SK11 ハンドニブラー
エンジニア TZ-20替刃セット
スリーアキシス 11334
クニペックス 9055280
アストロプロダクツ ハンドニブラー
エスコ EA627
はじめに
ハンドニブラーとは、固い金属をきれいにカットするときにおすすめの工具です。似た工具に油圧式のニブラーがあり、これは電動で動作します。ハンドニブラーを使えば、金属板や鉄板などを垂直に切ることが可能です。
ハンドニブラーは切断可能厚みがあり、2mm,3mmなどの種類があります。また本体の大きさは、280mmのものが多く販売されている商品です。ホームセンターのコーナンなどで、購入することができます。
ハンドニブラーの特徴
DIYや工作におすすめな、ホームセンターのコーナンなどで見かけるハンドニブラーの特徴について説明します。ハンドニブラーは手の力で扱うことが出来ますが、てこの原理により固い鉄板や金属板を切断することが可能です。
また同じニブラーの種類として油圧を使う電動のものもあり、もしハンドニブラーで切れないものがあればそちらも検討しましょう。油圧式のものはハンドニブラーよりも高価なものが多いです。
金属の切り抜きが出来る
ハンドニブラーを使えば、少ない力で金属板や鉄板を切り抜くことが出来ます。ハンドニブラーの先端は、凸型になっていてその太さに合わせて金属や鉄板を切り抜くことが可能です。
直線に切ったり、ケガキを書いてから曲線に切ったりと、使い方の種類は多くあります。また、ハンドニブラーは、小型のため小さな金属板や手の届きにくい場所での作業にも向いている工具です。
ホームセンターのコーナンでも販売
工具やDIY用品、木材などを扱うホームセンターのコーナンにも、沢山のハンドニブラーが売っています。ホームセンターのコーナンとは、全国に展開する大型の用品店です。
電動の大型な工具から、ハンドニブラーなどの小型工具を取り扱っています。ホームセンターのコーナンでは、ハンドニブラーの試し切りなどが出来る店舗もあるので、購入前に使用感などを確かめておくといいでしょう。
コーナンのオンラインショップはこちら!
ホームセンターのコーナンにはオンラインショップがあります。家の近くにホームセンターのコーナンがない場合や、取り扱いがない工具などを発注する時に、利用してみるといいでしょう。
また、受け取りをホームセンターのコーナン店舗にすることで、配送料が無料になります。ホームセンターのコーナンは、日用品も取り扱っているのでDIY用品以外にも便利なお店です。
油圧で動作するタイプ
ホームセンターのコーナンなどで見かける工具メーカーのマキタからは、油圧式ニブラーが発売されています。油圧式のものは、ハンドニブラーに比べて切断力が強く、簡単に取り扱うことが可能です。
また、油圧式の場合ポンプを動かす必要があるので、電動の物が多い商品になります。ハンドニブラーに比べて、油圧式のものは大型で値段が高いです。また油圧式のニブラーは、故障した際メーカーに修理してもらわなければいけません。
手で使うタイプ
ハンドニブラーは手で使うタイプが多いです。油圧式のものは電動で一定の力で切断しますが、手で使うハンドニブラーは握力に応じて切断します。油圧式のものに比べて、切断力は劣りますが精密な加工が可能です。
また油圧式のものに比べて、電気を必要としないので電気代も掛かりませんし、煩わしい配線もなくおすすめの商品になります。またハンドニブラは、油圧式ものよりも小型なので工具箱などにコンパクトに収納が可能です。
ハンドニブラーの選び方
ハンドニブラーにはいろいろな種類がある商品です。金属や鉄板などを切るものから、柔らかいプラスチックを切るものまで、さまざまです。ここではハンドニブラーの、おすすめの選び方について説明します。
ハンドニブラーは厚みや、切断能力などのスペックがあり、材料や用途に合わせて使い分けることが重要です。もしスペックが用途に合っていないと、金属や鉄板を切れなかったり、ハンドニブラーが壊れてしまう恐れがあります。
切断能力が重要
切断能力とは、ハンドニブラーが切ることが出来る材料の厚さのことを指します。例えば切断能力銅2mmと書いてあれば、一度に切断できる銅の厚みは2mmです。
切断能力が大きくなると、ハンドニブラー自体の大きさも大きくなります。てこの原理で柄の部分が大きくなり、材料を切り抜く際にも長いストロークが必要となる商品です。
切り抜きに必要な力は?
