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「サバイバルキャンプ」徹底ガイド!魅力や必要な持ち物、おすすめキャンプ場を伝授!

自然を思い切り満喫できることで人気を集めているサバイバルキャンプ 。本記事では、サバイバルキャンプ の魅力や必要なもの、装備、注意点についてまとめました。自給自足に近い形でサバイバルキャンプ をして、山の時間を楽しみましょう。
2021年1月21日
kon_w
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サバイバルキャンプとは?

グランピングやデイキャンプなど、近年はさまざまなスタイルのキャンプが人気を集めています。中でも注目されているのがサバイバルキャンプです。まずはサバイバルキャンプとはどのようなものなのか、見ていきましょう。

半自給自足生活をするキャンプ

テントの横で飲み物を飲む女性
Photo byFree-Photos

サバイバルキャンプとは、山を始めとした自然の中で半自給自足の時間を楽しむことです。日常生活で頼っている便利なアイテムは極力使わず、自給自足に近い形で時間を過ごすことで、心も体もリフレッシュできると人気を集めています。

自分で火を起こしたり、寝床を作ったり、普通の生活では体験できないようなことをサバイバルキャンプでは経験できるでしょう。サバイバルキャンプとは、便利になった世の中を見直す機会にもなると考えられます。

サバイバルキャンプの魅力

サバイバルキャンプの魅力にとりつかれ、頻繁にキャンプへ出かける人も多くなっています。サバイバルキャンプには、どのような魅力があるのでしょうか。多くの人を惹きつけてやまないサバイバルキャンプの魅力についてチェックしましょう。

自然と向き合える

山の中に立てられたテント

最低限の道具を持って自然の中で過ごすサバイバルキャンプは、自然と向き合う機会を得られるのが魅力です。自然の中でどのようにして過ごせば良いのか、自分で考えて行動するワクワク感があります。

改めて自然と向き合うことによって、今まで気づかなかった植物や花々の美しさに気付けるでしょう。現代社会の喧騒から離れ、ゆったりとした時間を過ごせます。サバイバルキャンプを終えた頃には、リフレッシュできているはずです。

できる範囲からスタートできる

サバイバルキャンプと聞くと、「大変そう」というイメージがありあますが、実はそこまで大変なものではありません。自分ができる範囲から始められるので、キャンプ初心者でもサバイバルキャンプに挑戦することは可能です。

半自給自足生活を送る上で自分に必要なものは何か考え、必要最低限の装備をしておけば、苦しい思いをすることなく自然と向き合う時間を作れます。慣れてきたら徐々に装備品を減らし、本格的な自給自足をするのもおすすめです。

大自然で生き残る術を学べる

山の中で流れる小川
Photo bymystraysoul

快適な現代社会では、特に苦労することなく火を起こしたり、暗い夜に明かりをつけたりできます。しかし、大自然の中ではそうはいきません。何をするにしても、自分で1から作り上げなければならなくなります。

そのため大自然で生き延びる術を学べるのも、サバイバルキャンプの魅力です。1人で自然と向き合うのはもちろんのこと、家族と共にサバイバルキャンプをして子供たちに自然の厳しさを学んでもらう機会にするのも良いですね。

災害時にサバイバルキャンプの知識を活かせる

寝床を作る方法や火を起こす方法など、サバイバルキャンプで身につけた知識は災害時の緊急事態に応用できるのもポイントです。災害が起きて普段の生活ができなくなった時、必要となるのが自給自足の知識だと考えられます。

サバイバルキャンプを通して自然の中で生きるための術を学んでおけば、災害によって通常の生活が困難になっても慌てることなく対処できるでしょう。サバイバルキャンプは、あらゆる面で役立つ知識を得られます。

サバイバルキャンプ前に考えておくこと

サバイバルキャンプは、事前に計画を立てておくことでスムーズに自然の中の時間を楽しめるようになります。サバイバルキャンプに出かける前に、どんなことを考えておけば良いのかチェックしていきましょう。

