城下町として栄えた丸亀付近のおすすめ観光スポット10選！うどんの人気店もご紹介！

丸亀って、どんなところ？

丸亀市は、香川県の瀬戸内海に面した人口約11万の街で、高松市に次ぐ四国で第二の市になっています。街の中心には高い石垣に囲まれた国の史跡「丸亀城」が建っており、街のシンボルにもなっています。

また周辺には丸亀平野が広がる豊かな自然に囲まれ、東の坂出市との境には讃岐富士と呼ばれる「飯野山」が立ち、また海に浮かぶ「塩飽（しわく）諸島」は古くから水夫の島で、幕末に太平洋横断をして「咸臨丸」を操った水夫50名中、35名がこの塩飽出身者で占められたと言われています。

丸亀付近には魅力の観光スポットがいっぱい！

丸亀市は、「丸亀城」を始め自然が豊かな日本庭園の「中津万象園」などの観光スポットが多く、また近くには「こんぴらさん」で有名な「金刀比羅宮」や「善通寺」など歴史の古い神社や寺院がたくさんあり多くの観光客が訪れます。

また子供の遊び場として人気の「ニューレオマワールド」などのレジャー施設や水族館、公園、温泉など、レジャーや自然が楽しめる観光スポットが目白押しです。今回は、丸亀のおすすめの観光スポットを10選、また地元グルメの讃岐うどんの人気店などもご紹介していきます。

丸亀のおすすめ観光スポット10選！

丸亀の人気観光スポット①：丸亀城

「丸亀城」は、丸亀市街地の中央に位置する亀山の山頂に築かれた城で別名「亀山城」とも呼ばれ、廻りをほぼ四角形の堀で囲まれています。築城は、領主の「生駒親正（いこまちかまさ）」により始められ1660年に完成しました。

城の石垣は山麓から四重に重ねられ、高さが60ｍ近くあり、日本一となっています。石垣の土台付近はおだやかな曲線で始まり途中の反りは「扇の勾配」と呼ばれて美しく、上部はほぼ垂直なっていて難攻不落の「石垣の名城」と言われ「日本100名城」にも選らばれています。

丸亀付近のおすすめの見どころや観光名所巡りのモデルコース！

現存する本丸の天守には三階櫓が造られ、天守からの眺望が素晴らしく、丸亀の街並みや瀬戸内海の自然や瀬戸大橋一帯を見渡せます。また天守の他に「大手一の門」などが残っていて重要文化財に、また城跡の全域は国の史跡に指定され、亀山公園となっています。

春には城の周りの桜が美しく、満開の時期には「丸亀城桜まつり」が開催され大勢の花見客が訪れます。また5月の連休には「丸亀お城まつり」が行われ、時代絵巻の練り歩きや太鼓演奏、うどん食べ競争など楽しいイベントが行われ、市民や観光客で賑わいます。

丸亀の観光情報

丸亀の人気観光スポット②：中津万象園

「中津万象園（なかづばんしょうえん）」は、丸亀市の中津の浜に面して造られた回遊式の庭園で、1688年に丸亀藩主「京極高豊」により造られました。庭園名は宇宙に存在する全てのものを表わす「森羅万象」に由来し、それらを合わせ持つ名園といわれています。

自然が豊かな園の中央には、京極氏の故郷・近江国の琵琶湖をかたどった「八景池」があり、池には八つの小島が浮かびそれぞれに橋が架かり歩いて巡ることができます。また池には大きな朱塗りの太鼓橋も架かっていて、周りの松の緑に映えて彩りを添えています。

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園内には千五百本近くの松が植えられ、日本最古の煎茶室「観潮楼」からは、近くの海の潮の満ち引きが見られます。また樹齢六百年の一本の松が直径15m近くの大きな傘を広げたように見える「大傘松」や赤い鳥居のトンネルなど見どころがいっぱいです。

併設する「絵画館」には、コローやクールベ、ミレーを中心とする絵画が展示され、また陶器館には、イランやイラク地域で出土した彩文土器や陶器、ガラス器などが展示され、自然と美術品の両方が楽しめる庭園です。