ハンドニブラーは、大型の商品に比べて小型の商品の方が、必要な力が多くなる傾向があります。また、金属の厚みが増せば、加える力も多く必要になるため労力が必要です。
長い鉄板や金属板を切るときは、継続して力を入れる必要があるので、疲れて手を傷めないように注意が必要になります。また、カットするときに力を入れすぎてしまうと、鉄板や金属板が飛んでケガをする恐れがあるので気を付けましょう。
替刃を取り換えることが出来るか
替刃とは、ハンドニブラーの先端部分の交換できる刃のことを指します。ハンドニブラーを使っていると、刃が摩耗してくるので替刃を取り換えることが出来るかは選び方の一つです。
替刃は、ハンドニブラー本体とセットとして売られていることもあり、コスパが良くお得な商品になります。また、ホームセンターのコーナンなどで買うことが可能です。ハンドニブラーの種類によっては、替刃を交換することが出来ないので注意が必要になります。
ハンドニブラーのおすすめ7選
ハンドニブラーは種類が多く、選び方はさまざまあります。ここでは、おすすめのハンドニブラーを、7個紹介します。金属の切断能力が2mmだったり3mmと商品によって異なるので、自分が切りたい材料の厚みを確かめておきましょう。
切断能力が材料の厚みに合っていないと、切断出来なかったり、無理な力が入って材料の破損や、ケガに繋がります。また、多くは小型で主に280mmのサイズの商品です。
1:HOZAN k-88
Amazonから届いたモノ 【ホーザン ハンドニブラー K-88 】金属板の切断に使う道具です。 pic.twitter.com/XACkhQ419L
— アンクルミート (@zappa484) October 24, 2013
HOZANとは、プロ用の工具を多く販売しているメーカーです。k-88は現在、在庫が不足していて、Amazonや工務店での購入は難しいです。k-88は全長が173mmと、ハンドニブラーの中では小型の商品になります。
また、全体に頑丈な黒メッキ加工がされているので強度があり、長く使っていける製品です。まだ中古での在庫はあるので、通販サイトなどをチェックしてみましょう。
HOZAN k-88の口コミ
小型で精密な作業に便利なk-88。そんな商品の口コミを紹介します。
作業効率が良く、疲れも少なく今までの苦労が嘘の様
ハンドニブラーは手の力で扱う種類の工具なので、疲労がたまりやすい商品です。持ち方や使い方を間違えると、手に力が入って余計に疲れてしまいます。疲れが出ると作業精度が落ちたり、手を傷めてしまう可能性があるので注意が必要です。
k-88は持ち手が大きいので、長時間使っていても、疲れないように設計されています。作業効率の良さもハンドニブラーの、選び方の一つですね。
2:sk11 ハンドニブラー
SK11 ハンドニブラー
sk11とは、藤原産業のブランドの一つです。sk11シリーズから、ハンドニブラーが発売されていて、おすすめの商品になります。
切断能力は鉄板が1mm以下、ステンレス板が5mm以下、アルミ板が1.5mm以下、プラスチックが1.5mm以下となっていて、さまざまな材料に対して使うことが可能です。また全長が185mmと小さく、手が入れずらい奥まったところにも使うことが出来ます。
sk11 ハンドニブラーの口コミ
柄が大きく、少ない力で使うことが出来るsk11。この商品の口コミがありました。
直線切りであれば、初心者でもなんとかなります。
直線切りなどの、基本的な使い方が便利にできるか、どうかもハンドニブラーの選び方の一つになってきます。初心者だとハンドニブラーの扱いに慣れていないことが多く、切り取り線が曲がることがあるでしょう。
そういった場合はしっかりと、切り取り予定のところにケガキや、ガイドを書いてゆっくりとハンドニブラーを、進めることで曲がってしまうことを防げます。
3:エンジニア TZ-20替刃セット
エンジニア TZ-20替刃セット
