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シャキシャキ食感がサラダのアクセントに!サニーレタスの上手な栽培方法を伝授!

サニーレタスはプランターでも手軽にできて育て方はコツ要らずでとても簡単です。自宅で栽培すれば収穫してすぐのサニーレタスを楽しめますよ。栽培準備として苗を種まきから作る時期やその植え方・肥料や害虫注意点などサニーレタスを家庭菜園で栽培するコツをご紹介します。
2021年2月1日
佐藤3
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はじめに:サニーレタス栽培を準備から収穫までご紹介

サニーレタスの苗の植え方など栽培方法をレクチャー

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1047494?title=%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E8%8F%9C%E5%9C%92_%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%82%B9

サニーレタスの育て方はとても簡単です。また成長に必要な気温が過ごす室温より少し低め程度なためキッチンの片隅に小さなプランターやタッパなどの容器での水耕栽培といった育て方にも適しています。庭やベランダがないから植物が育てにくいという方にも手軽にトライすることができるおすすめ野菜。収穫までの期間も短く、簡単に成長させることができるサニーレタスの育て方のコツを解説しましょう。

栽培の前に知りたい!サニーレタスの基本情報

サニーレタスは結球しない葉レタス(リーフレタス)の中のひとつです。ロメインレタスやフリルレタスなど近年はこの結球しない葉レタスも非常に多くのおしゃれなものが増えてきました。ここではそんな葉レタス(リーフレタス)の中でも歴史が古い馴染みのある赤みがかったサニーレタスの基本情報や特徴・旬の時期をまず御覧ください。

サニーレタスの基本情報

フリー写真素材ぱくたそ

科・属:キク科アキノノゲシ属
原産地:ヨーロッパ
英語名/学名:Red Leaf Lettuce/Lactuca sativa var. crispa
栽培難易度:非常に簡単で初心者向け

サニーレタスの見た目の特徴や和名

すでにご紹介してしまいましたが、通常のレタスと呼ばれるものとの大きな違いは結球しないという点にあります。日本ではもともと玉レタスの栽培を先にされていたためこんなレタスは(レタス栽培では結球しないものは不出来とされていたため)売れないと言われた時期もありました。

和名ではアカチリメンチシャと呼ばれており、これは赤くてチリチリした葉の野菜という意味になります。これもサニーレタスの見た目の特徴などをよく表現している呼び名でしょう。

サニーレタスの食べごろは?旬の時期

スーパーでは通年いつでもある野菜としてサニーレタスを見かけるでしょう。路地栽培の場合はサニーレタスの旬の時期は少し意外な11月から12月ころの冬となります。

農家ではハウス栽培などで簡単に短期間に収穫できてしまう野菜ですので旬があるようでないような作物ですが、ご家庭で自分で露地植えで育てる場合はこの時期を目安に栽培計画を立ててみてくださいね。

サニーレタスの栽培準備したいもの5品

基本情報をご覧いただいたところで、まずはサニーレタス栽培に準備しておきたいものを5つピックアップしてご覧いただきます。絶対どのサニーレタス栽培方法でも使うものではない場合がありますので、ご自分の作りたい方法に合った道具類のチェック目安としてご活用ください。


準備1.サニーレタスの種

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サニーレタス栽培が手軽で初心者向けなのは100均でも多く種が売られていて、今まで家庭菜園や野菜づくりを全く知らないという方でも気軽にはじめられるところです。100均では2袋100円などというとても安い値段で買うことができます。

たくさん作られる方は農協や種苗会社のカタログで大量に注文すると品種も選べ発芽しなかったなどという失敗も防げますが家でちょっと食べるくらいであれば100均種でも十分でしょう。袋に入っているものですので特に中身を選ぶこともできませんので発芽率など考えずリーフの色などの食べたいと思うお好みの種をご準備ください。

準備2.土または水

サニーレタスを栽培するには成長する場所が必要です。今回のケースですと土と水の2通りありますのでそのどちらかは必ず用意するようにしましょう。土の配合など詳しいお話は育て方の章でご説明します。