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丸亀の人気観光スポット③：ニューレオマワールド

「ニューレオマワールド」は、丸亀市郊外の丘の上にあるテーマパークで、エントランスに通じるエスカレーターは長さが96ｍ、高低差42ｍという日本一の規模を誇り「マジックストロー」という愛称で親しまれ観光の目玉にもなっており、これに乗ると気分はすっかり遊園地モードに切り替わります。

園内は大きく四つのエリアに分かれ「オリエンタルトリップエリア」には、「アンコール朝」の寺院を忠実に再現した「プラサット・ヒン・アルン」が建っており、現地の赤味を帯びた紅土石を使い、上部の精巧で豪華絢爛な彫刻を見ていると、日本に居ることを忘れさせるほど見事です。

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また「レオマ花のワールド」では、春になると14万本のチューリップが咲き誇り、園内を彩り「チューリップ祭」が開催されます。また階段上のフラワーガーデンにはたくさんの花が咲き、特に春と秋には6万本のバラが咲く大バラ園が出現し、観光客のため息を誘っています。

さらに「レオマ光ワールド」は、四国で最大級の250万球を使ったイルミネーションが見られ、光のレジェンドパレスでは、西日本初の360度3Dプロジェクトマッピングが出現し、その他にも子供から大人まで魅了される感動的な数々のエンターテイメントショーが行われ、格好の写真スポットにもなっています。

ニューレオマワールドでは温泉も楽しめる！

併設するホテル「レオマの森」には、大江戸温泉物語があり、「森の露天風呂」など三種の温泉露天風呂や、高温から低温まで温度切り替えができる室内風呂、サウナなどがあり、また季節毎に工夫をこらした変わり湯などの天然温泉が人気で、観光を兼ねて訪れる人も多いようです。

温泉の泉質は「単純弱放射能冷鉱泉」で、神経痛や関節痛、冷え性、痛風、動脈硬化症などに効果がありますので、観光で疲れた体も癒されます。また温泉に浸かった後のバイキング形式の食事も人気となっていますので、丸亀観光と併せて温泉も楽しんで下さい。

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丸亀の人気観光スポット④：金刀比羅宮

「金刀比羅宮（ことひらぐう）」は、JR「丸亀駅」から車で30分ほど走った香川県琴平町ある名勝「象頭山」の中腹に鎮座する神社です。全国に六百近くある「金刀比羅神社」や「琴平神社」、「金比羅神社」の総本宮で、地元では「讃岐のこんぴらさん」の呼び名で親しまれています。

祭神として「大物主命（おおものぬしのみこと）」を祀っており，昔から、特に海上交通の守り神として信仰が篤く、漁師や船員など海に従事する人々の崇敬を集めています。また海上保安庁の海事の殉職者の慰霊祭などが行われ、絵馬殿には航海安全を祈願した多数の絵馬が見られます。

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参道には長く続く石段が伸びていて、奥宮まで合計1400段近くもあり、この石段を登りきるとパワーがもらえると言われています。また毎年10月の例大祭に合わせて、この石段を走破する「こんぴら石段マラソン」も開催され、多くの健脚自慢や見物人で賑わいます。

神社の建造物として「表書院」や「奥書院」、「四脚門」に加えて円山応挙が描いた「遊虎図」などの襖絵が重要文化財に指定されています。また、境内からの見晴らしが素晴らしく、琴平や丸亀の市街地、讃岐冨士と呼ばれる「飯野山」なども見えて、階段を上ってきた疲れも癒されます。

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丸亀の人気観光スポット⑤：飯野山（讃岐富士）

「飯野山（いいのやま）」は、丸亀市と坂出市の境に広がる讃岐平野に立つ標高422ｍの美しい円錐形の山で、地元では「讃岐富士」と呼ばれて親しまれています。また「新日本百名山」や「讃岐七富士」のひとつに数えられています。

街からすぐの場所にありアクセスもしやすく、丸太で階段が組まれた登山道も整備され、登山もしやすくなっています。さらに最近の高齢社会の中で体力づくりも兼ねて、また「新日本百名山」に指定されてからは、一層登山者が増えたとのことです。

丸亀付近のおすすめの見どころや観光名所巡りのモデルコース！

登山口から山頂までは30分から1時間位で登れるので、毎日登る人もいて、通算の登山回数が千回や二千回を越えた人もいるそうです。また途中にはアスレチック施設なども整備されていて子供から高齢者まで気軽にエキササイズが楽しめる人気の山です。

