エクスカーションティピー/325
エクスカーションティピー 325+
エクスカーションティピー210
エクスカーションティピーⅡ
新作エクスカーションティピーとは
Colemanのワンポールテント
エクスカーションティピーとはColemanが数年前から発売しているワンポールテントのことです。Colemanのテントに詳しい方からすると特に目新しいテントではなく、今更感のある印象という方も多いのではないでしょうか。
しかし、今回紹介するエクスカーションティピーは2021年の新作として新たに新仕様になっています。旧モデルのエクスカーションティピーとともにエクスカーションティピーの魅力などを紹介しますね。
ワンポールテントについて
ワンポールテントとは別名モノポールテントとも呼ばれる設営方法が簡単なテントです。ドームテントではポールを交差させるようにしてスリーブに通していく組み立てという作業が必要になり、組み立てが終わるとペグダウンという設営方法が一般的です。
一方、ワンポールテントはテントが動かないようにペグで固定し、テントの中から1本のポールで押し上げて設営します。組み立てるという作業が不要になり誰でも簡単に設営できる魅力があります。
エクスカーションティピーの種類
エクスカーションティピー/325
エクスカーションティピー/325
現行モデルのエクスカーションティピーです。サンドカラー(ベージュのような黄)とオリーブカラーの2色がありインナーテントを含めポール1本だけで設営するのでテントの設営が初めてという方でも迷うことなく設営できます。商品名の後にある数字は広さを表していて、エクスカーションティピー325は325・230・高さ200cmになります。広いように見えますが、インナーの中央にポールが来るためドームテントのように広くは使えません。
3~4人用テント
325×230cmもの広さがあると4人以上でも使えそうですが、中央にポールが来るため3~4人用のやや小型のテントになります。ワンポールテントは構造上設営は簡単ですが、どうしても中央部分と端の方にデッドスペースができます。この部分がワンポールテントのデメリットと言えるでしょう。
テント単体とスタートパッケージの2種類で販売され、スタートパッケージとはグランドシートなどが付属したモデルです。
エクスカーションティピー/325+
エクスカーションティピー 325+
基本構造などは通常モデルと同じですが、フライシートの遮光性が大幅によくなったワンランク上のエクスカーションティピーです。Coleman独自技術により日光を90%カットし、濃い影できるようになっているスペシャルモデルです。日光の透過率が下がることでテント内の温度上昇を抑えて、朝日の眩しさも軽減でき遅くまでゆっくり寝られるモデルですよ。
基本構造は変わらないためインナーの中央や端はデッドスペースができます。
エクスカーションティピー/210
エクスカーションティピー210
エクスカーションティピー/210は広さが210×150×高さ170cmの小型テントです。ソロキャンプにもおすすめサイズですが、少し手に入りにくくなっています。通常モデルと同じように中央、端はデッドスペースになりますが、Colemanらしい使い勝手のいいワンポールテントとして人気がありますよ。フライシートは鮮やかなグリーンです。
光の当たり具合で変化しやすい色のため現物をみて選んだほうがギャップが少ないでしょう。
新作 エクスカーションティピーⅡ/325
エクスカーションティピーⅡ
新作として発売されるエクスカーションティピーです。サイズは325×230×高さ200cmで従来のものと差はありません。2021年1月23日現在では一部サイトで予約受付中になっています。耐水圧も1500mmで従来のエクスカーションティピーと変わらず雨の日でもきちんと使える仕様です。発売は2月頃と言われています。
新型の特徴
フライシートの厚みは変わりませんが、新素材のテックスファイバーになっています。テックスファイバーはコットンのような手触り、風合いをもち、コットンよりも乾きやすい特徴があります。材質自体は化繊のためメンテナンスが容易でエントリーモデルの購入しやすい価格帯に収まっていますよ。
テックスファイバーになり収納サイズ、重さが少し大きくなっています。
エクスカーションティピーのレビュー紹介
さまざまな天候で使え設営しやすいというレビューがたくさんある人気テントです。入門向けテントとして評価が高いです。
夏~冬で20回近く使っています。
真夏日・大雨・雪・強風など色んな天候で使用してきましたが、いずれも問題なく使っています。
設営は女性一人で簡単に立てられます。
6か所ペグダウンして、センターポールを立てるだけ。
エクスカーションティピーの魅力6つ
1:新作は生地の質感がいい
2021年2月に発売予定の新作は生地がおしゃれなコットン風になっているところが最大の魅力です。すべすべとしたポリエステルではなく繊維が編み込まれているかのような風合いですよ。材質自体は75Dポリエステルタフタで従来からあるエクスカーションティピーと変わりません。いわば新作エクスカーションティピーはおしゃれなポリエステルを使ったエクスカーションティピーというわけです。
コットンではないので近くで焚き火をしないようにしましょう。
2:設営がしやすい
前述したようにワンポールテントならではの魅力として設営のしやすさが挙げられます。エクスカーションティピーは当時画期的だった前室があるワンポールテントのため前室用のポールを使いますが、設営のしやすさは損なわれていません。ガイロープを除けば慣れてた方が設営する10分程度で設営できますよ。
