TCバタフライシェルター
CSクラシックス キャンプベースUV
ツイン ピークス シェルター
ツー ポール テント
BDK-02EX
ソロベース
BUNDOK(バンドック) ソロ ベース EX
ハイランダー グランピアン
ツインクレスタ
ツインピルツフォーク T/C
ツーポールシェルターとは
ワンポールテントをつなげた形のシェルター
ツーポールシェルターはワンポールテントをつなげた形をしているトンガリ屋根が2つあるシェルターです。大型のものが多いですが、ワンポールテントを2張り設営するのと変わらず、初心者でも扱いやすいですよ。ファミリーキャンプやグループ向けの大型の物が多いですが、ソロ用のツーポールシェルターもあります。
また、ツーポールシェルターにインナーがつくとツーポールテントになることから、吊り下げ式インナーのテントはすべてシェルターとして使えますよ。
シェルターとは
テントで例えると前述したようにフライシートだけのアイテムです。フロア、インナーがないため初心者だと使い勝手悪そうに見えますが、多彩な使い方(レイアウト)ができる便利アイテムの1つになります。例えばグランドシートと使うとお座敷スタイルやワンルームテントになり、小さなテントをシェルターの中に使うと冬、夏に有効的なカンガルースタイルになります。
フライシートのようにフルクローズでき、ひと目を避けたり、風を避けたりもできますよ。
コットン素材もある
シェルターはタープの代わりになるアイテムとなり、レクタタープ、ヘキサタープと同じようにコットンでできたツーポールシェルターも存在しますよ。ただし、大型のシェルターのためコットンだと重たくなりすぎることから、軽量なポリエステルにコットンを混紡したTC素材(ポリコットン)が使われやすいです。
テントと同じでコットンを使うことで通気性、遮光性が高くなり夏には涼しく、冬には暖かく、結露に強い使い勝手のいいシェルターになります。
タープとの比較
タープとツーポールシェルターではツーポールシェルターのほうが設営しやすいと言われています。ワンポールテントを2張り分となり設営方法もワンポールテントと同じようにポールで押し上げるだけです。
また、タープと比較すると四方がテントのように覆われているため雨風にも強く、フルクローズもできます。フルクローズ状態でもベンチレーションがきちんとあり通気性が確保できますよ。さらに、中にテントを入れるなどタープと同じ使い方も可能です。
ツーポールシェルターの魅力
冬に強い
発売されているツーポールシェルターはスカートが標準でついてくるものが多いです。スカートがあると冬の冷たい風が張り込みにくくなり、夏は虫が侵入しにくくなります。スカートがあると通気性が悪くなりますが、不要なときは巻き上げられるものもありオールシーズンで使いやすいシェルターです。
また、ワンポールテントを2張りつなげたような形になるため広いリビングが確保しやすく、暖房器具を導入しやすいところもタープにはないメリットです。
カンガルースタイルとは
カンガルースタイルについて補足しましょう。カンガルースタイルはシェルターの中にテントを入れる方法です。ツーポールシェルターのように大きなシェルターにしかできない冬キャンプの過ごし方で、シェルターがあることでテントが冬の冷気にふれなくなり、オープンタープよりも保温性が非常に高いシェルターは暖かくなります。
また、結露がテントに発生しにくくなり、インナーテントだけでも過ごせるようになるなどの魅力がある冬キャンプの過ごし方です。
設営がしやすい
ファミリーやグループ向けの大型タイプでもソロ用の小型のタイプでも設営しやすいです。2本のポールで設営するためスクリーンタープよりも大きくても手間はかかりません。
また、構造上どの製品も同じような設営方法となるため一度設営すると違うツーポールシェルターでも感覚で設営方法がわかるぐらい簡単と言われていますよ。タープと比較すると設営方法がわかりやすい点も大きな違いになりますね。
大きい
ツーポールシェルターは大型なものが多く3~4人用テント(インナー)を使っても十分なリビングが確保できるものもあります。オープンタープと比較すると差はわかりやすいでしょう。オープンタープは小川張りをしてタープから少しテントを出さないとリビングの確保がやりにくいですよ。
また、入口部分を跳ね上げキャノピーにしてより広いリビングスペースを作るなどの大きさを利用した使い方(レイアウト)も豊富にできます。
ツーポールシェルターの選び方
サイズで選ぶ