山頂からは麓に広がる讃岐平野や丸亀、坂出の街並みや自然の大パノラマが眺められます。また毎年、4月22日が「讃岐富士の日」と制定され、当日には山頂の「薬師堂」が開かれ、広場では「柴灯護摩」が焚かれますので、観光を兼ねて登山に挑戦してみて下さい。

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丸亀の人気観光スポット⑥：福成寺

「福成寺（ふくじょうじ）」は、琴平町にある日蓮正宗の寺院で、江戸時代に讃岐本門寺の「日忠」により創建された古刹です。寺院は大きな「水橋池」のほとりに建っており、参道から入っていく山門の上には、釣鐘が吊られている珍しい「釣鐘山門」となっています。

当寺院は、「花の寺」としてもよく知られていて、特に黄色い花が可憐な「蝋梅」や「紅梅」、早咲きの「讃岐寒桜」と遅咲きの「椿寒桜」など、いずれも冬に見られる花が有名です。参道に入っていくとまず「蝋梅」の花に迎えられます。

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境内には「紅梅」の木が何本も植えられており、冬にはピンクの花が咲き誇ります。そして、池のほとりには「讃岐寒桜」が十本以上、「椿寒桜」が五本ほど植えられ並木を作っています。この桜は毎年1月中旬から2月中旬位までが見頃となります。

また「讃岐寒桜」が満開の時期には、花の蜜を吸いに来る愛らしいメジロも有名で、花の周りの枝に止まったり、空中をホバリングするメジロの姿を写真撮影する大勢のカメラマンも訪れます。この寒桜は、ピンクの華やかな花を咲かせ、間近に迫る春の訪れを感じさせます。

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丸亀の人気観光スポット⑦：ゴールドタワー

「ゴールドタワー」は、瀬戸内海に面した宇多津町の海辺に立つガラス張りの展望タワーで、高さは158メートルあり、昼は太陽の光で輝き、夜になるとライトアップされ、次の日の天気が雨ならブルー、晴れや曇りならイエローのライトが点灯し天気予報の役目もしています。

地上部分の3階には、総合受付や大型のふわふわ遊具がたくさんある子供たちに人気のプレーパークやショップ、展望エレベーターの乗り場などがあり、エレベータ―に乗ると展望フロアーまで一気に運んでくれます。

丸亀付近のおすすめの見どころや観光名所巡りのモデルコース！

トップの天空展望フロアーは、全面ガラス張りとなっていて、フロアーにはいくつもの四角や球形の水槽が置かれています。この水槽には3000を超す金魚や熱帯魚が泳いでおり、水槽を通して外を眺めると、まるで金魚が空を泳いでいるように見えることから「空金（そらきん）」とも呼ばれています。

この水槽の周辺はミラーとアクリル、そしてライティング技術を使って飾られており、光の中に舞う魚たちの幻想的な姿を見ることができます。昼間は、優雅に泳ぐ金魚を通して宇多津の海や瀬戸大橋などの絶景が眺められ、夜には光煌めく神秘的な光景が創り出されます。

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丸亀の人気観光スポット⑧：善通寺

「善通寺（ぜんつうじ）」は、丸亀の街から車で20分ほどに走った場所にある真言宗善通寺派の総本山の寺院です。真言宗を広めた「空海」は、この善通寺が生誕の地で、この寺は当地の豪族であった空海の父の寄進により、813年に落成しました。

真言宗の教えが全国的に広まっていくと、弘法（空海）大師信仰が盛んとなり、鎌倉時代に入ると、当寺院は空海の生誕地ということもあって、天皇や上皇からの庇護が篤く、荘園の寄進などを受けて隆盛の時期を迎えました。

丸亀付近のおすすめの見どころや観光名所巡りのモデルコース！

広大な境内は、東院の伽藍群と、空海生誕の邸宅があったとされる西院・誕生院などに分かれ、東院には、本尊の薬師如来を安置している金堂や高さが43mの五重塔などがあり、どちらも国の重要文化財に指定されています。

西院には、国の文化財「御影堂」や空海生誕の「産湯井（うぶゆい）」堂などがあり、また南大門の北にある2株の大楠木（くすのき）は、いずれも樹齢千数百年と伝えられ香川県の天然記念物に指定され、その他にも国史跡「讃岐遍路道」や春は桜の名所など、見どころの多いお寺です。

