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冬キャンプの強い味方に!本格的な暖房として役立つデカ暖の魅力を徹底解説!

岩谷産業から発売されているカセットガスを燃料にする小型の暖房器具「デカ暖」は冬キャンプでも使いやすい魅力的な暖房器具です。デカ暖の姉妹品も紹介しつつ、デカ暖の魅力を5つ紹介しますね。デカ暖ならではの魅力がたくさんあります。
2021年3月2日
揚げ餅
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目次

冬キャンプの寒さ対策はどうする?

ストーブがマストアイテム

出典: https://unsplash.com/photos/f5sdemaT7XE

真冬のキャンプは場所次第では、氷点下になり湯たんぽなどの寒さ対策グッズや焚き火だけで温まるのは限界があります。近年はテント内でも換気などに注意しながらストーブを使うことが多くなり、比較的簡単に暖を取れるようになりました。

電気ストーブはパワーが低いのでメインの暖房には使えませんが、薪や石油などを「燃焼」させるストーブを使うとテント内で半袖、薄着になれるほど暖かくなると言われていて、冬キャンプがやりやすくなります。

燃焼するストーブは換気を徹底する

Photo byClker-Free-Vector-Images

テントやシェルターのような風通しの悪い場所でストーブを使うと一酸化炭素中毒になる危険性があります。一酸化炭素中毒とは無味無臭、無色透明の有毒な一酸化炭素が発生し、急激に意識消失し、最悪の場合死亡事故になる恐ろしい中毒症状です。

酸素がない状態、少ない状態で燃焼すると発生しやすいため必ず換気に注意し、一酸化炭素警報機と併用しましょう。ベンチレーションだけでは、換気が不十分になりやすいです。

岩谷産業のデカ暖を紹介

今回は数あるストーブ中でも使いやすく持ち運びやすいところが人気の「デカ暖」を紹介しますね。一般的に石油ストーブでも薪ストーブでも大きいものが多く軽自動車などの小さな車では持ち運ぶのはも大変です。さらに灯油なども準備する必要があり、キャンプで使うには意外とハードルが高いです。

しかし、岩谷のデカ暖はカセットガス式のため屋外でも使いやすい魅力的な製品ですよ。

デカ暖(CB-STV-DKD)の基本情報

デカ暖(CB-STV-DKD・CB-CGS-HPR)のサイズ感

デカ暖

出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon
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岩谷はカセットコンロなどのガス器具で有名なメーカーです。そのためデカ暖はカセットコンロで使うカセットボンベ(CB缶)を燃料にするストーブになります。他の種類と比べガス缶を使うことで、燃料の運搬の手間、準備が大幅に楽になります。

大きさは34.9×28×高さ40.8cmと石油ストーブ、薪ストーブと比べると比較的コンパクトで屋外にも持ち運びやすい大きさになっていて、重量は4.1kgです。

デカ暖の暖かさ・出力

デカ暖の暖房効率、出力は1.35kW(1,150kcal/h)となり、石油ストーブには敵いません。しかし、デカ暖は岩田ののカセットガスストーブの中でもハイパワータイプになり、木造の戸建住宅で4畳、コンクリ―ト集合住宅で5畳までが目安のためテント内をきちんと温めてくれる出力があります。

上記の目安は暖地の室内で使用した際の目安となるため屋外では、暖かくなる範囲が狭くなりますがハイパワーモデルならではの出力がありますよ。

カラーについて

デカ暖のカラーバリエーションはホワイトカラー(CB-STV-DKD)、ブラックカラー(CB-CGS-HPR)の2色です。鋼板にホワイトやブラックの粉体塗装をしたものでかわいいという声もあるデザインになっています。

公式HPに2021年3月1日現在ブラックの記載はなく現行モデルはホワイトカラーになります。ブラックカラー(CB-CGS-HPR)は現品限りの可能性が高いです。

デカ暖の種類

デカ暖は岩谷のカセットガスストーブシリーズのハイパワーモデルに該当し他にも種類が少しだけあります。出力などが異なるためテントの大きさやスタイルによって種類を決めるといいでしょう。

マイ暖


マイ暖

出典:Amazon
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デカ暖を小さくコンパクトにした種類です。使うのはデカ暖と同じCB缶となり屋外でも非常に使いやすいですよ。デカ暖と比較するとマイ暖は31.2×22.2×高さ29cmと小さくなっている分、出力もハイパワーのデカ暖より小さく1.0kW(900kcal/h)と弱めになっていますよ。