大型のものが多いですがソロ用のものもあります。目的に合ったサイズを選ぶようにしましょう。1人ならソロ用でも十分広いですが、カンガルースタイルをするという方は大きいほうが扱いやすくなりますよ。
タープと比較すると高価になり重たくもなるのでサイズ感は重要です。
素材で選ぶ
大きく分けると軽量なポリエステルと重たいですが高機能なコットン、TCの2種類があります。コットンは前述したように高機能ですが重たい、乾きにくいなどのデメリットもあるのでどちらを選ぶかは重要ですよ。
少しでも軽いものがいいという方はポリエステルなどの化繊のツーポールシェルターがおすすめになります。オートキャンプなら重さはあまり気にならないので好きな方でいいでしょう。
おすすめツーポールシェルター8選
1:バンドック ソロベース
ソロベース
ソロベースは形状としてはツーポールシェルターですが、パップテントに分類されるユニークなテントです。今回はソロ用のツーポールシェルターとして紹介しますね。材質はTC素材となり通気性と遮光性が高く結露にも強い高スペックなシェルターです。
また、軍隊が使う軍用テントと瓜二つのデザインになっているところも非常に評価が高くソロ用のツーポールシェルターとして抜群の知名度、人気があります。メッシュインナーも付属して使いやすいですよ。
スカート付きモデルもある
BUNDOK(バンドック) ソロ ベース EX
スカート付きの冬キャンプがしやすいモデルもあり、少し高価ですがコットンの特性とスカートによる風の吹込み具合の軽減により過ごしやすくなります。また、ツーポールシェルターの弱点といえるテントの中央に来るポールを二又にするパーツも発売されていて、使いやすくできるなど他社のツーポールシェルターと比較すると小さいですがレイアウトのアレンジできます。
また、サイドからも出入りでき、正面はキャノピーになり非常に使いやすいですよ。
ツーポールシェルターの口コミ・評価
ソロキャンプ向けのツーポールシェルターとして非常に使いやすいと評価されています。また軍用テントということで飾らないかっこよさもありミリタリーテイストのギアで統一したいという方にもおすすめですよ。価格は安いですが、コットンが使われているため火の粉にも強く焚き火がしやすいモデルです。
1つ目は、設営がしやすいこと。初めての設営でも10分弱で立てられました。
2つ目は、タープが要らないこと。前面を跳ねあげると意外と広いスペースが確保できます。
3つ目は、寝室がしっかり広いこと。180超えの男ですが、充分余裕を持って横になれました。
2:Naturehike ツイン ピークス シェルター
ツイン ピークス シェルター
ネイチャーハイクのやや小型のツーポールシェルターです。ファミリーキャンプでも使えますがテントを中に入れる使い方だと狭いと感じるでしょう。大きさは600×300×220cmとなり、白(グレー)とオレンジでは材質が異なるため注意しましょう。
オレンジは210Tのポリエステル、重さは5.10kgとなり、白は40Dシルナイロン(シリコン加工ナイロン)で他社のツーポールシェルターと比較すると安くて軽量で持ち運びやすいです。
コスパが高い
低価格なツーポールシェルターになります。生地が薄めで軽くやや小型のためソロキャンプでも使いやすいですよ。薄くて軽いですが耐水圧はきちんと3000mmもあり、雨の日でも使いやすいです。
別途ポールを追加すればフルオープンもでき多彩な使い方、アレンジも可能です。上部にはベンチレーションもありますが、ネイチャーハイクのツーポールシェルターはスカートがないため通気性もありますよ。また寒くない時期のソロキャンプなどにおすすめです。
3:CSクラシックス キャンプベースUV
CSクラシックス キャンプベースUV
インナー付きのツーポールシェルター、テントです。最初からインナーがあるため初心者の方でも楽しく快適にキャンプできる作りです。大きさは680×380×高さ220cmとなり、やや大型で、インナーは240×240×高さ200cmになります。
左右対称になっていて好きな方にインナーを装着できますよ。またフライシートだけ使ってシェルターにした場合でも広く、カンガルースタイルもきちんとできます。材質はポリエステルです。
価格がお手頃
キャプテンスタッグの魅力は安い価格帯です。やや大型のツーポールシェルターが安く手に入ると人気ですよ。また、安いだけではなくスカートがついていてオールシーズンで使えたり、多彩なレイアウトが楽しめたりと他社のツーポールシェルターと比較しても遜色ありません。
