タモ網は釣りの必需品
子供の頃にタモ網で遊んだ記憶がある方が多いのではないでしょうか。そんなタモ網は急激に進化しています。魚釣りを趣味としている方は、タモ網について馴染みがあり知識豊富と思いますが、タモ網は思いのほか奥が深いのです。
タモは英語でlanding net・ランディングネット、日本語では玉網(たまあみ)とも呼ばれ、釣った魚を取り込むために使用することが主な用途。特に、大きな魚を釣ったときに水面からタモ網ですくい上げなければ、釣り糸が切れ、逃げられることがあります。
タモ網を使うことで大物をゲットする確率が格段にアップするのです。そんな、釣りに必須なタモ網について詳しく紹介します。
タモ網の種類と傾向と概略
主に釣りで使うタモ網は、おもちゃ屋さんからホームセンターや、釣り専門店まで取り扱っています。そんなタモ網は大きく区分すると、「網」に「タモ枠」と「柄(ランディングシャフト)」の3部分に大別できます。
さらに、網についてはタモ枠になるフレームと、網に当たるネットに分けられます。また、柄は一本の素材でできている物や、ジョイント式や伸縮性に富むものまで種類豊富です。
楽しい釣りはタモ網で決まる！
釣りの種類は多く、海釣りや川釣りに、磯釣りに船釣りなど釣りの種類はたくさんあります。日本の釣り人口は700万人弱ともいわれ人気のレジャーなのです。
釣りは短い時間よりも、じっくり構えて長い時間待つことが多くなります。そんな貴重な時間との戦いでもあり、ようやくヒットした魚を釣り上げるときに逃がさないようタモ網が重要です。タモ網の代わりはなかなか見つからないようで、それだけ選び方を慎重に行う必要があります。
どこで釣りをするかでタモ網の選び方が決まる
釣りをする場所によって最適な長さのタモ網が決まってきます。タモ網の柄にランディングシャフトを使用する場合は、柄の長さは短い物からかなり長いものまであり、5mまで伸ばせれば大部分の場面で対応可能です。
また、標準装備で伸縮自由で長さが調節できる柄のタイプも多くなっています。タモ網は利き手と逆の手で取り扱うので可能な限り軽い種類がおすすめです。
網も組み立てるタイプは組み立て部分のジョイントが重要。携帯するときに、先端の網と柄をつなぐジョイントが折りたたみ式もあり、持ち運びが楽になります。
タモ網の選び方は多種多様！
種類が多いタモ網だけに、選び方の基本は自分がどこで使うかが基本になります。値段の安いことは重要ですが、それだけでなくタモ網の長さや携帯性など、備わっている機能を重視しましょう。
また、タモ網の製造メーカーは多く、自分が好きなメーカーにこだわることもおすすめです。ただし、タモ網は種類が多く代わりになるタモ網も多数あり、ここでは、タモ網の選び方の基本となるポイントを説明します。
釣りのタモ網の選び方要点①：サイズ
タモ網の大きさは、基本的にはどのような釣り場で使用するかで決まってきます。実際に釣り場で使用できなければタモ網の意味がありません。
水面や海面に届かないことがないように、伸縮可能な柄が付いたタモ網も含めて、最適な長さになるようなタモ網を選ぶことをおすすめです。
また、2~3mのタモの柄の長さの場合は、足元で使うことが主で高さがあると使いにくくなります。柄の長さが5mあれば普通の堤防や防波堤の高さに対応できます。
釣りのタモ網の選び方要点②：素材
タモ網に使用される金属素材は、ステンレス、ジュラルミン、チタン、アルミがあり、最近はアルミが多くなっています。アルミの特徴は軽さと安い値段です。
タモ網の柄で金属以外の材質はカーボンが人気で、最近はカーボンが主力で出回り、安い値段ではありませんが軽い素材で強度は抜群です。価格が安い高いに素材のカーボン含有量も関係してくるので、事前によくチェックしましょう。
釣りのタモ網の選び方要点③：折り畳み式の有無
タモ網については、ワンピース式と折りたたみ式があります。ワンピース式は、タモの形が固定しているので収納はできず、持ち運びは長いまま。ただし、ジョイントしていないので強度は強くなります。
折りたたみ式はジョイント付きが多く、分解することができ、コンパクトで携帯も楽で持ち運びできます。また、伸縮タイプは収納すると短くなり、持ち運びが楽になります。ただし、つなぎ目の部分の強度は弱くなりがちです。
