トライポッドを自作したい!
トライポッドはキャンプでも使っている方が多くいます。トライポッドは通販サイトでも千円程度から購入することができるのですが、自作で作りたいという方、ダイソーのアイテムで作れるのではと考えている方もいるのではないでしょうか。トライポッドはもちろん、自作することが可能です。しかも、ソロキャンプなどで現地に行った際に、落ちている枝でも自作はできるんです。
トライポッドを自作で作ろう!
トライポッドは、自分でも十分手作りすることができます。トライポッドの作り方によってはコンパクトにできるものもありますし、焚き火で利用しても安心して使えるような鉄筋を使った作り方も。100均に売っている材料で安く作る方法などもありますので、トライポッドを自作したいと考えている方はぜひ参考にしてください。
トライポッドとは
そもそも、トライポッドっていったい何なの?と思う方もいるかもしれません。もしくは、トライポッドの必要性を感じていない方もいるかもしれませんね。ここではトライポッドとはどのようなものなのか。
そして、トライポッドがあるとどんなメリットがあるのかということについてお伝えしていきます。トライポッドの便利さを知り、実際に作ってみたくなるのではないでしょうか。
トライポットとはどんなもの?
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— KENJI PERM CAMP@村づくりキャンパー (@kenjiperm) September 19, 2020
【ミニマムソロキャンプ】ブッシュクラフト3days①〜自作トライポッドで吊るし肉と焚き火ベーコン〜#ソロキャンプ #ブッシュクラフト #焚き火 #野営 #キャンプ #ユーチューブ #ユーチューバー #ミニマム pic.twitter.com/UQa13b1DBZ
トライポッドは簡単に言うと三脚なのですが、写真のように焚き火の上にトライポッドを設置することで鍋をつるして調理ができるようになるんです。焚き火の上に網を置いて作るのもいいのですが、それだと設置が大変だったりします。
トライポッドを設置してしまえば、鍋も安定して火にかけられるのでその点も安心です。ソロキャンプによく行かれる方などは、トライポッドを持っておけば調理しやすさに気づけるはず。ぜひトライポッドを使ってみてください。
トライポッドのメリットとは
ではトライポッドのメリットについて見ていきましょう。焚き火での調理には、焚き火台を使っている方もいるかもしれません。ですがその場合、安定した場所でないとまっすぐに立てることができません。
トライポッドは三脚、もしくは四脚ですので、石がたくさんあるようなところでも脚を調節して設置できます。鍋にフックを掛ければ、安定的に調理が可能。フックについたチェーンの長さを調節できるようにすれば、火力の調節もでき、それもメリットの一つです。
トライポッドの自作方法をご紹介!
ではさっそく、トライポッドを自作する方法についてご紹介します。トライポッドを作る材料には、キャンプ場で落ちている枝だったり、木材、もしくは100均ダイソーの材料、鉄筋を使った自作方法もあります。
トライポッドは材料によって価格も変わってきますし、持ち運びのしやすさ、現地で作れるという違いがあります。どの作り方でも安定したトライポッドは自作できるので、ぜひ便利なトライポッドを作ってみてください。
枝トライポッドを自作
始めにご紹介するのは、キャンプ場で行った先で落ちている枝でトライポッドを作る方法です。キャンプを楽しむ方の中には、ワイルドなキャンプを楽しみたいという方もいるのではないでしょうか。
ワイルドなキャンプと言ったら、やはり自然のものを使って作るトライポッドがいいのでは。簡単に作れる方法ですので、もしこの自作方法で作る場合はナイフなどの道具を忘れずに持っていくようにしてください。他にも必要な材料がありますので、その点も要チェックです。
キャンプに行った先で即席で自作できるトライポッド!
