お台場ピクニックでのおすすめアクセス
お台場には3つの区がある
東京の都心にある「お台場」と言えばデートスポットとして人気ですが実は、お台場は「3つの区」が混ざった珍しいエリア。
魅力的な施設が建ち並ぶお台場自体は「港区」ですが、船の科学館がある東京港トンネル側の自然豊かなエリア「品川区」。そして人気の東京ビッグサイトや大観覧車があるエリアは「江東区」です。お台場ピクニックでアクセス情報などを調べるときには、「区」の違いには気をつけましょう。
お台場ピクニックで車での移動は避けよう
ピクニックへ行くとなると、お台場でもやっぱり車で行きたくなりますよね。しかしお台場エリアは全て埋立地。どこから行くにも「橋」を渡る必要があります。つまりアクセスポイントが限られるので、橋で渋滞が発生。お台場ピクニックへ車で行くのはあまりおすすめではありません。
お台場ピクニックへは、公共交通機関の利用が断然おすすめ。新交通システム「ゆりかもめ」や「りんかい線」などの電車なら渋滞知らずです。
お台場の駐車場代はかなりお高め
お台場ピクニックは、車で行くと渋滞にはまりやすいのに加え、お台場周辺には駐車場が少なく、都心もあって駐車場代がかなり高い。1日駐車すると凄い額になる所もあります。
割安な公共駐車場もあるにはあるものの、台数が少なくすぐに満車。人気のピクニックエリアだけに長時間利用が多く、空きもなかなか出ません。渋滞と駐車場不足の意味でも、お台場ピクニックはやっぱり公共交通機関利用がおすすめという次第です。
お台場ピクニックに重宝する「ゆりかもめ一日乗車券」
お台場ピクニックのアクセスで公共交通機関を使うなら、断然「ゆりかめも」がおすすめ。お台場周辺をくまなく周遊してくれるので、道や駐車場を知らなくても、お台場ピクニックへ気楽に行くことができます。
さらに、ゆりかもめならお得な「一日乗車券」があり、これがあればピクニックスポットをいろいろ巡ることができます。ゆりかもめと徒歩を併せて利用すれば、お台場ピクニックを思う存分楽しめることでしょう。
お台場ピクニックは3ゾーンに分けて楽しむ
広いお台場エリアは3つに分けて楽しもう
お台場の由来となる「台場」は江戸時代の黒船来航の際に造られた砲台跡単体のことですが、現代の人気スポット「お台場エリア」とすると意外と範囲が広い。
お台場ピクニックでは、「3つのゾーン」に分けて楽しむのがおすすめです。お台場周辺の「ビーチゾーン」、お台場南側の「ふ頭ゾーン」、お台場東側の「湾岸線ゾーン」に分けてお台場ピクニックを楽しみましょう。
お台場ピクニックはアクセス方法を上手に使えばさらに楽しめる
お台場ピクニックでの3つのゾーンは、公共交通機関を活用すればスムーズに相互アクセス可能。その中心となるのが「ゆりかもめ」。3つのゾーンを気軽に往来できます。
さらに、ゆりかもめ有明駅で、りんかい線東京テレポート駅へ乗換可能。さらなるエリアまで足を伸ばすこともできます。お台場ピクニックは、アクセス方法を上手に利用し、広い範囲で楽しむのがおすすめです。
お台場ピクニック・ビーチゾーン4選
①お台場海浜公園ビーチ
お台場ピクニックと言えば、やっぱりお台場海浜公園のビーチ。大都会とは思えない広大なビーチで、お台場ピクニックでも人気もひとしおです。東京のど真ん中とは思えないほど静かなビーチで、時折聞こえる「ゆりかもめの音」もいいBGMになります。
見どころは「夕日」
お台場海浜公園内のビーチは大部分が南西向きもあって、夕日の定番スポットです。夕時ピクニックでは、水面に映る夕日を眺めながら過ごすことができることでしょう。さらに夏場は、レインボーブリッジ周辺に沈む夕日を眺めることもできます。東京都心とは思えない夕日の絶景を楽しめるのも魅力です。
ポイントは「マルエツお台場店」
ビーチでのピクニックはお店などが近くにないことも多く利便性はイマイチですが、お台場海浜公園のビーチなら心配無用です。ビーチの裏は「シーリアお台場」という住宅街になっており、その中にはスーパーマーケット「マルエツお台場店」あり。朝から夜遅くまで営業しているので、お台場海浜公園でピクニックをする際には重宝します。
マルエツお台場店
- 住所〒135-0091
東京都港区台場1丁目5-3 - 電話番号03-5531-0781
- 営業時間09:00~22:00
