日本プラスター うまくヌレール
漆喰DIYのやり方・塗り方を紹介!
部屋の壁が家具やインテリア用品の雰囲気と合わないと、チグハグな印象になりますよね。また、古い壁の傷やシミが目立つと、内装全体のイメージがダウンすることがあります。そんな時に取り入れておきたいのが、漆喰を使ったDIYです。
簡単なDIY方法で漆喰を塗ろう
必要な材料を準備し、基本的な方法さえ把握しておけば内装をリフォームすることは可能です。漆喰を使って壁を塗り替えるだけで、部屋全体の雰囲気をガラッと変えられるでしょう。
本記事では、漆喰を使ったDIY方法や準備などについてご紹介します。初心者でも短時間でDIYを仕上げられる漆喰のコツについても解説するので、ぜひ参考にしてください。簡単な方法を活用して、新しい部屋作りを楽しみましょう
漆喰でDIYをする際に必要な準備
初心者でも手軽に施工に入るためには、必要な準備を揃えることが大切です。きちんと準備を行っていれば、短時間でスムーズに施工が進むでしょう。
逆に、準備が整わないとスムーズに作業ができないので注意が必要です。ここでは基本の準備について紹介するので、漆喰を使う際の参考にしてください。
DIYに必要な準備①:材料を揃える
まずは、漆喰でDIYを行うために必要な材料を揃えます。漆喰・こて・こて板・ゴム手袋・養生テープを準備しましょう。また、部屋の天井に塗る時は、施工中に漆喰が垂れて目に入らないように保護メガネを準備します。
汚れても良い服装でDIYに臨むのも重要なポイントです。漆喰は服につくと、なかなか落ちない場合があるので、お気に入りの洋服でDIYを行わないように気をつけてください。
DIYに必要な準備②:壁の種類をチェックする
続いて、壁の種類を確認してください。例えば壁紙が貼り付けてある場合は、壁紙を剥がしてから施工します。
和室の砂壁や土壁は、表面が剥がれていなければ、そのまま作業に入ることが可能です。このように壁の種類によって、やっておくべき下準備が変わります。どのような壁をリフォームするのか把握した上で、施工に入るようにしましょう。
DIYに必要な準備③:漆喰を塗る範囲を決める
漆喰を塗る範囲を決め、大体の面積を把握しておきます。範囲をきちんと決めておけば、必要な材料の量や、作業をするために費やす時間を出しやすくなるでしょう。
一般的に販売されている漆喰の多くには、どのくらいの範囲に塗布できる分量なのか記載されています。塗りたい壁の範囲に合わせた量を準備しておけば、材料が余って無駄になるのを防ぐことが可能です。また、DIYにかかる時間を想定しておくと施工の計画が立てやすくなります。
DIYに必要な準備④:掃除をする
壁にチリやホコリなどが残っていると、漆喰を塗る際に邪魔になります。チリやホコリによって滑らかな表面にならず、イメージ通りのDIYに仕上がらない可能性が高まるので、気をつけてください。
壁にカビが生えている場合も、しっかり取り除くことが大切です。カビの除去剤を使って、根本から取り除くようにしましょう。除去剤を使用した後はブラシを使い、きれいにしておくと作業がしやすくなります。
油汚れに要注意
漆喰のDIYで失敗しがちなポイントが、油汚れです。油汚れが残っていると漆喰が接着しにくくなり、仕上がりが汚くなる場合があります。
壁に油汚れがついていたら、サンドペーパーなどを使って取り除いてください。きれいに清掃しておけば、その分だけDIYの仕上がりが美しくなります。
DIYに必要な準備⑤:家具を退避させる
DIYの施工中は、思わぬトラブルによって漆喰が飛び散ってしまうことがあります。飛び散った漆喰がお気に入りの家具に付着したら大変です。知らないうちに漆喰がついて固まり、落とせなくなる場合もあるでしょう。
そのため、DIYを行う前には必ず家具を退避させます。テーブルや椅子など、動かせるものはなるべく動かしてください。部屋の中の家具が少なくなれば、効率的に作業ができるようになります。
DIYに必要な準備⑥:シートを敷いて養生テープを貼る
