ラジカルミラー/タナックス
ハイサイダー/デイトナ
カーボニッシュポリゴンミラーセット/SP武川
クロス3プラス/タナックス
バレンネオミラー/タナックス
Z2タイプミラー/キジマ
バイクミラー/バイクパーツセンター
クラシカル3/タナックス
スティングレイミラー/タナックス
エーゼットフォーミラー/タナックス
エーゼットスリー/タナックス
オフロードミラー2 (M8) /TAKATSU
バイクのミラーを交換するメリット
バイクのミラー交換は手軽に取り掛かれるカスタムとして人気です。標準装着のミラーは見やすいのですが、かっこいいデザインで個性をアピールするならミラーの交換をおすすめします。
ここではおすすめのバイク用ミラーを種類別に紹介します。見やすいミラーの選び方で参考になるよう、規定についてもまとめました。なお、この記事は2021年4月27日現在の情報をもとに作成しますことをご了承ください。
自分好みの見た目に変えるのにおすすめ
バイクのミラーを交換するとハンドル周りの印象が大きく変わります。例えば、ホンダの原付スクーターであるダンクのミラーは樹脂未塗装のミラーが標準装着されていますが、おすすめはメタリック基調のボディカラーに合わせてミラーを変更するならクローム調です。
バイクのミラーはコストカットの対象になりやすく、他車種と同じものが用いられることも少なくありません。中には「交換が前提?」と疑いたくなる標準装着ミラーもあります。
使い勝手に合わせた選び方もおすすめ!
バイクのミラーはハンドル周りをかっこいい印象に変えるだけがメリットではありません。使い勝手の向上も狙ってミラーを交換するのもおすすめです。
バイクのミラーを軽量なものに交換すると、ハンドルの操作が軽快になります。ミラーのステーがしっかりした重厚なものに交換すると、振動によるブレが少なくなって見やすいですね。ここ近年人気なのは折りたたみできるミラー。バイクのハンドルを左にきって駐車すると、狭い駐輪場ではミラーが邪魔になるからです。
すり抜けに用に小さいミラーを選ぶのはNG
すり抜け走行をするために小さいミラーへ変更するのはおすすめできません。現状の道路交通法では、すり抜け走行は複数の違反をしないと成立しないからです。
しかし、標準装着のミラーは万人向けの位置になっていますので、標準体型以外のバイク乗りにはミラーの交換をおすすめします。ライディングポジションに合わせてミラーの位置を変更すると、視線の移動量が少なくなります。
バイク用ミラーの規定
保安基準より小さいミラーは違法?
バイクのミラーは道路運送車両法で仕様が決められています。250ccを超えるバイクで規定に合わないミラーに交換すると車検に通らないこともありますのでおすすめできません。
平成19年1月1日以降に製造されたバイクや平成17年1月1日以降に型式認定されたバイクは、新基準のミラーでないと車検に通せません。250cc以下のバイクや原付スクーターでも、トラブルに備えて留意しておきたいポイントです。
規定:大きさ
新基準のミラーの鏡面の大きさは69cm²以上の面積が必要です。円形のミラーは直径が94cm以上150cm以下に定められています。円形以外のミラーでは、鏡面に直径7.8cmの円が入る大きさが必要で、サイズは12×20cm未満が規定値です。また、何かにひっかけても衝撃を受け流す構造(ターナー)になっている必要があります。
新基準の対象とならないバイクでは、ミラーの大きさに規定はありません。しかし、見やすいミラーを求めるなら、新基準にならうのがおすすめです。
規定:位置
バイクのミラーの位置は規定で定められています。バイクの中心線とミラーの中心の距離が28cm以上あればOKです。バイクの中心線はステアリングステムを通る直線を、ミラーの中心との距離はバイクの中心線と直角に交わる直線で測ります。
ミラーの位置は規定に難しい印象を受けるかもです。しかし、見えやすい位置にミラーがあれば違法になることはごく少ないといえます。ハンドルマウントのミラーであればまず問題ないでしょう。
原付スクーターなど
最高速度が50km/h以下のバイクは左右にミラーを取り付ける必要がありません。しかし、この最高速度の捉え方が問題。制限速度なのか?バイクの性能上の速度なのか?そのあたりが不明瞭なのです。また、バイクの性能上の最高速度を明記した資料も公開されていません。
かつての中速車(250cc以下のバイクや大型貨物車)の制限速度が50km/hだったころの名残なのか?もっと昔の道路交通法の影響か?それも定かではありません。
余談:最高速度が50km/hを超えるバイクとは?
ちなみに、原付バイクの理論上の最高速度を計算すると、50km/hを超える車種と超えない車種があります。その現実を踏まえると、性能上の最高速度が基準になるとは考えにくいですね。
バイクのミラーに関する基準を定めている道路運送車両法では、制限速度が最高速度だと捉えるべきかもです。50ccの原付バイクは右ミラーのみでOK、50ccを超える125cc以下の原付二種バイクは左右にミラーが必要、と推し量れます。
見やすい&かっこいいミラーがおすすめ!