釣りのタモ網の選び方要点④：網の形と種類
タモ網の形状を大別すると丸型、オーバル型、三角型になります。丸形はほぼ360度、全方向で魚を捕らえることができます。磯釣り、船釣り、防波堤釣りなど各場面で使用可能です。
オーバル型は柄の部分よりも先の部分が広く、魚を取り込みやすくなっています。ルアー釣りのバスやアジやサバなどの青物釣りに適しています。
タモ網には先端が平たい三角形状があり、川底にセットして魚を追い込むときに便利です。網については大きさとともに深く長いタイプだと、数十センチの大物をゲットすることも可能になります。
タモ網のおすすめランキングTOP10
タモ網の選び方ですが、ここでは種類が多い中からメーカーや完備している性能や、素材やサイズについて取り上げます。また、形状では柄の長い、短いから、最も気になる値段についても、安くてコスパの良いアイテムだけを選びました。
人気の高いタモ網については口コミも取り上げ、実際に使用した人のストレートな感想を載せています。
インターネット上の口コミや話題性やコスパなどを勘案し、ランキングしてあります。ご自身のタモ網の選び方に活かしてください。
おすすめの人気タモ網ランキング10位：プロックス(PROX) オールインワンソルト
メーカーがプロックス(PROX)の「オールインワンソルト」は、長さが5mで網の枠サイズが約52×65cmあり、かなりの大物まで対応できます。継数は8本、先径が15.3mm、元径は34mmで持ちやすいサイズです。
柄はカーボン含有率が92%もあり、軽量ながら高強度で、渓流から防波堤、磯釣りなどさまざまな場面で使用可能です。5mタイプは鮮やかなブルーで、おしゃれなタモ網になっています。
おすすめの人気タモ網ランキング9位：BLUE LARCE ランディング2点セット
メーカーがBLUE LARCALのタモ網とカーボン玉の2点セットです。柄が軽量で細身だけに、収納も持ち運びも便利なコンパクトタイプです。 磯釣り、防波堤釣り、ルアーフィッシングまで対応可能。ショルダーベルトが付いていて移動時も楽に持ち運びできます。
シーバスなどのルアーから磯釣りの大物まで対応可能なランディングツールで、ランディングシャフトが3.5m、4ｍ、4.5m、5m、6mとそろい、5.5mの代わりになるサイズがあります。
おすすめの人気タモ網ランキング8位：OGKランディングセットミニセット
大きな業具メーカー・OGK(大阪漁具株式会社)の「ランディングシャフトミニセット340」は、全長が83cmありますが、仕舞寸法は42cmとコンパクトです。継数が10本、先径は12.4mm、元径は34.4mmと持ちやすいサイズになっています。
網の枠サイズが横が約35×縦が約40cmありながら、標準自重456gと軽いタモ網です。網枠は2つ折りタイプでラバーコーティングネットになっています。防波堤などの移動時でも便利なカラビナが標準装備されています。
おすすめの人気タモ網ランキング7位：JINKING 磯玉セット
人気のメーカー、JINKINGのタモ網は全長が5mで継数は8本、仕舞寸法は76cmで、先径は14mm、元径は31mmあります。重量は約840g、柄の材質は90％カーボンで、ハードタイプで堅牢さを兼ね備えているのです。
網の部分の枠は四つに折りたたみができるアルミ合金で、軽量ながら強度が優れています。網はラバーコーティングネットで魚が傷つきにくい仕様です。コンパクトに収納が可能で波止めや防波堤などの釣りに最適です。
おすすめの人気タモ網ランキング6位：スミス(SMITH LTD) ラバーネット
スミス(SMITH LTD)の「ラバーネット0712」は、柄が短いこともあり、主にブラックバスやニジマスなどの渓流で使用しますが、メバルやヒラマサにも使えます。
カラーがオレンジ、オリーブ、ブルーと三色そろっています。さらに、柄の材質にコルクを貼ったコルクハンドル仕様もあります。伸縮性はありませんが、主に渓流での釣りで機能を十分に発揮するタモ網で、値段は2千円台半ばと安い値段でおすすめです。
おすすめの人気タモ網ランキング5位：プロックス ラバーランディングネット
おしゃれな漁具メーカーのプロックス(PROX)の「ラバーランディングネット19型」は、全長が126cm、仕舞寸法が74.5cmとコンパクト設計で、値段は5千円を切る安い価格です。
