丹波のおすすめ観光スポット12選！四季折々の自然に囲まれて歴史に残る名所を巡ろう！

はじめに

丹波について

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丹波は兵庫県の真ん中から東部方面、京都府寄りに位置しています。丹波の周辺には三国岳や栗鹿山、五大山などの山々があり、緑に囲まれた自然豊かな地域です。

また丹波には「氷上回廊」と呼ばれる瀬戸内海と日本海を結ぶ低地域があります。この氷上回廊の恵みは丹波の食文化によい影響を与え、丹波栗や丹波大納言小豆、丹波黒大豆などのブランド食品を生み出しています。

丹波へのアクセス

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丹波へのアクセスは電車を使った場合90分ほど、自動車やバスを使った場合30分から120分ほどかかります。出発する県によって時間の差が大幅に異なりますが、比較的アクセスしやすい場所に丹波は位置しているといえるでしょう。

丹波付近をマップでチェックしよう

丹波はマップからも見てわかる通り白毫寺や高源寺などの歴史的建造物から、川代公園や木の根橋などの自然を満喫できるスポットまで観光名所のバリエーションが幅広いです。

ここでは丹波の定番観光スポットと穴場観光スポットをそれぞれご紹介していきます。ぜひ丹波を観光で訪れる際の参考にしてください。(この記事の料金は全て2021年3月現在のものです。)

丹波の定番観光スポット：神社仏閣4選

丹波の観光①白毫寺（びゃくごうじ）

白毫寺(びゃくごうじ)は天台宗の寺院で約1300年前に建てられた歴史あるお寺です。境内は時間がゆっくりと進んでいるかのような落ち着いた空間が広がっています。白毫寺には桜をはじめ藤、ハス、紅葉、ムクロジなど数多くの草花が生育されていて四季折々の表情を楽しめると人気の観光地です。

白毫寺が人気の秘密

白毫寺の見どころは春の終わりごろに咲く九尺藤です。全長120ｍも続く藤棚は「藤野シャワー」と呼ばれその光景はまさに絶景です。

訪れる人の心を浄化してくれるような美しい九尺藤は写真映えすること間違いありません。カップルのデートスポットにもおすすめの観光場所なので、ぜひ2人の素敵な写真をカメラにおさめてはいかがでしょうか。

観光施設情報

白毫寺を参拝する際は拝観料として300円が必要となります。

丹波の観光②高山寺（こうさんじ）

高山寺(こうさんじ)の歴史は古く757年に開基し、源頼朝(みなもとのよりとも)の命によって鎌倉時代に復興された寺院です。高山寺を訪れた際にまず目に入ってくるのが朱塗りの立派な山門。空の青さと朱門と新緑の緑が絶妙な具合に重なりあいとても美しい風景を見せてくれます。

そして山門を抜けると真っ直ぐ伸びる参道があります。参道の脇には灯篭と木々が生い茂り、自然のみでつくられたトンネルは絶景です。

高山寺が人気の秘密

高山寺は一年を通してさまざまな風景を楽しめますが、おすすめの季節は夏と秋です。夏は新緑の木々が青い空によく映えとても美しく、秋はその木々たちが赤やオレンジに一面を染めつくします。

秋の高山寺は夏とは全く異なる光景が広がるので紅葉シーズンの観光もおすすめです。高山寺の参道をカップルで散策するのもいいですね。

観光施設情報

丹波の観光③高源寺（こうげんじ）

高源寺(こうげんじ)は1325年の鎌倉時代に開創された臨済宗中峰派(りんざいしゅうちゅうほうは)の寺院です。境内には惣門や山門、多宝塔、仏殿などの由緒正しき建造物がいくつもあり歴史を感じられます。

高源寺は兵庫県の中でも1位に選出されるほど紅葉の美しい名所で、その紅葉を一目見ようと県外や海外からも多くの人が足を運ぶほどです。丹波を訪れた際はぜひ人気の定番観光スポットに一度足を運んでみてください。

高源寺が人気の秘密

高源寺が一番美しく見られる季節は赤やオレンジ色に埋め尽くす秋の紅葉の時期です。高源寺に見られるカエデの多くは天目カエデと呼ばれる中国から来たカエデです。

天目カエデは普通の紅葉よりも葉が小さいのが特徴で、枝が垂れ下がっています。そのため紅葉の美しさをより近くで見られます。惣門を抜けたあと山門に続く階段は高源寺の中でも特に紅葉がきれいなのでおすすめの場所です。

観光施設情報

高源寺を参拝する際は拝観料として大人は300円、小中学生は100円必要です。

丹波の観光④円通寺（えんつうじ）

円通寺(えんつうじ)は氷上にある1382年に足利義満によって創建された寺院です。境内には丹波市の指定天然記念物に選定されている「タブの木」「イトザクラ」「大杉」の3名木があります。3名木ともに樹齢が100年を超え、見るだけでパワーをもらえます。

