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【モンベル】使いやすい4サイズ展開!アルパインサーモボトルの保温・保冷力が凄い!

mont-bellのアルパインサーモボトルは軽量かつコンパクトながら高い機能性を持った登山用の魔法瓶。ガスバーナーを使わずカップラーメンを食べたい初心者や、山ごはんを充実させたい方におすすめの登山用品です。アルパインサーモボトルの魅力をサイズごとに解説します。
2021年5月29日
misa11
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目次

この記事で紹介しているアイテム

アルパインサーモボトル0.75L

mont-bellアルパインサーモボトル0.5L

アルパインサーモボトルの保温・保冷力!

mont-bellのアルパインサーモボトルは、登山用に開発された魔法瓶(ステンレスボトル)です。圧倒的な保温・保冷力を持ち、軽量かつコンパクト。

洗いやすいように部品が少なく、漏れることがないよう内栓に工夫がなされていたり、手袋をしたままでも開けやすいよう滑り止めもついていたりと、高い機能性を持っているのが魅力となります。

Photo byFree-Photos

最大の魅力は軽量かつコンパクトながら保温・保冷の長時間キープ力です。室温20℃のとき、95℃の熱湯を入れて6時間経過後に何℃になっているのかを測定した結果がメーカーのホームページに公開されています。

一般的な象印の魔法瓶0.6Lが6時間後に73℃以上である一方、mont-bellのアルパインサーモボトル0.5Lは、6時間後に78℃以上を保っており、この5℃の差が登山用魔法瓶の魅力です。

Photo byLUM3N

一般的にお湯の量が多い方が冷めにくいにも関わらず、この結果はすごいですね。

性能を測定するテストの多くは室温20℃で実験されていますので、雪山などの極端に寒いところや真夏の暑い時期にこそ、しっかりと高い保温・保冷効果を発揮してほしいと考えれば、普通の魔法瓶ではなく、登山用に開発された機能性の高いアルパインサーモボトルの方が安心です。

アルパインサーモボトルの5つの魅力

アルパインサーモボトルの魅力1.圧倒的な保温・保冷のキープ力!

mont-bellの公式ホームページに公開されている保温・保冷の機能性を測ったテスト(室温20℃のとき、95℃の熱湯または4度の冷水を入れて6時間経過後に何℃になっているのか)の結果をサイズごとにまとめました。

最も大きいサイズの900ml(0.9L)のアルパインサーモボトルは、6時間経過後も81℃と熱々を保っています。

高い機能性を備えた登山用の魔法瓶は、軽量かつコンパクトに作られているにも関わらず、この保温・保冷の持続力は、本当にすごいとしか言いようがありません。

  サイズ別の保温力・保冷力
350ml 74℃以上/10℃以下
500ml 78℃以上/8℃以下
750ml 80℃以上/8℃以下
900ml 81℃以上/7℃以下

アルパインサーモボトルの魅力2.驚きの軽量かつコンパクトさ!

Photo byBru-nO

アルパインサーモボトルは、高い機能性を持ちつつ軽量かつコンパクトに作られています。少しでも軽くコンパクトにしたいと努力している登山者にとって、重量やサイズはとても大切ですよね。サイズ別の本体重量をまとめました。

  本体重量 サイズ
350ml 240g 直径∅7×高さ19.5cm
500ml 265g 直径∅7×高さ24cm
750ml 360g 直径∅7.9×高さ26.3cm
900ml 380g 直径∅7.9×高さ30cm

アルパインサーモボトルの魅力3.洗いやすい口径の広さ!内栓の工夫!

登山用に作られた魔法瓶は、高い保温・保冷力をキープするため、注ぎ口が狭く小さく作られるのが一般的ですが、mont-bellのアルパインサーモボトルはお手入れを考慮し、洗いやすいように注ぎ口が広く大きめに作られています。

洗いやすいように、注ぎ口が広く大きく作られながらも、放熱を防ぐ工夫として内栓の中に断熱材が入っているのです。

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注ぎ口からの放熱を防ぐために内栓が2つという他社製品もありますが、mont-bellのアルパインサーモボトルは内栓が1つであるにも関わらず、保温・保冷力を長時間保つという高い機能性を持っています。

内栓が1つだと洗いやすい一方、漏れることが心配になるかもしれませんが、しっかり締めれば漏れることはありません。熱湯(または冷水)を入れすぎないようにだけ注意しましょう。


アルパインサーモボトルの魅力4.滑り止めで手袋したままでも大丈夫!

