アスファルト舗装はdiyでできる
アスファルト舗装は決して難しくない
自宅の舗装工事を依頼したいと考えている人は多いのではないでしょうか。駐車場など、外構の一部を舗装すれば見た目もきれいになり快適性も高まるでしょう。しかし、アスファルト舗装工事は、狭い範囲でも施工料が高いというイメージがあります。
アスファルト舗装工事はdiyでできるのです。しかもイメージしているよりもきれいな仕上がりをdiyで実現させることができるでしょう。diyメリットやデメリット、そして注意点を把握すれば決して難しくありません。
アスファルト舗装をdiyでするメリット
とにかく安く施工できる
diyでアスファルト舗装を行った場合、とにかく安く施工できます。アスファルト舗装工事は狭い範囲でも業者に依頼をすれば驚くような費用になってしまうことも珍しくありません。そのため、自分でできるのであれば、その方が費用を抑えられます。
ただしdiyで施工をするときには、その場所に重たい物を置かないことを前提とするべきです。自分でできるアスファルト舗装工事は、歩行用の強度レベルのため、そういったことを踏まえてdiyで工事をしましょう。
業者に見積や施工を依頼する手間を省ける
アスファルト舗装を業者に依頼をするときには、まずは見積もりを取得する必要があります。さらには打ち合わせも行い、業者が施工できる日程調整を組む必要があると言えるでしょう。こうした手順を踏むことは業者への依頼を行うときには当たり前の流れにです。
しかし、diyでアスファルト舗装をするときには、こうしたわずらわしさはありません。自分が施工したい日にすぐにdiyでできるメリット、さらには打ち合わせなどを省けるメリットがdiyにはあるのです。
達成感が大きい
diyでアスファルト舗装を行えば大きな達成感を得られるメリットもあります。材料を自分で入手してdiyでの補修方法などを検討して費用も検討して完成させれば、大きな達成感に繋がるメリットを得られるでしょう。
アスファルト舗装はどうしても業者に依頼するというイメージが強いはずです。業者しかできないという印象の施工をdiyでできたという達成感は、かなり大きいと言えます。こうしたメリットも得られることもdiyにはあることを知っておきましょう。
アスファルト舗装をdiyでするデメリット
綺麗に完成しない可能性がある
diyでのアスファルト舗装の最大のデメリットは、きれいに完成しないことがあることです。アスファルト舗装を行うには、知識と経験が基本的には必要になります。そのため、初めてdiy施工したときには、失敗してしまうデメリットがあるのです。
こうしたdiyによるデメリットを防ぐには、材料の準備を整えておくことや、補修方法などの検討を行うことでしょう。diyでのアスファルト舗装は簡単ではありませんが、ビギナーでもdiy施工できます。
強度不足に陥る可能性がある
アスファルト舗装はしっかりと埋め固める必要があるのです。また、施工を行う気温や湿度によっては強度が低下してしまうデメリットもあります。業者の施工の場合は、こうした強度不足になってしまうことはほとんどありません。
しかし、diyでのアスファルト舗装の場合、この強度不足に陥ってしまうデメリットが発生してしまう可能性があります。こうしたdiyによるデメリットを防ぐには、やはり正しい知識を取得してdiy施工する必要があるのです。
アスファルト舗装をdiyで行う7手順
1:まずは地面を整える
diyにてアスファルト舗装を行う方法は、まずは地面を整えましょう。この地面を整えるのは、diyアスファルト舗装を行う上でかなり重要な手順になります。舗装箇所の雑草を除去、さらにはゴミなどのをしっかりと取り除いておきましょう。
この手順を怠ることで、舗装固化しても強度不足になってしまう可能性があります。簡単に地面を整えるのではなく、かなり時間をかけてdiyにて地面を綺麗に整えるように注意しましょう。
2:地面を平らに整える
次のdiyの手順は、地面を平らに整えることです。アスファルト舗装をできるだけ綺麗に仕上げるには、この手順はとても大切になります。地面が波打っていると、アスファルト舗装も波打った状態で仕上がってしまうことがあるのです。
