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【連載】ドライブで楽しむおすすめの旅 ~冬の秩父で氷の絶景を堪能~

冬の秩父をドライブで観光してみませんか?冬にしか見ることのできない素晴らしい氷の絶景に出会えるチャンスがあります。今週はドライブで冬の秩父を巡るおすすめの観光コースをご紹介します。グルメや温泉も楽しめる魅力のコースとなっています。どうぞご覧ください。
更新: 2021年5月15日
iiyudana
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秩父で冬の絶景を堪能しよう!

いい旅してますか?今週は冬の秩父を巡るドライブ旅をご紹介します。埼玉県の北西部に位置する秩父地方は自然環境には恵まれているものの、冬の厳しさは県内随一となっています。冬の秩父観光では人も車も冬装備が欠かせませんが、冬にしか見ることのできない素晴らしい絶景に出会えるチャンスがあります。

今回のドライブ旅のスタートとなるのは首都圏中央連絡自動車道の「圏央鶴ヶ島IC」です。東京方面からのアクセスも非常に良好で、日帰りで手軽にドライブ旅が楽しめるコースとなっています。今回は「秩父三大氷柱」として知られる絶景スポットをメインに観光します。

ドライブ旅の行程をご紹介

それではここで今週のドライブ旅の行程をご紹介しましょう。まず最初に地元町民が手掛ける最初の氷の絶景スポットを観光します。次に秩父市内の観光果樹園に移動して果物狩り楽しみ、ついでに果樹園で美味しいランチグルメをいただきます。

午後の部はお隣の群馬県との県境付近まで足をのばして再び氷の絶景を見学します。続いて秩父で人気のオートキャンプ場までドライブしてその敷地内で3つ目の氷の絶景を堪能します。最後は帰り道にある駅前の日帰り温泉施設に立ち寄って温泉で冷えた体を温めます。ドキドキわくわくの観光コースに乞うご期待です。

氷柱の絶景に感動!

あしがくぼの氷柱

まず最初に訪れるのはあしがくぼの氷柱です。この観光スポットは地元横瀬町の住民が1月上旬から2月下旬の厳冬期に合わせて整備するもので、高さ30mにも達する氷の柱が約200mにわたって並んでいます。散策路が整備されているため観光客はそこを歩きながら綺麗な氷柱を鑑賞することができます。

人工の氷柱ですが小さな沢と山の斜面が氷の柱に埋め尽くされた景色はまさに絶景というにふさわしいものです。周囲には凛とした冷たい空気が流れていて、何ともいえない幻想的な雰囲気が漂います。

氷柱と電車のコラボレーションも

散策路を登り切った場所では氷柱の景色を上から眺めることができます。散策路から眺める氷柱の景色も綺麗で素敵ですが、上から眺める氷柱の景色は圧巻ですね。この場所では甘酒のサービスも用意されているので有難くいただきたいですね。

スポットのすぐ脇を西武秩父線の線路が通っていてときどき電車が通過していきます。めずらしい氷柱と電車のコラボレーションを撮影できるのでトライしてみてはいかがでしょうか。親切に電車の時刻表が吊り下げられているので、時間に合わせてカメラを準備すれば空振りなしで絶景を撮影できます。

観光スポットの詳細情報


住所 埼玉県秩父郡横瀬町芦ヶ久保
電話番号 0949-25-0450
アクセス 圏央道「県央鶴ヶ島IC」より60分

秩父で果物狩りとグルメを堪能!

秩父フルーツファーム

綺麗な氷柱を堪能した後は今度は果物狩りを楽しみましょう。あしがくぼの氷柱から20分ほどドライブすると秩父フルーツファームにアクセスできます。夏から秋にかけてはぶどう狩りを、冬から春にかけてはいちご狩りができるようになっていて、週末を中心に大勢のファミリーやカップルが果物狩りを楽しんでいます。いちごは「紅ほっぺ」や「やよいひめ」など全部で5種類を栽培していて、30分食べ放題のプランで楽しみます。高所栽培のため収穫作業がしやすいのが魅力で、30分あればたっぷりと甘いいちごを食べられます。

ランチグルメも一緒に味わおう!

秩父フルーツファームのお楽しみはいちご狩りだけではありません。ランチグルメとして石焼バーベキューのプランが用意されていて、いちご狩りとセットでお得に楽しめるようになっています。豚肉を使った梅コースと牛肉を使った「竹コース」の2つのコースを選択でき、どちらのコースもご飯と味噌汁が付いているためしっかりとした昼ご飯を食べることができます。ランチグルメが味わえるのは土・日・祝日のみで希望者は予約が必要になっています。甘いいちごと絶品グルメがいただけて大満足の観光スポットですね。

観光スポットの詳細情報

住所 埼玉県秩父市下影森877-1
電話番号 0494-23-2711
アクセス 関越自動車道「花園IC」より45分

氷柱発祥の地で絶景を満喫

尾ノ内氷柱

いちご狩りとランチを楽しんだ後は午後の部へと進みましょう。次に訪れるのは群馬県境に近い絶景スポットです。尾ノ内渓谷までは秩父フルーツファームから40分ほどと少々距離がありますが、前述のあしがくぼの氷柱とは一味違った綺麗な氷柱が鑑賞できます。

こちらの氷柱も地元小鹿野町の住民がつくり上げる人工の氷柱で、おおよそ1月上旬から2月下旬の厳冬期に氷柱を鑑賞することができます。この尾ノ内氷柱が秩父の氷柱発祥の地となっていて、そのノウハウがあしがくぼの氷柱など他の氷柱スポットにいかされています。


吊り橋から絶景を眺めよう!