キャンプに行く場合、持ち物が多いと大変だと感じるもの。特に、バイクでキャンプに行くという方は、トライポッドを持ち運ぶとなると邪魔になってしまうのではないでしょうか。ここでお伝えするトライポッドは、材料に落ちている枝を使うのでその点でも便利。
枝の他にロープ、チェーン、フックがあればトライポッドが作れてしまいます。また、チェーンやフックを使わずにフックの代わりになる自在鉤も枝から作る方法もお伝えしています。
枝で作るトライポッドの自作方法
枝で作るトライポッドですが、できるだけ太く、1.5mほどの長さのものを見つけてください。枝が準備できたら、枝の長さをそろえてロープで結んでいきます。ロープで結べたら三脚の完成!そこにチェーンとフックを取り付けていきます。
チェーンとフックではなく木の枝を使ってかける道具を作る場合は、分かれている枝を利用し、ナイフを使って道具を作っていきます。このくぼみを増やせば、自在鉤として利用することも可能。簡単にDIYできるので作ってみてください。
木製トライポッドを自作
次は、材料に角材を使って簡単にトライポッドを作る方法をご紹介しています。このトライポッドは、折りたたんでコンパクトに収納できるようになっているので、荷物が多くて邪魔にならないトライポッドを作りたい方にもおすすめです。
これは自分でDIYするのですが、木材をカットしたり穴を空けたりする作業が必要になります。DIYの道具がない方もいるかもしれませんが、ホームセンターには道具を貸出しているところもあるので、そういうものを利用して作ることも可能です。
角材を使ってランタン用木製トライポッドを自作!
使っている材料は、角材のほかに組み合わせるデンデンボルトとナット、ワッシャーです。動画を見てみると、計30分程度で自作ができてしまうようです。とても簡単に作れる方法なので、簡単に作りたい方はぜひ作ってみてください。
角材の長さは、自分で使いやすい長さでカットするといいでしょう。ランタン用としてトライポッドを作っていますが、もちろんこれは鍋用にも利用できますので、角材がお家に残っている方、角材で作りたい方はこの自作方法で作ってください。
ランタン用トライポッドの自作方法
こちらのトライポッドは、角材にデンデンボルトが入る穴を開け、折りたたみができるようデンデンボルトに角材をはめて作っていきます。最後はワッシャーをかませ、ナットで止めたら完成です。
折りたたみができるので、コンパクトに持ち歩くことができます。ランタンをひっかけて利用しても、鍋をかけて調理をしてもいいですね。かける部分はチェーンとフックで作ってください。
ダイソートライポッドを自作
次はDIYにはおなじみ、100均の材料を使ったトライポッドの自作方法をご紹介していきます。DIYをする場合、最近は100均でもDIYグッズが充実しているので100均のアイテムを使うという方も多いです。トライポッドも100均で売っているものを使って安く自作できますので、安く作りたい方はこの方法で作ってみてください。
ダイソーグッズで自作する安いトライポッド
使っている材料は、ダイソーのポールのほかに、ボルトやUプレート、蝶ナットがあります。動画にもありますが、価格は全部で673円と安い価格で自作できたそうです。
通販サイトで売っているものよりも安い価格で作れるので、安く済ませたい方はこの自作方法で作ってみては。また、作り方も簡単です。DIYが苦手な方もいるかもしれませんが、これくらいであれば問題なく作れるのではないでしょうか。
安い価格で作れるダイソートライポッドの自作方法
ダイソーのトライポッドの自作方法ですが、ポール部分の先端にある部品を外してそこに曲げたUプレートとボルトをはめて作っていきます。三本で作っていますが、これはポールを増やして四脚にしてもいいでしょう。
ポールを組み合わせて蝶ボルトで固定すれば完成します。ダイソーにあるグッズとホームセンターの材料で作ることができるトライポッド。木材ではないので、燃える心配がないのも安心ではないでしょうか。
鉄筋トライポッドを自作
次にご紹介するのは、鉄筋を使ったトライポッドの自作方法です。ご紹介している木材のトライポッドの作り方がありましたが、これは焚き火で使うと燃えてしまう可能性があります。燃えずに使えるトライポッドには、この鉄筋タイプが安心。
鉄筋を曲げる道具や鉄筋を切るサンダーが必要になりますが、道具がある方はぜひ作ってみてください。焚き火でも安心して使え、また折りたたんでコンパクトになるトライポッドです。
鉄筋でトライポッドを自作!