部分的な補修でも、その補修個所はできるだけ平らに整るようにしましょう。平らに整える用の材料や機材などを持っていないことが多いかもしれませんが、目視でも構いませんので、しっかりと地面を平らに整えるように注意してください。
3:アスファルトを地面に敷く
次のdiy手順はいよいよアスファルトを地面に敷く工程です。常温アスファルト合材を使用することになりますが、できるだけ一気に常温アスファルト合材を袋から出して敷きましょう。部分的に敷くのではなく、まとめて被せるイメージで敷きます。
重要なことは、この常温アスファルト合材は湿度にさらさないようにすることです。粘り気が強く常温アスファルト合材は敷きにくいと感じるかもしれませんが、舗装箇所に頑張って敷き詰めましょう。
4:均等にならす
地面に敷いたアスファルトを、今度は均等にならしていきます。常温アスファルト合材はならすには力がいりますが、時間をかけてしまうと固化しますので、スピーディーに平らにならしていくのです。しっくい作業で使うコテなどを使ってもいいでしょう。
この手順で表面が綺麗に仕上がるかが決まってきます。簡単な作業ではありませんが、慣れれば常温アスファルト合材は扱いやすいのでぜひ挑戦してください。ただし、とにかくスピーディーに仕上げることに注意しましょう。
5:表面に水を撒く
常温アスファルト合材は、水に反応して固化します。そのため、表面に水を撒く手順を忘れないようにしましょう。水は大量に撒く必要はありません。表面が濡れるくらいに撒いておけば常温アスファルト合材は固化してくれます。
水を撒くのはジョーロなどで問題ありません。もし、少し広い面積diyでアスファルト舗装した場合は、ホースを使って水を撒きましょう。均等に水がいきわたるように、ホースの場合でも先はシャワータイプにしておくことをおすすめします。
6:表面を締め固める
次のdiy手順は表面を固める作業です。方法はアスファルト舗装をした場所を足で踏み固めます。しかし、足でそのまま踏み固めた場合、凹みができる可能性があるのです。凹みを防ぐためには、当て板などを敷きましょう。
当て板を敷くことで力が均一に加わり、凹みを防ぐことができます。凹みがついてそのまま固まると、補修を行うのが大変なため、凹みを防ぐために当て板を敷くのがおすすめです。強度を出すためにも、しっかりと踏み固めることに注意してください。
7:アスファルトを乾燥させる
最後にアスファルトを完全固化させます。アスファルト舗装の固化は、直射日光の乾燥により固化させるのです。天気がよく、湿度が低い日なら2時間から3時間ほどで完全固化します。ただし湿度が高い日は倍の時間がかかりますので注意しましょう。
手順は特になく、日光に当てるという方法のみです。しかし、このときにはアスファルト舗装の表面を踏んだり触ったりしないようにしましょう。じっと我慢をして固化するのがdiyにて綺麗に仕上がるコツです。
アスファルト舗装をdiyで綺麗に仕上げるコツ
気温と湿度を意識する
diyにてアスファルト舗装綺麗に仕上げるには、気温と湿度を必ず意識することがコツです。アスファルトは気温と湿度によって固化強度に大きな違いが生まれます。気温が高く、湿度が低い日は正しい強度が得られるのです。
反対に気温が低く湿度が高ければdiy施工で凹みができやすい状態になります。しっかりと強度を出すには、必ずこうしたことを意識するのがコツです。アスファルトの材料のデメリットを知ることで、トラブルは回避できるでしょう。
固化する前に表面をならす
しっかりとした強度を得られても、表面が綺麗に整ってなければ失敗と言えます。美を意識したアスファルト舗装を完成させるには、表面のならしをできる限り早く、丁寧に行うのがコツです。アスファルト合材は生き物です。
袋から出した瞬間から固化は始まっています。まだ柔らかいうちに材料の表面を綺麗にならせば、簡単に綺麗に表面を整えることができるのです。これは慣れもコツになるため、不安であれば少量の材料からdiyの挑戦してみましょう。
広い面積は区切りをつけて補修する
diyで広い面積のアスファルト舗装方法はとても難しいです。部分的な補修なら比較的簡単ですが、広い面積の場合は人力では限界があります。こうした場合のおすすめの補修方法は、数メートルで区切りをつけてdiy補修することでしょう。
