【連載】ドライブで楽しむおすすめの旅 ～早春の茨城でお花見とグルメを満喫～

春を見つけに茨城へドライブ！

いい旅してますか？今週は茨城県を巡るドライブ旅をご紹介します。寒風吹きすさぶ早春の時期ですが、もう暖かい春はそこまで来ています。早春に咲く花といえば梅の花がありますが、茨城県には全国的にも有名な梅の花の名所があります。今回のドライブ旅はその梅の名所を皮切りに観光コースが組まれています。

旅のスタートとなるのは常磐自動車道「水戸IC」です。高速道路を降りてから水戸市の観光スポット2ヶ所に立ち寄り、そのあと海沿いの大洗町に移動して観光を楽しみます。積雪も少ないエリアのため早春の時期のドライブ旅にはうってつけの観光コースとなっています。

ドライブ旅の行程をご紹介

ここで今週のドライブ旅の行程をご紹介しましょう。まず初めに全国的にも有名な茨城県の花の名所で梅のお花見を堪能し、そこから歩いて水戸の有名人の像がある湖に移動して写真撮影や散策を楽しみます。ランチタイムは海沿いの大洗町までドライブして、港の前にある魚市場で魚介グルメを味わいます。

午後の部は茨城県の有名な水族館に移動して、水の生き物たちと触れ合ったり、動物たちのパフォーマンスショーを見学したりして遊びます。ドライブ旅の最後はリーズナブルな日帰り温泉施設に立ち寄って温泉とディナーを満喫します。日帰りの観光コースですが内容盛りだくさんです。

茨城のお花見スポットといえばココ！

偕楽園

まず最初に立ち寄るスポットは早春に咲き誇る綺麗な梅の花を観賞できる有名スポットです。偕楽園は天保13年に常陸水戸藩第9代藩主「徳川斉昭」によって造られた庭園で、石川県の兼六園と岡山県の後楽園とともに「日本三名園」にも数えられています。

園内には約100品種、3,000本もの梅の木が植えられていて、1月中旬頃から4月上旬頃まで花を観賞することができます。見ごたえ抜群の庭園が大人300円で楽しめるのは驚きですね。早咲きの梅が咲く頃はまだ冷たい風が吹く日も多くありますが、小さな春を見つけに出かけてみたくなりますね。

美味しいグルメと綺麗な景色を堪能しよう！

多くの観光客は偕楽園の東門から入場していますが、創建当時からあった表門から入場してみましょう。門を入ると竹林や大きな杉の林など、梅の咲き乱れる華やかな庭園とは全く異なる雰囲気の場所となっていますが、そこを抜けると一気に明るくなって綺麗な梅園の景色が広がります。斉昭が表現したかった陰と陽の世界がこの場所で体験できます。

園内には木造2層3階建ての「好文亭」と呼ばれる建物が立っていて、この建物から偕楽園の下に広がる梅の咲く拡張部の景色が眺められます。有料ですが斉昭自身が設計したとされている建物なのでぜひ見学することをおすすめします。

観光スポットのアクセス情報

茨城の有名人と写真撮影

千波湖

綺麗な梅を観賞した後は偕楽園の前に広がる湖に移動しましょう。偕楽園からは歩いて湖までアクセスできます。千波湖は周囲3kmほどの大きな湖で、春は桜の名所として多くの観光客が訪れます。湖畔には湖を一周できる歩行者専用道が整備されていて、ジョギングをしたり散歩をしたりできます。

千波湖で楽しいのは湖畔に群れている非常にたくさんの鳥たちとの触れ合いですね。人間に慣れている鳥たちも多くいて、陸地まで上がってきて愛嬌を振りまいてくれるものもいます。ほっこりできるスポットですね。

水戸といえば水戸黄門

千波湖には有名人の銅像があります。その一つが徳川光圀公の像です。水戸藩主第2代藩主であった光圀公は水戸黄門という名で世に知られていますね。せっかく水戸を訪れたなら観光の思い出にぜひ黄門様と一緒に記念写真を撮りましょう。

また、こちらには偕楽園を造園した徳川斉昭の銅像も立っています。後に第15代将軍「徳川慶喜」となる七男の七郎麻呂と一緒に座っているのでこちらもぜひ写真に収めてみてください。時間になると湖中央付近から噴水が吹き上がるので見逃さないようにしましょう。