- 定休日年中無休
②お台場海浜公園広場
お台場海浜公園はビーチエリア以外に、遊歩道が整備されている広場エリアもあり、砂浜以外でのピクニックも楽しめます。ベンチも多いので、散策がてらにお台場ピクニックを楽しむのがおすすめ。春には桜、秋には紅葉が魅力の公園で、1年を通してデートでも家族連れでもエンジョイできます。
見どころは「海の景色」と「自由の女神像」
お台場海浜公園の一部なので、もちろん目の前が海。しかも広場前には水上バスの発着場があり、行き交う水上バスを眺めることができるのも魅力です。さらにその先にはレインボーブリッジも望め、「海の景色」が最高レベル。さらに公園内には「自由の女神像」があり、夜にはライトアップされてデートスポットとしても人気です。
ポイントは「アクアシティお台場」と「デックス東京ビーチ」
お台場海浜公園からスカイデッキで気軽にアクセスできる、「アクアシティお台場」と「デックス東京ビーチ」。ピクニックの際の買い物はもちろんのこと、ビーチなどの絶景を眺めながら食事も可能。お台場ピクニックの締めに活用したい魅力的な施設です。
アクアシティお台場
- 住所〒135-0091
東京都港区台場1丁目7-1 - 電話番号03-3599-4700
- 公式サイトURLhttps://www.aquacity.jp/
デックス東京ビーチ
- 住所〒135-0091
東京都港区台場1丁目6-1 - 電話番号03-3599-6500
- 公式サイトURLhttps://www.odaiba-decks.com/
③台場公園
お台場ピクニックで穴場的存在の「台場公園」は、砲台跡こと「台場」がある史跡で別名「第三台場」。自由に行ける数少ない本物の「台場スポット」です。もちろん公園として解放されているのでピクニックも可能。華やかなお台場海浜公園を対岸から眺めることができるのも魅力です。
見どころは「砲台跡などの史跡」
お台場ピクニックできる公園の中でも独特の雰囲気がある台場公園。見どころはやっぱり「史跡」です。砲台跡から火薬庫跡までいろいろ。公園全体が史跡のような雰囲気なので、ピクニックする際も場所を選んで楽しみましょう。また台場公園内には桜もあって、時期によっては花見もできるのも魅力です。
ポイントは「まいばすけっと台場1丁目店」
台場公園は穴場もあって、お店などの施設からはかなり離れた場所にあります。でも台場公園入口周辺には、ミニスーパー「まいばすけっと台場1丁目店」があり、これがこのエリアでピクニックをする際にはとても便利。お台場海浜公園のビーチでピクニックをする際にも重宝するお店です。
まいばすけっと台場1丁目店
- 住所〒135-0091
東京都港区台場1丁目1-3 - 電話番号03-3599-0155
- 営業時間09:00~23:00
- 定休日年中無休
④レインボーブリッジ遊歩道
実は、レインボーブリッジは徒歩で渡れます。お台場ピクニックなら気軽に楽しめることでしょう。お台場海浜公園ビーチエリアの奥に、橋の遊歩道への入口あり。無料なので気軽にレインボーブリッジを散策ピクニックできます。
見どころは「橋からの景色」
レインボーブリッジの遊歩道は「お台場側」と「晴海側」があり、行きと帰りで通る側を変えれば、異なる橋からの景色を楽しめます。まさに徒歩でのピクニックならではの絶景。子供と一緒に家族連れで渡るのもよし、デートでカップルが渡るもよし、意外と知られていないお台場ピクニックスポットです。
ポイントは「営業時間と定休日」
レインボーブリッジ遊歩道は無料なので気軽に散策を楽しめますが、実は橋の遊歩道には「オープン時間とクローズ時間」があります。遅い時間に渡ってしまうと帰れないこともあるので要注意。ちなみに橋の遊歩道自体は約1.5km、片道徒歩20分程度かかりますので、特にクローズ時間には注意しましょう。また定休日があるのも要注意。
レインボーブリッジ遊歩道
- 住所〒105-0022
東京都港区海岸3-33-19 - 電話番号03-5463-0224(東京港管理事務所)
- 営業時間09:00~21:00(04月01日~10月31日)、10:00~18:00(04月01日~10月31日)、最終入場は閉館の30分前
- 定休日第三月曜日(祝日にあたる時はその翌日)
お台場ピクニック・ふ頭ゾーン3選