もともとデカ暖、マイ暖共に屋内向けのものです。それを踏まえた上で自己責任のもとキャンプなどのアウトドア、屋外で使ってくださいね。

"風暖"(KAZEDAN)

"風暖"(KAZEDAN)

出典:Amazon
出典:楽天
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カセットガスストーブシリーズに分類されていますが、デカ暖、マイ暖と比べると種類が少し異なる暖房器具です。使うのはCB缶ですが、本品はファンヒーターになっていてガスを燃料にした熱で発電することでファンが動き出し、冷たい空気を取り込み、暖めて排出する仕組みです。

出力が高く、ハイパワータイプのデカ暖よりも高い2.0kW(1,720kcal/h)もあります。ファンヒーターですが、燃焼しているので締め切った空間では使えません。

デカ暖の魅力5選

1:電源不要でどこでも使える

Photo by haru__q

デカ暖、マイ暖、風暖3種類の岩谷の暖房器具は電源がない場所でも使えます。電源不要という点が、キャンプでは大きな魅力です。電源付きサイトにこだわる必要がなく、電源付きサイトがないキャンプ場でも気軽に冬キャンプができます。

石油、薪ストーブも電源が不要ですが重たく、大きいものが多いため本当の意味でどこでも使いやすい、持ち運びやすいものというのはCB缶を使用するガス暖房器具になります。

電池・マッチ不要

石油をつけるには単1もしくは単2の太めの乾電池が必要になり、薪ストーブには薪を燃やすための着火剤などが必要になりますが、デカ暖などは電池やマッチなども不要です。必要なものはガス缶のみとなり本当にどこでも使える暖房器具になっていますよ。

また、燃料を含めてもデカ暖は非常に軽いです。本体だけでも石油、薪ストーブより軽いのですが、ガスは灯油や薪に比べガスは非常に軽く、燃料を搭載していても苦にならない4.2kgしかありません。

2:使い方が簡単

電気、石油(灯油)、と比べあまり馴染みがないガス缶式の暖房器具ですが、使い方が簡単なところも人気です。使い方はカセットコンロと全く同じです。裏面を開いてカセットコンロと同じマグネット式のアダプタにセットし、側面のレバーを回すとカチッと音がなり静電気により着火してくれます。3秒ほど回しておくといいでしょう。

圧電点火方式なので2500mほどの標高の高い場所では使えなくなりますが、それ以外のキャンプでは回すだけで暖かくなりますよ。

狭い場所での使い方

キャンプ用ではなく、本来の用途は屋内向けの暖房器具です。そのためテントやシェルターのような密閉空間では使い方に注意してくださいね。きちんと換気をして一酸化炭素に注意しながら使いましょう。

冒頭で紹介したように、燃焼に必要な酸素が不足ぎみになると無味無臭、無色透明の有毒ガスが発生します。ベンチレーションの小さな換気窓だけでは不十分です。メッシュ窓を開いておくなど通気性、風通しをよくして自己責任のもと使いましょう。

3:屋外でもきちんと暖かい

暖地での暖房効率しか表記されていませんが、デカ暖は寒い屋外でもすぐに暖かさを感じると言われています。テントで使った場合でも電源を入れるだけできちんと暖かいと口コミでも評判ですよ。小型石油ストーブに匹敵するぐらいと評されていてわずか数秒で体感温度が高くなります。

実際にキャンプで使った方が検証した動画なども多数あり、デカ暖が秋や初冬、早春の寒さ対策に使えると証明されていますよ。暑すぎる場合はつまみで調整可能です。

低温には注意

Photo by Nobuo Kihara

デカ暖には気温が低いときでも安定するように工夫が施されていますが、もともとCB缶は寒い時期に弱いため気温が低すぎる真冬のキャンプでは使えない可能性もあります。

ガス缶によってはレギュラー、ハイパワーなどがあります。ハイパワーだと気温が低い場所でも対応できるガスが充填されていますが、基本的にイワタニのオレンジ(レギュラーガスに相当)を使うようにしましょう。

サブにおすすめ

気温が低すぎると使いにくいデカ暖ですが、石油ストーブ、ファンヒーターのサブに使うなど複数個の小型ストーブを併用して使うと寒い時期でも暖房としてきちんと使える魅力があります。大きさはありませんが、ハイパワータイプのため、メインとサブで利用すると冬でも十分暖かくなりますよ。

