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四季折々の植物が見どころ!瑞牆山(みずがきやま)のおすすめ登山コースをご紹介!

東京から日帰りでアクセス可能な日本百名山「瑞牆山(みずがきやま)のおすすめ登山コースや綺麗な花を楽しめるエリアや時期を含めて紹介していきます。瑞牆山は往復4時間で登山を楽しめる山なので初心者にもおすすめです。瑞牆山の魅力を感じてみてください。
更新: 2021年5月14日
クロタノブタカ
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はじめに

国内には、初心者レベルから上級者レベルまで様々な山があり子供から年配の方まで登山を楽しむ方の数も増えてきました。ここでは東京や横浜などから気軽にいくことができる山梨県北杜市に位置する初心者レベルの百名山「瑞牆山」の登山コース情報を中心に、アクセス方法や装備品などを含めて初心者にもわかりやすく紹介していきますね。初心者でも楽しめる絶景登山スポット瑞牆山で最高の景色と綺麗な花に出会ってください。(料金・時間等は2021.2.1時点のものです)

綺麗な花が咲く日本百名山【瑞牆山(みずがきやま)】とは

初心者でも登山を楽しむ事ができる奥秩父山系の西の端に位置する瑞牆山は、標高2,230メートルの山梨県北杜市に位置する日本百名山として東京など関東エリアからも日帰り登山を楽しみに多くの登山者が訪れる人気の山です。初夏になるとシャクナゲが綺麗な花を咲かせ秋になると綺麗な紅葉に包まれる日帰り登山ベストシーズンを迎えます。

奥秩父山系の西の端!黒雲母花こう岩の岩峰が美し山

日帰り登山を楽しむ山選ぶ時の選択肢として登山レベルや時期、アクセスの良さなどもポイントになりますが、山の持つ魅力もポイントの1つとして考えてみるのもおすすめです。奥秩父山系の西の端に位置する瑞牆山は、黒雲母花こう岩の岩峰で構成された力強さを感じる美し山で、日本百名山に選ばれる理由もわかります。

瑞牆山登山おすすめアクセス情報

電車•バスで瑞牆山へアクセスする方法

東京都心から電車やバスでアクセスする方法は、2通りあります。JR中央線韮崎駅で下車し増富温泉行きのバスに乗車し終点で下車し金山平を2時間半ほど歩くと瑞牆山荘まで到着するので歩くこと好きな方にはおすすめのアクセス方法です。

瑞牆山荘までバスを利用してアクセスしたい方は、韮崎駅から瑞牆山荘行きのマイクロバスに乗車する方法がおすすめです。

車で瑞牆山へアクセスする方法

車を使って瑞牆山荘登山口までアクセスする方は、中央自動車道須玉か韮崎インターで下車し、約15分程度で瑞牆山荘前の駐車場へ到着します。

瑞牆山日帰り登山におすすめ!駐車場情報

瑞牆山登山の登山口として有名な瑞牆山荘前の駐車場には、100台ほどの車を駐車することができ、料金も無料となっています。100台のスペースは確保されていますが、秋のベストシーズンには、朝早くから駐車場は満車となる場合があります。夏から秋の週末は特に注意しましょう。

山梨奥秩父山系の西の端!瑞牆山のおすすめ登山コース


初心者でも日帰りで登山を楽しむ事ができる瑞牆山の登山コースは、ピストン登山がおすすめです。上りと下が同じコースなので遭難の心配が軽減すると共に下山の時間配分を考えやすくなります。では、瑞牆山登山の起点となる登山口の紹介と登山口から中間ポイント毎に日帰り登山コースを紹介していきましょう。

瑞牆山登山口は

日帰り登山を楽しむ方が多い瑞牆山の登山口は、綺麗な自然林が広がる瑞牆山荘!バスでアクセスする方や車でアクセスする方も瑞牆山荘前に到着します。トイレや駐車場、食事処が揃っています。

瑞牆山荘から富士見平を目指す(時間45分)

瑞牆山の登山口「瑞牆山荘登山口」を出発し、始めに目的地とするのが富士見平です。1つ目のチェックポイントとして山地図でも表記されている事が多いので、山地図を見ながら歩くと良いでしょう。

登山口と富士見平の間は綺麗な自然林が広が流エリアとして知られており、ミズナラやシラカバの木を見ながら歩く事ができます。所要時間は約45分ですが初心者の場合もう少し時間がかかると思っておくと良いでしょう。その理由は、急な坂が続いているからです。体力に合わせてペース配分を考える事をおすすめします。

富士見平に到着すると「富士見平小屋」と呼ばれる山小屋が姿を現します。このエリアでは、テント泊を行う事ができるスペースも設けられており秩父多摩甲斐国立公園に位置する山々を縦走しながら登山を楽しむ方などがテントを張っている場合があります。

秩父多摩甲斐国立公園内にある富士見台小屋には、宿泊できる施設や売店が設置され、登山者に人気のメニューは、天然きのこうどんです。登り始めてすぐの位置にある山小屋ですが、一休みするポイントとして山地図にチェックしておきましょう。

富士見平から天鳥沢を目指す(時間25分)

富士見平で一休みしたら次も目指すポイント天鳥沢を目指します。山地図でも表記されている事が多い富士見平小屋の西側から続く登山道を進むと最終目的地である瑞牆山の山頂の姿を目にする事ができるのでやる気になる事でしょう。この先瑞牆山と小川山方面への分岐が現れるので瑞牆山山頂へ続く左側の登山道へ入り先を目指しましょう。

