ucoキャンドルランタンの魅力
ろうそくの灯りが魅力のucoキャンドルランタン
uco(ユーコ)のキャンドルランタンは、ろうそくで明かりを灯すタイプです。キャンプの長い夜では、灯り(照明)は必要不可欠のアイテムになります。懐中電灯をぶら下げて代用もできますが風情がありません。
明るすぎず暗すぎない、心地のよい灯りを提供してくれるucoキャンドルランタンは、特に日常の喧騒をはなれたキャンプでは特別の空間を演出します。
ucoキャンドルランタンでロマンチックな夜を演出
ucoキャンドルランタンの揺らめく炎は、ロマンチックな夜を演出する素敵なアイテムです。レストランなどでテーブルの上にキャンドル(ろうそく)を置いて間接照明にするのを見かけませんか?
これと同じ効果で、ucoキャンドルランタンはロマンチックな雰囲気をかもし出します。キャンプだけでなく、夜のガーデンパーティーや家庭のインテリア、カップル同士のひとときにも利用できるアイテムです。
ろうそくの炎の魅力(演出効果)
ライブ会場の演出にも、ろうそくのキャンドルライトがよく利用されます。またエルトン・ジョンが歌っているように、故ダイアナ妃の厳かなお葬式に使われました。
このようにろうそくの炎は、華やかな場面でも厳かな場面でも人の心を惹きつける効果があります。ucoキャンドルランタンのろうそくの炎は、アウトドアに限らずさまざまなシーンや用途に利用できるアイテムです。
ucoキャンドルランタンのメリット
ucoのキャンドルランタンは、LEDランタンに比べ明るさは劣りますが、ろうそくの自然で優しい灯りが心を和ませてくれます。それではucoキャンドルランタンを使うメリットを探してみましょう。
①優しい灯りと演出効果
ろうそくの演出効果については前述したように、たくさん使えば華やかにもなり、単体で使えば心を和らげ落ち着かせます。
ucoキャンドルランタンは後者の効果で、ろうそくの優しい灯りでロマンチックな夜を演出できるのがメリットです。キャンプなどで特別な空間を楽しみたい人におすすめします。
②軽量でコンパクト
ucoキャンドルランタンを使うときにはホヤ部分を伸ばして灯りをともします。使用後はホヤを格納すると短くコンパクトになるので便利です。
また本体にフックとチェーンが付いていて、重量もりんご1個分にも満たないので、どこにでも吊り下げても負担なく使うことができます。ただし炎の熱で上部が熱くなるので、吊り下げ場所には注意が必要です。
③ろうそくの長さで残量確認ができる
ucoキャンドルランタンは側面から中が覗ける構造になっています。ろうそくの長さで燃焼時間のおよその残量が確認できるのが便利です。
ucoキャンドルランタンの純正ろうそく1本の燃焼時間は約9時間あります。ろうそくの長さであとどのくらい使えるか、例えば3分の1の長さが残っていれば3時間は大丈夫と燃焼時間の目安がつくのがメリットです。
④部品や構造がシンプルなので故障が少ない
ucoキャンドルランタンは非常にシンプルな構造で部品が少なく故障のリスクがないのがメリットです。ランタンだけでなく構造がシンプルな製品ほど故障のリスクが低くなります。
逆に複雑な電子機器が故障すると素人では直せないほど大変です。ucoキャンドルランタンは、シンプルな単純構造なので安心して使えます。
ucoキャンドルランタンの気になるデメリット
ucoキャンドルランタンは素敵な魅力ある商品ですが、少し気になる点がいくつかあります。そんなデメリットを知っておくことがucoキャンドルランタンを上手に長く使うポイントです。
①使用後の掃除が手間
ucoキャンドルランタンはろうそくを使用しているので、どうしてもホヤや本体に溶けたろうそくの汚れが付着してしまいます。故障ではないのですが、そのロウの汚れを取るのに手間取るのが気になる点です。
ホヤ部分は丈夫なガラスですが掃除するときは割らないようにと気を使います。またランタンを斜めや横向きで使うとロウの汚れが多く付くので注意が必要です。掃除の仕方は後ほど紹介しますので参照してください。
②替えの純正ろうそくが高い
ucoの純正ろうそくは、1本約240円と意外に高いのが気になる点です。1本で約9時間の燃焼が可能ですが使用頻度が高い人には負担になります。
純正以外のろうそくを使うと、サイズが合わず汚れがつきやすく、溶けたロウがそのまま残ったりして掃除が大変です。
使用頻度が高い人は、ucoキャンドルランタンをオイル化して改造するという手があります。改造方法は後ほど紹介するので参照してください。
ucoキャンドルランタンの素材の種類
ucoキャンドルランタンのホヤ(ガラス)部分以外の素材は、ブラス(真鍮)製とアルミ製の2種類です。ブラスとアルミには、それぞれに特徴と違いがあります。素材の種類別に詳しく紹介しましょう。
ucoキャンドルランタン・ブラス製の特徴
ブラス(真鍮=しんちゅう)は意外に身近にある金属です。普段よく使う五円玉がブラス製なのをご存知でしたか?
