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高尾山へも登れる!日影沢キャンプ場の魅力をご紹介!年中無料で楽しめる?

都内有数の名所の高尾山には、夏も冬も気ままに過ごせる、公営の日影沢キャンプ場があります。口コミでも高評価な無料キャンプスポットは星空も川も綺麗で、東京とは思えないのどかなテント生活も実現の場所。日影沢キャンプ場と周辺の気になる魅力をお伝えします。
2021年3月11日
はぐれ猫
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目次

日影沢キャンプ場とは

東京の高尾山にある日影沢キャンプ場

ここは東京でも自然がいっぱいな、多摩地区の八王子の高尾山。明治の森高尾国定公園に指定される高尾山麓に、料金無料な日影沢キャンプ場があります。玄人好みの名所は、高雄森林ふれあい推進センターが運営する施設です。

コテージなどの施設は無くて設備は質素、しかも利用方法が変わっているので、初心者なら利用を躊躇してしまうところ。しかしプライベートな感じで自然に溶け込める要素があるため、ソロキャンプにもおすすめします。

閉鎖の解除が待たれる2021年

すぐ利用に行きたい日影沢キャンプ場ですが、実は2021年3月現在、林道も駐車場もアクセス不能な状況です。理由は2019年に発生した台風19号にありました。高尾山では日陰林道が崩壊し、車の入場が不能となったのです。

そのため1年以上経過した時点でも、キャンプ場の再開の目処は立っていません。林道や施設の復旧工事が完了次第、キャンプ場は再開するとのこと。詳しくは公式サイトのほうをチェックして、復旧を気長に待つしかありません。

日影沢キャンプ場の基本情報

日影沢キャンプ場

  • 住所
    〒193-0844
    東京都八王子市高尾町2181-1
  • 電話番号
    050-3160-6040
  • 公式サイトURL
    https://www.rinya.maff.go.jp/kanto/takao/campzyo/campzyo.html

日影沢キャンプ場のアクセス

車で日影沢キャンプ場にアクセス

こちらは八王子の山間部ですが、日影沢キャンプ場までは都心からも1時間でアクセスできます。高速道路の場合は、圏央道の高雄ICが最寄り。国道20号を経て、高尾駅前から都道516号線に入って西のキャンプ場へ向かいます。

日影沢キャンプ場へと至る林道にアクセスすれば、すぐにキャンプ場の専用駐車場の看板が見えてきます。森の中にある駐車場は、車やバイクが12台ほど入れるくらいの狭い感じですが、そもそも予約制の施設なので問題はありません。

最寄り駅からのバスでアクセス

現地にアクセスするときは、最寄り駅からのバス移動もできます。最寄り駅となるのは、JR中央線の高尾駅です。北口広場から、京王帝都バスの路線バスが出ています。小仏行きのバスに乗り込んだら、目的とするのは日影バス停。

高尾駅からバス停まではわずかな距離です。バス停からは林道に入って徒歩10分ほどで日影沢キャンプ場に到着できます。ただバス+徒歩で荷物が多いとアクセスが大変にもなるので、複数人数でのキャンプが良さげです。

日影沢キャンプ場の施設

①無料キャンプサイト


森林に囲まれた日影沢キャンプ場は、上段と下段のサイトに分かれています。上段はキャンプ場のやや高台にあって、30人程度が入れてとテントが6張という規模。下段は55人と多めの収容人数で、テントが11張入る設計です。

こちらはコテージは存在しないので、滞在はテントを設営するのみです。犬同伴は不能ながら料金なしで使えるのが人気の理由で、環境の面で恵まれています。山間部とはいえ平坦なサイトなので、テントの設営はしやすい印象です。

焚き火やBBQも無料で実現できるテント生活

現地には道具レンタルや薪などの販売も無いため、日影沢キャンプ場では全て自分で持ち込むのが基本です。天気が良好なら薪を使う焚き火も自在にこなせますが、焚き火台を持ち込んで、高尾山の環境に配慮するのが良いです。

