テントには様々な張り方がある!
キャンプ場で張るテントには、種類によって様々な張り方があり、Colemanやsnow peakなどメーカーも沢山!初心者の方だと組み立て方や風向きに対しての配置など建て方がわからない人もいるでしょう。
一般的だとドーム型のテントや大人数で使用できるテント、オシャレなテント、設営に自信がなくてもワンタッチで張れるテントなどバリエーションがとても豊富になります。テントによって張り方が異なってくるので、初心者の方は使いたいテントの張り方を練習して覚えましょう!
キャンプ場でテントを設置するコツ
設置のコツ①:設営方法を事前に確かめる
テントをスムーズに設営するコツは、設営方法を事前に確認することです。Colemanやsnow peakなどテントによっては複雑な構造をしているものもあり、組み立て方や張り方を何も知らないと初心者の方は設営に時間がかかってしまいます。
説明書を読むのもいいですが、動画サイトで確認した方がより分かりやすくイメージもしやすいです。余裕があれば、広い公園などで設営の練習をするものありでしょう。設営方法を事前に確認することで、スムーズに設営ができキャンプを楽しむことができます。
設置のコツ②:テントを設置する場所を確認する
テントを設置する場所をしっかりと見極める必要があります。テントを設置する場所を間違えるとテントが傷んでしまったり、最悪の場合けがをしてしまう可能性があるからです。テントの張り方や設置する場所を意識するのがコツになります。
キャンプ場でテントを張る際に、どこに設置すればいいのかわからない場合、キャンプ場の管理人に聞くのもよいでしょう。テントを設置する場所を見極めることで、安全で快適にキャンプを楽しむことができるのです。
設置のコツ③:風向きを考える
テントの張り方のコツとして、風向きを考える必要があります。テントのフレームが壊れたり、風向き次第では、飛ばされてしまう可能性があるからです。張り方としては、テントの入り口を風向きとは逆方向の場所に設置する張り方が重要です。
ペグもアルミのものではなく、鍛造の長めのペグを使用しましょう。よっぽどの風出ない限り、この方法で対策ができます。テントを設置する際に、しっかりと風向きを考え場所を選んでください。
設置のコツ④:夏のキャンプは涼しく過ごす
夏のキャンプは涼しい場所にテントを張りましょう。真夏の気温でテント内に夏がこもり、熱中症になってしまいます。真夏の日差しで燃料や食材がダメになってしまうので、前室など日が当たる場所には最低限のものを置いておきましょう。
太陽の位置を確認して、テントの張り方を考える必要があります。扇風機や冷却アイテムがあるととても快適に夏のキャンプを楽しむことができるので用意しておくといいでしょう。
テントの張り方:ドームテント
①インナーテントを広げる
張り方としては、ドームテントを張る前に張る場所の石などをどかしてテントを張れるようにしましょう。キャンプ場で張る場合、石や木の枝があると組み立てるテントを痛める原因になったり、不快な思いをしてしまいます。環境が整ったら、袋からインナーテントを取り出し広げましょう。風向きを考えて入り口を配置すると良いです。
②ポールを組み立ててスリーブに通す
次に、ポールを組み立てます。スリーブ式であれば、そのポールをドームテントにあるスリーブ(ポールを通す穴)に通しましょう。ポールは引っ張らずに押しながら通すのがコツです。ポールがドームテントの骨組みになるので、スリーブに通さないとテントをしっかりと立ち上げることができません。
③ポールを押し込みながらインナーテントを持ち上げる
ポールをスリーブに通したら、持ち上げます。コツはポールを押し込みながらインナーテントを持ち上げることです。そうすることでテントがしっかりと持ち上がり、立ち上げることができます。
④シートの端についているエンドピンにポールを刺しこみ立ち上げる
インナーテントを立ち上げることができたら、ポールの先端をエンドピンにさします。張り方に慣れていないと少し難しいですが、コツさえつかめば簡単です。エンドピンに刺しこむことで、テントの土台をしっかりと支えてくれて形を整えられるでしょう。
⑤前室を作る
前室を作るために、フロントポールをエンドピンにさしこみ、ポールにフックをかけて固定します。前室はには靴や荷物など少し物を置くスペースとして使用する場所です。必ず前室を作る必要はないのですが、前室があれば、とても便利ですしテントのシルエットがとてもきれいになります。
⑥フライシートをインナーテントに被せ固定する
しっかりと立ち上がったインナーテントにフライシートを被せます。そうすることで、急な雨や風などの被害を防ぐことができます。冬場などに暖房器具を使う際に、外との温度差により結露が起きてしまいますが、それを防ぐことができます。
