帯広の名物グルメで有名店は?
道東の中心地域である人口約165,000人の帯広市は、小麦や豆類、ジャガイモ、酪農などの農業が基幹産業です。北海道の食糧基地ともいえ、美味しいグルメもいろいろ生み出されています。
グルメで有名なスイーツ店、帯広駅前の行列のできる豚丼グルメ店、十勝牛ステーキの美味しいグルメレストラン、名物の鍋を持ち込んでルーを持ち帰る人もいる「インデアンカレー」のお店などについてまとめました。(この記事の情報は2021年3月7日時点のものです)
帯広でなぜ豚丼?
今でこそグルメ店で出される豚丼グルメですが、元々は家庭の郷土料理として食べられていたといわれています。明治時代、帯広を始めとする北海道の各地域は養豚業が盛んだったことから、自然に豚肉を家庭で食べる習慣ができました。
豚肉料理を簡単に調理して食べられるようにと考案されたのが、鰻丼をヒントにしてしょう油味のタレをかけて食べるという現在の調理法です。考案者は「ぱんちょう」の創業者といわれています。
帯広おすすめグルメTOP15!
ランキング15位:ホテル日航ノースランド帯広
帯広駅の西通り南口から約1分のホテル日航ノースランド帯広のおすすめは、さまざまなグルメが楽しめるランチバイキングです。ご当地グルメである十勝牛や豚肉、季節の野菜などの食材を使用した、本格的な中国料理を始めとするお料理は地元の人たちからも美味しいと評判。
食後も営業時間内はゆっくりできるので、観光で疲れたときやいろいろ歩きたくないとき、駅で待ち時間があるときなどの一休みにもおすすめのランチグルメです。
ホテル日航ノースランド帯広
- 住所〒080-0012
北海道帯広市西2条南13丁目1番地 - 営業時間11時30分~14時
- 定休日無休
ランキング14位:じんぎすかん北海道
帯広は豚丼が名物グルメですが、ジンギスカンのお店も人気です。帯広競馬場周辺にある「じんぎすかん北海道」は、古民家を改装した造りで、明治初期の北海道の建物をイメージさせます。そのような雰囲気でいただく北海道の郷土料理ジンギスカングルメは、ご飯(いなきびご飯)もお酒も進むこと間違いなし。
マトンとラム肉はリンゴなどの果物に漬け込んであり、美味しいと大評判です。マニアに人気の穴あきジンギスカン鍋も販売中。
じんぎすかん北海道
- 住所〒080‐0024
北海道帯広市西14南12丁目3-1 - 営業時間平日11時~17時、土日祝11時~21時
- 定休日月曜(祝日の場合は翌火曜。水曜代休)
ランキング13位:豚丼のはなとかち
帯広駅周辺の豚丼の「はなとかち」は、帯広名物の豚丼の専門店。人気メニューは、ロース肉とバラ肉を半々にご飯にのせた「半ばら豚丼」。無添加の、日本酒と蜂蜜のタレに長時間漬け込んだ北海道産の豚ロースと豚バラ肉が美味しいと人気です。
ほのかな甘さが感じられるサラッとしたタレと香ばしいお肉がマッチしており、ご飯がよく進みます。全国の有名百貨店でも出品し、他の老舗店と共に帯広の豚丼グルメを代表する人気店です。
豚丼のはなとかち
- 住所〒080-0010
北海道帯広市大通南 12丁目2−4 佳ビル1F - 営業時間11時~19時
- 定休日火曜(祝日の場合は営業し、木曜休み)
ランキング12位:かき揚げのかきはげ
帯広駅周辺に行けば名物グルメ店がありますが、帯広駅の中にも有名店があります。かき揚げのグルメ専門店「かきはげ」は、全国的にも珍しい話題のお店です。
美味しいと評判の人気メニューは、ご当地食材のサケ・ジャガイモ・トウモロコシ・アスパラ・ゴボウ・枝豆などの9種類をかき揚げにした「十勝のかき揚げ丼」。サクサクした歯ごたえから、十勝帯広の食材の美味しさが伝わってきます。豚丼で有名な「はげ天」の姉妹店です。
かき揚げのかきはげ
- 住所〒080-0012
北海道帯広市西2条南12丁目 JR帯広駅エスタ西館 - 営業時間10時~19時45分
- 定休日第3水曜(エスタ休館日)
ランキング11位:ランチョ・エルパソ
帯広駅から車で5分の緑ヶ丘公園周辺にあるランチョ・エルパソは、豚のステーキやソーセージが美味しい有名店。自社農場で穀物飼料とホエーを与えて育てた豚肉は、自然豊かなうまみが感じられるグルメです。
帯広地ビールとの組み合わせが人気で、ついお代わりしたくなります。ご当地帯広の名物グルメ豚丼もありますが、他店とは少し違う特徴が。鉄鍋に入ったボリューム満点さは、ちょっとした話題のグルメとして人気です。
