US-1900
ユニフレーム プレミアム ガス
ユニフレームとは
火に関するギアに定評があるブランド
ユニフレームは株式会社新越ワークスが展開するアウトドア用品のブランドです。株式会社新越ワークスは、業務用、家庭用調理器具や温風ファンのように暖かさが広がるペレットストーブなどを手がけている新潟県燕市にある金属加工のメーカーです。
新潟県は金物産業が盛んな地域で、スノーピークやキャプテンスタッグなどのアウトドアメーカーが集結し、ユニフレームは他社と同様に高品質なキャンプ用品をたくさん展開しているブランドです。
コンロ・焚き火台に定評がある
ユニフレームが展開しているキャンプ用品はテント、タープ、ファニチャー、ランタン、キッチンツールなど多彩な製品がありますが、群を抜いて知名度が高いアイテムがバーベキューで使うコンロや焚き火台などの日に関するギアです。ユニフレームのブランド名は「ユニークな炎を創造する」という考えから付けられていますよ。
そのため日本生まれの精度の高い燃焼器具(バーベキューコンロ、焚き火台、ツインバーナーなど)が大人気です。
鉄板なども人気
ユニフレームには人気卓上バーベキューグリルの「ユニセラ」があります。ユニセラには鉄板などの調理器具もありそれぞれ評価が高いです。炎に関するギアというのは燃焼器具本体だけではなく、付属品やオプションも含まれています。
今回紹介するユニフレームのツーバーナーUS-1900も本体以外にもスタンド、ケースなどのオプションがあり、それぞれレビューや口コミで高く評価されていますよ。
ユニフレームのツーバーナーの基本情報
ユニフレームの人気ツインバーナー
US-1900
ユニフレームの定番ツーバーナーとして2012年頃に発売されたロングセラー商品。ツーバーナーとは火口が2つ以上あるアウトドア(キャンプ)用のガスバーナーのことで、携帯性に優れるシングルバーナーに対しツーバーナーは大きく複数の料理を家庭用ガスコンロのように効率よく作れる大型コンロです。
また、本体が大きいため強度も高く、シングルバーナーでは使いにくいダッチオーブン、スキレット、大型の鍋なども使えますよ。
ユニフレームのツーバーナーのスペック
US-1900の使用サイズは54×32.5×29cmになります。家庭用のガスコンロと変わらないサイズ感です。一方で収納サイズは54×32.5×11.5cmとかさばらず、キャンプに持ち運びやすくなっていますよ。重さは約4kgと見た目以上に軽いと言えるでしょう。
US-1900にユニフレームの指定ガスを使うと最大3900kcal/hにもなりシングルバーナーよりも高めの火力があり、屋外でも安定した高火力で料理できますよ。
ツーバーナーのカラーは現在1種類
現在発売されいるユニフレームのツーバーナーのカラーはシルバー(無塗装)のカラーリングだけです。従来は黒のカラーリングもありましたが、現在は入手が難しい色違いとなっています。黒のツーバーナーがほしい方はフリマアプリ、オークション、中古を取り扱う店で探してみましょう。シルバーは現行モデルのため入手できますよ。
ユニフレームのツーバーナーは扱いやすい
マッチやアウトドアライターなどを使わなくても簡単に着火できる圧電点火が採用されています。静電気を起こして着火するオーソドックスな方法となり、家庭用のガスコンロでも採用されている点火方式のため初心者でもわかりやすいです。
また、大人数の料理がきちんと使える頑丈さがあり、ユニフレームのツーバーナーUS-1900は家庭用コンロをそのままアウトドアに持ってきたような製品になっていて、使いやすいとレビューで高く評価されています。
ユニフレームの価格と精度のバランス
カセットボンベを使うツーバーナーの中ではユニフレームのUS-1900はちょうど真ん中の価格帯です。安くもなければ高いというわけでもないバランスの取れた設定です。前述したように炎に関する製品の精度は口コミでも高く評価されているブランドのため価格帯を考えるとコスパも優れていると言えるでしょう。
発売してから5年以上の歳月が過ぎましたが大きくモデルチェンジすることなく発売され続けているのは、信頼性の高さを物語っています。
ユニフレームのツーバーナーの使い方
ツーバーナーの簡単な使い方
使い方は非常に簡単です。本体を倒した状態で裏面に折りたたまれているスタンドを開き、ガス缶を取り付ける「容器取付板」を倒します。あとは、火力調整つまみが閉まっているか確認してガス缶を取り付けましょう。バルブ方向に押し上げながら入れていき、容器取付板に押し当てると自動的にツメが引っかかりガス缶が自動的にロックされます。
ガス缶がセットできたら倒しているツーバーナーを起こすだけとなり、使い方はすぐに覚えられますよ。
点火はワンプッシュ