網は太陽熱も吸収しにくく、魚も傷めず、キャッチ＆リリースができるタモ網です。クリアラバーネットを搭載したアルミ製ランディングネット19型は、軽くて強固と大人気。12型、15型もあり、釣りの用途により代わりになります。19型はバスだけでなく海釣りでも使用可能です。
プロックス ラバーランディングネットの口コミ
ボートでの釣りに最適の口コミで、落下防止のためにフロートを付けて使用しているようで、良いアイデアです。口コミのタイトルでは「安くてよい」で、その通り値段は5千円を切る安い値段で、コスパ最高のタモ網です。評価者も星5つの口コミになっています。
ボートやイカダでの釣りにちょうど良いサイズ。純正のまま使っていると落として沈没したり、網に入った大物が暴れて奪われたりするので、写真のようにフロートを付けておくと浮いて回収出来るので安心です。使用時にフロート部分が水面でテコになって少し使い易くもなります。
おすすめの人気タモ網ランキング4位：サンライク ランディングネット
人気漁具メーカー、サンライの「クランディングネット」の長さ3.0mタイプは、仕舞寸法が約43cmと大変コンパクトです。継数は9本、先径は12.8mmで元径は31mmで、重量が約550gと軽いコンパクトなタモ網になっています。
柄は90％カーボン素材を採用し、軽量ながら強度が高く耐久性も耐腐食性も大変優れています。柄の表面は特殊な滑り止め処理が施され、水や汗でも滑りにくい構造です。なお、5m、6mのバージョンがあり状況により3mの代わりになります。
サンライク ランディングネットの口コミ
サンライクランディングネットは使用方法さえ間違えなければ、かなりの大物にも問題なく使えます。評価者は、ラバーコーティングされたネットの使い勝手がよいという評価で、全体的に見ても使用感に問題はなく、星5つの高評価です。
堤防や漁港をロッド一本でランガンする方は、別売りのタモジョイント必須。
強度は大きめのアイナメを3mくらいの高さからランディングしたが、使い方さえ間違わなければ、特に問題ない。
ラバーコーティングのネットは使い勝手が、かなり良いのでオススメ。
おすすめの人気タモ網ランキング3位：サンライクの玉網
サンライク(SANLIKE)の玉網(ランディングポール)は、5m~9mまで5クラスがあります。折りたたみ式で9段階の伸縮式で調節も簡単に可能なのです。
弾性が高いカーボン素材を使用し、硬さに堅牢さが備わり、デザイン性も優れています。軽量で操作性が高く競技フィッシングでも使用可能です。
充実した基本機能が充実し、1万円をきる安い値段からあり、あらゆる釣りのフィールドに対応可能なコスパが良いタモ網になっています。
サンライクの玉網のクチコミ
評価者は8mタイプを使用していて、本格的な釣りマニア。ある程度の重量は理解されたうえで、操作性は良くパーフェクトという口コミです。かなり、厳しい環境の磯釣り現場で使用していますが、そんな困難な状況でも立派に使用できているという評価になっています。
もっと太くて重くて振り出しも鈍いとイメージしてました。8メーターを買ったので伸ばした時の持ち重りはしょうがなく思います。振り出しのスムーズ感はパーフェクトです。硬さ張りも完璧です。高さのある磯場で使っています！
おすすめの人気タモ網ランキング2位：TOISTAX ワンタッチネット
TOISTAXのタモ網「ワンタッチネット」はフルに伸ばすと1.65ｍあり、川釣りや湖沼での釣りに便利に使えます。収納時サイズは42cmと大変コンパクト。柄はアルミ素材を使用し、重量が約400gと大変軽くなっています。
網の形は三角形で、網の深さが約38cmあり、少々大きい魚にも使えます。何よりもワンタッチで折り畳め、持ち運びも楽で操作は簡単、さらに、超安い価格で初心者に向いています。
TOISTAX ワンタッチネットの口コミ
川や池釣りで鮒やナマズ釣りに使用しているユーザーの口コミで、40cm~60cmクラスの魚に問題なく使用でき、頑丈な作りと評価しています。収納サイズはコンパクトになり、持ち運びも苦でなく重宝しているという口コミです。さらに、値段が安い点も高評価になっています。
ずっと今シーズンは、霞ヶ浦の乗っ込み鮒釣りに使っていました。
