シマノの2021年新作スピニングリールまとめ!
新製品をまとめてチェック!
2021年春のシマノ新作スピニングリールを一気にご紹介!入門機からハイエンドまで、今年も魅力的なアイテムが揃っています。釣り入門、サブ機に最適な「21 アルテグラ」は要チェックです!
シマノのスピニングリール新製品5つをご紹介!
2021年春の新製品をチェックしよう!
2021年春のシマノスピニングリール新作を5つご紹介!今年は入門機として期待が集まる新しい「アルテグラ」、人気の「ツインパワー」派生モデル2機種が登場します。ヴァンフォードカスタム機一発目となる「21 コンプレックスXR」も要チェック。ライトな釣りからヘビーな釣りまで、魅力的なアイテムが目白押しです!
1.シマノ「21 アルテグラ」
2021年イチオシ入門機!
【予約受付中!】シマノ 21 アルテグラ C2000S
まずは2017年モデルからのモデルチェンジとなった、新「アルテグラ」をチェックしてみましょう。「21 アルテグラ」最大の特徴は実売価格13,000円程度と入門グレードの価格帯でありながら、贅沢に投入された豊富な技術特性の数々にあります。
新型らしくロングストロークスプールを搭載しつつ、ワンピースベール、マイクロモジュールギアⅡ、サイレントドライブなどこれまでミドルグレードに搭載されてきた技術特性を惜しみなく投入。採用技術の部分だけ見ると、実売価格が7,000円ほど高い「19 ストラディック」とほとんど変わらない内容です。「21 アルテグラ」は廉価版「ストラディックCI4+」を思わせるCI4+ボディ、「19 ストラディック」はメタルと違いがあるので、強さと軽さ、巻き味で比較しながら選ぶのがよさそうです。HAGANEギアや精度の部分にどの程度の違いがあるのか、発売後のインプレを楽しみに待ちましょう!
「21 アルテグラ」のラインナップをチェック!
ラインナップは1000番からC5000XGまで、スタンダードサイズのスピニングリールとしてはフルラインナップと呼べる内容で、さまざまな釣りに対応できる番手が揃っています。
特にチェックしておきたいポイントはCI4+ボディによる自重の軽さで、重さが気になるC2000Sは185gまで軽量化が進んでいます。前作から20gほど軽く、ライトな釣りも気持ちよく遊べる十分な軽さです。同サイズ「20 ヴァンフォード」と比べると35gとグレード通りの差がありますが、価格差も約倍程度と納得の内容。他サイズももちろん軽量で、入門機、サブ機として満足度の高いリールに仕上がっています!
「21 アルテグラ」の価格と発売日
「21 アルテグラ」の価格は定価16,300円から20,500円で、発売日は2500番、C3000番が3月、他サイズは4月の発売予定です。実売価格は30%近い値引きが期待できるアイテムなので、15,000円以下、新作という条件でスピニングリールを探す方におすすめ。同価格帯のライバルは各種BBシリーズですが、現行のBBシリーズはベースが「17 アルテグラ」、これでもかと投入された最新技術のコスパとパーツ供給の面から、基本的には「21 アルテグラ」をおすすめします!
「21 アルテグラ」まとめ
- 最新技術を惜しみなく投入した新基準のハイコスパ入門機!
- 現行BBシリーズよりも「21 アルテグラ」がおすすめ!
- 発売日は3月、4月で実売価格は13,000円前後!
2.シマノ「21 コンプレックスXR」
注目の「20 ヴァンフォード」カスタムモデル!
【4月入荷予定シマノ コンプレックスXR 2500F6HG
「20 ヴァンフォード」ベースの釣種専用シリーズ一発目、バスフィッシング向けの「21 コンプレックスXR」です。「20 ヴァンフォード」に追加の機能をプラス、バスフィッシングに適した番手がラインナップされています。前作までは「ストラディックCI4+」ベースでタイトルの後ろに「CI4+」がついて展開されてきましたが、ベース機の変更で今後は「XR」としてリリースされるようです。
ベース機の特性を活かした軽さが魅力の本作は、追加機能としてリジッドサポードラグ(ベアリング2つ)とCI4+ハンドルも獲得。新マグナムライトローターやサイレントドライブと合わせてよりシビアに、フィネスな釣りが満喫できます。
もう一点、C2000クラスにのみ搭載されたハイレスポンスドラグも要チェック。ステラの替えスプールに搭載されていたこのドラグは滑り出しと作動時の挙動を均一に、同じようなイメージでファイトできるように調整されたドラグで、動作後半も軽く滑らかな挙動を持っています。細糸でのファイトで活躍間違いナシ!2500はラピッドファイアドラグを採用、こちらは後半で止める従来通りの挙動です!