①潮風公園
お台場周辺でも開けた芝生空間があるのが「潮風公園」。住所としては品川区になりますが、港区にあるお台場海浜公園とは海沿いの遊歩道で直結しています。首都高速湾岸線の東京港トンネル排気塔が目印。湾岸線を境界に2つのエリアに分かれています。とにかく自然豊かで、都心とは思えない森があるのが特徴です。
見どころは「広大な芝生スペース」
南北、2つのエリアに分かれる潮風公園。北側には開けた芝生があり、リアルに潮風を肌で感じながらピクニックができます。しかもこの芝生スペースは、以前あの人気ロボットの原寸大立像があった場所。現在はありませんが、その頃に訪れた人なら家族で来れば、子供にその思い出を語ることができる場所かもしれません。
ポイントは「船の科学館」
潮風公園北側から湾岸線をまたいだ先にある南側には、自然豊かな森の中を浮遊する「巨大な船」。その名も「船の科学館」があります。ふ頭ゾーンにあるからこそのスポットです。基本的に博物館ですが、なんと「入館無料」。さらに屋外展示もあり、潮風公園でお台場ピクニックする際は是非とも寄って欲しい施設です。
船の科学館
- 住所〒135-8587
東京都品川区東八潮3-1 - 電話番号03-5500-1111
- 営業時間11:00~16:00
- 定休日月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、年末年始
②青海北ふ頭公園・青海南ふ頭公園
お台場でも南端にある「青海ふ頭公園」は、青海北ふ頭公園・青海南ふ頭公園の2つに分かれていますが、一体的に利用可能です。穴場もあってとにかく静かでのんびりできる公園。青海北ふ頭公園には海を望むオープンスペースが多く、青海南ふ頭公園には自然豊かな森があるのが特徴です。
見どころは「南極観測船・宗谷」
青海北ふ頭公園は、船の科学館と直接往来でき、屋外展示の「南極観測船・宗谷」を、自由に見ることができます。さらにその船の科学館と宗谷の間には、巨大クルーズ船が発着できる「東京国際クルーズターミナル」あり。さらに実際に利用されている桟橋もあり、港の中でお台場ピクニックができる雰囲気があるのが特徴です。
ポイントは「東京お台場 大江戸温泉物語」
青海北ふ頭公園と青海南ふ頭公園の境界となるエリアにあるのが、人気施設「東京お台場 大江戸温泉物語」。いわゆるスーパー銭湯施設ですが、実際は「温泉テーマパーク」レベルです。ピクニック抜きにしても、大人でも子供でも1日楽しめることでしょう。お台場ピクニックの締めに、ひと風呂浴びることもできる魅力的な施設です。
東京お台場 大江戸温泉物語
- 住所〒135-0064
東京都江東区青海2丁目6-3 - 電話番号03-5500-1126
- 営業時間日帰り朝風呂05:00~9:00、日帰り入浴11:00~24:00
- 定休日年中無休
③シンボルプロムナード公園
まさにお台場の隅から隅まで散策ピクニックできるのが、全長2kmもある「プロムナード公園」。お台場エリアのど真ん中にある大通公園的な存在です。車などは進入できませんが、徒歩と自転車なら問題ありません。中でもプロムナード公園西端にある「セントラル広場」は芝生などの自然も豊かで、お台場ピクニックには最適です。
見どころは「人気のロボットの変形」
セントラル広場の傍らで常に賑わっている場所があります。ダイバシティ東京プラザという施設の前にある「人気ロボットの原寸大立像」。先の潮風公園とは別のものですが、こちらは定期的に「変形」します。その変形する時間は特に人で賑わうという訳。お台場ピクニックの合間に、その変形時間に見に行きましょう。
ポイントは「コミュニティサイクル」
全長2kmにもなるプロムナード公園ですが、徒歩だと隅から隅まで散策するのは大変ですよね。ここで注目したいのが、乗り捨て可能なレンタサイクル「コミュニティサイクル」のステーションがプロムナード公園にあること。しかも電動アシスト付きなのも魅力です。これがあればプロムナード公園だけではなくお台場全体を楽々ピクニック可能。
お台場ピクニック・湾岸線ゾーン3選
①夢の島公園
お台場エリアには、ゆりかもめの他に便利な「りんかい線」があり、これを使えばさらなるエリアまでお台場ピクニックが延長可能になります。おすすめは、りんかい線で3駅先にある「夢の島公園」。プロムナード公園の東端から約3kmなので、コミュニティサイクルで気軽に往来できます。
