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初心者でも育てやすいオモダカ(沢瀉)の育て方を解説!成功のコツは水やりに?

オモダカは、白い可愛らしい花を咲かせる水生植物で、水辺などで見かけることもあります。自宅でも簡単に育てることができるので、めだかと共に栽培を楽しむ人も多いです。今回はそんな初心者にもおすすめなオモダカの育て方を紹介します。
2021年5月18日
bambi
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目次

オモダカはどんな植物?

オモダカは、アジアや東ヨーロッパが原産地で、寒冷地から温帯や熱帯など幅広く分布している種類の植物です。水生植物でもあり、日本での生育地は水田やため池、用水路などに分布して自生していることもあります。オモダカや耐暑性や耐寒性が強く、比較的育てやすい植物です。

また、食用のクワイはオモダカの塊根が大きく変種した形態で、食用にもされる特徴を持つ植物でもあります。オモダカは多年草でもあるので、上手に栽培すれば毎年花を楽しむことができるので、初心者にもおすすめです。

オモダカの開花時期

オモダカは草の高さが30㎝から50㎝ほどの高さになり、開花時期である8月から9月の時期になると、白い花を咲かせます。

水生植物であるので、池やめだかの鉢などで栽培されることも多く、暑い夏の季節に涼しく可愛らしい花を咲かせてくれるのが特徴になっています。

オモダカは直径2㎝ほどの小さな3枚の花びらからある白い花を咲かせます。だいたい株元から20㎝から70㎝の高さに成長するので、長さのある茎が特徴的と言えるでしょう。

オモダカの種類

オモダカの種類には他に八重オモダカがあります。性質はオモダカと変わらず、花が八重咲であるのが特徴です。また、食用として使われるオモダカの球根であるクワイは、地方によって焼いたり煮たりとしていろいろな料理に使われていて、クワイの産地として有名な埼玉では、お菓子などにも使われることがあります。

オモダカは種類は少ないですが、繁殖力が強いので、球根からどんどん数を増やしていくのも魅力です。そのため毎年たくさんの花を楽しむことが可能でしょう。

名前の由来を知ろう

オモダカとは漢字で書くと面高と書きます。その由来は、矢じり型の葉の形が人の顔に似ていることに由来しているのです。さらにオモダカにはさまざまな別名もあり、ハナグワイやイモグザサ、オトゲナシ、カチイクサグサなどとも呼ばれています。

また、このオモダカの独特は葉の形は家紋としても使われます。家紋に使われる際は、葉をメインに後ろに花をあしらったオオダカモンとして使われているのです。つまり古くからオモダカは人々に親しまれてきた水生植物だということが理解できます。


オモダカの育て方

オモダカを育てる際に、まず知っておきたいのが栽培環境で、オモダカは日なたをお好み病気には強いです。また、水生植物なので水の中で育てることが必要で、水の深さは10㎝ほどを好み、あまり深い水深は好みません。そのため、田んぼのような場所で自生しえいるのもよく見かけることができます。

オモダカを育てようと思ったら、まずは湿地や水辺を用意する必要があります。通常の植物とは生育地が違いますが病気にも強く育てやすいので、まずは環境を整えてあげるようにしてみて下さい。

用土や水やり

オモダカを育てる場合は、まず鉢植えにします。用土は生育地に似た泥のような土を用意するのがいいでしょう。水生植物用の腐葉土もホームセンターなどで購入することができますが、田んぼなどの土を使うことも可能です。

用土を入れた土にオモダカを上、鉢ごと池や水辺に沈めます。だいたい水の深さは土より5㎝ほど上ぐらいになれば大丈夫です。水やりも水の深さを保つように行うことも大切で、通常の鉢植えとは異なった形態で育てられるのも魅力になっています。

オモダカの手入れは?