漆喰が床に落ちた時のことを考えて、ビニールシートを敷きます。ホームセンターなどで販売されている、ブルーシートなどの簡易的なもので大丈夫です。もしくは新聞紙を敷いて代用するのも良いでしょう。
シートを敷き終えたら、養生テープで固定します。また、食器棚などの動かすのが難しい大型家具にもシートをかぶせて養生テープを貼り付けておくと安心です。柱など、漆喰を塗りたくない場所にも養生テープを貼ったら準備は完了です。
簡単!漆喰を使ったDIYのやり方・塗り方
DIYの準備が整ったら、簡単なやり方についてチェックしていきましょう。自分で作業を行うのは難しいイメージがありますが、基本を押さえておけば初心者でも気軽に挑戦できます。これから紹介する方法を参考にして、実践に移してみてください。
DIYのやり方・塗り方①:1回目の漆喰を塗る
まずは、漆喰を板に置いてからコテににつけましょう。板を擦りながらコテにつけていくのがポイントです。コテに十分な量がついたら、塗っていきます。
壁に擦り付けるようにしながら、コテを右から左にスライドさせましょう。続いて、下から右上に向かってコテを動かしていきます。この時、壁に20度の角度をつけながらコテを動かすようにしてください。しっかりと全体に塗れたら、1回目の完了です。
ゴム手袋で塗る方法もある
基本的にはコテを使うのが正しい方法ですが、もっと簡単に塗りたい時はゴム手袋で塗るDIY方法もあります。ゴム手袋に漆喰をつけたら、壁に塗りましょう。ゴム手袋をスライドさせることで、簡単に塗布できます。
この方法なら子供でも気軽に挑戦できるので、家族でDIYを楽しみたい時におすすめです。DIYだからこそできる、自由な発想で内装のリフォームを満喫してみてはいかがでしょうか。オリジナリティのある部屋に仕上げてみてください。
DIYのやり方・塗り方②:仕上げをする
1回目の塗りが終わってからしばらくすると、徐々に乾いていきます。触れた時につかないくらいに乾燥したら、仕上げに入りましょう。
全体に薄く塗り広げたら、作業の完了です。塗り残しがあるとムラになるので、気をつけてください。
1回目から時間が空いたら霧吹きを使う
1日で全ての塗装を行わず、日にちを置いてから仕上げ塗りをする場合は、事前に霧吹きで水を吹きかけてください。時間が経過して乾き切った状態になると、仕上げ塗りが難しくなります。
壁の全体に水が滴るくらいまで霧吹きをかけましょう。水がついたら、早めに仕上げの工程に入ることが大切です。もし作業中にコテの滑りが悪くなったら、再び霧吹きをします。
漆喰の模様付けも楽しもう
好みに合わせて模様を付けられるのは、DIYの醍醐味です。仕上げ塗りをする際には、模様付けも楽しんでみてください。半円を描くようにコテを動かす扇模様など、さまざまな方法があります。また、手形をつけるのも良いのではないでしょうか。
わざと粗く仕上げて、質感を楽しむのもおすすめです。部屋の雰囲気に合わせて仕上げていけば、オリジナルのDIYに仕上げられます。ぜひ、遊び心を加えて模様付けをしていきましょう。
DIYのやり方・塗り方③:養生を剥がす
壁に漆喰を塗り終えたら、養生テープを剥がします。ここで重要なのが、乾かないうちにテープを剥がすということ。完全に乾いてしまうと、テープが剥がれなくなることがあります。まだ半乾きの状態でテープを取り除いておきましょう。
また、使用後のアイテムは早めに洗ってください。漆喰が固まると、水を使っても落とせなくなるので注意が必要です。
DIYのやり方・塗り方④:乾燥させて完了
しばらく時間を置いて、換装を行います。時間が経っていない間は、触れないように気をつけてください。うっかり触れてしまうと、その部分に跡が残ってしまいます。
商品にもよりますが、大体24時間が経過したら乾燥の完了です。触れても何もつかない状態になったのを確認し、退避させていた家具を戻します。このように、漆喰は基本の方法さえ覚えておけば簡単にDIYできるので、チャレンジしてみましょう。
漆喰でDIYリフォームをするコツ
