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ツーリング写真の簡単な撮り方8つの方法!基礎から応用までを解説!

スマホやコンデジでの簡単な撮り方をメインにツーリング写真の撮り方を基礎から応用まで解説します。ツーリングの思い出として撮影するだけでなく、写真のオリジナリティについても触れました。ツーリング写真は旅の途中で感じたあなたの感情を撮影するものなのです。
更新: 2021年4月27日
hosokawa_taka
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スマホやコンデジでツーリング写真に取り組む:はじめに

スマホのカメラ機能やコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)で撮影したツーリング写真をSNSで公開する人が増えました。中には強烈な個性や瑞々しい感性で撮影された写真もあります。きっと高級なカメラで撮影しているんだろうな…そう思う人もいるでしょう。しかし、スマホやコンデジでも工夫すれば美しい写真を撮影できる方法があります。

スマホやコンデジではいい写真が撮影できない?

ツーリング写真を撮影するのにスマホやコンデジは不向き?いえいえ、そんなことはありません。確かに、一眼レフは高性能ながも操作しやすいので撮影意図を反映させやすいです。しかし、スマホやコンデジは手軽に使えますので、鮮度が高い写真を撮影できます。

スマホやコンデジと一眼レフの違い

スマホやコンデジと一眼レフの特徴をまとめます。写真は美しさだけがすべてではありません。一番大切なのは写真のなかにあなたの感情が写っているかどうかです。写真がきれいに撮れない理由をカメラのせいにしているうちは高性能なカメラを使っても美しい写真を撮影できませんよ。

一眼レフの特徴

一眼レフカメラはレンズの口径や撮像素子(センサー)のサイズが大きく高性能で、必要な機能を直観的に呼び出せるようになっています。つまり、撮影者の意図を写真に反映させやすいカメラなのです。しかし、カメラボディやレンズが大きく、取り扱いに多くのエネルギーが必要になります。

スマホやコンデジの特徴

ポケットやヒップバッグに入れて持ち運べるスマホやコンデジは気軽に使えますので、あなたの気持ちを短時間で写真に反映させることができます。解像度もSNSへのアップロード、年賀状の素材、デジタル機器での閲覧がメインでしたら問題ありません。しかし、撮影意図に合わせて細かくコントロールするのは難しいですね。

簡単に上達するツーリング写真の撮り方①心得

いい写真を撮影しようと思わないのが一番の上達方法です。あなたが感じたことを信じましょう。難しいことは考えず、直感を大切にすればオリジナリティあふれる写真を撮影することができます。かっこいい写真、美しい写真を撮ろうとするほど、どこかで見たような写真になってしまうからです。

ツーリング写真を撮影する注意点:マナーを守る

海外からSNSにアップロードされたバイク写真でよく見られる、道路上にバイクを駐車しての迷惑なツーリング写真。

交通の妨げになる撮り方は厳禁です。道路の真ん中にバイクを停めて撮影した写真をたまに見かけますが「私は他人の迷惑を気にせず行動する人です」と主張しているようなものです。恥ずかしいのでやめましょう。

観光名所の前で撮影するために、歩道上や出入り口にバイクを駐車している迷惑な作例。

簡単に上達するツーリング写真の撮り方②構図の基礎

構図の基礎について解説します。構図に関する基礎を身に着ければあっという間にツーリング写真が上達します。まずは安定感のある写真の撮り方を実践しましょう。構図の基礎を理解していないのにオリジナリティを出そうとすると奇をてらった写真にしかなりません。

バイクと風景の割合

風景に心を揺さぶられたときは風景を主役に、バイクの造形に心を揺さぶられたときはバイクを主役に構図を決めます。バイクや風景が占める画面上のボリューム感を重視しましょう。直観的に判断できない場合は構図を少しずつ変えて何枚も撮影する方法がおすすめです。

バイクと風景のボリューム感が中央に寄ったバランスが悪い作例。

少し位置を変えるだけでバランスが良くなった作例。

バイクの配置

スマホやコンデジの画面にグリッドラインを表示し、グリッドラインが交わったところに主役とわき役を配置すると写真が安定します。グリッドラインが表示しない場合は画面の対角線上に主役とわき役を配置するのもおすすめです。

バイクは真ん中で説明的、わき役は邪魔でしかない。

撮影位置を少しずらすと改善される。

構図決定の注意点:水平を意識する

音楽に音階があるように、写真にも最低限の基準があります。オリジナリティを大切にするほど、水平を意識して撮影しましょう。水平がズレている写真は見る人に気持ち悪さを与えてしまいます。また、意図的に水平を狂わせた写真は注目されやすいのですが飽きられやすいですね。

バイクと風景両方を画面に入れようとし、水平を狂わせた作例。


水平に戻した作例。

簡単に上達するツーリング写真の撮り方③構図の応用

構図の応用について解説します。安定した構図の写真を撮影できるだけでも十分ですが、あなたの撮影意図を反映させられるよう構図を応用しましょう。バイクの角度や撮影位置に少し注意を払えば、あなたの感情を撮影したツーリング写真になります。