⑦フライシートに付いているロープにペグを打って固定する
フライシートに付いているロープにペグを打って固定します。ペグを打つ際にペグの頭をテントとは逆方向に斜めで打ってください。テンションをかけることでテントの強度が増します。ドームテントの張り方はシンプルなので、練習してドームテントの設営方法を学びましょう。
ドームテントは初心者でも扱いやすいテントで、建て方もシンプルです。夏のキャンプ場ではよく見かけるテントでスリーブ式や吊り下げ式があり、Colemanやsnow peakというメーカーがポピュラーです。
テントの張り方:ツールームテント
①フライシートを広げる
ツールームテントの建て方としては、地面を整えて、袋からフライシートを取り出し広げます。どのテントも組み立てる前には必ず地面の状態を確認しましょう。設営してからだとテントの移動はとても困難です。初心者の方は組み立てる際に、練習をしているのもよいですが、風向きに注意して入り口を配置してください。
②リッジポールをセットする
リッジポールを必ず先にセットしましょう。初心者の人にありがちなのが組み立てる際にリッジポールを付け忘れることです。このリッジポールがあることでテントの中央上部をしっかりとたわませることができ、テントをきれいな張り方をすることができます。もし心配なのであれば、張り方を練習してみるのも一つの方法です。
③メインポールをスリーブに通し立ち上げる
スリーブ式のテントの張り方は、テントの土台となるメインポールをスリーブに通し、テントを立ち上げます。大体は2本通すスリーブがあるので、押し込むように通したらエンドピンにさしこみましょう。最初は慣れていないので焦らなくても大丈夫です。
④ミドルポールをスリーブに通しアシストクリップにさす
テントが立ち上がったら、ミドルポールをスリーブに通します。スリーブ式のテントの張り方として、ポールとスリーブに同じ色がついていることがほとんどなので、通す場所がわかりやすいです。ミドルポールを通すともう1つの部屋を作る準備段階に入ります。
⑤リアポールをスリーブに通しアシストクリップにさす
次に、リアポールを指定のスリーブに通します。これでもう1つの部屋が完成されます。ツールームテントの張り方はドームテントとあまりかわりません。ここでも必ずエンドピンにポールの先端をさしこみましょう。初心者の方はポールにアシストクリップにさすのが少し大変なので練習してみましょう!さしこむ方法を理解できれば、これからはスムーズにできます。
⑥フライシートをペグで固定する
フライシートが立ち上がったら、しっかりとペグで固定しましょう。ペグを打つ際に気を付けなければいけないのが、フライシートの入り口などにあるファスナーをすべて閉じないといけません。ここでファスナーを閉じないと最後に閉まらなくなる可能性が出てきてしまいます。張り方に注意しましょう!
⑦インナーテントを吊り下げる張る
フライシートを設営できたら中に入り、インナーテントを中から張ります。作業自体はとても簡単なので吊り下げたらフックに引っ掛けるだけです。インナーテントが寝室になるので、しっかりと設営しましょう。夏のキャンプでは風通しもよく快適に楽しめる張り方のテントです。
⑧メインポールとミドルポールをファスナーテープで固定する
最初にスリーブに通したメインポールとミドルポールをロープで巻き付け固定しましょう。これでツールーム型テントが完成です。夏場はそのに出なくても楽しむことができるテントになります。
こちらもColemanやsnow peakからもでていて、初心者や家族連れにとても人気でおすすめ!張り方はドーム型テントと似ているので難しくありません。初心者のかたは練習するとスムーズに設営できます。
テントの張り方:ロッジテント
①センターポールとジョイントポールを並べ、繋げる
ロッジ型テントの建て方は、センターポールとジョイントポールを地面にならべ、繋げ合わせる方法のテントになります。他のテントとは張り方が違い、最初に土台作りから始めるテントです。
風向きとは逆に配置し組み立ててください。センターポールに右、左、中と置く場所が書いてあるので指示に従いジョイントポールを繋ぎ合わせます。
②レッグポールをさしこむ
次に、できたポールにレッグポールをさしこみます。ねじるようにさしこむのがコツです。このレッグポールはテントを支える脚の部分になるので、しっかりと取り付けましょう。差し込むだけなので、張り方に難しさはありません。
③骨組みが完成したら、インナーテントを被せる
そして、レッグポールをしっかりとさしこめたら、袋からフライシートを出し、フレームに被せます。別で結露用のシートもあるので、結露が心配な方は使用してください。張り方はフライシートを被せる前に結露用シートを先に被せて使います。
④レッグポールを伸ばし、テントを立ち上げる