ソロキャンプで薪の焚き火を楽しむなら、焚き火用のローチェアを持ち込むと過ごしやすくなります。焚き火台ではお肉のBBQを自在に味わっても良いし、焼きマシュマロや川魚の塩焼きなどを楽しむアイデアも膨らみます。

キャンプサイトの口コミ

休日なら賑わいを見せる日影沢キャンプ場ですが、平日は人も少なくて過ごしやすいと口コミで語られていました。サイトは料金がかからないのにとても綺麗で、天気が良ければ星空が見えることも、利用者の間で好評なところです。

このキャンプ場の見どころの1つは、猫が住んでいることでした。口コミを見ても、猫はキャンプ場の主のようだと言われています。ここはペットを連れ込めませんが、犬がいなくても焚き火しながら猫と遊べるのも楽しみです。

②キャンプ場の設備

全体として施設面もこじんまりとしている日影沢キャンプ場とは言え、キャンプをするのに必要最低限の設備は整っています。コテージのような新しい管理棟は、非常用の倉庫も完備した施設で、近年に完成したばかりです。

日影沢キャンプ場には無料で使える薪の炉や、炊事場の設備があります。いずれの施設も屋根付きで、雨天でも使うことは可能。キャンプ場ではトイレが気になりますが、管理棟にユニバーサルトイレを完備するので安心です。

口コミではトイレなどの設備の綺麗さも評判

利用した人々は、日影沢キャンプ場の施設について口コミでポジティブに評価していました。例えばトイレは新しく、管理が行き届いて綺麗という話はSNSでも良く聞かれます。登山者がトイレを借りられることでも好評でした。

またキャンプ場は案内表示が多くなっていることで、設備が使いやすいとの意見もあります。公営施設なだけに、そのあたりが徹底されているのは嬉しいところ。コテージは無くても、全体的に居心地は良いと評価されています。

③日影沢キャンプ場の留意点

携帯電話がつながらない

トイレが綺麗な日影沢キャンプ場ですが、テント暮らしでは問題点が幾つかあります。その1つが天気に関係なく、携帯電話が使えない問題。東京近郊なのに、21世紀でも携帯電話が繋がらない、文明から隔絶しているところなのです。

携帯電話での通話は勿論、ネット閲覧をするのも不可能です。だから携帯電話が使えないことを前提に予約する必要があります。日影沢キャンプ場の口コミでは、スマホ無しでも楽しいとの感想もあるので、満足感は過ごし方次第です。

水道水は飲めない

特筆しておきたい日影沢キャンプ場の気になるところは、現地の水道水が飲めないこと。なぜか水道なのに、飲用水としては向いていない水質なのだとか。

そこでキャンプを実行する場合、冬でも食事や飲用の水を持ちこむのがおすすめ。ペットボトルやタンクで水を運び込んでみると良いです。ソロキャンプなら、簡易な水過装置を持ち込むことで荷物を軽量化できそうです。


日影沢キャンプ場の川遊び

きれいな日影沢での川遊び

夏のシーズンの最高の楽しみといったら、日影沢の川遊びです。キャンプ場のそばには斜面を流れる綺麗な小川があり、この沢が日影沢キャンプ場の名の由来でした。川遊びに丁度よい時期は、気温が高くなる5月から9月の頃です。

八王子市内が気温35度を超える猛暑になれば、標高265m地点の日影沢キャンプ場の気温も上昇しますが、木々に囲まれた高原なので猛暑とはなりません。高尾山の山肌からの水も冷たさを感じ取れて、川遊びにもってこいです。

川遊びの口コミ

大勢の子供たちが、夏の日影沢キャンプ場に訪れて来ています。川遊びの口コミを見れば、真夏でも川の水はとても冷たくて、涼しく過ごせるとの意見が圧倒的。日影沢の水は綺麗なことも、川遊びの満足度を高めている要因です。

川遊びの過ごし方では、沢下りのキャニオニング、沢登りのシャワークライミングができるのが大きな楽しみ。川を含む周囲の生き物探しもできるし、マイナスイオンたっぷりでストレスが解消されることも好印象です。