Photo byHOerwin56

アルパインサーモボトルは、手袋をしたままでもボトルを握って開けたり閉じたりしやすいように、シリコーンゴム製の滑り止めがついています。寒い雪山(冬山)での使用が考慮されており、分厚い手袋をしたままでも簡単に開け閉めができるような工夫がされているのです。

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このシリコーンゴム製の滑り止めはボトルの上下についており、取り外せるようになっています。滑り止めと本体の間に入ってしまった汚れも取り外すことで、洗いやすいようになっています。丸洗いできるお手入れのしやすさは、長く使っていくためには、とても大切なポイントですね。

アルパインサーモボトルの魅力5.充実のサイズ展開とリーズナブルな価格

Photo bynattanan23

mont-bellのアルパインサーモボトルのラインアップと価格をまとめました。(2021年5月26日現在の情報をもとに記事を作成しています)

  サイズ別のメーカー希望小売価格
(税込)
350ml ¥3,300
500ml ¥3,850
750ml ¥4,400
900ml ¥4,950
飲み口 コップ型
直飲み型
(350ml、500mlのみ)
専用ケース
(カバー)

アルパインサーモボトルの特徴

サイズ(4種類)

アルパインサーモボトルの販売当初は、0.5L、0.9Lの2種類のサイズ展開でしたが、350mlと750mlが追加されて使いやすい4サイズ展開になりました。

他社の登山用の魔法瓶には一番小さな350mlのサイズ展開がないので、350mlが欲しい方はmont-bellのアルパインサーモボトル一択です。(2021年5月26日現在の情報をもとに記事を作成しています)

飲み口の形状(2種類)

アルパインサーモボトルの飲み口は、350mlと500mlのサイズのみ、保温・保冷の効果が高い内栓のコップタイプと、片手で開閉して直接飲めるタイプの2種類が選べるようになっています。別売のキャップを購入することで、シチュエーションにより付け替えることが可能です。

いずれか一つを選ぶのであれば、保温・保冷力を重視してコップタイプの口を選びましょう。片手で開閉、ワンタッチで直接飲めるというのは便利である一方、コップタイプと比較して保温・保冷の持続力が課題。

また、パッキンなどの部品が多くなり、洗いやすいとは言い難い側面があります。最大の魅力である保温・保冷力や洗いやすいことを重視すると、コップタイプが断然おすすめです。

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本体価格も別売のキャップも同じ価格なのでコップタイプの口を選び、必要に応じてアクティブリッド(直飲み型の内栓)の購入を検討しましょう。

登山時には保温力重視のコップタイプを使い、日常的には直接飲めるタイプを使うなど、シチュエーションによって使い分けができるのは、アルパインサーモボトルならではの魅力です。

色(サイズにより4色or2色)

Photo bygarageband

アルパインサーモボトルの色は、サイズにより4色または2色が展開されています。

350ml(0.35L)と500ml(0.5L)は、ガンメタル(GM)、メドーグリーン(MDGN)、レッド(RD)、ステンレス(STNLS)の4色、750ml(0.75L)と900ml(0.9L)はレッド(RD)、ステンレス(STNLS)の2色のカラー展開となっています。

アルパインサーモボトルのサイズの選び方

350ml、500ml、750ml、900mlの4サイズの中から、どれを選べばよいのでしょうか。

自分にピッタリ合うサイズを選ぶポイントは、一緒に登山する人数と作りたい山ごはんのメニューから考えましょう。サイズごとに一緒に登山する人数と山ごはんメニューの組み合わせ例をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

350ml(0.35L)