使う材料は鉄筋と、あとはフックとチェーンがあればできてしまいます。道具に鉄筋を曲げる道具が必要になりますが、鉄筋トライポッドが作れれば、火の元でも安心して使えるのでその点でもおすすめです。
木製のトライポッドやダイソートライポッドは脚を組み合わせる材料が必要になりましたが、この鉄筋トライポッドは曲げて組み合わせることで三脚ができるようになっています。
鉄筋トライポッドの自作方法
トライポッドの自作方法ですが、まずは鉄筋を曲げていくところから始めます。二本の鉄筋を同じように曲げ、三本目を大き目のわっかを作り、二本の鉄筋を通して固定していきます。
こちらもコンパクトにできるものですから、持ち運びに便利なものを作りたい方、焚き火で安心して使えるトライポッドが作りたい方はこの作り方を参考にしてトライポッドを作ってみてください。
自作トライポッドの実例
では最後に、自作で作ったトライポッドの実例をご紹介します。トライポッドの作り方は、今回ご紹介したもの以外の材料を使っている方もいます。どの材料を使うか、どんな作り方をするかは、自分のDIY技術やキャンプに行く際の便利さを考えてつくっていきましょう。せっかく自分で作るので、便利に使えるものがいいですよね。実例のいいところを参考に、作ってみてください。
セリア材料でトライポッドのトレーを自作
セリア購入品でトライポッドのトレー自作
— べるり (@3acres_of_ocean) February 24, 2020
五徳?付きの焚き火台に買い替えまではこれでいけるかな? pic.twitter.com/MJZfbV0qfF
この方は、トライポッドのトレーを自作しています。材料には100均で売っている網と、カラビナです。網にカラビナを通し、チェーンを通してトライポッドに取り付けてあるフックにかけて使っています。
トライポッドにトレーを取り付けたいと考えている方は、こちらの自作方法を参考に作ってみてください。100均の材料を使っているので、安く作れますし、作り方も簡単。お家にトライポッドがある方も、ぜひ挑戦してみてください。
アルミのトライポッドなら軽い!
自作トライポッドと自作焚き火台はめっちゃ使えた。焚き火調理も上々。
— うなたろー@Z900RSCAFE (@unataro_life) November 1, 2019
キャプテンスタッグの飯ごうは安いけどめっちゃ使える。
・軽い
・焦げ付いても鉄たわしでゴリゴリ洗える
・焚き火の焼け跡がカッコいい
・アルミなので火の通しがよくなんでも作れる。
つまり飯ごう最強 pic.twitter.com/MKEUrQZyF8
木製のトライポッドや100均のポール、鉄筋を使った作り方がありましたが、それだと重くて大変だと考える方もいるでしょう。そんな方にはポールにアルミ製のものを使って作っていくのがおすすめ。
アルミ製なので軽く、持ち運びも楽なのでいいですね。アルミポールで作る場合、穴を開けてボルトを通す作り方でもいいのですが、枝トライポッドの作り方に合ったようにロープで組み合わせて作っても簡単にDIYできます。
まとめ
カッケー トライポッドは #ソロストーブ 自作したのは ウッドストーブ にほんこ むつかしいある 🤔 寒い時は 足元で 暖まります、ステンマグは 直置きも 可 今回 煙の少ない 炭火 、、薪は 通報レベルの 煙に なるから むり!😎 pic.twitter.com/21PtBkQKHr
— 幸せの青い GSXR125 壱伍画伯 (@ichgogahaku) December 29, 2020
今回はトライポッドの簡単な自作方法をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。行った先で手軽に作れるトライポッドから、100均材料で作るトライポッド、鉄筋のトライポッドなどさまざまな作り方がありました。
どの作り方で作るかは、自分のDIY技術や使う材料、価格などで決めていきましょう。焚き火での料理の幅が広がるので、よりキャンプが楽しみになるのではないでしょうか。
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