4:燃焼時間が長い

デカ暖の暖かさは温度分布テストで石油ストーブと遜色ないと評価されています。特許を取得した熱溜め燃焼筒により短い時間でもきちんと暖かくなりますよ。また、より少ないガスでもきちんと暖かくなる構造になっているため燃焼時間も長いです。

デカ暖は1時間あたり98gしか消費しません。イワタニのガス缶は250gとなり、燃焼時間は約2時間30分となりランニングコストも非常に高く、燃焼時間が長いのでキャンプでも使いやすいです。

CB缶が使える

キャンプで使用することを考えるとCB缶でいいというのはかなり重要です。燃料をカセットボンベ、シングルバーナーと統一することで運用しやすくなります。ランタンにもCB缶を使うものがありますよ。

5:安全装置が多彩

デカ暖はセキュリティーもしっかりしているカセットガスストーブです。本体が転倒しても火事にならないようにできています。他社のストーブと比較すると安全装置の数が多いところも魅力的です。

マイ暖や風暖(風暖は5つの安全装置)などの姉妹品にも同じ安全装置がきちんとついていて、スペック以外は比較しても大きな差はありません。

不完全燃焼防止装置

不完全燃焼とは酸素が少ない状態での燃焼となり、前述したように一酸化炭素が発生する原因です。酸素濃度が低くなると自動的に消火し、有毒ガス発生する前に止まる安全装置がついています。ただし、過信しないようにしましょう。警報機とセットで運用してくださいね。

立消え安全装置

風で消えたときにガス漏れを防ぐための装置です。芯から灯油を吸い上げたり、薪を燃やしているわけではないため風で消えると安全装置ないとガス漏れになってしまいますがきちんと安全装置がついています。屋内用ですが、風がある場所でも使いやすくなっています。

転倒時消火装置

転倒しても火事にならないように自動的に消火する装置です。ストーブは倒れないこと、倒さないことは重要です。冬キャンプの暖房として使うなら転倒時消火装置が必須になります。

圧力感知安全装置

カセットコンロにもついている安全装置です。ガス缶の異常な圧力を感知すると自動的にガス缶が外れる仕組みになっていて安心ですよ。ガス缶が熱くなると、通常では液体ガスが気体になりガス缶の圧力が増えます。この圧力を安全装置が検知してくれる仕組みです。

デカ暖のレビュー

サイズに関するレビュー


コンパクトで軽量なため持ち運びやすいと高く評価されています。キャンプでは積載したり、テント内に設置したりと動かすことが多いですが、持ちやすいようにハンドルが付いていて軽いため非常に使いやすいですよ。4~5畳向けなのでソロテントには、大きいというレビューもあるので注意してくださいね。

軽いので持ち運びしやすい。すぐに着火して暖かくなるが6畳程度の部屋向き。

デカ暖のガス缶に関するレビュー

デカ暖は他社のCB缶でも使えるという声もあります。レビューにあるように自己責任のもと安いガス缶を使うことでランニングコストを改善することも可能ですよ。また前述したようにデカ暖はつまみで出力調整でき長く持たせることも可能なところも評価されています。

規格が同じになったのは有名な話。なので、(事故っても自己責任で)どのメーカーのカセットボンベでも接続できる。
炎の調節ができるので、表記時間よりも持たせることが可能。
ほんのり温まるだけでいいのであれば、ガス缶1本で4時間以上持たせられる。

デカ暖の暖かさに関するレビュー

デカ暖でキャンプでも寒さをしのげる暖かさがあると評価されています。4~5畳よりも小さいテントだときちんと暖房器具として働いてくれますよ。

使用状況は、以下の通り
外気温8℃
使用テントはサバティカルのモーニンググローリーTC

点けると付けないのでは全然に違い、持って行って正解でした。
ただ、暖かいというよりは寒くないレベルです。

デカ暖のまとめ

屋外で使えるハイパワータイプ

デカ暖は屋外で使えるハイパワータイプのカセットガス暖房器具です。使い方も簡単で、持ち運びやすいこと、コンパクトなサイズ感がアウトドアでも使いやすいと評判ですよ。寒さが弱いときは、メインの暖房器具として使い、寒さが強くなるとサブの暖房器具にして使うといいでしょう。

繰り返しになりますが、換気に注意してくださいね。

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