また円通寺には四季桜と呼ばれる冬に咲く桜があり、冬の寒い時期でも満喫できるためおすすめの定番観光スポットです。

円通寺が人気の秘密

円通寺を訪れる際のおすすめの季節は秋です。円通寺は石龕寺や高源寺と同じく「丹波の紅葉三山」に選ばれるほど紅葉が美しく有名な観光スポットです。境内にある放生池は特に紅葉がきれいに咲き誇り美しい写真が撮れます。

赤々とした紅葉が木々一面に咲く光景も美しいですが、葉が散って水面に浮かぶ紅葉もまたきれいです。デートスポットとしては外せない観光地なので、ぜひ大切な人と訪れてみてはいかがでしょうか。

観光施設情報

丹波の定番観光スポット：自然3選

丹波の観光①水分れ公園（みわかれこうえん）

丹波の氷上にある水分れ公園は自然豊かな人気観光スポットです。公園内には丹波のきれいな水が流れ落ちる人工の滝があり、夏になると地元丹波の子供たちが水遊びをします。丹波の自然に触れながら遊べるので子供連れの家族には特におすすめの場所です。

水分れ公園が人気の秘密

水分れ公園は地元住民の憩いの場所として親しまれていますが実は桜の名所でもあります。春の暖かいシーズンに約200本ものソメイヨシノが公園中に咲き美しいピンク色に染めます。桜を見ながらお花見や散歩、ピクニックをして楽しむのもいいですね。

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丹波の観光②木の根橋

丹波の柏原町に突如現れる巨大な木の橋は「木の根橋」と呼ばれています。柏原町でもひときわ大きなケヤキが横に太く根を伸ばし、奥村川をまたいでいる様子は不思議な光景です。樹齢1000年以上とされる柏原の大ケヤキは、兵庫県の天然記念物に指定され訪れる人々にパワーを与えています。

木の根橋が人気の秘密

木の根橋は街中にある観光スポットのためアクセスもしやすく、付近に柏原八幡宮や高灯籠(たかとうろう)、太鼓やぐらなどの歴史的建造物があります。木の根橋からパワーをもらいながら付近の歴史的建造物も一緒に散策して楽しめるのでおすすめです。丹波の柏原を訪れた際はぜひ木の根橋を訪れてみてください。

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丹波の観光③川代公園

川代公園は篠山川の川代渓谷に位置する公園です。公園内にはキャンプ場が併設されているため夏場はBBQをして楽しめます。篠山川で釣った魚を焼いて食べるのもいいですね。川代渓谷の木々や草花などの絶景を楽しみながら公園内を散策やBBQをして楽しんではいかがでしょうか。

川代公園が人気の秘密

川代公園は夏場のBBQの他に、春の満開の桜を楽しめます。川代公園の桜は知る人ぞ知る桜の名所で、渓谷と篠山川と桜の3つの組み合わせは他では見られない絶景です。丹波の大自然を満喫したい方にはおすすめの定番観光地です。

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丹波の穴場観光スポット：神社仏閣2選

丹波の観光①黒井城跡（くろいじょうあと）

黒井城跡(くろいじょうあと)は2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」で主役となった明智光秀と、城の城主である赤井直正が戦った場所です。黒井城は山城だったため跡地へ行くのには山を登る必要があります。

登山コースはゆるやかコースと急坂コースの2つがありますが、どちらも参道が細くボコボコしているので登山用の靴や服装で訪れたほうがよいでしょう。標高はそこまで高くないですが、山頂からは360度丹波の風景を眼下に見下ろせます。

黒井城跡が人気の秘密

兵庫県には雲海が有名な竹田城跡がありますが、この黒井城跡も雲海の景色は絶景です。黒井城跡で雲海が見られる時期は9月中旬から12月の上旬ごろで早朝に見られます。

黒井城跡の付近には雲海を遮る建造物がないため、美しい絶景が一面で見渡せ幻想的な世界を堪能できます。お城や歴史が好きな方、そして登山が好きな方にはおすすめの穴場観光スポットです。

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丹波の観光②石龕寺（せきがんじ）

石龕寺(せきがんじ)は 587年に聖徳太子の時代に創設された古刹です。丹波攻めの際に明智光秀の手によって山門以外消失しましたが、少しずつ復興を重ね現在の石龕寺になりました。

石龕寺は丹波の紅葉三山に選定されるほど紅葉が美しく訪れる人を魅了します。毎年11月にはもみじ祭りが開催されるので石龕寺が一番美しい秋の時期に訪れてみてはいかがでしょうか。

石龕寺が人気の秘密

石龕寺は高源寺と同じく天目カエデが境内を彩ります。境内には色鮮やかな紅葉がいたるところで眺められますが、特におすすめなのが石段です。石段に赤やオレンジの紅葉が落ち重なっている光景は赤い絨毯のようでとても美しいです。木々の紅葉と下に落ちた紅葉も一緒に眺めてみてはいかがでしょうか。

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石龕寺は紅葉時期のみ拝観料が必要となります。拝観料は大人が300円、中高生は100円です。

丹波の穴場観光スポット：自然3選

丹波の観光①大杉ダム自然公園

大杉ダム自然公園は多目的広場や芝生広場、オートキャンプ場が併設されている穴場観光地です。山々に囲まれた中に湖のような美しいダムは絶景でダム好きにはたまらない場所といえます。