どの程度のサバイバルキャンプにするか考える

キャンプ中のテントの中

まずはサバイバルキャンプのレベルを決めることが大切です。キャンプ場はどこにするのか、泊数はどの程度にするのかなどによって、装備する道具は変わります。

初心者の場合はいきなりハードなサバイバルキャンプをするのは難しいので、ハードルを下げて予定を組むのが賢明です。泊数は1〜2泊、設備が整ったキャンプ場を利用すると良いでしょう。慣れてきたら山で1週間のサバイバルキャンプに挑戦するなど、レベルアップするのがおすすめです。

必要なものは何か考える


どんなにハードなサバイバルキャンプでも、自分が生き延びるために最低限の道具は準備する必要があります。自分のキャンプレベルがどのくらいなのかを考え、必需品を考えておきましょう。

キャンプ初心者なら、通常のキャンプに近い装備を準備した方が賢明です。サバイバルキャンプを何回か経験して慣れてきたら徐々に道具を減らし、自然の中で工夫して過ごす術を学ぶようにしてみてはいかがでしょうか。

サバイバルキャンプの必需品・装備

どんなレベルのサバイバルキャンプだったとしても、必要最低限の必需品・装備があります。必要なものをきちんを備えた上で、サバイバルキャンプに出かけましょう。基本的な必需品について紹介するので、参考にしてください。

ナイフ

サバイバル用のナイフ
Photo bystevepb

サバイバルキャンプに必要な道具としてまず挙げられるのが、ナイフです。ナイフは木を切ったり、調理をしたり、あらゆる場面で必要になります。ナイフと一口に言っても、その種類はさまざまです。

折りたたみ式のフォールディングナイフや、栓抜き缶切りといったナイフ以外の機能を備えたツールナイフ、調理用や薪割りに使えるシースナイフなどがあります。どのナイフが自分にとって使いやすいのか考えて道具を決めましょう。

ナイフは調理用とそれ以外に分ける

サバイバルキャンプ 初心者は、小型のシースナイフが最適です。薪割りから調理まで、あらゆる用途で使えるため1つ持っておくと便利でしょう。また、ナイフは調理用とそれ以外で分けて、最低2つは持っておくのも大切です。

調理用のナイフで木を切るなどの他の作業をすると、食中毒を引き起こす可能性があります。衛生管理はきちんと行い、体調不良の原因を作らないように注意してください。

ロープ

まとめられたロープ
Photo byschuetz-mediendesign

ロープはいろいろな場面で活用できる便利な道具です。サバイバルキャンプ初心者はもちろんのこと、サバイバルキャンプを幾度も経験している人もロープは必需品として装備していることがほとんどだと考えられます。

ロープがあれば、木に通して道具を吊るしたり、ハンモックを作ったり、工夫次第でサバイバルキャンプの快適性を上げることが可能です。また麻で作られたロープは、細かくして着火剤として使えます

4mmから5mmの太さが最適

ロープにもいろいろな種類がありますが、サバイバルキャンプで使うなら4mm〜5mm程度の太さがおすすめです。耐久性があるのに加えて、ナイフでカットしやすい太さだと言えます。太すぎるとナイフで切るのに苦労するので、気をつけてください。

手斧

木に刺さった斧
Photo byjackmac34

シースナイフのように薪割りができるナイフもありますが、大きな薪を割るには手斧が必要な持ち物として挙げられます。本格的なサバイバルキャンプを目指している方は、キャンプに持っていきやすいコンパクトな手斧を準備しましょう。

手斧には和斧と洋斧の2種類があります。和斧は洋斧と比べて軽く、薄い刃であるのが特徴です。持ち運びやすいという利点はありますが、薪割りをする際には重量のある洋斧の方が扱いやすいとされています。そのため、洋斧が初心者におすすめです。

ファイヤースターター

サバイバルキャンプで調理をするためには、火起こしをするための道具が必要です。そのため、ファイヤースターターも持ち物の中に入れておきましょう。ファイヤースターターとは、気軽に火打石を体験できるアイテムです。

普通の着火道具を使うよりは火を付けるまでに時間がかかりますが、火を起こすのはどのようなものなのか、実際に試せるのが魅力と言えます。コンパクトに収納できるサイズのものが多いので、ぜひ持ち物に入れておいてください。