バイクの角度など

あなたのバイクを魅力的な角度で撮影しましょう。斜め後ろからのセクシーなくびれ、正面からの射られるような眼差し、側面からの凛とした姿勢…など、あなたの「好き」を主張すればいいですね。風景を主役にする場合でもバイクの角度にはこだわるべきです。

セクシーなくびれ。

擬人化しやすい正面からの撮影。

バイクはどこから見ても美しい。

撮影の位置

カメラの位置は臨場感を表現する要素なのでバイクと風景の位置を考えながら構図を応用しましょう。立って撮影、座って撮影、寝ころんで撮影など5段階くらいの高さ位置があればいいですね。極端に高い位置から見下ろすとあなたは蝶や鳥になれ、低い位置から見上げるとあなたは昆虫や小さな花になれます。

まずはあなたの背の高さで撮影する。

高い位置からの撮影を模した作例。

低い位置からの撮影を模した作例。

構図決定の注意点:写真で説明しない

説明的な写真ほどつまらないものはありません。バイクをど真ん中に配置した写真はカタログ画像のようになっていしまいます。また、ツーリング写真に5W1Hはタブーだと捉えましょう。写真は言葉にできない感情を表現するためのものだからです。SNSにアップロードする場合ならコメントに書き込めばいいのです。

基礎編としては問題ないが、応用編としては文字が入っていて五月蠅く感じる。

簡単に上達するツーリング写真の撮り方④光遊びの基礎

光と影を見方にして、あなたのツーリング写真をグレードアップさせましょう。人間の目は光と影を通した後、脳でコントラスト(光の強弱)を補正しているのですが、カメラにはそれができません。スマホやデジカメはコントラストの強弱に弱いので、基本的な撮影方法を身に着けておくことが必要です。

太陽のとカメラの位置の関係:順光

太陽を背にした撮影(順光)ではコントラストが均一な写真を撮影できます。ハイライト(明部)からシャドウ(暗部)まで全体の色彩が明確ですし、色のりもいいですね。順光での撮影は基本的な撮影方法だといえます。しかし、画面全体が平面的で説明的になってしまう傾向にありますね。

太陽のとカメラの位置の関係:逆光

太陽を正面にした撮影(逆光)ではハイライトに露出を合わせばシャドウが黒く潰れ、シャドウに露出を合わせるとハイライトが白く飛びます。ハイライトとシャドウ、どちらに露出をわせるのかを選択することになるので、撮影意図に合った撮り方をするのがベストです。

風景にAE・AFロックした作例。

風景にAFロックした作例。-1ほどEV補正すればと後悔する。

光遊びの注意点:厳しい条件ではたくさん撮影する

ツーリング先ではその瞬間でしか出会えない景色ばかりですので、ハイライト、シャドウ、中間、すべてに露出を合わせて撮影しておくことをおすすめします。スマホやコンデジのスポット測光機能やタッチ自動露出機能を使って5枚ほど撮影してからどれがベストかを判断しましょう。EV機能を使った段階露光もおすすめです。

AE・AFロックのみでの逆光撮影。

バイクに露出を合わせ背景を白く飛ばした作例。+2のEV補正。

角度を変えて。+2のEV補正。

簡単に上達するツーリング写真の撮り方⑤光遊びの応用

光と影を意識した撮り方をマスターすればリアリティあふれる写真を撮影できるようになります。時刻や季節をシンプルに撮影することで写真を観る人にあなたの感情を伝えましょう。太陽の方向だけでなく、角度を把握するだけで簡単に光遊びできる方法を紹介しますね。

太陽の角度による効果:時刻


ツーリング写真を撮影するにあたって太陽の角度は極めて重要です。太陽が真上にある時間帯では風景の色彩が鮮やかになり、影が濃くて小さくなります。逆に太陽が横から差す時間帯では色彩や柔らかくなり、影が薄く大きくなります。

朝日を模した作例。

正午ごろの陽光を模した作例。

太陽の角度:季節

太陽の角度は時刻だけでなく季節でも変化しますので意識して写真に反映させましょう。夏の太陽光は直角に当たり、冬の太陽光は斜めに当たります。太陽の角度を利用して季節感を出せば、気温や湿度、風やにおいも写真で表現できますよ。

冬の陽光を模した作例。

太陽がバイク後方から昇る作例。

光遊びの注意点:晴天時しかできない?