また自然豊かなため昆虫の採取や釣りをして楽しむことも可能です。アクティブに遊べる場所なので小さい子供から大人まで幅広い年代におすすめです。

大杉ダム自然公園が人気の秘密

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大杉ダム自然公園は桜がきれいにみられる穴場観光スポットです。4月になると大杉ダム自然公園の桜が咲き始め「桜まつり」が開催されます。ダム湖の青い水と桜のパステルピンクのコントラストがとても美しく写真映えします。

広大な面積のため人目を気にせずに思う存分きれいな桜を楽しめるでしょう。大切な人と桜を見ながら大杉ダム自然公園を散歩するのもいいですね。

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丹波の観光②清住コスモス園

清住コスモス園はその名の通りコスモスが一面に咲き誇るお花畑です。清住コスモス園の面積は広大で甲子園球場の約1.8倍もの広さを有しています。

ピンクや白、オレンジ、黄色などさまざまな色のコスモスがゆらゆらと風に揺れながら咲き、おとぎ話の世界に入ったかのような世界が広がります。お花が好きな方や自然好きにはピッタリの観光地なのでぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

清住コスモス園が人気の秘密

丹波の紅葉も美しいですが、コスモスも秋になると満開になりその美しさは紅葉に負けていません。紅葉と違ってさまざまな色の花を咲かせるコスモスは可愛らしく絶景の世界が広がります。

また毎年10月ごろに清住コスモス園では「コスモス祭り」が開かれます。丹波のご当地食材やご当地メニューをお祭りの日限定で楽しめるのでおすすめです。

観光施設情報

清住コスモス園は入場料金として300円必要になります。

丹波の観光③ひまわり柚遊園（ひまわりゆうゆうえん）

丹波は桜や紅葉がきれいに見られる名所が多いですが夏の花「ひまわり」も有名です。そのひまわりを眺められるのがこのひまわり柚遊園(ひまわりゆうゆうえん)です。

約40万本ものひまわりが真夏の暑い中一面に元気よく咲き、訪れる人を迎え入れます。ひまわりを無料で持ち帰ることも可能なので旅の思い出にひまわりを摘んでみてはいかがでしょうか。

ひまわりゆうゆう園が人気の秘密

ひまわり柚遊園ではひまわり畑の中で9個のスタンプを集める迷路があります。ひまわりは子供の背丈以上あるため、スタンプを探すのはとても難しく大人でも子供と一緒に夢中になるほどです。

ひまわりを写真にとって楽しむのもいいですし迷路などのアクティブを混ぜながら満喫するのもいいですね。夏の丹波を訪れた際はぜひ、ひまわり柚遊園も一緒に訪れてみてください。

観光施設情報

ひまわり柚遊園を訪れた際は入園料金として300円必要になります。

丹波の名所を巡るドライブコースを紹介

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丹波の観光名所はマップを見るとほとんどが最寄り駅から遠く、駅からタクシーを使います。そのため丹波を電車で訪れた際は市内でレンタカーを借りるのがおすすめです。

車で移動した方が複数個所の観光地を回れるので充実した丹波観光ができます。ここからは丹波の観光名所を巡るドライブコースをご紹介します。カップルにおすすめのコースもご紹介しますのでドライブデートをする際の参考にしてください。

神社仏閣を巡るドライブコース

神社仏閣を巡るドライブコースは高源寺、円通寺、石龕寺の3つの神社を参拝する定番コースです。この3つのお寺は「丹波の紅葉三山」に選ばれた名所です。お寺によって同じ紅葉でも見える表情が全く異なりますので、ぜひそれぞれの紅葉の違いを見比べてみてください。

自然と触れ合うドライブコース

自然と触れ合うドライブコースは黒井城跡で登山したあと、水分れ公園でゆっくり自然を満喫しながら一息つきます。休息後はこんだ薬師温泉ぬくもりの湯で疲れた体を癒すコースです。心と体も癒されるコースなのでカップルのデートコースとして巡るのもいいですね。

観光施設情報

こんだ薬師温泉ぬくもりの湯で温泉を楽しむ際には入館料が必要です。入館料は大人が700円、小学生が300円です。

まとめ

丹波には隠れた観光名所がたくさん！

Photo byyamabon

丹波には子供から大人まで幅広い年代で楽しめる観光名所がいくつもあります。特に歴史的建造物と自然とを一緒に堪能できる観光スポットは人気です。

また丹波の穴場観光スポットは季節によってはお祭りやイベントを開催しています。イベント期間は通年では見られない楽しみがありますので、その時期を狙って観光するのもいいですね。

丹波付近の観光情報が気になる方はこちらをチェック！

兵庫県には丹波以外に寒い冬でも満喫できる観光名所がたくさんあります。歴史的建造物を楽しめる観光スポットから四季折々の表情を楽しめる豊かな自然までさまざまです。丹波付近の観光情報が気になる方はぜひこちらもチェックしてみてください。

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