点火方法は家庭用のガスコンロと似ています。火力調整つまみをオープン方向に回して点火スイッチを押すだけです。火力調整つまみを回すとガスが漏れるようになります。この状態で点火スイッチを押すと静電気のような火花が火口で発生し着火するためライターやマッチなどのアイテムは不要です。
火力を調整するときはつまみを回してガスの量を調整するだけです。この点は完全に家庭用と同じですね。ユニフレームのツーバーナーは操作しやすいです。
取り外し方・収納方法
基本的に組み立て方、使い方の逆になります。つまみをクローズ方向に閉めていき完全に消火し、ガス缶を外します。取り外し方はツーバーナーを横に倒してから、容器取付板にあるセットレバーを押し広げながらガス缶を外し、容器取付板を閉じて、スタンドも収納してきましょう。誰でも感単に使えるところも魅力的です。
ユニフレームのツーバーナーの魅力・特徴7
特徴1:使いやすい
すべての点において簡単に使えるところが最大の魅力です。汎用性の高いカセットボンベを使い、スタンドを広げてガス缶をセットするだけで使えますよ。シングルバーナーよりはるかに大きいですが手間はあまりかからず、収納するときも簡単です。ガス缶をセットするとき、取り外し方がわかりにくいという方は、動画共有サイトで予習できますよ。
また、収納時のシルバーの四角い形状はアタッシュケースのような形と評価されていてデザインも定評があります。
特徴2:カセットボンベを使う
現在ではランタン、シングルバーナー、ユニフレーム以外のツーバーナーなどカセットボンベを使用するキャンプ用品が増えましたが、US-1900が発売された当時はツーバーナーでカセットボンベを使うものは珍しいです。現在でもツーバーナーに限定するとカセットボンベを使う製品は少なく貴重といえます。
ユニフレームのツーバーナーはカセットボンベを使用することで初心者でも扱いやすく、ガスが余っても家の中でカセットコンロの燃料として使えます。
カセットボンベのメリット
専用のガス缶(OD缶)を使わないためランニングコストが非常に安いです。安いものでは100円で購入できます。また、カセットコンロでも使うことから100均、コンビニ、スーパーなどアウトドア用品店以外でも購入でき、ツーバーナーの燃料が調達しやすいです。また、ユニフレームから純正のカセットボンベが発売されていてスペックどうりの火力が期待できますよ。
OD缶よりも圧倒的に安いガスボンベのため燃料費用を抑えたいという方におすすめです。
ツーバーナーのガスボンベについて
汎用性の高いカセットボンベタイプという点が高く評価されています。OD缶と比べ低燃費でランニングコストが非常に高いですよ。ただし、他社のガスボンベと互換性がありますが、できるだけユニフレームの純正ガスボンベを使うようにしましょう。
万が一何か合ったときにユニフレーム純正ガスボンベ以外では保証を受けられない可能性があります。ユニフレームではプレミアムとレギュラーの2種類があり充填されているガスの種類により火力が異なります。
特徴3:寒さに強い
カセットボンベは安いですが、OD缶と比べると寒さに弱いという欠点もあります。アウトドアで寒さに弱いのはなかなか致命的に感じるかもしれませんね。しかしユニフレームのツーバーナーは、火口の熱をボンベに伝える構造になっているため寒くてもきちんとボンベを保温しながら使えます。
対策がない燃焼器具と比べると保温しながら使うことで寒い場所でも出力は不安定になることなく、きちんと正しい火力が維持できるため料理しやすいですよ。
連続使用にも強い
ガスボンベの中は液体のガスが詰まっています。気化して気体のガスとなり火口で燃えるのですが、液化ガスが期待になるときに周りの温度を奪っていくため長時間使うとガス缶はどんどん冷たくなります。
冷たくなると気化しにくくなり出力が低下するという悪循環が生まれますが、ユニフレームのツーバーナーにはボンベを保温する構造のため、気化したときに熱が奪われても極端に冷えない作りになっていて連続使用時でも安定しいて使いやすいです。
容器取付板こそ熱を伝えるパーツ
銅色の輝きが美しい容器取付板こそがユニフレームのツーバーナーの要です。実はこのパーツこそがボンベに熱を加え保温してくれる部分になり、ゆたんぽにも使われているほど熱伝導のいい銅の板が使われていますよ。ツーバーナーUS-1900は、本来屋外用として作られていないカセットボンベを屋外でも安定した火力で使えるようにしたユニフレームらしい製品です。
特徴4:火力が高い
アウトドア専用のガス缶を使わないタイプですが、高い火力も人気です。火力が高いと炒めものをするとき、焦げ目をつけるときに非常に便利です。カセットボンベだと火力が低いものが多いですが、ユニフレームのツーバーナーは最大で3900kcal/hにもなります。