オモダカは水生植物なので、水を切らさないように手入れするのが大切です。水を張った容器で育てる際も、水が減って根の部分が出てしまわないように注意してみて下さい。

また注意したいのが、害虫です。オモダカは水生植物ですが、夜間に出現して長さのある葉を食べてしまうヨトウムシに注意が必要になります。このヨトウムシを見つけた際はすぐに駆除するようにしてみて下さい。

冬の手入れ

オモダカは落葉性のある多年草で冬になると地上に出ている部分はまるで枯れているようです。しかしそのまま休眠期に入るので、枯らさない限り、毎年花を咲かせてくれます。

また、室外での栽培の場合はそのまま冬越しすることが可能なので、初心者でも手入れしやすいでしょう。冬になるとどうしても枯れてしまったと思い、処分してしまう人も多いですが、そのまま春が来るのを待ってみて下さい。

 


水が凍らないように注意

オモダカを寒冷地で育てる場合は、冬に水が凍らないように注意する必要があります。鉢植えなどの場合は、凍らないような場所に移動させてあげることが大切です。

基本的には水さえ凍らなければ、そのまま冬越しも可能な植物になるので、冬越しも難しくないのも初心者には嬉しい育て方でもあります。

剪定した方がいい?

オモダカの場合は、必ず剪定をする必要はありませんが冬の枯れた状態が気にあるようならば、葉を切る剪定を行ってあげるのがおすすめです。葉をハサミで切ることで、新芽が出るのを促す効果も期待できることでしょう。

また、植え替え作業の際に余分な部分を剪定してあげることも大切です。根詰まりがひどい状態の場合も、根を少し剪定してあげるのもおすすめな手入れ方法になります。オモダカは手入れの少なさも魅力の1つでもあります。

植え替えと増やし方

オモダカはの植え付けや植え替えを行う際は、2月から4月の時期に行うのがおすすめです。球根であるオモダカは、鉢底に潜っていることが多いので、植え直す作業も大切になります。

植え付けや植え替えを行う際は、芽が出ている方が上になるように植えてみましょう。オモダカの場合は、発芽はバラバラに出てくるので、その都度チェックしてみるのが大切です。球根が成長することで植え替えを行い、株分けを行うこともできます。

植え替え方法

オモダカの植え替えを行う際は、鉢植えの場合は赤玉土や水生植物用の用土を用意してみて下さい。また、地植えでオモダカを育てたい場合は湿地などを選ぶようにするのがおすすめです。

基本的には水生植物なので、通常のガーデニングの花壇や寄せ植えの中に使うことが難しいです。しかし鉢植えのオモダカは根を崩さないように別の鉢に植え替えを行うことは出来ます。

鉢上げによる植え替えの場合は、いつでも行えるので気になった際は植え替えをしてみるのもいいでしょう。
 


増やし方

オモダカは球根なので、増やし方も簡単です。分球という形で増やしていくので、先ほども紹介しちょうに植え替えの時期に用土を取り除いた際に、球根を取り出して分球させてみて下さい。

後は、通常の植え付け作業と同じです。オモダカは繁殖力も強いので、どんどん数を増やしすことが可能になります。そのため、野外などに捨ててしまうと、どんどん雑草のように繁殖してしまうので、ガーデニングなどで楽しむ際も葉にを決めて栽培してみるといいでしょう。

まとめ

オモダカは、落葉性のある多年草なので、植え替えなどを行えば毎年花を咲かせてくれるのでガーデニングにもおすすめです。水生植物でもあるので、湿気を好み乾燥を嫌うので、水やりを欠かさず行い、水切れを起こさないようにするのが大切になります。

育て方も簡単で繁殖力も強いので、どんどん生育地を広げることも可能になります。水生植物である特徴を活かして、メダカなどと一緒に育ててみたりするのもおすすめです。

水生植物が気になる方はこちらをチェック!

オモダカ以外にもさまざまな水生植物があります。いろいろな水生植物を取り入れてガーデニングを楽しんみるのもいいでしょう。