フライシートを被せたら、レッグポールを折り曲げてテントを立ち上げます。テントの内側に入り、レッグポールの端をエンドピンにさしこみましょう。最初は慣れていないと思うので、何人かで行うのがベストです。
⑤ペグを打ち、テンションを張る
最後に、付属のロープをペグで打ちテンションを張りましょう。これでロッジ型テントが設置できます。組み立てる順序させ間違えなければ、張り方に苦労はしません。ロッジ型テントは大人数でのキャンプにとても最適です。
居住スペースも広いので夏などはテント内だけで楽しむことができるテントの張り方になります。ファスナーを開ければメッシュ窓にもでき夏にはピッタリのテントです。練習する際には、テント自体のサイズが大きいので、最初は複数人で設営しましょう。
テントの張り方:ポールテント
①インナーテントを広げる
ポールテントの建て方は、テントを張る場所を整えてからインナーテントを張ります。テントには入口が2カ所あり、風向きに注意して広げてください。インナーテントを広げたら、8カ所ペグを打ちテンションをかけましょう。
②フライシートをインナーテントの入り口に合わせて被せる
次に、フライシートを入口に合わせて被せます。出入口部分を先に空けておきましょう。入口からテントポールを入れて、テントを支える張り方だからです。張り方を覚えないとテントを設営することができません。
③テントポールを組み立て、天井の中央にさし立ち上げる
フライシートをしっかりと被せることができたら、テントポールを組み立ててテントの中の天井中央にさしこみます。そのまま立ち上げてテントポールの端にポールエンドを付けて地面に固定してください。
④ロープを張りテンションをかけてペグで打つ
最後に、フラシートをしっかりと張りながらロープをペグで打ちテンションをかけます。ここでゆるみがあるときれいな形にならないので気を付けてください。フライシートをしっかりと張る練習をしたほうがいいです。
テントの張り方としては難しくありません。ポールテントはオシャレにキャンプを楽しみたい人にピッタリです。組み立て方も簡単で、インスタ映えする張り方なので若い人におすすめなテントになります。
テントの張り方:ワンタッチテント
①バックからテント本体を取り出す
ワンタッチテントの建て方は、テントを張る場所を整えてから、テントを袋から出し広げます。どのテントも張り方も大事ですが、張る場所も大事なのです。テントにもよりますが、4本フレームが折り畳まれているので、すべて広げましょう。関節部分をしっかりと繋ぎ合わせる必要があります。
②テント上部にある2本のロープを引っ張り立ち上げる
フレームを連結させられたら、テント上部についている2本のロープを上に持ち上げながら横に引っ張ります。4本のフレームがしっかりとたわむまで引っ張るとテントがしっかと立ち上がるようになります。ここで風向きを考えて入り口を配置する張り方も可能です。
③ペグでテントを固定し、フライシートを被せる
テントにペグを打ち込み、フライシートを被せましょう。ワンタッチ型テントの張り方は以上です。風がふいていたら、ロープでテンションを張りペグを打ち込みましょう。
最近では、高機能なワンタッチテントも増えていて、人気も高まっているので初めての方には最適です。すぐに設営ができるので練習いらずで気軽にキャンプを楽しむ方にとてもおすすめな張り方のテントになります。
初心者でも簡単にテントを張れる
テントの張り方は複雑でも慣れれば誰にでも設営することができます。わからなくなっても説明書や動画などで確認すればすぐにわかるので簡単に設営方法を学ぶことができます。
事前にテントがスリーブ式か吊り下げ式なのか種類を理解することと、テントを張る張り方を練習をして慣れるのもいいでしょう。夏場は涼しいところや風向きを考えるなど慣れてくれば、安全にキャンプを楽しめて簡単に設営できるようになります。
テントは種類によって張り方が異なる!
テントには種類によって様々な張り方があります。使用用途や見た目、Colemanやsnow peakなどのメーカー、設営方法によって使うパーツが変わってくるからです。
どのテントも設営方法を理解し練習すれば初心者の方でも問題のない張り方で設置できるので、キャンプ場で張るテントの種類によって張り方が異なることを理解して楽しく、安全にキャンプを楽しんでください!
色々なテントが気になる方はこちらをチェック!
テントにも様々な張り方やメーカーがあります。それぞれ張り方や特徴、使いやすさなども変わってきて好みも分かれてくるでしょう。色んなテントを見て、お気に入りのテントを見つけるためにテントの情報を載せているので確認してみてください!
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