3900Kcalというのは非常に高く、ホワイトガソリンを使うツーバーナーでも3650kcalしかなく、ユニフレームのツーバーナーの火力の高さがよくわかりますね。
火力が高くても低コスト
ユニフレーム プレミアム ガス
ツーバーナーを3900kcalのハイパワーで使うにはユニフレームの純正ガスボンベが必要になります。ユニフレーム純正ガスボンベのプレミアムガスとなるため、少し高価になりますが、それでも燃料のランニングコストは低いですよ。
また、パワーが落ちますが、ユニフレーム純正レギュラーガスを使用した場合でも3000kcalとなり、他のツーバーナーと比べると火力が高めです。寒い場所でもしっかり料理できるハイパワーツーバーナーといえます。
特徴5:風に強い
蓋とサイドパネルが風防になります。アウトドアでは風が少しでも吹くと炎がゆらめき不安定になるため風防がないと使いにくいです。ユニフレームのツーバーナーは風防があるため使いやすい口コミでも人気ですよ。安定性と火力がある作りのため、アウトドアクッキングが好きな方におすすめのツーバーナーですね。
大型調理器具が使える
12インチダッチオーブンやスキレットなどの重たくて大きな調理器具もきちんと対応しています。耐荷重は約15kgもあり、左右合計で30kgまで耐えられますよ。ダッチオーブンでビーフシチューを作って隣の火口でスキレットを使ってパンを焼いても問題なく使えます。
調理器具のサイズが大きいと置けないというトラブルがありますが、ユニフレームのツーバーナーは蓋、サイドパネルが外れるようになっていてサイズのある調理器具でも使いやすいです。
特徴6:手入れがしやすい
ツーバーナーの材質はステンレスやアルミなどの腐食(錆)に強く、手入れしやすいです。また、汁受けは吹きこぼれても手前に流れるように傾斜のある作りで拭き取りやすくなっています。
前述したように簡単に取り外せる風防(蓋、サイドパネル)も手入れがしやすいですよ。ゴトクも手入れしやすい形状をしていて、着脱しやすいところが高く評価されています。使用サイズは54×32.5×29cmと大きいですが手入れが簡単だと使いやすいですよね。
特徴7:持ち運びやすい
収納時はアタッシュケースのようになるため意外と持ち運びやすいです。重量も約4kgと比較的軽いですよ。専用ケースもオプションとして発売されています。オプションのケースはトートバッグのようになっていてより持ち運びやすくなっていますよ。
収納時は厚みがないためトランクに乗せやすく、隙間に収まりやすいため車載もしやすいです。
ユニフレームのツーバーナーの口コミ
安定性に関する口コミ
ユニフレームのツーバーナーは風防があり火が安定し、ガス缶も保温してくれるため使いやすいと評判です。ツーバーナーはアウトドアで使う道具のため安定した出力、風に対し強いということは非常に重要です。
CB缶も使えるしブースターもついているので安心です。汚れても掃除しやすいし、風よけも良く火力が安定して使いやすいです。
カセットボンベに対する口コミ
ユニフレーム純正のガス缶を使わないとツーバーナーのスペックを活かしきれませんが、ユニフレーム以外のガス缶もきちんとツーバーナーで使えると評価されています。またツーバーナーですが、片方だけガス缶をセットしシングルバーナーのように使えます。バーベキューでもツーバーナーを用意しておくとさまざまな料理が楽しめますよ。
どこでも手に入るカセットガスボンベ。 同社ランタンを使用すれば、燃料はカセットボンベに統一できます。
ユニフレームのツーバーナーの総合的な口コミ
ユニフレームのツーバーナー「US-1900」に関する総合的な口コミです。使いやすく火力が高くバーベキューで重宝します。また、軽量でデザインがいいという各特徴も高く評価されています。ユニフレームらしい高品質なところが人気です。
軽さ、デザイン性、セッティングの簡易さ、確実な点火、火力、燃費と何一つ不満なく高級感のある屋外料理を楽しめています。他社に比べ本体もガスもお高く感じますが値段相応の価値はありますよ!
ユニフレーム「US-1900」のまとめ
ユニフレームのロングセラーツーバーナー
ユニフレームの販売するツーバーナーはロングセラー製品です。長く愛されている理由はさまざまな特徴があり、それぞれ評価が高い点です。ユニフレームならではの高品質な作りとキャンプでバーベキューなどのアウトドアクッキングができる性能を兼ね備えていながら軽量で使いやすいため初心者から上級者まで愛用者が多いツーバーナーです。
ユニフレームにはケースやスタンドなどのさまざまなオプションがありさらに使い勝手をよくできますよ。
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