ダイワ(Daiwa) エメラルダス LT 2500S-DH
ダイワ エメラルダス BOAT 66M-S
シマノ セフィア BB ティップエギング S66ML-S
シマノ 18 セフィア BB C3000SDH
ダイワ エメラルダスボート2 RV 3.5号
カヤックでアオリイカを狙おう!
初心者のデビューにもおすすめなカヤックエギング!
美味しいターゲットからカヤックを始めたい方におすすめ!カヤックで楽しむエギングゲームの入門情報まとめです。キャスティング、ティップランどちらで遊んでも面白い!繊細なアタリを掛ける、釣り味にも魅力がある釣りなので、ルアーゲームに慣れている方にもおすすめできます!
カヤックからのエギングゲーム
美味しいアオリイカを狙おう!
春のカヤックフィッシングはアオリイカ狙いがおすすめ!今回は疑似餌で狙うエギングスタイル、陸っぱりに近いキャスティングスタイルとバーチカルなティップランスタイルについてご紹介します。
陸っぱりでは数を出すのが難しくなってきているアオリイカですが、プレッシャーの低いエリアを狙えるカヤックフィッシングなら、イカらしい好奇心の高さと春イカの釣り味をバッチリ楽しめます!
磯系のポイントが狙い目!
アオリイカで狙い目となるポイントの傾向は潮通しがいい場所と藻がある場所。潮通しは回遊ルートや餌場に、藻場は春のエギングでキーポイントとなる産卵エリアになります。堤防、サーフにも出没するアオリイカですが、これらの条件を満たしやすいのはやはり磯系のポイント!
ゴロタや磯ワンドから出艇している方には特におすすめで、砂浜から出艇している場合も、根があって藻が生える場所ならバッチリ狙えます!
カヤックエギングのタックルを2パターンご紹介!
2つのスタイルでアオリを攻略!
カヤックエギングのタックルを2パターンご紹介!キャスティングをメインとした構成と、エギを落としたり引っ張ったりで繊細なアタリを捉えるティップランスタイル構成をご紹介します。
どちらの出番が多いか、使い勝手はエリアの状況次第!遊漁船よりも浅い場所を釣るケースが増えるので、ややライトな構成でまとめましょう。キャスティングとティップランの中間的な構成でも遊べます!
1.カヤックエギングタックル:キャスティング
岸に向かって投げるならキャスティング!
ダイワ エメラルダス BOAT 66M-S
磯のまわりで飛び出した岩、岸に向かって投げるなら、浅場に強いキャスティングスタイルがおすすめ!陸っぱり向けのシャローに強いエギを扱いやすく、広く探れて効率がいいというのがこのスタイルのメリットです。
ロッドは陸っぱり向け86モデルでは長いので、ボートエギング向けの7フィート程度を選ぶのがおすすめ。キャスティング向けはティップラン向けのものよりもティップにややハリがあり、キャスト、シャクリが快適に行えます。近年は多くのメーカーがティップランにモデルを絞り気味、選択肢は人気ジャンルのように多くはありませんが、ダイワの「エメラルダスボート」シリーズにはバッチリラインナップされています!
リールとラインは陸っぱりから流用可能!
ダイワ(Daiwa) エメラルダス LT 2500S-DH
リールとラインの構成は陸っぱりエギングとほぼ同一で、すでに道具をお持ちの場合はそのまま使ってもOK。2500番やC3000にPEの0.6号を200mというのが定番のセッティングです。リーダーはメインラインの強度と同等程度、2.5号10lb程度を合わせましょう!
ギア比の選択はノーマルorハイギアとスタイルに合わせた選択肢があります。成長して戻ってきた春イカをだますには、アクションスピードを落としたアプローチが必要。ギア比の高いモデルで1ピッチ1巻きとするとエギを動かしすぎてしまうケースがあります。基準を2ピッチ1巻きとすればギア比が高くても問題ないので、自分のイメージに合うモデルを選択しましょう。
後述するティップランではノーマルをおすすめするので、両方のスタイルを遊びたい場合はノーマルギアがおすすめです!
キャスティングタックルまとめ
ロッドは7フィート程度までのボートキャスティングモデル!
- リールは2500/C3000にPE0.6号がおすすめ!
- ギア比はスタイルに合わせてノーマルorハイギアをセレクト!