準備3.肥料

サニーレタスなど葉物野菜の栽培に欠かせないのが肥料です。葉物野菜の特徴として収穫までがとても早いということがあげられ、そんな短期間でより大きく青々とした健康的な作物を作るのには肥料(元肥・追肥)は必須です。

土で栽培する場合は緩効性化成肥料があたえる頻度が減らせて手間を省くことになりますし、水で育てるのであれば水溶性肥料は必須です。自分の育てたい方法に併せて肥料の種類を変えてくださいね。どちらが良いか迷ったらパッケージに水耕栽培向けなどと書かれていますので参考にすると良いでしょう。

準備4.基本的な道具類

サニーレタス栽培のおすすめ方法は2通りあるので基本的な道具も絶対に必要というわけではありません。土に植える場合は苗づくりやその植え方に必要なスコップや育苗ポットや箱類。水やりのためのじょうろも準備してください。

水耕栽培の場合はスポンジ・水・ピンセット・適当な容器があればあとは前述の肥料だけで十分育てられるでしょう。

準備5.害虫対策に役立つ100均商品

サニーレタスなどの葉物野菜はそれを好んで食べに来る害虫との戦いともいえるでしょう。農薬なども効果的ですがせっかく家庭菜園で育てるなら無農薬で育てた安心できる野菜を作りたいと思われる方が多いでしょう。

準備しておき種まきから害虫防除できるのが100均で手に入る洗濯ネットで作る防虫網囲いです。使用するのは鉢やプランターがすっぽり入るサイズの洗濯ネットとそれを留めるための紐類。これだけで虫被害が減るので是非試してみてくださいね。

サニーレタス栽培のコツ【土植え編】5選

まずはプランターや畑で土に種まきをして作るサニーレタス栽培の方法をご紹介しましょう。室内でもこの土を使った方法でサニーレタスを栽培することはできますが、土を使うと肥料やりでコバエなどの虫がわくことがありますのでできれば屋外で作られることをおすすめする方法です。

サニーレタス栽培1.種まき

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/741973?title=%E3%82%B5%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%82%B9


サニーレタスの成長・発芽に適した気温は15-20度と春夏植え野菜と比べると少し低めです。種まきからの栽培のコツは間引きしながら良い株を残していくこと。間引きした小さな葉もお味噌汁の具にしたりそのまま他の野菜と一緒にサラダの材料のひとつとして加えても良いでしょう。

種のまき方は苗から作る場合はプラグトレー(小さな区分けがたくさんほどこされた種まき苗づくり用のプラスチックトレー)の1区切りに1粒ずつ。種まきの深さは種の約4倍を目安に。

サニーレタス栽培2.土づくり

サニーレタスを種まきしてから約20日くらいたつと苗として畑やプランター等に植え付けることができるようになります。プランターの場合は野菜用の培養土を使うのがおすすめ。

畑や庭で路地栽培する場合は植え付け2週間前に苦土石灰と堆肥・元肥として化成肥料を適量すきこんで畝を作っておいてください。幅90cm高さ10cmほどの一般的な畝の作り方でOKです。根は浅く貼る植物なのでそれほど深く耕す必要もありません。

サニーレタス栽培3.植え付け

土の準備ができたらサニーレタスの植え方ですが、株と株の間隔は30cmを目安にしましょう。プランター栽培で少し狭めにするのにも25cm程度を限度としてください。

そのほか植え方のコツとしては害虫被害にあいやすい葉物野菜なので植えたらすぐにネットを掛けてしまうのがおすすめの栽培方法です。ほんの数日だけと思っているとあっというまに虫に若くて美味しい葉を食べられてしまうので前準備をしっかりとおこない植え方と同時にネット張りを行ってください。

サニーレタス栽培4.水やりと肥料

植え付けが終わったら残りのサニーレタス栽培は水やりと肥料となるでしょう。収穫まで早いのと秋から冬の栽培となるため、あまりの雑草の心配はしなくて良いです。

水やりは朝の葉の様子をみることで適したタイミングがわかります。すこししんなりしていたら水が足りない合図。追肥は植え付けから30日を目安に株元に緩効性化成肥料をあげてください。