上部にはベンチレーションもあり、フルクローズしていてもきちんと換気できる作りです。耐水圧も2000mmときちんと高くサブポールも付属しています。
ツーポールシェルターの口コミ・評価
広さもきちんとあり、安いということで評価が高いテントです。機能性の高いTC素材ではありませんが、ファミリーキャンプでも使えるインナーが付属しソロでも使いやすいところがおすすめです。価格を抑えた安いツーポールシェルターがほしい方におすすめの製品になります。
秋冬専用で購入、以前冬はサーカスtc使ってましたが、家族で使うとリビングシェルターとしても狭い。が他にテント2つもってるのであまり高いのはNG、安く、サーカスより広く、スカート付が条件でした。結果まんぞく
4:バンドックツーポールテント
ツー ポール テント
バンドックのツーポールテントです。メッシュインナーが付属するためツーポールテントとなりメッシュインナーを使わなければツーポールシェルターとして使用できます。価格が安いですが、600×300×210cmの広さがありファミリーキャンプでも使えますよ。スカートが付属しないタイプとなり、通気性が高いです。
メッシュインナーのサイズは290×140×200cmとなり2~3人でつかうとちょうどいいサイズ感となります。
サイドウォール付きツーポールシェルターも
BDK-02EX
横殴りの雨が降っているときに便利なサイドウォールがついたワンランク上のモデルもあります。サイドウォールが追加されている点以外は変わりませんよ。
また、サイドウォールはファスナーで開閉できる仕様で晴れた日は通常モデルと同様に跳ね上げてリビングスペースを拡張でき非常に使い勝手のいいツーポールテント、ツーポールシェルターになっています。材質はポリエステルで耐水圧は通常モデルと共に3000mmと雨にも強いです。
ツーポールシェルターの口コミ・評価
メッシュインナーとスカートがないため冬に使うと寒いですがそれ以外の点では使えると高く評価されています。バンドックには白と青の清涼感のある色違いのツーポールシェルターもありどちらも人気ですよ。少し高価になりますがワンランク上のサイドウォール付きの便利なタイプもあり多彩な使い方ができます。
キャンプ当日の夜は若干の雨と強風でしたが全然問題なく朝を迎えることができました。
ただスカートが付いていないためテント下に3から5センチ位の隙間が空くのとインナーテントがほぼフルメッシュなのでフルクローズでも夜は若干寒かったです
しかしながら価格を考えると充分優秀でいい買い物をしたなと思います
5:ビジョンピークス バタフライシェルター
TCバタフライシェルター
スポーツ、アウトドア用品を発売しているヒマラヤのオリジナルブランドのビジョンピークスから発売されているツーポールシェルターです。キャノピーポールが付属し大きなリビングが確保しやすく、カンガルースタイルも簡単にできる680×440×高さ220cmの大型シェルターになります。
スカートが付いていないタイプとなり冬に使いたい場合はスカートを自作するなどの工夫をしたほうが暖かく過ごせますよ。
使い勝手のいい素材・構造
材質はTC素材となり、通気性、濃い影、難燃性、耐結露とオールシーズン使いやすいスペックになっています。焚き火の火の粉では穴が空きにくいですよ。また、コットン100%比較すると少し軽いです。
出入り口は正面の他にサイドもビスロンファスナーにより開閉できAフレームテントのような使い方もできます。季節や風向きに応じたレイアウトがしやすく、ポールを追加すればフルオープンも可能です。テントのように小物入れもありコスパもいいですよ。
ツーポールシェルターの口コミ・評価
ヒマラヤのオリジナルブランドのため比較的価格が安い点、使い方が豊富でアレンジしやすい点、ツーポールシェルターならではの大型でも設営しやすい点、機能性が高いTC素材というところが高く評価されています。スカートは自作しましょう。
TC素材と価格でこちらに決めました。 購入した次の日に早速初張り。タープと同じ要領の張り方で1人でも設営出来ます。幕の生地や縫製も良いと思います。跳ね上げ用のポールやロープも付属してて至れり尽くせり仕様です。
6:ハイランダー グランピアン
ハイランダー グランピアン
ハイランダーは釣りやキャンプ用品などを扱うECサイトを手掛けているナチュラムのオリジナルブランドのため他社と比較するとコスパがいいキャンプ用品が揃っています。