2.カヤックエギングタックル:ティップラン
沖で流すならティップラン!
シマノ セフィア BB ティップエギング S66ML-S
キャスティングモデルと比べると柔らかめ、特にティップの繊細さが目立つティップラン専用ロッド。イカが触腕を伸ばしてエギに触る、通称「イカパンチ」を穂先の揺れでアングラーに伝えます。釣法も合わせて、バーチカル系の釣りならこのタイプのロッドが明確に有利です。
繊細で柔らかいティップなので、キャスティングは対応するモデルでもほどほどに、リスクのあるフルキャストをしても飛距離はキャスティングロッドには敵いません。専門性が高いタイプのロッドですが、ティップラン重視かつキャスティングもOKというモデルもあるので、初めての1本にはこのタイプをおすすめします。1本でいろいろやりたいという場合は、専用レングスの511よりも、マイルドな6フィート程度がおすすめです。
ロッド選びはティップラン専用シリーズから、釣り場の水深に合ったウェイトに対応するモデルをセレクト!スピニング、ベイトとありますが、基本的には細糸と相性がよく、ドラグ性能に優れるスピニングをおすすめします。長さはこちらも7フィート程度まで、浅場が多いカヤックにはMLクラスがおすすめです!
ラインは0.4号でもOK!
シマノ 18 セフィア BB C3000SDH
リールはこちらも、2500番かC3000でOK!ラインはキャスティングに近い条件、根掛かりと回収率が気になるポイントには0.6号ですが、ある程度水深があって、感度最優先とする場合は0.4号でもOKです。リーダーはメインラインの強度に合わせて2号、2.5号を使い分けましょう。
遊漁船のティップランではノーマルギアを使っている方が多く、シャクリ時の巻きすぎ対策、抵抗の大きいエギを回収するときに掛かる負荷が気になる、このあたりが選択の理由になっています。キャスティング同様スタイルに合わせて選べばOKですが、水深が20mを越える場合は、回収時の負荷軽減重視でノーマルギアというのがおすすめです!
ティップランタックルまとめ
- ロッドはティップラン重視タイプがおすすめ!
- リールは2500/C3000のノーマルギアがおすすめ!
- ラインはPE0.4号or0.6号
カヤックエギング向けのエギをチェック!
キャスティングはちょっと重めがおすすめ!
ダイワ エメラルダスボート2 RV 3.5号
キャスティング向けのエギは、陸っぱり向けのものとボート向けのもの2種類を用意すると便利!岸に近い釣りとはいえオフショアゲーム、水深や流れで重めのエギが欲しくなるタイミングがあります。「エメラルダスボート2」など、キャスティングに対応しつつ、重さも確保できるモデルを選択しましょう。
陸っぱり向けのエギを使う時は、「仮面シンカー」など重さをプラスできるものと組み合わせるのがおすすめ!ドシャローオンリーであればノーマルだけでも釣りができますが、いろいろやるなら重めは要検討です!
ティップランには専用エギ!
ティップラン用のエギは沈降速度を重視しているのが特徴で、流れや水深があっても着底を確認しやすいような工夫が施されています。また、水深があってもしっかりシャクれるように、引き抵抗も軽めのセッティングです。陸っぱり向けのエギとは構成が異なるので、専門性を求める場合はこちらを選択!深ければ深いほど影響が大きいです!
重さ選びはシマノ「アントラージュ」を参考に、15m25gから1m1g程度プラスしていくようなイメージで選んでみましょう。20mなら30g、カヤックで春の釣りなら35g程度まで用意しておけばバッチリ楽しめます!
カヤックエギングの釣り方!
釣り方を3つに分けてご紹介!
カヤックエギングの釣り方を3つに分けてご紹介!ポイントの探し方、キャスティングとティップランそれぞれの基本的な釣り方についてご紹介します。イカは魚探にほとんど映らないので、直撃ではなく状況を読み取りながら探すのが釣り方のポイントになります!
①釣り方:ベイトと藻場を探そう!
魚探に映らないアオリイカを探す方法は、浅場で藻場を見つけるのが一番簡単!目で見てわかる、流れていたり引っかかっていたり、釣りに行く前に情報を集めておけば、初心者の方でもある程度予測を立てられます。まずは産卵ポイント、海藻ゾーンを探しましょう!