今まで比較的平坦もしくわ緩やかな上り坂が続いていましたが、分岐を過ぎると天鳥沢まで下り坂が続く事になります。急な下り坂が続く場所もあるので滑って転倒しない様に注意しましょう。

天鳥沢から瑞牆山山頂を目指す(時間1時間20分)

この先瑞牆山の山頂までは、約1時間20分の登山が始まります。初心者の方はプラス30分くらい時間がかかるかもしれませんね。天鳥沢を過ぎると桃太郎岩と呼ばれる大きな岩やハシゴを使って登る場所、鎖を掴みながら岩を登る場所などが現れます。ハシゴを2カ所通過するとナメ滝が流れ落ちる横を通過し水場へと到着します。

水場で水分補給を行いもう一度ハシゴを使うとその先は山頂まで急な登り坂が続きます。

瑞牆山登山の中でも体力を使うエリアを通過し、山頂間近となると大ヤスリ岩と呼ばれる岩を目にする事ができ瑞牆山へ来たことを実感させられます。

瑞牆山の山頂は、絶景が広がるスポット


山頂まで残り少しになると大きな岩を回り込むかたちで山頂へ到達します。山頂付近には、アズマシャクナゲの花が綺麗に咲くスポットが存在し、6月上旬から 7月上旬にかけて見頃の時期を迎えます。綺麗な花に目をとられていると岩場に足をとられてしまうので足元も注意が必要です。

こちらが瑞牆山山頂からの眺めです。富士山や八ヶ岳、南アルプスなどを一望する事ができますが、南側は絶壁となっているので注意する必要があります。広い場所を探すのであれば、岩峰の西側が比較的広くなっているので西側に場所を確保すると良いでしょう。

瑞牆山下山情報も紹介

瑞牆山登山は、登りと下では所要時間が異なります。登りにかかる時間は上記で紹介したので、下山にかかる時間を簡単に紹介しておきましょう。瑞牆山山頂から天鳥沢までは1時間、天鳥沢から富士見平までは20分、富士見平から瑞牆山荘までは35分程度時間がかかります。

瑞牆登山季節別に服装・装備&シーズンを紹介

初心者が楽しめる山でも、登山を行う際は、ベストシーズンをチェックすると共に登山に適した装備を充実しておく必要があります。瑞牆山ベスト登山シーズと年間を通した気温を元に服装や装備品を紹介しておきましょう。

瑞牆山のおすすめ登山シーズンは

瑞牆山のおすすめ登山シーズンは、6月から10月後半にかけての5ヶ月間がおすすめシーズンとなっています。ただし6月は雨の日も多くなるのでレインコートなど雨具を準備しておく必要がありますね。

春から夏の気温とおすすめの服装

春の瑞牆山山頂付近の気温は、最低気温が7度、最高気温が14度程度夏になると最低気温が15度、最高気温は20度を超えます。少し歩くと汗をかいてしまうので、厚着は必要ありません。汗を吸収すると共に外へ排出してくれる服装がおすすめです。日差しも強くなるのでサングラスや帽子などを持参することをおすすめします。

秋から冬の気温とおすすめの服装

秋の瑞牆山山頂の最低気温は0度〜5度、最高気は0度から6度前後です。防寒対策ができる服装をザックの中に入れておくと共に手袋などの防寒対策がおすすめです。冬になると凍結や積雪することもあるので軽アイゼンも用意しておくのもおすすめです。

瑞牆山で登山を楽しんだ後の立ち寄りスポット


Photo by Travel-Picture

登山とキャンプを同時に楽しんだり、登山を楽しんだ後温泉に入って帰路に着くのも登山の楽しみ方の1つです。瑞牆山の周辺には人気の温泉スポットやキャンプ場があるので紹介しておきましょう。

瑞牆山登山の後にのんびりできる【増富の湯】

増富温泉に位置する「増富の湯」は、山々に囲まれた日帰り温泉施設として多くの登山者が利用しています。源泉掛け流しの温泉の泉質は、含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で糖尿病・通風・筋肉疲労・精神疲労・循環器障などに効能があります。

25℃・30℃・35℃・37℃の4つの温度の湯船が用意されているのが特徴で、営業時間は11時〜15時で中学生以上830円・4歳から小学生510円・3歳以下は無料で入浴できます。

キャンプ&登山を同時に楽しめる【みずがき山自然公園】

Photo byhomar

瑞牆山登山を楽しむ方におすすめのキャンプ場「みずがき山自然公園」は、1.1ヘクタールのエリアでキャンプを楽しむ事ができます。みずがき山自然公園敷地内には、農林産物活用体験室や研修施設、売店、食堂などが営業しており、普通車100台の大きな駐車場も完備しています。みずがき山自然公園キャンプサイトは、100サイト用意されています。

まとめ

山梨県奥秩父山系の西の端に位置する「みずがきやま」のおすすめ登山情報を紹介してきました。東京からも日帰りでアクセスできる日本百名山の中でも岩場が多く、山頂からは綺麗な景色が眺められる絶景登山スポット!そして5月中旬から6月中旬にかけて新緑を楽しめ、5月から6月は、イワカガミ、6月にはアズマシャクナゲが綺麗な花を咲かせ、10月から11月上旬には紅葉が広がる場所でもあります。初心者でも登山を楽しめる瑞牆山で登山の楽しさを味わって見てください。

登山に関する情報が気になる方はこちらもチェック!

初心者でもわかりやすい登山のおすすめ情報を下記リンクで紹介しています。山梨県奥秩父山系の西の端に位置する瑞牆山の登山情報と合わせてご覧ください。