では本題!ここではアメリカン、クラシック、スポーツネイキッド、原付スクーターと、バイクの種類別におすすめのミラーを紹介します。後方が見やすい新基準のミラーばかりを集めました。
バイクは自動車のように運転支援システムに頼れませんので、見やすいミラーから選ぶのがおすすめ!しかし、デザインも重要です。かっこいいミラーはツーリングの気分を高めてくれます。
おすすめのバイク用ミラー:アメリカン3選
重厚なデザインがおすすめ!
アメリカンバイクではクローム調でステーが短めのミラーが人気です。しかし、かっこいいデザインを重視しすぎると新基準を満たさない可能性があります。おすすめは新基準を満たした国内メーカーのミラーです。
ステーが短いとミラーの角度調整幅も狭くなりますので、鏡面の可動域もチェックしたいですね。ちなみに、フロントフォークにミラーを取り付けると車検に通らない可能性がありますのでおすすめできません。
クラシカル3/メーカー:タナックス
クラシカル3/タナックス
タナックスのクラシカル3はアメリカンバイクに人気のミラーです。楕円のミラーは丸目ライトのアメリカンバイクにおすすめ!鏡面の取り付け位置をバイクに合わせて変更できるのもおすすめポイントです。やや控えめなデザインはアメリカンバイクのかっこいいシルエットを崩しにくいですね。
レビューでは、動の影響を受けにくく鏡面は小ぶりながら見やすいとのこと。鏡面の可動域は標準的ですので、取り付け時の位置決めは厳密に行いましょう。
スティングレイミラー:メーカー:タナックス
スティングレイミラー/タナックス
タナックスのスティングレイミラーは重厚な雰囲気に人気のミラーです。アメリカンバイクとの相性は抜群!サイズは小ぶりなものの、ステーは短すぎず、ミラーの形状が外側に広いのがおすすめポイント。アメリカンバイクのみならず、クラシック系ネイキッドにもおすすめです。
サイズの割に死角が少なく、振動によるブレも少ないとのこと。王道的なデザインは車種を選ばず装着できますが、原付バイクには少し大きく感じるかもです。
エーゼットフォー/メーカー:タナックス
エーゼットフォーミラー/タナックス
タナックスのエーゼットフォーはやや角張った鏡面がかっこいいミラーです。シャープで硬派な雰囲気ですので、ホンダのレブルシリーズやハーレーのスポーツスター系といったスポーティなアメリカンバイクにおすすめ!鏡面の取り付け位置は調整できます。
標準装着ミラー並みに大きく、後方が見やすい鏡面もおすすめポイント。引っかけた時に衝撃を受け流すターナー機構はミラーステーの角度調節でも便利です。
おすすめのバイク用ミラー:クラシック3選
スタイルに合わせて選ぶのがおすすめ!
クラシック系ネイキッドバイクはスタイルに合わせたミラーの選び方がおすすめです。4気筒なら丸型、2気筒なら角型、カフェレーサーカスタムならバーエンドの丸型に人気があります。
もちろん車種に合わせた例外もおすすめ!個性をアピールしてこそのミラー交換です。自由な発想で選び方を考え、あなたのバイクに似合うミラーを探しましょう。見やすいミラーを求めるなら、新基準のミラーから探す選び方がおすすめです。
Z2タイプミラー/メーカー:キジマ
Z2タイプミラー/キジマ
キジマのZ2タイプミラーは4気筒のネイキッドバイクに人気があります。ステーを固定しても鏡面で調節できるのがおすすめポイント。カワサキ車以外に装着しているバイク乗りも多いですね。クラシカルなメッキ(203-9143)はもちろん、精悍なブラック(203-9142)もおすすめです。
キジマのZ2タイプのミラーは短めのステーがかっこいいですね。鏡面は新基準対応ですが、ターナーは別途追加しなければなりません。
エーゼットスリー/メーカー:タナックス
エーゼットスリー/タナックス
タナックスのエーゼットスリーは2気筒や単気筒のクラシック系ネイキッドバイクにおすすめです。硬派でトラディショナルな雰囲気はヤマハのSR400、ホンダのGB350、カワサキのW650/800に装着するとかっこいいですね。ブラックカラーもラインアップされています。
アメリカンバイクにおすすめのエーゼットフォーよりステーは少し長めですので、クラシック系ネイキッドの端正なシルエットを崩さないのもおすすめポイントです。
バレンネオミラー/メーカー:タナックス
バレンネオミラー/タナックス
タナックスのバレンネオミラーはカフェレーサースタイルのクラシック系ネイキッドバイクにおすすめです。ボールポイントタイプですので、見やすい角度に調整できます。アルミダイキャストボディの鈍い輝きもかっこいいですね。精悍なブラックもおすすめです。
左右にミラーを振れますので、微妙なシルエット調整もできます。メーカーHPに取扱説明書が公開されていますので、取り付け方法も確認しましょう。
おすすめのバイク用ミラー:スポーツ3選
切れ味のいいデザインがおすすめ!