応援団のブラスバンドのトランペットやトロンボーンなどの金管楽器はブラス製なのでブラスバンドと呼ばれています。
しかしブラスという金属は最初はピカピカでも、次第に酸化して色がくすんできやすい種類の金属です。その素材をucoキャンドルランタンが使っているのはなぜでしょう。
使い込むほどに味わいが出る
ブラス製のucoキャンドルランタンを使い込むと、最初はピカピカだった本体が次第にくすんだ柔らかい色合いになって行くのがユーザーにはたまらない魅力です。
アルミよりブラスは重量が重いのですが、使い込むほど味わいが変化し、長く使うほど愛着がわいてくるのが人気を支える要因になっています。
炎をより際立たせる
ブラスの黄金色の色合いは、ろうそくの炎を際立たせるという特徴があります。シルバー色のアルミに比べ黄金色のブラスは炎の灯りを優しく反射して光と溶け込み一体となるのが魅力です。
ブラス製ucoキャンドルランタンは、炎に溶け込むことを楽しむ、いぶし銀ユーザー向けの商品と言えます。
ucoキャンドルランタン・アルミ製の特徴
アルミニウムは軽量で柔らかい種類の金属です。実は初心者の多くがアルミ製のucoキャンドルランタンを選んでいます。それは重量が軽いだけでなく、価格が安いことが大きな要因です。
どこに吊るしても重量負担がかからない軽量性と腐食しにくいというメリットがあります。ただぶつけると傷がつきやすいという欠点がありますが、初心者が最初に購入する種類としてアルミ製のucoキャンドルランタンはおすすめです。
ブラスとアルミの素材の違い
ucoキャンドルランタンの、ブラスとアルミ素材の違いを一言で言うなら重量と価格の差です。ブラス製はアルミ製に比べ約70g重く、価格は店舗やサイトによる違いもありますがブラスの方が約20%ほど高く設定されています。
つまり軽量で運びやすく価格の安いアルミ製を選ぶか、多少重いけれど趣があり価格の高いブラス製どちらを選ぶかは、消費者の判断次第です。
判断基準は重量・材質?
ucoキャンドルランタンの重量はブラス製で約250g(キャンドル込み)、アルミ製で約180gで70gの差がありますが、どちらもりんご1個分の重量(平均で約300g)にも達しません。アルミ製が軽く持ち運びが楽と言いますが持った感覚でいえば大差ないのが事実です。
材質面ではブラスは使うほどに趣が出る魅力がありますが、アルミはいつまでも輝きを失はない利点があります。どちらを取るかは個人の感性の領域です。
ucoキャンドルランタンの使い方
性能がよいランタンでも、使い方を間違えればトラブルになるのではと不安をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
しかしucoキャンドルランタンは心配ご無用、なぜならばucoキャンドルランタンは構造がシンプルで使い方もシンプルなので故障が少ないからです。
着火と消化方法
火を灯す(着火)には、本体下部についている黒のプラスチックノブを左に回すとろうそくケースが出てきて、そこにろうそくをいれます。
次に本体を伸ばしホヤを下げて着火しホヤをあげるだけなので非常に簡単です。ろうそくケースは下からスプリングで押し上げる構造になっています。
スプリングとは螺旋状のバネのことで、燃焼が進みろうそくが短くなってもスプリングのバネの力で押し上げ一定の高さになるので安心です。
消化方法も簡単で安全
消化方法はホヤ部分を下にスライドするだけで簡単に火が消えます。簡単で安全性も高いので、小さなお子様が扱っても安心なのがucoキャンドルランタンです。
お手入れの仕方
ucoキャンドルランタンはろうそくを使うので、お掃除やお手入れに手間がかかると前に紹介しました。それでは簡単に済ませるベストな方法を紹介します。
ドライヤーを使う
ドライヤーの熱でロウの汚れを溶かし拭き取るのが、ucoキャンドルランタンを綺麗に掃除するベストな方法です。