本品は外見はツーポールシェルターですが、使用するポールは、二又になっているA型のためフロアの有効スペースが非常に広くファミリーキャンプでも使いやすい特徴があります。また、スカート付きのモデルのためカンガルースタイルにしても、そのままテントとして使っても使いやすいですよ。
大型メッシュ窓が魅力
ツーポールシェルターはツールームテントのような大型メッシュパネルを持つものが少なく、ツールームテントと比較すると通気性が低いです。しかし本品には大型のメッシュパネル、上部のベンチレーションにより高い通気性が確保されていますよ。
材質はポリエステルですが風通しが確保できやすいため夏でも冬でも使いやすいです。大きさは650×330×高さ250cmと高さもあり他社のツーポールシェルターよりも圧迫感がありません。
7:ogawa ツインクレスタ
ツインクレスタ
小川テントのツーポールシェルターといえばツインピルツフォークが有名ですが少人数で使うには大きいと言う声もありました。そこでおすすめなのが少人数で使いやすい小川テントのやや小さいツーポールシェルターのツインクレスタです。
サイズは570×305×高さ200cmとなり、総重量7kgの比較的軽く、Y字型のポールを使うことで三角屋根にならず広く使える魅力がありますよ。また別売りインナーを使えばテントとしても利用できます。
多彩な換気方法
大人数では狭いですが、本品は本品にしかない多彩な換気方法があります。上部のベンチレーションの他に大型のメッシュパネルがあります。さらに出入り口部分は、半分だけ巻き上げられ風通しを確保しつつ、目隠しにもなる仕様です。
他のツーポールシェルターのように跳ね上げてリビングスペースの確保でき、サイドウォール付きのため目隠し、雨除けにもなりますよ。小さいですが非常に使いやすくスカート付きでオールシーズンに対応したツーポールシェルターです。
8:ogawa ツインピルツフォークTC
ツインピルツフォーク T/C
ツーポールシェルターといえばツインピルツフォークといわれるほど有名なツーポールシェルターがあります。そのツーポールシェルターをTCにしたモデルです。大きさは630×355×高さ210cmとなり、スカートがあります。
オプションのインナーを使うとツーポールシェルターからツーポールテントになり、二又ポールを利用するとスペースを最大限引き出せて中にテントを入れるカンガルースタイルでも広めのリビングを確保できますよ。
オールシーズン使いやすい
ポリコットンのツーポールシェルターは高機能ですが、乾きにくいです。本品はフロント部分を大きく開いて使えるだけではなく、両サイドには専用の入口がありフルオープンするとコットンでも風通しがよくなり乾きやすいメリットがありますよ。
また、上部にきちんとベンチレーションがあり冬でも使いやすいツーポールシェルターです。さらに、他社と比較すると汚れやすいスカートはポリエステルになり手入れがしやすいところも評価されています。
ツーポールシェルターの口コミ・評価
人気ツーポールシェルターのため評価は高いです。冬キャンプでも使いやすいと評判でTCのため夏に涼しく、冬に暖かいと評価がたかいですよ。二又ポールを自作する人もいますが、DIYが苦手な方はオプションで二又ポールもありさまざまな使い方ができるツーポールシェルターです。
①アレンジが豊富。フルオープンにすればタープ代わりになるし、閉じれば冬にストーブもインできます。これ一つで他のテントが不要に思いました
②結構広いです。二股ポールは高い純正でなくてもホームセンターで物干し竿二本つかえば自作できます。費用も1/10くらいに抑えられます(ちょっと言い過ぎ?)。フルインナーは純正買いましたが家族四人(幼児二人、大人二人)でも結構ゆとりあります。
③白は目立ちます。まだサイトで被ったことありません。
ツーポールシェルターのまとめ
ツーポールシェルターは使い勝手がいい
ツーポールシェルターは大型タープと比べると設営しやすく、冬にも強いため非常に使い勝手のいいアイテムです。ただし大型になるため高価なものも多いですよ。できるだけ安くツーポールシェルターがほしいとい方はツーポールシェルターではなくツーポールテントを購入するという方法もおすすめです。
吊り下げ式インナーのテントはすべてシェルターになるため応用しやすいですよ。
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出典:https://pixabay.com/photos/tent-camping-tourism-autumn-nature-4068068/#content