初心者は着火道具も一緒に持って行く

気軽に火起こしができると言っても、初心者にとっては扱うのが難しい場合があります。万が一火起こしができなかった時のことを考えて、着火用の道具も併せて準備しておきましょう。

また、サバイバルキャンプに備えて事前にファイヤースターターを使う練習をしておくのもおすすめです。練習をする場合は屋内ではなく屋外で行い、火の始末はきちんを行ってください。

クッカー


クッカーは、サバイバルキャンプで調理をするために欠かせない持ち物です。食材を入れて焼いたり、煮たり、あらゆる調理で役立てられます。また、調理が終わった後は、そのまま食器として使うことが可能です。

クッカーを選ぶ時に注意しておきたいのが、直火で使えるか否かということ。クッカーの中には直火が使えないタイプもあります。持ち物を必要最低限に抑えるために、直火調理ができて食器にもなるものを選んでください。

ウォータージャグ

サバイバルキャンプでは、拠点とする場所から水場までが遠いことはよくあります。水を確保しておかないと、調理を行ったり、火消しをしたりといったことが困難になるので気をつけましょう。

水を常にそばに置いておくために、ウォータージャグを必要な持ち物に入れておくのがおすすめ。ウォータージャグに水を貯めておけば、近くに水場がなくてもすぐに水を使えて便利です。

シュラフ

シュラフとは、寝袋のことです。サバイバルキャンプ上級者になるとテントを使わない場合がありますが、それでもシュラフは必要不可欠と考えられます。シュラフがないと寝ている間に体温を調整できず、体調を崩す原因になるでしょう。

コンパクトに折り畳めて、きちんと体を覆えるシュラフを準備してください。きちんと睡眠をとってエネルギーチャージすることで、サバイバルキャンプを100%楽しめるようになります。

サバイバルキャンプの注意点

安心安全にサバイバルキャンプを楽しむためには、注意点を把握しておくことが大切です。サバイバルキャンプをする上で何に注意すれば良いのか、基本のポイントを紹介します。

私有地に立ち入らない

リュックを背負って歩く男性
Photo byHermann

サバイバルキャンプに慣れてくると、キャンプ場ではなく山の中で本格的なサバイバルを行いたいと思うことがあるでしょう。しかし、私有地に無断で立ち入るのはNGです。

一見すると自由に立ち入って良いように思える山でも、誰かしらに所有されている可能性があります。私有地に勝手に入るのは不法侵入となるためやめてください。キャンプ場以外でサバイバルキャンプ をする場合は、野営ができる場所か必ず確認することが大切です。

トイレは専用の場所で

トイレをしたくなったら、キャンプ場の併設されている専用の場所を利用してください。もし野営をして近くにトイレがないのなら、携帯トイレを使いましょう。

「自然の中なのだから、どこでもトイレをしても良い」と思うのは間違いです。排泄物が環境を汚し、悪臭を発生させる原因になります。最低限のマナーを守って、サバイバルキャンプを楽しんでください。

自然環境を壊さない

池がきれいな山の中
Photo byWalkerssk

自然と共存し、生きる術を身に付けるのがサバイバルキャンプの目的です。そのため、自然破壊をするような行為は控えましょう。火を起こすために使用する木は、地面に落ちている枯れ木を使ってください。木を傷つけて枝を取るのはNGです。

また、自分の寝床の邪魔になるからといって植物をむしり取るのもやめてください。自然を守ることを第一に考え、その中でどのように過ごすべきなのか考えてサバイバルキャンプをすることが重要です。

きれいに片付けて帰る

サバイバルキャンプを終えた後は、全て元どおりの状態にして帰る必要があります。全てやりっぱなしの状態で放置するのは、マナー違反だと言えるでしょう。

火を起こした場所ではしっかりと火消しを行い、使った薪は持って帰ります。道具を保管するために吊るしたロープなど、持ち込んだ道具も持ち帰りましょう。自然に悪影響を与えないことが、サバイバルキャンプにおいて最も注意すべきポイントです。