ランチョ・エルパソ
- 住所〒080-0026
北海道帯広市西16条南6丁目13‐20 - 営業時間11時~15時、17時~23時
- 定休日無休
ランキング10位:北海道ホテル
バード・ウオッチ・カフェは、帯広駅周辺にある北海道ホテルの素敵な庭を見渡せるカフェ。テラスが備えてあり、朝日から夕暮れまでの一日を通して太陽の光を浴びられる、素敵な空間でいただくおしゃれなランチの数々。
おすすめは、ご当地十勝産の小麦粉を使用したパスタや地元の魚介類、十勝産のF1牛肉を美しくアレンジした美味な料理。豚丼もいいけど、ときにはゆっくり上品に帯広グルメを堪能したい気分のときにおすすめです。
バード・ウオッチ・カフェ
- 住所〒080-8511
北海道帯広市西7条南19丁目1番地 - 営業時間5月~10月までの11時30分~15時、17時~20時30分
- 定休日火曜
ランキング9位:ドーナツラボ
帯広駅周辺のドーナツラボは、北海道十勝産の原材料にこだわった優しい味わいがうれしい手作りドーナツ。十勝ミルクをたっぷり使ったミルクドーナツを始めとする、定番の14種類のドーナツの他に、昔懐かしい味わいのカスタードクリームドーナツ、香ばしい美味しさと話題のほうじ茶クリームドーナツなどのグルメが味わえます。
期間限定の「こがしきび砂糖」や「レモン」も登場するので、春夏秋冬に帯広グルメをご堪能ください。
ドーナツラボ
- 住所〒080-0804
北海道帯広市東4条南6丁目8−4 - 営業時間11時~18時
- 定休日木曜
ランキング8位:カレーハウス アパッチ
カレーハウス アパッチは、有名なルーカレーの名物店が多い中にあり、種類豊富なカレーが有名な帯広グルメの人気店です。じっくり炒めたタマネギペーストに数種類の果物を加えて煮込んだカレーは、ただただ、美味しいのひとこと。
1991年創業で、ワンコインでもボリューム満点とのことで高校生にも大人気でした。そのときのお客さんが、大人になった今も子供を連れて通うというほどに、多くの地元人に愛されているグルメです。
カレーハウス アパッチ
- 住所〒080-0811
北海道帯広市東11条南8丁目1‐3 - 営業時間11時~15時、17時~20時
- 定休日不定休
ランキング7位:カレーショップインデアン
帯広で美味しいカレーを持ち帰るできる店といえば、数店あるインデアン。郷土料理といってもいいほどに各家庭で浸透しており、地域外の人にはちょっと話題の名物グルメ。
シンプルな味わいのカレーですが、エビカレーにカツ、野菜カレーにハンバーグなどのコンビネーションも自由自在。もちろん辛さも選べるので親子連れも安心。テーブルには福神漬けやショウガがお好みでトッピングできるように置かれてあるのもうれしいサービス。
カレーショップインデアン 西21条店
- 住所〒080-2471
北海道帯広市西21条南2丁目6-152 - 営業時間11時~21時
- 定休日元日
ランキング6位:クランベリー本店
帯広駅周辺の本店の他、駅構内にもお店があるクランベリーは、スイートポテトが有名な洋菓子専門店。サツマイモの素材とバターなどの北海道の素材のよさを存分に生かした味わいは、帯広の有名な人気グルメとして納得。見た目のインパクトも大きく、初めて見た人はうれしいショックをうけることでしょう。
十勝産の小豆餡のおまんじゅうやクッキーなど、北海道帯広の美味しい食材の味わいが詰まったスイーツグルメを楽しめます。
洋菓子専門店クランベリー本店
- 住所〒080-0012
北海道帯広市西2条南6丁目 - 営業時間9時~20時
- 定休日年中無休
ランキング5位:ぶた丼のとん田
30年ほど前に創業したぶた丼のとん田は、帯広名物の豚丼専門グルメ店として話題の人気店。おすすめの人気メニューはもちろん、網の上でじっくり焼いた香ばしい豚肉が、たっぷりご飯に盛られた豚丼グルメ。
うれしいのが、ロース・ヒレ・バラの3種類からお肉を選べること。その日の体調などによって楽しめるので、日替わりで通う人もいるとか。別添えでタレが用意されており、好みの味でいただけるのもうれしいサービスですね。
ぶた丼のとん田
- 住所〒080-0810
北海道帯広市東10条南17丁目2番地 - 営業時間11時~18時