元は同行の友人が使っており、これが無いと取り込めない魚ばかりだったと思います。値段も安く、しかも頑丈、この網のサイズにして、40cmの鮒から60cmクラスのアメリカナマズまで余裕で取り込めます。
収納サイズも素晴らしく、ロッドケースのポケットにすっぽり入るので、持ち運びも全然苦では有りません。
おすすめの人気タモ網ランキング1位：ダイワランディングポールⅡ
世界的に知られる釣り具のメーカー・ダイワ(Daiwa)の「ダイワランディングポールⅡ」は圧倒的な人気のタモ網です。網のサイズも45cmと60cm、柄の長さも4mと5mがあります。
継数は9本で、仕舞寸法は81cmとコンパクトになり、持ち運びも簡単です。カーボン使用で、長いタイプでも695gと軽いタモ網。磯釣りから防波堤のエサ釣りにルアー釣りまで幅広く使え、グリップ部分はこだわりのラバー製で滑りにくくなっています。
ダイワランディングポールⅡの口コミ
口コミの、長さがありどこでも使用できて、魚の取り込みが大変楽という評価で、トップメーカーダイワのすごさが理解できます。さらに、書き出しにコスパ最高とあり、備わっている機能からみると値段が最適であるという判断で、星5つの口コミに評価です。
コスパは最強です。6mあれば大概どこでもいけますね。80㎝くらいのハマチの取り込みも楽勝でした。ただ、枠は次第に錆びます。
タモ網の比較一覧表
紹介した10種類の人気タモ網を一覧表にし比較検討しやすくしました。気になる値段も安い、高いが比較可能です。タモ網のサイズが長いものや、短いものの比較もでき、携帯が楽かどうなのかもよくわかります。
釣りは長時間になりやすく重さは重要なので、重量もぜひ比較してみてください。一覧表は一目で数字が比較でき、自分が最適と思われるタモ網の選び方の参考資料におすすめです。
| 商品 |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 商品名 | ダイワランディングポールⅡ | TOISTAX ワンタッチネット | サンライク タモ網 | サンライク ランディングネット | PROX ラバーランディングネット | スミス(SMITH LTD) ラバーネット | JINKING 磯玉セット | OGKランディングセットミニセット340 | BLUE LARCE ランディング2点セット | プロクッスオールインワンソルト |
| ブランド | ダイワ(Daiwa) | TOISTAX | サンライク | SANLIKE | プロックス(PROX) | スミス | JINKING | OGK(オージーケー) | ピュアテック | プロックス(PROX) |
| 重量 | 587g、695g | 約400ｇ | 約580g(6m) | 約550g | 648.64g(梱包時) | 240g | 約840g | 456g | 728g | 1.2kg(梱包時) |
| 網のサイズ | 45cm、60cm | 横幅43cm、深さ38cm | 縦60×横46×深さ37cm | 縦59×横45×深さ40cm | 縦41×横45×45cm | 縦41,5×横38×深さ30cm | 縦55×横45×深さ40cm | 縦53×横35×深さ40cm | 縦64×横51cm | 縦65×横52cm |
| 柄の素材 | カーボン60% | アルミ | カーボン | 90%カーボン素材 | ー | ー | 90%カーボン | フェノールグラス/アルミ(柄/枠) | カーボン65％ | カーボン92% |
| 全長 | 5.06m、6.04m | 約1.65ｍ | 112cm(柄の部分) | 3m | 126cm | 60cm | 約5m | 83cm | 5.5m | |
| 商品リンク |
タモ網で釣りが何倍も楽しくなる！
タモ網について人気メーカーや種類から、コスパから見て値段が安い、高いに、ロッドの長い短い、さらに携帯向きかどうかまで扱いました。
魚釣りは遊びや娯楽からスポーツまで幅広くさまざまな方の楽しみです。長時間かけてようやくヒットした魚を、ゲット寸前で逃さないように、自分にあった使いやすいベストなタモ網を選んで、大いに魚釣りを楽しみましょう。
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