観光スポットのアクセス情報

茨城の海鮮グルメでランチ

大洗海鮮市場

千波湖を楽しんだならランチタイムと参りましょう。千波湖から30分ほどドライブした場所にある大洗海鮮市場でグルメを味わいます。この市場は大洗沖や鹿島灘で捕れた魚介類をメインに販売する市場で、捕れたてピチピチの魚たちが所狭しと並んでいます。

食事処では海鮮丼や魚の定食などいろいろな海鮮グルメが食べられますが、早春のこの時期はアンコウ鍋が食せるのでぜひ味わいたいですね。コラーゲンの塊のような絶品のアンコウは一度は食べてみる価値があります。冷えた体もいっぺんに温まりますね。

港でグルメもあり！

早焼きコーナーで焼き物グルメを味わう手もあります。こちらでは市場で購入した魚介類をその場で焼いて食べさせてくれるので、素材の美味しさそのままを味わうことができます。早春の時期は帆立貝などが美味しいのでぜひ旬の食材を聞いてから購入するといいでしょう。

店頭ではタコのバター醤油焼きなどテイクアウトできる魚介グルメも販売されています。目の前の港にはたくさんの漁船が停泊しているので、その港の景色を眺めながらグルメをいただくと一味違った美味しさを感じることができるに違いありません。

観光スポットのアクセス情報

茨城の水の生き物たちと遊ぼう！

アクアワールド 茨城県大洗水族館

魚介グルメを堪能した後は茨城県の有名観光スポットで遊びましょう。大洗海鮮市場から7分ほどドライブするとアクアワールド大洗水族館に到着します。大洗といえばこのスポットは外せませんね。

茨城県の海と川に住む生き物たちと世界の海に生息する生き物たちを展示する規模の大きな水族館で、一度入館すれば半日はたっぷりと遊ぶことができます。

水族館の自慢はサメの展示で、小さなサメから大きなサメまで何と59種類ものサメを見ることができます。綺麗な模様のサメもたくさんいて驚かされますね。

生き物たちのパフォーマンスに感動

水族館でぜひ見ておきたいのがイルカとアシカの繰り広げるオーシャンライブショーです。3種類のイルカが登場してスタッフと一緒に多彩なパフォーマンスを披露します。

中でもダイナミックなのがイルカのジャンプで、体長4m近いイルカが5mほどの高さに吊るされているボールに向かってジャンプするパフォーマンスは圧巻の一言です。

また、アシカも餌をもらいながらコミカルな演技を披露してくれて最高ですね。時間によってさまざまなイベントが行われるので、入館する際に時間をチェックしておくといいでしょう。

観光スポットのアクセス情報

茨城のドライブ旅を温泉で締めくくり

大洗健康福祉センター ゆっくら健康館

ドライブ旅の締めくくりはやはり温泉がいいですね。水族館から9分ほどドライブした場所にあるゆっくら健康館へと向かいましょう。この日帰り温泉施設には温泉が楽しめる浴場のほか、温水プールやトレーニングジムなどがあり、町民の健康増進を目的に運営されています。

温泉は塩分を多く含んだナトリウム塩化物泉で、温泉を販売するスタンドが設けられるほど湯量が豊富です。浴場内には全身浴が楽しめる広い湯船や、ジェットバス、薬湯風呂などがあり、ドライブ旅の疲れを優しく癒してくれます。

ディナーもココでOK！

温泉を満喫したならついでに夕食もこちらでいただいてみましょう。この温泉施設には「ゆっくら亭」という食事処が併設されていて、うどんやそば、ラーメンなどの軽食のほか、丼ものや定食などのしっかりメニューもたくさんラインアップされています。

大洗の海といえばシラスが名物となっていますが、こちらではその名物を使った丼ぶりが食べられます。温かいご飯の上にたっぷりとシラスが乗せられた「しらす丼」はぜひ味わってみたい一品ですね。温泉と名物グルメで大満足のスポットです。

観光スポットのアクセス情報

早春の茨城に出かけよう！

今週は茨城県を巡るドライブ旅をご紹介しましたがいかがでしたか？お花見、グルメ、温泉と早春の時期の茨城県も魅力いっぱいです。今回ご紹介した観光コースは日帰りでも十分に楽しむことができます。ぜひ本記事を参考にして茨城観光をエンジョイしてみてください。

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