見どころは「夢の島熱帯植物館」
施設が充実した夢の島公園ですが、中でも見どころは「夢の島熱帯植物館」。都心に居ながら南国気分も味わえます。子供がいる家族連れにもデートでも定番中の定番スポット。ちなみに夢の島公園へのアクセスは「新木場駅」からとなりますが、りんかい線の他にJR線も東京メトロでもアクセス可能です。
夢の島熱帯植物館
- 住所東京都江東区夢の島2-1-2
- 電話番号03-3522-0281
- アクセス東京メトロ有楽町線「新木場駅」より徒歩14分
ポイントは「スポーツピクニック」
自然豊かな夢の島公園ですが、実はスポーツの名所でもあります。陸上競技場が複数あり、野球場に関しては10以上もあって、まさにスポーツピクニックをするには最適。お台場エリアはピクニック向きですがスポーツに適した場所が少ないものの、夢の島公園までピクニックしに行けばスポーツし放題です。
②葛西臨海公園
湾岸線ゾーンの末端にあるのが「葛西臨海公園」。お台場からはかなり離れますが、夢の島公園からJR線でわずか1駅です。もちろんピクニックできる公園としては言わずと知れた定番。自然も施設も充実しています。週末は家族連れから、デートするカップルまで、たくさんの人が大自然でのピクニックを楽しめる場所です。
見どころは「海と干潟」
葛西臨海公園といえば芝生などの広大な自然が魅力ですが、海も素晴らしく魅力的。都心からすぐにアクセスできる海とは思えないほど、自然豊かな干潟があって潮干狩りも楽しめます。そんな海を見ながら芝生でピクニックできるのも、葛西臨海公園の魅力です。
ポイントは「大観覧車」と「水族館」
自然がいっぱいの葛西臨海公園ですが、お洒落で魅力的なスポットも充実しています。中でも「大観覧車」と「水族館」は、施設自体も楽しいですが、ピクニックの合間に点景として眺めるのも魅力的。緑や海などの自然も楽しめ、魅力的な大観覧車や水族館もピクニックと一緒にエンジョイできる葛西臨海公園は、ピクニックには最高です。
ダイヤと花の大観覧車
- 住所〒134-0086
東京都江戸川区臨海町6-2 - 電話番号03-3686-6911
- 公式サイトURLhttp://www.senyo.co.jp/kasai/giant_wheel.html
葛西臨海水族園
- 住所〒134-8587
東京都江戸川区臨海町6-2-3 - 電話番号03-3869-5152
- 公式サイトURLhttps://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/
③豊洲ぐるりパーク
「豊洲ぐるりパーク」という名前は聞き慣れないかもしれませんが、豊洲市場周辺を360度をぐるりと整備した公園です。お台場エリアとも橋1本で気軽に相互アクセス。新しい公園なので、とにかくお洒落でピクニックデートにおすすめ。もちろんお子さん連れの家族でも楽しめます。
見どころは「ぐるり一周4.8kmの散策道」
豊洲ぐるりパークは、豊洲市場がある埋立地を丸々一周できる公園。一周4.8kmあり、散歩する人やジョギングする人で常に賑わいます。その魅力は、全て海沿いの遊歩道なので、どこでも東京湾の絶景を楽しめるから。しかもベンチや階段状のテラスもいっぱいあって、ピクニックもし放題です。
ポイントは「お洒落なバーベキュースポット」
豊洲ぐるりパークの遊歩道の海側には絶景、そして陸側にはお洒落なバーベキュースポットがいっぱい。中にはレインボーブリッジを眺めながらバーベキューが楽しめるものもあります。バーベキューピクニックには最高の豊洲ぐるりパークです。
まとめ
ゆりかもめ&コミュニティサイクルで楽々お台場ピクニック
お台場ピクニックは、定番のお台場海浜公園にとらわれず広いエリアを楽しむのがコツ。ゆりかもめ一日乗車券とコミュニティサイクルを上手に使えば、さらにお台場ピクニックをいろいろな楽しみ方ができます。わざわざ遠出しなくても、お台場へ行けば海や自然を大満喫しながら、ピクニックを思う存分エンジョイできることでしょう。
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出典:ライター撮影