目地材を区切り部分に当てることで、舗装と舗装の区切りの強度低下を防げるのでおすすめの方法です。こうしたことにも注意して補修すれば、広い面積のdiyアスファルト舗装でもデメリットを感じることなく補修できます。
diyで活躍するおすすめアスファルト5選
1:マイルドパッチ
このアスファルト合材は、前田道路が販売している材料です。前田道路はアスファルト舗装の施工や材料を作っているかなり有名な建設会社だと言えます。アスファルト合材の適切な配合により、ビギナーでも簡単に舗装ができると人気です。
前田道路のこの合材は、仕上がりがきれいでdiyでの方法に慣れていなくても安心して使えます。部分的な補修にもおすすめです。仕上がりにこだわるなら前田道路のこの材料を使ってみてください。ホームセンターでも購入できます。
マイルドパッチ
容量 | 20kg |
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材質 | 常温アスファルト合材 |
2:NIPPOレミファルト アスファルト常温混合物
この材料は、前田道路ではなくNIPPOから販売されている舗装材料です。ホームセンターではなかなか見かけませんが、インターネットなら簡単に購入できます。プロも使う材料のため、品質が高くおすすめです。
注意事項として、固化のスピードが少し早いのがデメリットですが、固早く仕上げたい場合にはメリットは大きいでしょう。注意事項をしっかりとチェックして施工すれば、きれいでイメージ通りの施工を完成できます。
レミファルト アスファルト常温混合物
容量 | 30kg |
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3:エムコール
しっかりと30kg入ったアスファルト合材です。これも前田道路ではなくシンレキ工業という会社が販売しています。ホームセンターではなかなか見かけないかもしれませんが、業務用の材料を扱っているホームセンターならあるかもしれません。
簡易型のため、ギビナーが行う方法でも簡単に施工できます。また、比較的安いため費用を抑えたい人にもおすすめです。幅広い用途で使えますので、コツを掴めば間違いなくおすすめの材料になるでしょう。
エムコール
容量 | 20kg |
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4:ロードケア
ロードケアは三井住友道路の製品です。作業が簡単で安価なためら費用も抑えられます。大型のホームセンターでも販売されていますので、ぜひ探してみてください。また、この材料はプロも頻繁に使用します。
コツを掴めばかなりおすすめの舗装材料になりますので、初めてアスファルト舗装をする人にはぜひ活用して欲しい舗装材料です。1袋20kgも入っていますので、一般家庭用なら十分の量だと言えるでしょう。
5:アスファルトV
まずは試しとしてアスファルト舗装をdiyでしたいときには、このアスファルトVをおすすめします。安い価格で購入することがでるのです。ただし、アスファルト合材としての能力はしっかりあります。
舗装部分に穴が開いてしまっている箇所にも使え、さらには軽くならして転圧を加えることで完了しますので、コツを掴めば手軽に使えるのもこのアスファルト合材の魅力です。ぜひ使ってみてください。注意点は容量が少ないことでしょう。
アスファルトV
容量 | 10㎏ |
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アスファルト舗装のdiyに挑戦してみよう
手順を守ればきっと綺麗に仕上がる
diyでのアスファルト舗装は、コツを掴めば誰でも施工することができます。また、費用を抑えることもできますので、デメリットよりもメリットが多いことは間違いありません。アスファルト合材はホームセンターでも販売していますので、じっくりも探してみてください。
ただし、基本的な施工手順や注意事項は必ず守るようにしましょう。コツを掴むのが難しい場合は、事前に少量でテストするのもおすすめです。ぜひ、diyでアスファルト舗装を挑戦してください。
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