺産でもある「斎場御嶽」。「セーファーウタキ」と読み、あざまサンサンビーチからは約1.5kmで、知念岬公園のすぐ陸側にあります。「セーファ」とは最高位という意味があり、沖縄でも最高位の聖地という次第です。
斎場御嶽自体に入るには料金はかかりますが、近くまで行くだけでも運気を得ることができる雰囲気があります。
斎場御嶽
- 住所〒901-1511
沖縄県南城市知念久手堅455 - 電話番号098-949-1899
- 営業時間09:00~18:00(3月~10月)、09:00~17:30(11月~2月)
- 定休日年に2回の一定期間の休息日あり
⑤安座真港・久高島
幸せの架け橋で登場する2つの聖地のうち、もう1つが神の島こと「久高島」。もちろん島なので船に乗らないと行くことはできませんが、なんとその船が出る「安座真港」は、あざまサンサンビーチにまさに隣接。ビーチの防波堤の先が安座真港だったのです。
あざまサンサンビーチへ行けば、久高島行きの船にも気軽に乗ることができます。もちろん久高島は日帰りも可能です。
安座真港
- 住所〒901-1400
沖縄県南城市知念安座真1062 - 電話番号098-948-7785(久高海運安座真港事務所)
まとめ
あざまサンサンビーチへ行くなら1日かけて楽しもう
注目のあざまサンサンビーチは、ビーチで海水浴やマリンスポーツを楽しむことはもちろんのこと、付近の観光スポットも隅から隅まで楽しんだら、正直「1日じゃ足りません」。あざまサンサンビーチは、最低でも丸々1日かけて楽しみましょう。
沖縄本島南部の観光情報が気になる方はこちらをチェック!
あざまサンサンビーチまで行けば、付近の観光スポットも含めていろいろ楽しめますが、さらに沖縄本島南部の観光スポットを楽しみたい方に、おすすすめの情報をご紹介いたします。あざまサンサンビーチをはじめとして、沖縄南部にはエンジョイできる場所がいっぱいですよ。
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出典:ライター撮影