曇天時や雨天時は色彩が落ち、太陽光による光遊びがしにくくなります。それを逆手にとって曇天時や雨天時のあなたの気持ちを写真で表現してもいいですね。中にはバイクのガソリンタンクの美しさを演出できるのは流れる雨雫のみ…というツワモノもいます。

光源がフラットでインパクトに欠けた作例。

簡単に上達するツーリング写真の撮り方⑥感情を撮影する

写真で撮影したあなたの感情は観る人に伝わりにくいものです。好きだという感情が人に伝わりにくいのと似ていますね。人に言葉で「好き」を伝える場合ははっきりした大きな声で伝えなければなりませんが、写真には言葉がありません。ですので伝えるためには大胆さが必要です。

主役とわき役の役割を誇張する

アクセルワイドオープンで主役を引き立てるのがおすすめです。バイクはどんな車種でも造形が美しく、それだけでもフォトジェニックな被写体です。そこに美しい風景を取り入れるとぶつかりが生じます。写真はシンプルに感情を撮影しなければ五月蠅くなってしまいますので、必ず主役とわき役を決め、役割を誇張しましょう。

バイクを主役にした作例。

風景を主役にした作例

観る側に想像する余地を与える

観る側に想像する余地を与えるくらいのほうが共感を得やすい写真になります。余計なものは排除し、余白を生かした撮り方にもチャレンジしましょう。人によっては何も伝わらない可能性もありますが、何かを感じ取ってくれる人は必ずいます。

バイクを主役に撮影するが、背景に邪魔なもの(徳利)が写っていている。

余計なものの写り込みを排除すると余白ができた。

注意点:大胆なツーリング写真の撮り方

奇をてらった写真は観る人から共感を得られません。大胆なツーリング写真を撮影するには、構図、光源、露出のいずれか一つだけで冒険しましょう。

ありえない構図を試した作例。失敗を恐れずチャレンジすること。

簡単に上達するツーリング写真の撮り方⑦カメラの機能

スマホやコンデジの機能は効果的に使いましょう。あなたのスマホやコンデジに搭載された機能について熟知しておくことをおすすめします。スマホやコンデジは一眼レフよりも操作性がよくありませんので、ワンタッチで呼び出せる機能をフル活用します。

基礎的な機能

ピントを合わせるところを固定するAFロック機能、露出を合わせるところを固定するAEロック機能は便利です。カメラを起動させた時点では画面中央のピントや露出を合わせるようになっていますが、画面中央にピントや露出を合わせることはほとんどありませんので頻繁に使う機能です。

+1のEV補正をした作例

全く同じ状況下で-2のEV補正をする。明るさで写真の印象が変わる。

スマホやコンデジに搭載されたエフェクト機能の活用も視野に入れましょう。あなたの撮影意図に沿ったエフェクト効果であれば躊躇する必要はありません。エフェクト効果について否定的な意見もありますが、新しい表現方法だと捉えるのか、邪道だと捉えるのかはあなた次第です。

モノクロームによる表現。ハイキー(明るめ表現)とローキー(暗め表現)の両方を試したい。

モノクロームによる作例。風景にピントを合わせる。

カメラの機能を使うときの注意点


スマホやコンデジでは特殊なエフェクト効果を加えた撮影もできます。ナチュラル表現のまま撮影してからエフェクト効果を加えてもいいですし、エフェクト効果を加えた状態で撮影しても構いません。エフェクト効果を加えすぎると飽きられやすいツーリング写真になるので注意しましょう。

エフェクト効果を使いすぎてトリッキーになった作例。

簡単に上達するツーリング写真の撮り方⑧オリジナリティ

簡単に上達するツーリング写真の撮り方をズバリ答えると「あなたが撮影した写真を教材にする」です。誰かが撮影したツーリング写真を教材にしても上達しません。撮影現場であなたが感じたことが何よりも正確なデータなのです。

自分のツーリング写真から学ぶ

今まで撮影したツーリング写真をチェックして改善点を探りましょう。あなたの写真をあなたが評価することで次のツーリング写真に活かします。特にお気に入りの写真は細かくチェック!お気に入りの写真を脳裏に焼き付けた状態で撮影することが、あなたのオリジナリティを生み出します。

やや画面左上にバイクを寄せた作例。※中心にしたのはヘッドライト。

バイクを中心に配置した作例。※中心にしたのはヘッドライト。

やや右下にバイクを寄せた作例。構図が違うだけで印象が大きく変わる。
※中心にしたのはヘッドライト。

撮影時の記録から学ぶ

スマホやコンデジで撮影したツーリング写真のデータは詳細にわたって確認できます。スマホやデジカメでは日時、絞り、シャッタースピードだけではなく、機種によっては撮影場所、当時の天候や気温を記録できるカメラもありますね。撮影時の記録と仕上がりを見比べ、改善点を探りましょう。

焦点距離:4.24mm
絞り:f3
シャッタスピード:1/125秒

焦点距離:6.67mm
絞り:f3.9
シャッタスピード:1/1,000秒

オリジナリティを追求するための注意点

誰かのツーリング写真を研究しても真似事にしかなりません。どこかで観たような写真には新鮮さがなく、おもしろ味に欠けています。何度も言う通り写真はあなたの感情を撮影するものなのですから、あなたのオリジナリティを追求するべきです。

この写真をどう見る?平凡な写真?感情をかんじる?それを決めるのはあなたです。

スマホやコンデジでツーリング写真に取り組む:まとめ

基礎的な知識をベースにあなたの撮影意図に沿った応用をするだけでクオリティの高いツーリング写真を撮影できます。あなたが一人で楽しむ写真はもちろん、誰かに伝えるための写真にもあなたのオリジナリティを大切にしましょう。ツーリング写真の撮影はツーリングの目的にもしやすいのでおすすめです。

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