ソロキャンプの楽しみ方とは
時間が自由に使えるのが魅力
ソロキャンプの魅力は、まず時間が自由に使えるという点です。キャンプに行っても複数人で行く場合は、ご飯の時間や寝る時間などを考えて行動する必要があります。ソロキャンプの場合には、自由に時間を設定することができます。自然の中で時間を忘れて過ごすことができるのも大きな魅力の一つです。
ソロキャンプは1泊2日からスタートして
ソロキャンプを始めるには、1泊2日からスタートするといいでしょう。宿泊が楽しみなキャンプです。一人で宿泊する際に最初は抵抗があったり、不安だったり、つまらなかったりします。慣れも必要で、ソロキャンプならではの時間の流れや過ごし方、楽しみ方を見つけることができれば魅力にとりつかれるでしょう。
ソロキャンパーの暇つぶしの定番は?
ソロキャンパーは意外と忙しい?
ソロキャンプでは、多くの人がどんな時間の過ごし方をしているのでしょうか。キャンプ場に着いたらテントの設営や火起こし、夕食の準備など結構一人で忙しいものです。ソロキャンプでの定番の時間の流れを知って、どんな時間に自由時間ができるのかをあらかじめ知ってみませんか。
ソロキャンプの定番の時間の過ごし方は?
通常1泊2日のソロキャンプの場合は、下記のような流れが定番です。流れを知っておくことで、どんな時間に自由時間が作れ、暇つぶしが必要なのかを考えることもできておすすめと言えます。ソロキャンパーとしての定番の時間の過ごし方を参考にしてみませんか。
キャンプ定番の1日の流れ及び自由時間
- 13時~15時 キャンプ場にチェックイン、テント設営
- 15時~16時 自由時間
- 16時~17時 炭火起こしと夕食やランタンの準備
- 17時~18時 夕食
- 18時~22時 自由時間
- 22時~ 7時 就寝
- 7時~ 8時 朝食作り及び朝食
- 8時~ 9時 自由時間
- 9時~11時 テント撤収、キャンプ場チェックアウト
ソロキャンプの暇つぶし方法【時間帯別】
夕暮れまでや夜の時間が長く感じる
ソロキャンパーの定番の時間の流れを見てみると、キャンプ場についてテントを設営したらお昼からは結構時間があります。お昼の時間帯の暇つぶしを考えることも大事です。お昼の時間はキャンプでは日が暮れるまでが貴重な時間ですので、つまらないと感じないように考えるといいでしょう。
また夜の時間もアウトドアでは長く感じます。夕食後の自由時間に何をするかを考えることも大切です。
暇でつまらない場合の楽しみ方
ソロキャンプのひとり時間を暇だと感じるか感じないかは、どんな風に時間を過ごしたいと思うかです。人ぞれぞれにいろいろな過ごし方をしたい人がいます。どんな時間を過ごしたいかを事前に考えておくことがソロキャンパーとしては大切です。
暇な時をどう過ごしたいかは、下記のようにそれぞれとなっています。
- 何も考えずにいたい人
- 自分を見つめ直したい人
- 一人になりたい人
- 自然を感じたい人
- アウトドアを楽しみたい人
- 音楽や趣味などのこだわりの時間を楽しみたい人
- 料理を楽しみたい人
これを参考にしてつまらないと感じることがないように、おすすめの暇つぶし法を時間帯別にそれぞれご紹介しますので、役立ててみませんか。
【昼から】ソロキャンプの暇つぶし方法10選
①自然の中の散策
キャンプでは、自然の中を目的もなく散策するのも暇つぶしとしておすすめです。野草図鑑や野鳥の本を持って行ったりしてもいいでしょう。自然の中でゆっくりした時間を過ごすことで様々な発見があり、最初は気づかない細かな生き物にも目を凝らすようになります。自然の魅力をより感じるような楽しみ方をしませんか。
②景色のスケッチや写真撮影を楽しむ
自然の景色をスケッチしたりすると時間もあっという間に過ぎて、楽しい暇つぶしができます。色鉛筆や鉛筆と小さなスケッチブックだけを準備していくといいでしょう。また、カメラやスマホで写真撮影するのも楽しい過ごし方です。インスタなどをしている人は投稿して、素敵な時間を共有してみませんか。
③キャンプ場周辺のランやサイクリング