「21 コンプレックスXR」のラインナップをチェック!
ラインナップはフロロ4lb100mのC2000F4、C2000F4HGと、フロロ6lb100mの2500F6、2500F6HGで計4機種です。C2000クラスは155gと非常に軽量、2500でも175gと軽く、今後スプールサイズを変更してソアレやセフィアが展開されると考えられますが、ソルトでも出番を作れそうです。
「20 ヴァンフォード」との違いはやや深いスプール、リジッドサポードラグ(ベアリング2つ)とCI4+ハンドル、C2000のハイレスポンスドラグがメイン!価格差は実売価格で4,000円程度なので、C2000、2500を検討中の方はこの部分の違いをメインに比較検討をしてみてください!
「21 コンプレックスXR」の価格と発売日
発売日は全モデル2021年4月予定で、価格は定価34,300円、35,300円。現在は26,000円、27,000円程度で予約受付が行われています。「20 ヴァンフォード」とどちらにするか非常に悩ましいところ!発売直後に一気に品薄になるというタイプではないので、タックル構成をじっくり考えながら購入を検討してみてください!
「21 コンプレックスXR」まとめ
- 「20 ヴァンフォード」カスタム機第一弾!
- 違いはスプール、リジッドサポードラグ(ベアリング2つ)、CI4+ハンドル、C2000のハイレスポンスドラグ!
- 発売日は4月で実売価格は26,500円前後!
3.シマノ「21 ツインパワー XD」
ヴァンキッシュライクな「20 ツインパワー」
【4月入荷予定】シマノ ツインパワー XD 4000XG
「ツインパワー XD」がモデルチェンジ!「20 ツインパワー」をベースにローターをCI4+製の新MGLローターに変更、よりハイレスポンスな巻きを目指した構成でリリースされます。XDの持ち味であった高い耐久性は、ステラSWから受け継がれたバリアコートスプールリングで表現!ステラSWにしか採用されてこなかったスプール加工なので、3000~5000番スプール単体としても非常に価値の高い存在になりそうです。
「20 ツインパワー」はボディ半分を樹脂、ローターをメタルとして剛性感と軽さのバランスをとっていましたが、「21 ツインパワー XD」はボディは「20 ツインパワー」まま、ローターを樹脂製とした軽さとレスポンス重視のセッティング。前作のイメージではなく、やや強い釣りにマッチする「ヴァンキッシュ」になりました。磯ヒラや磯マル、流行りのサワラキャスティングなど、着水後のレスポンスが求められる表層系のプラッギングゲームや、軽めにバランスを取ったサーフタックル、強めのシーバスタックルと相性がよさそうです!
「21 ツインパワー XD」のラインナップをチェック!
ラインナップはC3000HGからC5000XGまでの全6モデル。4000番のみパワーギアのラインナップがあります。ハンドルノブは全サイズ丸形ですが、3000とそれ以外でサイズに違いがあるので、この部分も含めて番手を検討してみてください。自重は「20 ツインパワー」と比較すると、各番手ローター分で15gほど軽いです!
スプールは3000、4000、5000とあって、ロングストロークスプールが使用されているモデルとは幅広く互換性があります!
「21 ツインパワー XD」の価格と発売日
発売日は全モデル2021年4月予定で、価格は定価47,000円、48,500円。予約段階での実売価格は40,000円程度で、「20 ツインパワー」との価格差は約2,000円程度です。「20 ツインパワー」スプールとの価格差がきになるところ。
「17 ツインパワーXD」の時は同じコンセプトを持つ上位モデル、「ツインパワー」のアップグレードバージョンというイメージでしたが、今作は「ツインパワー」と「ヴァンキッシュ」の間というポジションです。釣りモノやタックルのバランスに合わせて、自分の好みに合うモデルをセレクトしましょう!
「21 ツインパワー XD」まとめ
- ローターがヴァンキッシュの「20 ツインパワー」!
- バリアコートスプールリング採用のスプールに注目!
- 発売日は4月で実売価格は40,000円程度!
4.シマノ「21 エクスセンス」
「19 ヴァンキッシュ」ベースのシーバス専用機!
《予約商品》【シマノ】21エクスセンス4000MXG
シーバス向けシリーズ「エクスセンス」も21年モデルにモデルチェンジ。「19 ヴァンキッシュ」をベースに、フルブラックボディと「EXSENCE」ロゴで登場します。「19 ヴァンキッシュ」からの主な変更点はラピッドファイアドラグとアルミ製ハンドルへの換装で、どちらも「ヴァンキッシュ」にパワフルなフィーリングをプラスした内容です。シーバス、サーフアングラーの方には「19 ヴァンキッシュ」よりも「21 エクスセンス」をおすすめします!