安全を第一に考えて行動する

山に張られた白いテント

通常のキャンプよりも厳しい条件で過ごすことになるサバイバルキャンプ ですが、安全を第一に考えることも大切です。自分を極限まで追い込むために暖を取らなかったり、摂取する水分を制限したりしたら、体調不良を起こす可能性があります。

自然と一体となり、快適に過ごせるように工夫するのがサバイバルキャンプの醍醐味です。自分を苦しめるのではなく、安心安全に楽しめる方法を考えてサバイバルキャンプを行ってください。

サバイバルキャンプにおすすめのキャンプ場

初心者でもサバイバルキャンプを楽しめるおすすめのキャンプ場を紹介します。大自然を満喫できるキャンプ場に出かけて、サバイバルキャンプを満喫してみてください。


グリーンパークふきわれ

農家が営むキャンプ場です。豊かな自然の中でサバイバルキャンプを楽しめるだけでなく、ピザ作り体験や野菜収穫体験などができます。春になると桜が咲き誇り、秋には美しい紅葉を見られるのも嬉しいポイント。自然を満喫しながら、サバイバルキャンプをしたい時にぴったりです。

グリーンパークふきわれ

  • 住所
    〒378-0304
    群馬県沼田市利根町大楊1098
  • 電話番号
    0278-56-3215
  • アクセス
    関越自動車道・沼田ICから25分

裏磐梯桧原湖畔 松原キャンプ場

裏磐梯にある桧原湖をボートで渡った先にあるキャンプ場です。桧原湖の美しい景観を眺めながらサバイバルキャンプができることで人気を集めています。キャンプ中は、ボードを借りて桧原湖を散策してみるのもおすすめです。

また冬になると桧原湖は氷に覆われるため、ワカサギ釣りができます。釣りたてのワカサギを自分で調理して、熱々をいただくのも楽しいサバイバルキャンプ体験になりそうです。

裏磐梯桧原湖畔 松原キャンプ場

  • 住所
    〒969-2701
    福島県耶麻郡北塩原村剣が峰1093
  • 電話番号
    0241-33-2929
  • アクセス
    磐越自動車道「磐梯高原」ICから国道459に入る30分
  • 公式サイトURL
    http://www.urabandai-camp.com/

自然の森ファミリーオートキャンプ場

大人から子供まで楽しい時間を過ごせるキャンプ場として評判のスポットです。家族構成を考慮に入れた上でテントサイトを決めてくれるため、子供連れの家族も快適にサバイバルキャンプを楽しめるでしょう。

山の中にあるので、夜になると美しい星空が広がるのも嬉しいポイント。焚き火に当たりながら、都会では見られない星々を眺める時間を満喫してみてはいかがでしょうか。人工的な設備が少ない分、自給自足に近い形でキャンプを楽しめます。

自然の森ファミリーオートキャンプ場

  • 住所
    〒563-0372
    大阪府豊能郡能勢町山辺411
  • 電話番号
    072-734-0819
  • アクセス
    阪神高速・池田木部出口から国道173を能勢町方面へ約23Km
  • 公式サイトURL
    https://shizen-no-mori.com/

サバイバルキャンプで自然を楽しもう

夜明け前のキャンプ場
Photo byriya26

自然の中で都会の喧騒から離れた時間を過ごせるサバイバルキャンプは、自分を見つめ直す良い機会になります。また、サバイバル術を身につけることで、災害が起きた時に知識を役立てられるのもポイント。

サバイバルキャンプを100%楽しむためには、必要なものをきちんと準備することが大切です。また自然破壊を行わない、元通りにして帰る、など基本的な注意点も忘れないでください。自然と共存し、豊かなひと時を過ごせるように工夫しましょう。

キャンプについて知りたい方はこちらもチェック!

非日常を楽しませてくれるサバイバルキャンプ以外に、デイキャンプなどいろいろなタイプのスタイルのキャンプがあります。キャンプに関連した記事は他にもあるので、自分にぴったりのキャンプスタイルを見つけてみましょう。