日頃から体を鍛えている人は、自然の中を走ったりサイクリングしたりする楽しみ方もおすすめです。汗をかいても大丈夫なように準備を整えて、服装なども準備していくといいでしょう。何をするというわけでもなく、目的を持たずに自然の中を走るのも魅力です。
④キャンプ場周辺のオリジナル地図作り
キャンプ場周辺を散策して、その後に周辺のオリジナル地図作りをするのも冒険心のある楽しみ方です。キャンプに行く前からキャンプ場周辺の地図などを確認して、探索してみるのも楽しい時間の過ごし方となりますよ。
⑤魚釣りに出かける
川辺でソロキャンプを行う場合は、釣り道具を持っていて魚釣りをするのもおすすめです。ソーセージで釣ったりもでき、いつもとは違う餌で工夫して釣るのも面白いでしょう。あまり道具にこだわらなくても、簡単な方法で釣りを楽しむのも、ソロキャンパーには楽しい時間となります。
⑥川辺で石を集めてロックバランシング
「ロックバランシング」は、石を集めて高くバランスよく積み上げて遊ぶものです。ひとりでもどれだけ高く積めるのかを競うと結構ひまつぶしで楽しめます。様々な形の石を積み上げて、何かの形を作り上げるのも楽しみ方の一つです。
⑦ハンモックでお昼寝
お昼の自由時間は、ゆっくりとハンモックでお昼寝タイムで過ごすのもおすすめです。あえて何もしないひとり時間を楽しみ、ハンモックに揺られてみませんか。何をするわけでもなく、揺られているだけで心地良く感じます。自然の風を感じたり、鳥の声を聞きながらのお昼寝は贅沢です。木の間に吊り下げるだけでなく、自立型のハンモックもありどこでも好きなスペースで寝られます。
⑧枝を使った木工やバードカービング
木の枝を周辺から拾ってきて木工を始めるのもおすすめの過ごし方です。大きなものは椅子、小さなものでは箸やスプーン、食器代わりになるものを作ったり、バードカービングをしたりして過ごすのも素敵です。ナイフを持っていくだけでいいので、準備も少なくて済んでおすすめです。
⑨こだわったキャンプ飯の夕食作り
ソロキャンプでは、日頃行わないアウトドア料理に挑戦するのもおすすめです。大きな肉を塊でじっくり焼いたり、魚介の鉄板焼きをしたり、釣れた魚を串焼きにしたりして楽しんでみませんか。ピザやグラタン作りなども時間がかかりますが、ひとり時間を過ごすにはいい方法です。粉から作り始めて方法もいいでしょう。
⑩こだわりの燻製料理もおすすめ
最近では、燻製作りも人気です。匂いや煙が立ちこもりますので室内では少し考えてしまいますが、自然の中でやるには向いています。燻製器もいろいろなものが最近では登場していますので、準備してみるといいでしょう。鍋タイプなどもあって持ち運びが便利なものも揃っています。スモークチップにもこだわって、様々な香りを楽しんでみるのがおすすめの方法です。
【夜から】ソロキャンプの暇つぶし方法4選
①焚き火
夜のひとり時間の過ごし方は、何と言っても焚き火です。火をおこすのも最初からですととても時間がかかりますが、時間をかけてやってみませんか。ひとりでも焚き火を見ていれば飽きることがありません。何だか癒されるのが焚き火の火ですので、暖を取るだけでなくゆっくりと自分を見つめる夜時間が過ごせます。ひとりでも夜もあまり寂しく感じないでしょう。
②楽器を演奏する
周囲に人が少なければ、ギターや笛などを演奏するのもいい時間を過ごす方法です。定番の楽器だけでなく、オカリナなどど少し変わった楽器を持っていくのもいいかもしれません。自然の中で吹くと雰囲気があり、あまり触れたことがない楽器を演奏するのもおすすめで、ゆっくりとした夜が楽しめます。
③タブレットで電子書籍の読書
キャンプでは夜は思ったよりも暗くなりますので、できれば電子書籍を読んでみませんか。タブレットなどの大き目の画面で楽しむのがおすすめです。充電だけはしっかり気を付けて、夜のひとり時間を読書に費やすのも贅沢な方法となります。
④星を見て天体観測を行う
天気が良ければ夜のキャンプ場では星がきれいに見えます。望遠鏡などを持っていったり、カメラでの撮影をしたり、ただボーっと眺めるのもひとり時間の楽しい夜の過ごし方です。何をするではなく、星をずっと見ているだけでもソロキャンパーには魅力となります。
【朝から】ソロキャンプの暇つぶし方法2選
①見晴らしのいい所まで朝日を見に行く