おひとりさま登山で、コーヒーやスープを飲みたいだけの方は、もっとも軽量で小さい350mL(0.35L)のアルパインサーモボトルがおすすめです。

注意したいのがカップラーメン。350mlのサイズの保温力では、お湯が冷めてしまう可能性もあるため、冬に熱々のカップラーメンを食べたいと考えるのであれば、500ml(0.5L)以上のサイズが望ましいでしょう。

山ごはんメニューに必要なお湯の容量

  • スティックタイプのカフェオレ(160ml)、リゾッタ(175ml)
  • ドリップコーヒー(180ml)、コーンスープ(160ml)
  • カップラーメン(300ml)

500ml(0.5L)

1人で山ごはんをしっかり楽しみたい方、2人で山ごはんをシェアしたい方、3人で食後のコーヒーを楽しみたい方には、500ml(0.5L)のアルパインサーモボトルがおすすめ。500mlにピッタリの山ごはんメニューは次のとおりです。

山ごはんメニューに必要なお湯の容量

  • カップラーメン(300ml)、ドリップコーヒー(180ml)
  • リゾッタ(175ml)、コーンスープ(160ml)×2
  • スティックタイプのカフェオレ(160ml)×3

mont-bellアルパインサーモボトル0.5L

出典:楽天
出典:楽天
出典:楽天

750ml(0.75L)

2人で山ごはんをシェアしながら楽しみたい方、3〜4人で食後のコーヒーを楽しみたい方には、新たにサイズ展開された750mlのアルパインサーモボトルがおすすめ。750mlにピッタリの山ごはんメニューは次のとおりです。

山ごはんメニューに必要なお湯の容量

  • カップラーメンBIG(400ml)、スティックタイプのカフェオレ(160ml)×2
  • リゾッタ(175ml)×2、ドリップコーヒー(180ml)×2
  • ドリップコーヒー(180ml)×4

アルパインサーモボトル0.75L

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

900ml(0.9L)


2人でしっかり山ごはんを楽しみたい方、4〜5人で食後のコーヒーを楽しみたい方には、最も大きい900ml(0.9L)のアルパインサーモボトルがおすすめ。900mlにピッタリの山ごはんメニューは次のとおりです。

山ごはんメニューに必要なお湯の容量

  • カップラーメン(300ml)×2、お湯少なめのカフェオレ(150ml)×2
  • リゾッタ(175ml)×2、コーンスープ(160ml)×3
  • ドリップコーヒー(180ml)×5

保温・保冷を長時間キープする工夫

アルパインサーモボトルはさまざまな工夫により、登山者の求める高い機能性を兼ね備えています。この魅力を最大限に活かして、保温・保冷力を長時間キープするための最後のひと手間、ちょっとしたコツを2つご紹介します。

あらかじめボトルを温めておく(冷やしておく)

使用する直前に、一度、アルパインサーモボトルに熱湯(または冷水)を入れてボトルの中を温め(冷やし)た後、お湯(または冷水)を捨ててから再度、新しい熱湯(または冷水)を入れましょう。

この一手間を加えるだけで、実際に飲むときの温度はまったく違いますので、ぜひ試してみてください。

ケース(カバー)をつける

アルパインサーモボトルには、別売の専用ケース(カバー)があります。専用ケース(カバー)をつけることにより、少しでも放熱を防いで保温・保冷の効果を高めることが可能。専用ケースでなくても、ペットボトル用のカバーでも代用できるので安心してくださいね。

まとめ

Photo byasmuSe

アルパインサーモボトルの魅力はいかがでしたか。驚きの保温・保冷力、軽量かつコンパクト、洗いやすい口径の広さと部品の数など、これだけ高い機能性を兼ね備えて、ガスバーナーを買わずともカップラーメンを食べることができるというのは本当に魅力的ですよね。

ぜひ、自分にピッタリ合うサイズのアルパインサーモボトルを選んで、山ごはんを充実させる一歩にしてください!

他社の登山用魔法瓶が気になる方はこちらをチェック!

mont-bellのアルパインサーモボトルと同じように、登山用に開発された魔法瓶としてサーモスの山専ボトルがあります。

どのような違いがあるのかチェックして、自分にぴったり合った登山用の魔法瓶の購入を検討してみてくださいね!