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丸亀の人気観光スポット⑨：四国水族館

「四国水族館」は、香川県の宇多津町に2020年にオープンしたばかりの新しい水族館です。テーマとして「四国の水景」を掲げ、宇多津の海や黒潮が流れる太平洋、また美しい湖、そして四国内を悠々と流れる清流・四万十川など、四国のたくさんの水景を再現しています。

広い2階建の館内には、80近い大小の水槽が並べられ、中でも「綿津見の景」と呼ばれる水槽は約650トンあり四国最大となっていて、内部には太平洋の回遊魚が悠々と泳いでおり、見ていると迫力があります。

丸亀付近のおすすめの見どころや観光名所巡りのモデルコース！

また「神無月の景」では、水槽の中をアカシュモクザメが泳ぐ姿を下から見上げる事ができ、「淡水 清流の女王の景」では、アユの一生や生活が見られます。「うずしおの景」では、鳴門の渦潮をモチーフとする展示がされ、他にもアシカやペンギンの遊びの姿が見られる「水遊ゾーン」なども人気となっています。

さらに「夕暮れの景」では、美しい多島海をバックにした屋外プールにたくさんのイルカが泳ぎ、トレーナーと一緒にいろいろな事に挑戦するショーを見ることができます。特に、海の向こうに沈む夕日をバックにして、イルカがジャンプする姿はロマンチックな雰囲気さえ感じます。

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丸亀の人気観光スポット⑩：栗林公園

「栗林公園（りつりんこうえん）」は、高松市にある「庭の国宝」とも言われる特別名勝に指定されている回遊式の大名庭園で、文化財庭園としては日本最大の広さがあり、丸亀観光の折には少し足を延ばして是非訪れたいおすすめの公園です。

公園は、「紫雲山」の麓に位置し、この山を背景にして、6つの池や築山を配し、木や石の配置などにも雅や遊び心が見られます。園内には、松や梅、桜、楓などたくさんの木が植えられ、豊かな自然に囲まれ「一歩一景」と評されています。

丸亀付近のおすすめの見どころや観光名所巡りのモデルコース！

またフランスの観光旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」において、最高の三つ星に選ばれており、また米国の日本庭園専門誌の「年日本庭園ランキング」では第3位に選ばれていて、国内のみならず海外でも評価の高い庭です。

池のほとりには、江戸時代の初期に建てられた、数寄屋造りの純和風建築で茶室を備える「鞠月亭（きくげつてい）」などが池の水面に映えて美しく、また池には観光和船があり池の景色巡りができ人気となっています。

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丸亀観光ではグルメも楽しもう！

香川県のご当地グルメといえば「讃岐うどん」が有名ですが、その他にもたくさんおいしいグルメが揃っています。その中の一つで、各店が特製のスパイスを使って味付けされた骨付きのもも肉はジューシーで後を引く美味しさです。

丸亀のうどんの人気おすすめ店は、市街地の郊外にある「山越うどん」で、当店の看板メニューの「釜玉うどん」はできたてのうどんに卵を絡めて食べる絶品うどんが味わえるので、店の外は時間によっては行列ができるほどです。

讃岐うどんの他にも名物グルメがいっぱい！

さらに「金刀比羅宮」のそばの店で売られている、香川名物の丸いあられがのっている「おいりソフト」も人気で、写真に撮ってSNSにアップするのに最適です。また香川名物の外皮が緑のみかん「すだち」を使った新しい名物も生まれています。

他にもランチやおやつとして店の中や歩きながら気軽に食べられる「かっしゃ焼き」も人気で、見た目は「たこ焼き」ですが、中には味付けされた鶏のかしわが入っています。このように丸亀には名物グルメが揃っていますので、観光の折には是非味わって下さい。

丸亀観光を満喫しよう！

城下町として栄えた丸亀付近のおすすめ観光スポットのご紹介、いかがでしたか？丸亀には丸亀城や中津万象園など行ってみたい観光スポットがたくさんありますね。また、讃岐うどんや骨付き鶏など地元グルメも魅力です。今後、丸亀の観光地を訪れて、グルメも楽しんでみてください。

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