②高尾山の登山

天気が良い日は、冬でも日影沢キャンプ場からは高尾山の登山も楽しめます。それはキャンプ場の前に、山頂までいろはの森コースが伸びているためです。駐車場前を出発すると、標高599mの山頂まで1.2kmほどのコースがあります。

頂上付近は急斜面になりますが、全体は比較的歩きやすい初心者向きです。高尾山は秋なら紅葉が見事で、1年中丹沢山地のむこうに富士山の姿も拝めます。山頂周辺はお食事どころ、名所、トイレなど設備も完備なので安心です。

日影沢キャンプ場の利用

利用できる時期と営業時間

こちらの日影沢キャンプ場、料金が無料な上に、気温の低い冬でも予約可能なのは魅力です。春なら新緑が綺麗で、夏は川遊びがメインで、秋には紅葉がなによりのごちそうとなり、冬は冠雪しながらも焚き火も楽しめます。

基本的に1日じゅう開放のキャンプ場なので、他のキャンプ場やコテージと違って、営業時間を気にすることはありません。チェックイン及びチェックアウトの時間も、日影沢キャンプ場なら深夜であろうと自由自在です。

日影沢キャンプ場の予約方法

間違えてはいけないのは、日影沢キャンプ場は完全予約制の施設であることです。現地に直接的に行っても利用は不可能。事前に予約をして訪れることになります。予約方法は電話は利用できず、往復はがきを使います。

必要事項を記入した上でポストに投函し、返事が来るのを待ちます。こちらは抽選で優先利用が決まるシステムです。さらに1週間以内に空きがあれば、順次予約が許可されます。詳しくは公式サイトのほうで、確認してみてください。

日影沢キャンプ場の近くの観光

①京王高尾山温泉 極楽湯


もしキャンプの後の温泉を希望したら、車やバイクで極楽湯に寄るのが断然おすすめです。ここは2015年に開業した、京王の高尾山口駅前にある天然温泉の施設。日影沢キャンプ場から行く場合も、車で10分という近さです。

ずっと入っていられる温泉と口コミで人気なのは、人工炭酸泉風呂、露天風呂、ひのき風呂、サウナなど各種を用意して、料金も格安なためです。温泉のお風呂の後は、名物とろろを使った高尾山御膳などの名物料理も楽しめます。

基本情報

京王高尾山温泉 極楽湯

  • 住所
    〒193-0844
    東京都八王子市高尾町2229-7
  • 電話番号
    042-663-4126
  • 公式サイトURL
    http://www.takaosan-onsen.jp/

②浅川国際マス釣場

温泉よりも釣りに興味があるなら、近くの浅川国際マス釣場の出番です。この釣堀は日影沢キャンプ場とは目と鼻の先にある施設。お手頃な半日券、たっぷり1日券、格安な料金の3時間券があり、無料のサービス券もあります。

釣り堀にはニジマス、ヤマメ、カジカなどの種類がいて、何匹釣り上げても構いません。釣れた魚は下処理をしてくれて、新鮮な状態でBBQにできるのも楽しみ。またチャレンジしたくなるほど、釣り堀は口コミで人気を得ています。

基本情報

浅川国際マス釣場

  • 住所
    〒193-0841
    東京都八王子市裏高尾町1277
  • 電話番号
    042-661-6280
  • 公式サイトURL
    http://www5c.biglobe.ne.jp/~fly-lure/

日影沢キャンプ場で過ごしてみたい

無料でのんびり焚き火と猫に癒やされよう

料金0円な日影沢キャンプ場は、1年じゅう純粋なキャンプができる良さのあるところでした。コテージもバンガローもない場所ですが、設備はトイレなどを始めとして揃っているので、猫と一緒にソロキャンプも十分楽しめそうです。

しかもこの施設、夏になれば無料で川遊びができてしまうのは、子供にとっても魅力的なポイント。近くでは温泉も釣りも、高尾山登山もできるということなので、色んな要素を組み合わせたキャンプもできそうですね。

東京のコテージが気になる方はこちらもチェック!

当サイトでは八王子の日影沢キャンプ場の他にも、東京のアウトドア情報をまとめています。東京で温泉と共にコテージ生活を希望する方も、チェックしてみてください。