サニーレタス栽培5.収穫の時期と目安

畑やプランターに植え付けたサニーレタスは、月に1度を目安に追肥しながら約2ヶ月ほどで収穫時期を迎えるでしょう。しかしこの収穫目安はあくまでも農家の人が作るような売り物のサニーレタスの場合です。

家庭菜園で自分で食べる分を栽培するならもっと早いうちから美味しそうな外側の葉から順に収穫することも可能でしょう。またたくさんいただいて食べ飽きた時はそのまま花を咲かせ種を収穫して紙袋などに入れた上ジップロックなどに密封して冷蔵庫で保存が可能。またいつか食べたい時に栽培を再開するなどという使い方もできます。

サニーレタス栽培のコツ【水耕栽培編】3選

サニーレタス栽培の天敵である葉を食べる害虫の被害がほとんどなく、春夏秋冬時期を気にせずサニーレタス栽培がはじめられるのが水耕栽培の育て方です。ただし冬の野菜となりますので室内の気温が高いとうまく育たないことがありますのでそこだけご注意ください。

サニーレタスの水耕栽培1.種まき

水耕栽培として室内で管理するサニーレタスの栽培も種まきからはじめます。水耕栽培用のLEDライトで日照時間まで調整できるような機械も売られていますのが、サニーレタス栽培はもっと簡単で手に入りやすい道具類でできるのでご安心ください。

使うのは四角くサイコロ状にカットしたスポンジ。十分に水に浸したところにピンセットで種を2-3粒ずつ種まきしていきます。


サニーレタスの水耕栽培2.肥料

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サニーレタスの水耕栽培にとって液体肥料は土から栄養が取れないため大切な養分となるでしょう。有名な肥料としてハイポニカなどがあげられます。どの肥料を使う場合もパッケージを読み適切な濃度で薄めること。

また水はずっと同じものでなく取り替える必要も出てきますのでそのたびに水性肥料も新しく入れ直すのをお忘れなく。

サニーレタスの水耕栽培3.収穫の仕方

サニーレタスの水耕栽培は種まき・肥料やり(時々の水替え)をすればあとは収穫を待つのみです。収穫も自分の好きなタイミングで行ってかまいません。ベビーリーフのうちに間引き感覚で収穫していただくのも良いですし、十分に大きく育つ姿を楽しんでからでもちろんOK!

この収穫方法も外側の成長した葉から順に採っていくことで長い期間新鮮な採れたてサニーレタスを食べることができます。もう株が古くなってきたなと感じたらまた種まきからはじめて1年中収穫できるのも水耕栽培の良い点です。

まとめ:初心者でも簡単なサニーレタス栽培

簡単手間要らずのサニーレタスを栽培しよう

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1066398?title=%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E8%8F%9C%E5%9C%92_%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%82%B9%E6%9C%9D%E6%91%98%E3%81%BF

簡単で収穫までも早いサニーレタスの栽培は、葉を食べてしまう害虫にさえ注意すれば初心者の方が簡単に野菜づくりの楽しさを味わうのにうってつけです。

スーパーで売られているような大きなサニーレタスを作るには畑などある程度広々とした土地と肥沃な土・防虫対策や肥料(元肥・追肥)など手間も神経も使いますが室内での簡易的な水耕栽培であれば種と肥料を用意するだけで虫の心配もほぼなくご家庭で消費するのに適量な野菜が春夏秋冬いつでも収穫できます。

種まきから苗を作ってのプランター等への植え方・害虫対策と手軽に100均の道具で作れる方法などどの場合でもヒントとなるような2部構成でお届けしてきましたので、自分の欲しいサニーレタスと使いみちをを考えてお好みの方法で挑戦してみてくださいね。

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今回はサニーレタスの簡単で便利な栽培方法を2種類ご紹介しましたが、暮らし~のではこの他にもたくさんの野菜の栽培方法記事をご用意しています。春夏秋冬季節ごとの野菜栽培が気になるという方はこちらの記事もお役に立てるでしょう。