「21 エクスセンス」のラインナップをチェック!
ラインナップは全番手ミディアムスプールでC3000M、C3000MHG、3000MHG、4000MXGの4モデル。河川でのナイトゲームにはスローに巻けるC3000M、サーフや大規模河川、磯には4000MXGと選べるラインナップが用意されています。スプールとボディの組み合わせ方ではありますが、C3000Mは「19 ヴァンキッシュ」には無い番手なので、こちらは要チェックです!
「21 エクスセンス」の価格と発売日
発売日はこちらも2021年4月を予定、春の釣り開幕から使えるリリースタイミングです。気になる価格は定価60,000円から62,000円で、「19 ヴァンキッシュ」との差は3,000円、実売価格の比較では割引き率の状況で若干差が開き、5,000円程度「19 ヴァンキッシュ」のほうが安いです。「21 エクスセンス」の実売価格は予約受付時の段階で約52,000円程度、ポイントや値引きがいいショップを上手に選びましょう!
「21 エクスセンス」まとめ
- 「19 ヴァンキッシュ」ベースのシーバス専用機!
- 違いはラピッドファイアドラグとアルミ製ハンドル、ボディカラー
- 発売日は4月で実売価格は52,000円程度!
5.シマノ「21 ツインパワーSW」
人気のオフショアビッグゲーム入門機がモデルチェンジ!
【4月入荷予定】シマノ 21ツインパワー SW 6000PG
マグロにカツオ、ヒラマサキャスティングなど、オフショアの青物ゲームでも特に大型でパワフルな魚種を狙うなら、入門機にも「21 ツインパワーSW」がおすすめ!前作同様、高い耐久性、信頼性を確保できるスペックで、ミドルハイクラスを担うハイパワーな1台に仕上がっています。
注目のポイントはドラグ性能に関する技術特性で、ヒートシンクドラグ、Xタフドラグ、リジッドサポートドラグと下位モデルとなる「20 ストラディックSW」よりもタフな構成。スペックからは読み取れませんが、各部耐久性や精度といった面でも、下位モデルとは差があると予想されます。磯やオフショア入門をややライトなターゲットから始めるなら「20 ストラディックSW」、ステップアップ、ヘビーな釣りから始めるなら「21 ツインパワーSW」からとするのがおすすめです!
「21 ツインパワーSW」のラインナップをチェック!
4000XGから14000XGまでの12機種構成は、磯、オフショアのヘビーゲームを十分にカバーしきれるフルラインナップ。PE2号以上を使う場合は、ショアからの釣りにもSW機を検討してみるのがおすすめです。強力なドラグ構造で8000番、10000番の釣りでも信頼性抜群!入門機と呼ぶには高額ですが、10kg以上の魚を釣るならこのクラスからスタートした方が効率がいいです!
「21 ツインパワーSW」の価格と発売日
発売日は3月から5月で、10000番に一か月の遅延が発生しています。8000番と14000XGは3月、変更があった10000番、4000、5000、6000番が4月、14000PGが6月の発売予定です。価格は定価で52,900円から72,300円、大型番手でも実売価格は6万円を切っていますが、ステラSWとの金額差が気になるところ。購入するショップが決まっている方は、購入検討時の価格差を要チェックです!
「21 ツインパワーSW」まとめ
- 前作からドラグ機能が大幅に進化!
- 大型魚を狙うなら入門機としても要検討!
- 発売日は3月~6月で実売価格は60,000円程度!
シマノのスピニングリール新製品をゲットしよう!
今年のイチオシは「21 アルテグラ」!
入門機にミドルクラス、ハイエンドとバランスよく揃った2021年春のシマノ新作スピニングリール。中でも「21 アルテグラ」のコスパはかなり目立っていて、「19 ストラディック」はちょっと高いかなと感じていた方におすすめしやすいです。今年から本格的な釣り具を揃えて始める方にももちろんおすすめ!新作スピニングリールをゲットして、春の釣りを楽しみましょう!
2021年新製品が気になる方はこちらもチェック!
2021年の新製品が気になる方は、下記のリンクをチェック!ヤマガブランクス、オリムピックの新作ロッドをまとめてご紹介します。オリムピックの新製品は価格を抑えたUXシリーズに注目!「21 アルテグラ」と合わせて、新しい釣りを始める方にピッタリのロッドが用意されています。こちらもぜひ合わせてチェックしてみてください!
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