魚探で深い場所を探るときは、ベイトと大型魚の有無をチェック!藻場や磯に隣接したようなエリアでベイトがいれば、アオリイカも近くにいる可能性が高いです。外敵となる大型魚がいる場合はアオリイカは退避中、ジグで大型魚を釣るのもアリです!
②釣り方:キャスティングの釣り方!
キャスティングで釣るときは、ポイントの水深に注意!エギはゆっくり沈降するタイプのルアーですが、藻や岩があると底より浅いレンジで根掛かりするケースがあります。アクションはダートにショートフォールを組み合わせて、根掛かりしないように釣るのがおすすめです。
プレッシャーがかかっていない釣り場なら、春でもレンジ上げ気味でチャンス十分!魚探で水深をイメージしながら、障害物付近に投げてアオリイカを探しましょう!
③ティップランの釣り方!
ティップランはバーチカルの釣り!軽く投げる、もしくは真下に落として、まずは着底を確認します。魚探で海藻がどの程度まで生えているか想像できるときは、ラインのマーカーなどを見て底取りの参考にしましょう。
着底したら、シャクリで3mほど跳ね上げてロングステイ!平行移動でイカを誘います。反応が無ければもう一度落としてロングステイ、この繰り返しが基本的な釣り方です。アタリは繊細なので、ティップやラインに違和感を感じたらガンガンアワセていきましょう!
カヤックエギングの動画をチェック!
エギング動画を2本ご紹介!
カヤックエギングの動画を2本ご紹介!キャスティングとティップラン、それぞれの実釣動画をご紹介します。どちらも充実の釣果でカヤックフィッシングらしい内容!初心者の方はロッドの動かし方、アタリの出方とアワセのイメージを要チェックです!
①カヤックからキャスティング!
磯に向かって沖側からキャスト!カヤックエギングのキャスティング動画です。どんな景色のポイントが有望なのか、動かし方やエギ選びのポイントなど、実践的な内容が解説されています。
陸っぱりからは絶対にアクセスできない、断崖絶壁を優雅に流せるカヤックならではの景色が非常に魅力的!キャスティングでもややティップラン的に、柔らかいロッドで少しティップを入れながらアタリを取るというテクニックはタックル選びに活かせる情報です!
②カヤックからティップラン!
こちらはティップランスタイル、エギにオモリを付けて、やや水深のあるエリアを攻めるカヤックエギング動画です。こちらも景色や動かし方の参考に、アタリの出方もバッチリチェックできます。
ティップランのアタリ、穂先の動きに出る反応はさまざまで、グイっと引くものからフワっとテンションが抜けるもの、チョンとくるものも全てアタリです。テンション抜けはアオリイカがエギを持ち上げている状態で、他の釣りでこの手のアタリに慣れている方であればバシっと合わせられますが、初心者の方はちょっと練習が必要です。疑わしいものは全てアワセで遊んでみましょう!
カヤックでアオリイカをゲット!
春はサイズも期待大!
春は親イカが釣れる大物シーズン。相応に警戒心が高いものの、サイズにも期待ができます。シーズンは水温が上がる4月頃から、地域によっては7月頃まで遊べるので、カヤック入門の釣りとしてぜひ検討してみてください。食べて美味しいのもおすすめのポイントです!
エギングが気になる方はこちらもチェック!
エギングが気になる方は、下記のリンクをチェック!オリムピックの2021年新製品まとめ、シマノの大人気エギ「セフィア フラッシュブースト」をご紹介します。
オリムピックは昨年から高い評価を獲得しているお手頃価格のUXシリーズ、ティップラン向けの「21 カラマレッティ UX」に注目。専用ロッドで人気の高いショートロッド、「5112M-S」が追加されました。「セフィア フラッシュブースト」はカヤックにはちょっと軽めですが、21年新作で19gの3.5号が追加!シャロー攻略、シンカーチューンを考えている方にはおすすめです!ぜひこちらも合わせてチェックしてみてください!

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オリムピックの2022年新製品まとめ!ハイコスパなルアーロッドが揃う、2021年のオリムピックロッドをまとめて紹介しています。注目は手頃な価...
シマノ「セフィアクリンチ フラッシュブースト」!フラッシングで攻める新作エギ!
「セフィアクリンチ フラッシュブースト」は、シマノの2020年新作エギです。内部に仕込まれた反射板「フラッシュブースト」によるフラッシングが...