前述のあしがくぼの氷柱と大きく異なるのは吊り橋の上から氷柱の絶景を眺められることです。山の斜面を覆い尽くす氷柱と吊り橋のコラボレーションはここでしか見ることのできない絶景ですね。吊り橋の上からは氷柱だけでなく、岩盤の上から流れ落ちる滝の景色も眺めることができます。

このスポットには暖が取れる休憩所が設けられていて、地元のボランティアが用意した甘酒や手づくりの漬物などが無料でふるまわれています。地元の人たちとの交流も楽しみですね。ライトアップされた夜の氷柱も綺麗なのでぜひ出かけてみてください。

観光スポットの詳細情報

住所 埼玉県秩父郡小鹿野町河原沢
電話番号 0494-75-1381
アクセス 関越自動車道「花園IC」より65分

自然の芸術品に感動

三十槌の氷柱

人工の氷柱を堪能した後は今度は自然のつくり出す天然の氷柱を鑑賞しましょう。尾ノ内氷柱から45分ほどドライブした場所にある「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場」に移動します。三十槌の氷柱はこのキャンプ場の前を流れる川で見ることができます。

川の向こう側の山の斜面には湧き出た清水が流れており、それが1月中旬から2月中旬の厳冬期に凍り付いて氷柱をつくり出します。人の手が加わっていない天然の氷柱はとても神秘的で素敵です。高さ10mほどの氷柱が、幅30mにわたって続くホワイトな景色はまさに絶景ですね。

ライトアップされた氷柱に感動

天然の氷柱のさらに上流には岩盤に水を流してつくった人工の氷柱もあります。天然の氷柱よりも規模が大きく、高さ25mの氷柱が幅55mにわたって続いています。天然の氷柱に負けないほどの美しさを秘めていて見ごたえ十分です。

昼間の氷柱も綺麗ですが今回ご紹介する観光コースではちょうど暗くなる時間帯にこのスポットに到着します。夜は氷柱のライトアップが行われるため、昼間とは一味違った氷柱が鑑賞できます。ライトが当たって浮かび上がった氷柱が川面に映り込む景色は大変幻想的ですね。ぜひ防寒対策を万全にして絶景を満喫しましょう。

観光スポットの詳細情報

住所 埼玉県秩父市大滝4066-2
電話番号 0494-55-0707
アクセス 関越自動車道「花園IC」より70分

秩父の温泉で冷えた体を温めよう!


西部秩父駅前温泉 祭りの湯

絶景巡りを堪能した後は温泉で疲れを癒しましょう。三十槌の氷柱から35分ほどドライブすると西武秩父駅に到着します。祭りの湯はフードコートや土産店、日帰り温泉施設などが入った複合施設で、ドライブ旅の最後を締めくくるにはまさにぴったりな施設となっています。東京方面からならちょうど帰り道になりますね。

浴場には内湯にも露天風呂にも多彩な湯船があり、ちょっとした湯巡り気分を満喫できます。特におすすめなのが露天風呂にある「花見湯」という湯船で、人工温泉装置を活用して季節ごとに全国の名湯を楽しめるようになっています。

秩父グルメに舌鼓

温泉とともに外せないのがフードコートで味わえる秩父グルメですね。「秩父そば」や「わらじかつ丼」、「豚肉の味噌漬け」や「みそぽてと」など、ここだけで数種類の秩父グルメの食べ歩きが楽しめます。地元の食材を使用したジェラートもあるのでお風呂上りにぜひ味わってみたいですね。

日帰り温泉施設は休憩処が充実していて、特にテレビとコンセントが付いたリラックスチェアーは入浴料のみで利用できるので大人気です。宿泊も可能な有料のプレミアムラウンジも用意されているので、疲れてしまったらこちらで一泊するのもいいでしょう。

観光スポットの詳細情報

住所 埼玉県秩父市坂野町1-16-15
電話番号 0494-22-7111
アクセス 関越自動車道「花園IC」より45分

冬の秩父でドライブ旅を満喫しよう!

今週は冬の秩父を巡るドライブ旅をご紹介しましたがいかがでしたか?冬の秩父の寒さは厳しいものがありますが、冬にしか見ることのできない素晴らしい絶景に出会えます。今回ご紹介した観光コースは日帰りでも十分に楽しむことができます。人も車も冬装備を万全にして冬の秩父をぜひ観光してみてください。