せっかくDIYに挑戦するのであれば、なるべく失敗せずに済ませたいですよね。ここからは、DIYをする際にチェックしておきたい便利なコツをご紹介します。どのような点に気をつければ良いのか確認し、DIYをしていきましょう。
DIYリフォームのコツ①:使いやすい材料を選ぶ
初心者でも簡単にDIYをするためには、使いやすい便利グッズを活用するのが大切です。プロ仕様の材料や道具を揃えるとDIYのハードルが一気に上がるので、気をつけてください。
初心者でも使いやすいコテのタイプ
コテ板を選ぶ場合は、長時間持っていても負担を感じない軽量タイプがおすすめ。また、両端に曲げ加工が施されていると、スムーズな作業につながります。
コテは、柔らかくてしなりやすいタイプなら初心者でも塗りやすいでしょう。割れにくく、サビにくい樹脂製のコテが最適です。ホームセンターなどで販売されているので、活用してみてください。
自分で混ぜなくても良い漆喰が便利
プロが使用している漆喰の多くは、自分で水などを混ぜ合わせて作るタイプがほとんどです。しかし、初心者が1から混ぜ合わせる作業をするのは困難。思ったような質感にならない可能性が高いです。
そのため、自宅でDIYをする際には攪拌されたタイプを選びましょう。攪拌されている状態であれば、手間をかけずに作業に入れます。なるべく作業を簡略化できるように、選ぶ材料にこだわることが重要です。
おすすめの漆喰:うまくヌレール
日本プラスター うまくヌレール
うまくヌレールは、混ぜる手間がなく、初心者でも気軽に使えることで人気を集めています。シックハウス対応で健康への影響も最小限に抑えられるのも、うまくヌレールの良いところです。
室内のホルムアルデヒドを漆喰が吸収し、再放出を防ぎます。初めての漆喰塗りの便利グッズとして、ぜひ活用してみてください。
DIYリフォームのコツ②:壁の状態に合わせて施工する
DIYをする前には、壁がどういった状態になっているのかチェックしておきましょう。もし、壁に穴が空いているのなら作業に入る前に埋める作業が必要です。
砂壁のような古壁は、表面が剥がれて下地処理を施さなければならない場合があるので注意してください。壁の状態を把握した上で、必要な処理を施しておかないと、漆喰を塗ってもすぐに剥がれたり、きれいな仕上がりにならない可能性が考えられます。
DIYリフォームのコツ③:計画を立てる
家具の片付けから養生貼り、漆喰塗りまでのスケジュールをきちんと立てておくことも重要です。スケジュールを立てずに施工を始めると、時間が足りず、予定していた分の漆喰を塗れない場合があります。
「この時間帯は、家具をどかしてテープを貼る」といったように計画を立てておけば、スムーズにDIYができるでしょう。
DIYリフォームのコツ④:神経質になりすぎない
初めてのDIYでは「失敗してはいけない」という気持ちが強くなって、神経質になってしまうことがあります。しかし、漆喰塗りは必ずしも全てきれいに仕上げる必要はありません。
漆喰がデコボコしてしまったとしても、それがオリジナリティとなってくれるでしょう。あえて粗く仕上げて漆喰ならではの風合いを出すのも素敵です。気負いすぎず、自分なりの壁に仕上げられるようにDIYを楽しんでください。
簡単なDIY方法で漆喰を塗ろう!
簡単な方法で気軽に内装の雰囲気を変えられるのが、漆喰の良いところです。事前の準備をしっかり行い、塗り方を覚えておけば初心者でも気軽にチャレンジできます。
初めての人が手軽にDIYをするためには、使いやすい便利グッズを活用することが重要です。また、事前に計画を立てて滞りがないように手配を行いましょう。好みに合わせて模様をつけるなど、自分なりの工夫も加えながら内装のリフォームを楽しんでみてはいかがでしょうか。
漆喰のDIY方法が気になる方はこちらもチェック!
イメージ通りにDIYをするためには、事前に知識を備えておくことが重要です。関連記事にも役立つ情報がたくさん載っているので、ぜひ参考にしてみてください。
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