エンジニアからは、替刃がセットになった、おすすめのハンドニブラーが発売されています。TZ-20は製品がアルミ製で、とても軽く扱いやすい商品です。また、持ち手部分も滑らかな金属になっているので、長時間使っていても疲れません。
また、替刃が付属しているので、刃が弱くなってしまっても、取り換えることが出来ます。替刃がついてくるかも、ハンドニブラーの選び方の一つになってきますね。
エンジニア TZ-20の口コミ
替刃がセットでお得なTZ-20。そんな商品の口コミがありました。
キチンと真っ直ぐ切れるし、半径は大きいですが曲がって(多角形で)切ることも可能
TZ-20は、ハンドニブラーの中では大型のものです。持ち手も大型なので、力があまりいらずに鉄板や金属板などを切ることが出来ます。円形に切るのもハンドニブラーの使い方の1つで、工夫をすれば綺麗な円に切ることも可能です。
円形に切るのが難しければ、6角など多角形で切るのも良いですね。また、替刃を変えることで新品同様の切れ味に、戻すことも出来るので、切れ味が悪くなったら替刃を変えてみましょう。
4:スリーアキシス 11334
スリーアキシス 11334
工具メーカーであるスリーアキシスからも、ハンドニブラーが発売されています。アルミ板及びプラスチックは、1.5mmまで、鉄板は0.6mmまで切断可能です。プラスチックなどの、柔らかい材料を切るのもハンドニブラーの使い方の1つになります。
しかし、金属板などで表面がコーティングされているものは、ハンドニブラーの使い方に合っていないので別の工具を使いましょう。
スリーアキシス 11334の口コミ
鉄板からプラスチックまでいろいろな素材に使えるスリーアキシス11334。この商品の口コミを紹介します。
0.3mmステンレス板は非常に軽く握るだけで、カット出来ました。
この商品は柔らかい金属を滑らかに切ることが出来る商品です。曲線加工もハンドニブラーの使い方の1つで、曲線加工するときは力の入れ具合が精度に影響します。
少ない力で切ることが出来るこの商品は、そのような複雑な工作にも向いている商品です。また、この商品はスムースカット機能があり、切った後の断面が滑らかになるので、仕上げのヤスリがけをしなくて済みます。
5:クニペックス 9055280
クニペックス 9055280
工具メーカーのクニペックスは、ハンドニブラーを多く発売しているメーカーです。クニペックス9055280は、他のハンドニブラーに比べると値段が高い商品になります。しかし特殊な強化合金を製品全体に使っていたり、品質の高い商品です。
ハンドニブラーは、長く使っているとパーツが劣化してしまうので、この商品の用に耐久性があると長く使っていけます。また、切り取り部のクズが丸まらないように刃が工夫されている商品です。
クニペックス 9055280の口コミ
特殊合金製の丈夫なクニペックス9055280。この商品の口コミを紹介します。
薄いアルミやチタンの板を切るのに、歪が少ないので重宝します。
クニペックスの9055280は刃の精度が高い為、アルミやチタンなどの金属板を切る際に滑らかな加工が可能です。大まかな作業で良い時は、他の安価なハンドニブラーを使えます。
しかし、精密機器などの工作で精度が求められる時はクニペックス9055280のようなプロ用のハンドニブラーがおすすめです。しかし、切断能力以上のものを切ろうとすると金属板が凹んでしまったり、ハンドニブラーが故障するので注意しましょう。
6:アストロプロダクツ ハンドニブラー
アストロプロダクツ ハンドニブラー
アストロプロダクツからのハンドニブラーが発売されています。アストロプロダクツは工具の他にも、バイク用品や園芸用品など数多くの商品を取り扱っているメーカーです。
アストロプロダクツの、ハンドニブラーの切断能力は、鉄板が1mm、ステンレス板が0.6mm、アルミやプラスチックなどは1.5mmとなっていて、いろいろな材料に対して使うことが可能です。
7:エスコ EA627
エスコ EA627
エスコとはDIY用品や工具などを販売しているブランドの一つです。EA627は全長が280mmとなっていて持ち手が大きく、使いやすいのが特徴な商品になります。