新作エクスカーションティピーも基本構造は変わらないためスピーディーに設営でき楽しいキャンプの時間を無駄に浪費せずすみます。
動画で細かく解説してくれている
初心者でも簡単に設営できる魅力がありますが、Colemanからよりわかりやすい動画が公開されていますよ。フライシートをかけるときはロゴの位置などを目安にかけるといいでしょう。あらかじめ組み立て方やたたみ方は動画で予習しておくと設営しやすくなりますよ。
たたみ方も動画でわかりやすい
こちらは撤収時の動画になります。たたみ方はフライシートもアウターも端から少しずつ畳んでいきます。いきなり半分にたたま内容にしましょう。エクスカーションティピー/210などのサイズ違いもたたみ方、張り方は変わりませんよ。Colemanは設営の仕方やたたみ方を動画にしてくれているので初心者でもわかりやすいですよね。
1人でたたむ場合はペグを全部抜かないように少しずつたたむとやりやすいと言われていますよ。
3:ソロキャンプから数人のキャンプまで対応
エクスカーションティピーには新作を含めさまざまな大きさ、種類があります。ソロキャンプで使いやすいクスカーションティピー/210、少し高価になっていますが遮光性が大幅によくなっているエクスカーションティピー/325+とシリーズが豊富にあります。
キャンプのスタイルに応じて最適なテントを選べるところが魅力になります。エクスカーションティピー/210のようにソロ用のコンパクトなワンポールテントは発売当時貴重でした。
高さと広さがある
三角形の形状になるため隅とポールがある中央にデッドスペースができますが、4人で使える広さと三角形になるため中央部分は非常に高いです。高さがあると小さな子供を抱えたまま出入りでき非常に便利ですよ。また、天井まで高いため圧迫感がなく過ごしやすいです。家族で使いやすい大きさというところも魅力ですね。
注意点もありテント内で家族4人で過ごすには少し狭いです。テントを使うときは寝るときだけといったスタイルに向いています。
収納サイズがコンパクト
最大で4人まで利用できるエクスカーションティピー/325でも直径16×60cmしかありません。ソロ向けのクスカーションティピー/210では直径17×50cmになります。新作のエクスカーションティピーⅡは前述したように少し大きいですが、直径19x 60cmです。Ⅳ人用のドームテントだと横幅が70cm前後のものが多い中、60cmで収まりますよ。
つまり新作を含めエクスカーションティピー/325もソロキャンプで使いやすいです。
4:快適な通気性
エクスカーションティピー/325、325+、210の3つの旧モデルはインナーの下部と上部にベンチレーションがあります。暖かい空気は上に登るため上部のベンチレーションから外に排出され、冷たい空気は下部のベンチレーションからインナーの中に入ってきますよ。フライシートには前室部分と上部にベンチレーションがあり通気性が高いです。
新作はインナーの下部ベンチレーションがなくなっていますが背面に大きな窓がありきちんと換気できます。
新作のフライシートのベンチレーション
新作のフライシートにもきちんと前室部分と上部にベンチレーションがついています。インナーのベンチレーションの位置や大きさは少し変化していますがトータル的に考えると悪くなったということもなく快適さはきちんと継承されていますよ。
5:快適な前室
現在は前室をもつワンポールテントも多いですが、エクスカーションティピーが発売した2017年頃にはまだまだ少なめでした。そのため画期的なワンポールテントとして現在も人気がありますよ。前室があるだけでインナー内に荷物を収納しなくてもよくなり、家族で使える広さがあります。また、前室があるおかげでタープと連結しやすくなっていると言われていますよ。
前室用のポールを使うため前室にきちんと高さがあり出入りしやすいです。
雨に強い
専用ポールで前室部分を広く大きくとっているユニークな構造になっていて雨にも強いです。ワンポールテントのデメリットはフライシートからテント入り口まで一直線になり雨が滝のように落ちてくる形です。エクスカーションティピーは前室が少し高くなっていてひさしがあるため真っ直ぐに落ちず、ひさし部分から左右に分かれて雨水が流れていきます。
その結果テントに入るときに雨に濡れにくくなり、雨が室内に入りにくくなり天候問わず使いやすいです。
シェルターとして使える
インナーを使わず設営するとシェルターとしても使えるようになります。シェルターはデイキャンプでも使いやすくコットだけで寝るというスタイルの方なら非常に使いやすくなりますよ。新型はテックスファイバーによりフライシートの雰囲気もコットンのように良くなっているためシェルターとして非常に使いやすいです。
6:価格帯
旧型、新型共にエントリーモデルのテントです。前室があり雨に強く、設営方法や折りたたみ方がわかりやすい高機能なテントですがエントリーもでるのため買い求めやすい価格になっていますよ。低価格で使いやすいワンポールテントということで初心者におすすめされているテントです。
まとめ
エクスカーションティピーは使いやすい
エクスカーションティピーは使いやすいエントリーモデルテントです。初めてキャンプをする方でもワンポールテントのため設営しやすく、エクスカーションティピーならではなの形状で前室が広く雨の日でも快適になりますよ。4人用エクスカーションティピーも収納サイズがコンパクトですがソロ用のエクスカーションティピーはさらに小さくバイクでも持ち運びやすい大きさになります。
新作エクスカーションティピーはおしゃれで低価格帯のままで使いやすいです。
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