キャンプの翌朝早くには、朝日を見に行くのがおすすめです。日の出が見えそうな見晴らしのいい場所をあらかじめ下見しておいて、日の出の時間に合わせて出かけてみるのもいい方法と言えます。朝は早起きすれば結構時間がありますので、少し遠出をすることもできて楽しみです。
②コーヒーを豆から淹れる
キャンプでは豆を持って行って、焙煎してミルで挽いて一杯のコーヒーに時間を掛けてみませんか。いつもはインスタントコーヒーが定番という人も、ゆっくりと時間を掛けてコーヒーを味わってみるひとり時間は魅力です。コーヒー一杯に癒されるソロキャンパーが多くいます。
ソロキャンプにおすすめの暇つぶし道具
暇つぶしにもなる揃えておくと便利なもの
ソロキャンプでの暇つぶしにおすすめの道具についても、ここでご紹介しておきます。事前に道具を持っていくと、素敵な楽しみ方をするのもおすすめです。最近ではいろいろなキャンプ用品が揃っていますので、暇つぶしに何をするのかを最初にチェックしてみませんか。
例えば定番の焚き火も地面で行うと危険なため、焚き火台グリルを持っていくと便利です。上に網を置けばグリルとしても使え、折りたたみ可能なものもあります。
焚き火のカラーを変えるグッズも
焚き火の火に投下するだけでカラフルに色を変える「マジックファイヤー」などを準備しておけば、30分程度きれいな色を楽しむことができます。定番の焚き火だけでは飽きてきた、つまらないという場合も、ちょっと変わった焚き火を楽しんでみませんか。ソロキャンパーも盛り上がる焚き火が可能です。
自立型のハンモックはどこでも使えて便利
自立型のハンモックを持っていくとどこでも使えて、お昼寝や読書、音楽を聞くなどの好きな時間が過ごせます。場所もあまり取りませんので、狭いスペースでも楽しめておすすめです。ハンモックに揺られているだけで、いつもの定番の本や音楽も気分を変えて楽しめ、つまらないと感じる時間もなくなるでしょう。
燻製器もコンパクトなおしゃれなものが登場
一人で楽しむなら、アウトドアでもキッチンでも使えるコンパクトな燻製鍋もおすすめです。燻製にこだわる人も増えてきています。温度計も付いていて温度管理もできてアウトドアでも便利です。持っていると、卵やチーズ、鶏肉などいろいろな食材を試してみたくなりますよ。ソロキャンパーの夜のおつまみ作りにもおすすめです。
ソロキャンプで1人時間を過ごすメリット
料理が上達しアイデアが膨らむ
ソロキャンプでは、時間をたっぷりかけてこだわりの料理を作ることができます。ソロキャンパーを経験することで、料理が自然と上達してアイデアが膨らみます。ソロキャンプでは、日頃料理をしない人でも、最初から自分で何でも行う必要があります。また、野外ですのでアイデアを活かして挑戦することも可能。料理の腕前やアイデアが膨らむメリットがありますよ。
計画的に物事が行えるようになる
ソロキャンパーを経験することで、自由時間の過ごし方上手になり、暇つぶし方法を考えたり、つまらないと感じても自主的に行動できるようになります。自由な時間が多いソロキャンプですが、何をするのかを考えることで、意外と計画的になるのがメリットです。自由時間をどう楽しむかを考えることで、計画性が発揮されるようになり、アクティブになれる利点があります。
ソロキャンプおすすめの暇つぶしまとめ
ソロキャンプは、「暇を持て余すのでは?」「ひとり時間に何かしなければ寂しいのでは?」と心配になる人が多いでしょう。しかし、ソロキャンプはひとりで何でもしなければならないのも事実です。テントの設営から撤収、ご飯の準備に追われることもあります。自由時間をできるだけ作って、楽しむ時間として過ごすのがおすすめです。
様々な楽しみ方がありますので、アイデアを考えながら自分の好きな時間を魅力的に過ごしてみませんか。
ソロキャンプが気になる方はこちらをチェック!
ソロキャンプについてもっと気になる方は、テントのおすすめなども知ってみるといいでしょう。ソロキャンプで快適なテントも探してみませんか。一人用テントを探すポイントも参考にして下さい。
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