金属板や鉄板に対して垂直ではなく、平行に刃を入れて使うモデルです。旋盤などが必要ではないので使い勝手がいい種類の商品になります。
6通りのハンドニブラーの使い方
ハンドニブラーによる工作サンプルは、ホームセンターのコーナンなどで見ることが出来ます。それを参考にどのような加工をしたいのかを、考えるのも選び方の一つです。
ここでは、代表的なハンドニブラーの使い方を紹介します。ハンドニブラーは、正しく使わないとケガや金属板を傷つけてしまう恐れがあるので注意しましょう。
1:鉄板を切断する
鉄板を切り抜くのは、ハンドニブラーを使った工作の代表例です。鉄板は厚みがそれぞれあるので、ハンドニブラーの切断能力を確かめてから使わなければ、いけません。
鉄板は厚みが薄いものだと変形しやすいのでハンドニブラーの力の入れ加減に注意しましょう。また鉄板によっては切り取り面が尖ってしまうものがあるので、取り扱いには気を付けなければいけません。
2:金属板を切断する
鉄板に比べて金属板は、硬度が高いものが多いです。硬度とは材料の固さを、表すものでハンマーを垂直に打ち付けたときに金属が切断、凹凸が出来るかの値を示したものです。
硬度が高いほどハンドニブラーを、使っての工作は困難になります。ハンドニブラーのスペックでは、鉄板の他に銅、スチールなど種類別に切断能力が書かれているので参考にしましょう。また、表面がガラスなどで加工されているものは、ハンドニブラーには適していません。
3:プラスチックを切断する
ハンドニブラーは金属や鉄板だけでなく、プラスチックを切ることが出来ます。プラスチックは強度が低いので、力を入れすぎたりすると割れてしまう場合があるので注意が必要です。
使い方は金属や鉄板の時と同様で切りたい部分で刃を進めていきます。また、ハンドニブラーの種類によっては、波打っているプラスチックにも使えるものがあるので、選び方の一つです。
4:切り抜き加工をする
切り抜き加工とは、金属板や鉄板などを凹形に切り抜く加工のことを言います。切断するのではなく、ドリルなどで穴を開けたところからハンドニブラーを入れて、自分が止めたい位置で、切断をやめることで凹形に仕上げることが出来ます。
切り抜き加工をすれば、他の材料との結合が簡単にすることが可能です。また切り抜き加工をした後、そこにボルトを付ければ位置を動かすことが出来る留め具を作ることが出来ます。
5:曲線加工をする
曲線加工とは、ハンドニブラーを使って円もしくは、曲線に切る工作の種類です。曲線を切るには、まずケガキをつける必要があります。コンパスなどで金属表面に切断予定の切込みを入れたり、マジックペンなどを使って目的のガイドを書きましょう。
ガイドに沿って慎重にハンドニブラーを進め、円形になるようにします。もし一度で円形にするのが難しい場合は、6角形など多角形に切ってから、やすりをかけて円に近づけるのも一つの手段です。
6:切断面を滑らかにする
ハンドニブラーで切断を行った後は、表面を滑らかにする必要があります。サンドペーパーとは、表面に砂が付着していて、それで材料を削る工具です。
サンドペーパーを使って表面をきれいにする際は、荒い番目から使って徐々に番目を小さくしていくと、よいでしょう。またハンドニブラーによっては、クリーンカット仕様の商品があります。クリーンカットとは、ハンドニブラー切断時に切断面を、滑らかにする仕組みです。
ハンドニブラーおすすめのまとめ
ハンドニブラーの種類や選び方、おすすめの商品などを説明しました。また、基本的な使い方についても、紹介したので参考にしてみてください。
ホームセンターのコーナンなどでは、材料の試し切りをさせてもらうことが、出来る店舗もあるので、実際に使ってみて、使用感を確かめるのもいいかもしれませんね。ハンドニブラーを使って工作の幅を広げてみてはいかがでしょうか。
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