- 定休日日曜
ランキング4位:柳月
柳月は、帯広だけではなく北海道を代表するスイーツグルメ店。有名なスイーツは、白樺の木肌をホワイトチョコとブラックチョコで再現したバウムクーヘンの「三方六」。朝ドラで話題になった「あんバタサン」も、行列ができたほどの人気グルメです。
帯広駅周辺に喫茶室もある柳月大通本店があり、限定品もチェックしに立ち寄ってみましょう。帯広市郊外、車で15分ほどの音更町にある工場直営のスイートピア・ガーデンもおすすめ。
柳月大通本店
- 住所〒080-0010
北海道帯広市大通南8丁目15 - 営業時間9時~20時
- 定休日元旦
ランキング3位:はげ天本店
はげ天は、帯広名物グルメの豚丼専門店として行列もできる昭和9年(1934年)創業の有名店です。おすすめの人気メニューはもちろん、ご飯が見えないほどに盛られた豚丼。豚肉は一枚一枚網焼きされており、やわらかくも肉汁のうまみが感じられるジューシーさ。
初代から受け継がれているタレも美味しく、ご飯をお代わりしたくなります。宴会も受け付けており、豚丼以外の、帯広の郷土料理風の会席も美味しいと評判のグルメです。
はげ天 本店
- 住所〒080-0011
北海道帯広市西一条南10-5-2 - 営業時間11時~21時
- 定休日不定休
ランキング2位:六花亭
六花亭は、酪農地帯の北海道にあり、いち早くスイーツ王国として有名になった帯広を代表するスイーツグルメ店。人気スイーツグルメは、ミルクの美味しさが詰まった「マルセイバターサンド」。バターをたっぷり使った濃厚さは多くの人が美味しいと認める味わいです。
帯広市内の直営店は、駅周辺にある本店と西三条店、少し外れた六花亭ガーデン。本店の限定品を楽しめるイートインコーナーや2階の喫茶室でゆっくり味わいましょう。
六花亭
- 住所北海道帯広市西2条南9丁目6(本店)。西三条店は西3条南1丁目。六花亭ガーデンは西22条南2丁目21-9
- 営業時間店舗9時~18時、喫茶11時~17時
- 定休日年中無休
ランキング1位:ぱんちょう
ぱんちょうは、帯広名物グルメの豚丼専門店として行列もできる、昭和8年(1933年)創業の有名店です。おすすめの人気メニューはもちろん、秘伝のタレも食欲をそそる豚丼です。
ご飯の上に盛られた極上の豚ロースは炭火でじっくり焼き上げられ、店外にまでその香ばしさが広がります。よい香りに、食事時ではなくてもつい、そそられるのです。おかみの名前にちなんだ松・竹・梅・華とのグレードがちょっとした話題に。
ぱんちょう
- 住所〒080-0011
北海道帯広市西1条南11-19 - 営業時間11時~19時
- 定休日月、第1・第3 火
帯広グルメの歩き方
帯広の街は帯広駅を起点にして南北に広がりますが、帯広駅の北側に繁華街や市役所があります。北側の端は太平洋にそそぐ十勝川となり、市街地は十勝川に向かってほぼ碁盤目に広がっています。名物の豚丼のお店やスイーツで有名な六花亭や柳月の本店も北側にあります。
住所表示の特徴として、札幌の場合は南北が先に来て東西が後に来ますが、帯広は東西が先で南北が後に来ます。帯広をグルメ探訪するときのご参考にしてください。
帯広駅のグルメ街はエスタ
帯広駅は左右に長く、エスタという東館と西館のショッピングゾーンに分かれます。東館の1階に100円ショップや洋品店・時計店、2階に物産センターや観光協会が入り、主なグルメショップは西館です。豚丼やかき揚げ店、クランベリーなどの帯広のスイーツグルメショップが入っています。
帯広グルメはお肉やスイーツが美味!
帯広のグルメは食事はもちろん、スイーツなどのお土産もより取り見取りです。帯広の郷土料理である人気の豚丼は帯広駅周辺や駅中に名物店があり、ランチでも楽しめます。スイーツグルメを楽しみたい人は、帯広駅中にもグルメ店がありますし、帯広駅から少し歩けば六花亭と柳月もあります。
少し贅沢にグルメを味わいたい人は、帯広駅の繁華街とは反対方向になる日航ノースランド帯広は北海道ホテルもおすすめですよ。
帯広について知りたい人はこちらをチェック!
帯広の観光は夏に訪れることが多いですが、冬も素敵な見どころがたくさんあります。ぜひチェックしておきましょう。
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