ただしドライヤーを長くあてすぎたり近ずけすぎると変形や変色する場合があるので避けましょう。ロウは比較的低い温度で溶けるのでドライヤーを少しあてるだけでOKです。その後キッチンペーパーなどで綺麗に拭き取れます。
キャンプの焚き火の熱を利用する
家に帰ってから掃除やお手入れをするのは面倒という方は、キャンプ中の焚き火にランタンを近づけてロウが溶けてきたらティッシュ等で拭き取る方法もおすすめです。キャンプ中に掃除までできるので帰ってからの片ずけが楽になります。
お湯で掃除するのはNG
洗面器などにお湯を貯めてロウを洗い落としたくなりますがこの方法はNGです。溶けたロウはお湯の表面に浮く性質を持っているので、お湯から引き上げるときにまた付着してしまいます。
温かいうちは一見汚れが落ちたように見えますが、冷えると再びロウが固まり綺麗にならないのでNGです。
ucoキャンドルランタンのオイル化の仕方
店舗による違いはありますが、純正ろうそくは1本240円前後します。年に数回しかキャンプに行かない方にはさほど負担にはなりませんが、キャンプも多くインテリアなどで使う頻度が高い人は毎回の掃除やろうそく費用が大変です。
そこでucoキャンドルランタンをオイル化して改造してしまう方法があります。オイル化すると炎の感じが失われるのでは?と心配する声もありますが、その心配は無用です。
ブラス製を改造する方法
ブラス製のucoキャンドルランタンをオイル化するのは、アルミ製より多少面倒ですが、必要なものと改造方法を紹介します。
準備するもの
準備するものは、S&B山椒の粉のビンと替え芯(グラスファイバー製がベスト)、ムラエMGT4(オイルランプ)の口金の3点だけです。
S&B山椒の粉ってスーパーや食品店舗で売っている山椒?とびっくりしますが、もちろん山椒の粉を使うわけではなく空ビンをオイル入れに利用します。
ハウスの山椒の粉もありますが、S&Bより口径が大きいのでの口金(蓋)のサイズに合わないので必ずS&Bを用意しましょう。
オイル化する手順
S&B山椒の粉のビンの周りのフイルムをはがし、中を綺麗に洗って乾燥させます。オイルの芯は綿素材より消耗しにくいグラスファイバー製で太さ3mmを使うのがポイントです。
芯の先端をセロテープで巻きムラエMGT4の口金にねじ込むように通し、上に出た芯を適当な長さにカットします。ビンの中にオイルを入れ20分ほど待てば完成です。
オイルインサートと純正キャンドルの比較
S&B山椒のビンのオイルインサートはろうそくとほぼ同じサイズなのでucoキャンドルランタンにぴったり入ります。それでは着火して見ましょう。
純正キャンドルの炎と比べ、炎の長さが少し長い程度で揺らめきも感じられほとんど変わりません。
重さは純正キャンドルより多少重めになりますが、燃焼時間はろうそくとほぼ同じです。ただ完全密封ではないので横にするとこぼれるので注意しましょう。
アルミ製の場合
アルミ製のucoキャンドルランタンのオイル化改造は非常に簡単です。準備するのはアマゾンで販売しているオイルインサートだけで、サイズもぴったりで格安です。
手順はオイルを入れて10分待つだけなので、改造するというよりもカセット交換する感覚で完成します。
重さは純正キャンドルより軽くなるのですが、その分燃焼時間が約2時間と短くなるので途中でオイルの継ぎ足しが必要になります。
ucoキャンドルランタンで夜を演出!
まとめ
ここまで、ucoのキャンドルランタンの魅力やろうそくの炎の演出効果、ブラス製とアルミ製の特徴と違い、使い方と手入れの仕方、キャンドルランタンをオイル化して改造する方法などを紹介してきました。
これらを参考にして、ucoキャンドルランタンでロマンチックで素敵な夜をお楽しみください。
uco以外のランタンギアが気になる方はこちらもチェック!
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出典:pixabay.com