スポーティなネイキッドバイクにはシャープなデザインのミラーがおすすめです。ハンドルとシートの関係が車種によって違いますので、ステーの長さはライディングポジションに合わせた選び方をおすすめします。
スポーティなネイキッドバイクが登場したのは燃料供給装置がフューエルインジェクションへ移行した後ですので、ミラーが新基準になった後。新基準のミラーでないと車検を通せない確率が非常に高いですね。
カーボニッシュポリゴンミラー/メーカー:SP武川
カーボニッシュポリゴンミラーセット/SP武川
SP武川のカーボニッシュポリゴンミラーはエッジの効いた形状に立体形成のカーボン調がおすすめポイント。標準的な長さのステーや視野の広い鏡面が見やすいですね。原付二種のMT車やスクーターへの交換にも人気があります。
新基準対応ですが、ヤマハ車用の逆ネジセットはバイクに備え付けのミラーアダプターに取り付ける必要があります。ハンドルの端から出る場合もありますが、標準装着ミラーからの交換にもおすすめです。
クロス3プラス/メーカー:タナックス
クロス3プラス/タナックス
タナックスのクロス3プラスはかっこいいデザインながらも実用性と汎用性の高いミラーです。自然な写りのシルバー鏡と夜間も見やすいブルー鏡の2種類があります。シャープなデザインは原付二種スクーターにも人気です。
ステーを2cm延長できるアダプターが付属しているのがおすすめポイント。ライディングポジションに合わせやすいですね。延長アダプターは高さ調整にも使えます。延長アダプターを使わなければ低く構えた位置になってかっこいいですね。
ハイサイダー/メーカー:デイトナ
ハイサイダー/デイトナ
デイトナのハイサイダーは見やすい大きさがおすすめのバーエンドタイプのミラー。かっこいいアルミ製のアームや軽量な重量もおすすめです。新基準を満たしたバーエンドタイプのミラーは少ないので、安心できる国内メーカーから選ぶのが正攻法だといえます。
お値段はなかなかなものですし、アダプターをハンドルの内径に合わせて別途購入しなければなりません。しかし、形状とカラーのバリエーションが豊富で、バイクに合わせて選べるのでおすすめです。
おすすめのバイク用ミラー:原付3選
実用重視の選び方がおすすめ!
原付スクーターはハンドル操作がしやすくなる軽量なミラーがおすすめです。速度域が低く、エンジンの振動も少ないので、ミラーの剛性感は二の次にしてもOKです。
原付スクーターは狭い駐輪場にも駐車できるのがメリットです。しかし、ハンドルを左に切ってロックするとミラーが他のバイクや自転車に当たることがありますので、折りたたみ式のミラーもおすすめです。ただし、左側のミラーは付いていなくても違法ではありません。
バイクミラー/メーカー:バイクパーツセンター
バイクミラー/バイクパーツセンター
バイクパーツセンターのバイクミラーはクローム調でありながら値段が安いのでおすすめです。樹脂未塗装のミラーからトラッドな雰囲気にチェンジできます。レビューでは、法定速度内ならブレないので見やすいとのことです。
原付スクーターは街乗り最強バイクとして日常の移動手段として活躍します。ついついラフな扱い方をしてしないますので、ミラーはお値段勝負の選び方もおすすめです。
ラジカルミラー/メーカー:タナックス
ラジカルミラー/タナックス
タナックスのラジカルミラーは折りたたみ式のオフロードバイク用ミラーです。オフロードバイク用ですが、折りたたみができますので、狭い駐輪場に駐車する機会が多い原付スクーターにもおすすめ!集合住宅やスーパーの駐輪場でも、折りたためばミラーが邪魔になりません。
ラジカルミラーはステーの長さが調節できるのもおすすめポイント。原付スクーターは全幅が短いので、体格に合わせてミラーを調節できるほうが便利です。
オフロードミラー2/メーカー:タカツ製作所
オフロードミラー2 (M8) /TAKATSU
タカツ製作所のオフロードミラー2もオフロードバイク用の折りたたみ式ミラーです。折りたたみ式のメリットは先述のラジカルミラーと同じなのですが、ミラーの位置を前方に移したステーの形状がおすすめポイント!
原付バイクのハンドルは低く、押し歩きするときにミラーが腕に干渉する車種が多いですよね。オフロードバイクでのスタンディングフォームがしやすいようになったステーの形状が、押し歩きでの腕の干渉を防いでくれます。
おすすめのバイク用ミラー:まとめ
種類に合った見やすいミラーを選ぼう
バイクのミラーは単なる保安部品ではありません。見やすいミラーを選ぶのは大前提ですが、バイクの種類に合ったかっこいいデザインを選ぶのがおすすめです。ミラーの交換はセンスの見せどころ!お値段の安いミラーも多いので、カスタムの第一歩にもおすすめです。
バイクを自分好みに育てると愛着がわきます。少しイメージチェンジしたい!手軽に個性をアピールしたい!ミラーの交換でバイクの表情は大きく変わりますよ。
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出典:ライター撮影