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低山だけど山頂の景色は絶景!五頭山の登山コースをご紹介!初めてでもコレで安心!

古来より親しまれてきた北陸の五頭山(ごずさん)は、登山にもってこいな山です。初心者にも無理なく登れるコースがいくつもあって、山頂からの絶景も讃えられています。これからのトレッキングで訪れてみたい、五頭山の登山コースの魅力に迫ります。
2021年1月16日
はぐれ猫
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目次

五頭山とは

新潟県の阿賀野の名山

登ってみたい五頭山があるのは、豪雪地で知られる新潟県の越後平野の東側。阿賀野市と阿賀町にまたがっている、標高912mの低山です。五頭連峰の異名でも呼ばれるのは、幅1kmの間に一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰、四ノ峰、五ノ峰という5つの峰が集まっているため。全域が五頭連邦県立自然公園として保護されていて、自然がいっぱいです。

五頭山の歴史的経緯

時は平安の初期、弘法大師と呼ばれた空海が、阿賀野の五頭山を開山したと伝わっています。それ以来五頭山は修験道の山となって、昔から修行する修験者が絶えませんでした。名山のふもとには空海が開湯した出湯温泉、村杉温泉、今板温泉などの五頭温泉郷があって、登山後の入浴で癒やされるのも自在です。

初心者向きなトレッキングコースもある名山

周辺の菱ヶ岳なども含めて、五頭山のハイキングは大変な人気があります。年間に10万人もの登山者が訪れるほどで、新潟県では冬に登山する人も珍しくありません。地図を見ても分かる通り、短時間ルートも含めて東西南北の方向から、全部で10ヶ所以上の登山道が整備されています。そのため無理のないトレッキングコースの設定が可能です。

基本情報

【住所】新潟県阿賀野市・東蒲原郡阿賀町
【電話】0250-61-2037(阿賀野市観光協会)

五頭山のおすすめ登山コース!

①赤安コース(西側)

幾つも登山コースがある五頭山の西側で、初心者から選んでみたいのが赤安コース。五頭山麓いこいの森キャンプ場にアクセスすると、近くに登山口があります。歩き出せば標高582mの赤安山を経由して、山頂へ向かう道のりです。五ノ峰までは4.5kmと短めで、順調なら上り時間は3時間程度で山頂部にたどり着けます。

穴場の初心者コースの特徴

ブナ林の中で目立たない登山口からは、五頭山へ向かう細い道が続きます。トレッキングコースは赤安山まではなだらかな坂道です。赤安山を過ぎるとロープの岩場登りも含む急坂ばかりですが、五頭山までの到達に無理はありません。時間があれば地図を片手に尾根道を歩いて、北の松平山へ向かうコースで下山することも可能です。

②出湯コース(西側)

この名山で昔からポピュラーな登山道は、別名五ノ峰コースとも呼ばれる、西側の出湯コースです。出湯温泉のやまびこ通りにアクセスすれば、100台の駐車場のそばに登山口があります。烏帽子岩や赤安山を経由して五頭山頂に向かうハイキングコースで、距離は上り5kmほど。上り3時間ちょっとなので、初心者の登山にも向いています。

昔から人気の登山道の特徴


砂郷沢橋よりスタートすると、ブナ林の中に緩やかな登山道が伸びています。最初の見どころである烏帽子岩の見晴台は、五頭山麓と越後平野を見渡せる絶景のポイント。その先に続く出湯のハイキングルートは六合目を超える頃から急坂区間の登場ですが、そこを乗り越えれば山頂は遠くありません。

③スキー場コース(西側)

登山コースには困らない五頭山の西側では、スキー場コースもおすすめです。どんぐりの森キャンプ場にアクセスすると、キャンプ場の広い駐車場が使えます。トレッキングルートは昔のスキー場跡地を抜け、出湯コースと合流して山頂に向かうというもの。距離はこちらも4kmほどで、山頂までの上りは3時間程度なので初心者も心配ありません。
 

スキー場跡地を歩くコースの特徴

キャンプ場前から歩き始めると、すぐにスキー場跡地に入ります。旧スキー場だから歩きやすいかと思いきやもはや自然に返った状態で、五頭山の中でも登山道は全然整備されていません。6合目まではゆる坂続きですが、6合目からの急坂に注意。帰り道は出湯コース+やまびこ通りでも良いし、三ノ峰コースと組み合わせることもできます。

④三ノ峰コース(西側)

スキー場を通るコースの近くには、五頭山頂へ向かう三ノ峰コースもあります。こちらもどんぐりの森キャンプ場にアクセスして、駐車場を使えるトレッキングコース。キャンプ場内に登山口があって、三ノ峰を経由して山頂へ向かう3kmほどの初心者コースです。2時間半で登れる上にキャンプ場ということで、キャンプを組み合わせた登山の休日も実現できます。

歩きやすいコースの特徴

さすがにキャンプ場の登山ルートなために、全体に渡り整備が行き届いているのが人気の理由です。しかしブナ林のコースは最初から急な階段があったり、傾斜が急なところが目立ちます。5合目あたりからは平坦と急坂を繰り返しつつ、五頭山の山頂に短時間で到着です。帰り道はスキー場コースをたどるのもおすすめします。

⑤村杉温泉コース(西側)

国道290号沿いには村杉温泉郷があり、こちらにアクセスして五頭山へ登る穴場コースがあります。地図必須なコースは温泉を出発、菱見平を経て東の菱ヶ岳を登り、そこから北の五頭山を目指すというもの。トレッキング距離は、上り片道8.5kmほどもあります。上りだけで5時間近くになりますが、帰りは別の道を通って短時間でショートカットすることも可能です。

温泉から続く道のりの特徴

村杉温泉から東の菱見平までは、比較的ゆるい坂道が続きます。しかし菱ヶ岳の斜面は3kmほども急激な登りになり、道とは思えない悪路にも遭遇するのも逆に魅力的。菱ヶ岳の山頂から五頭山まではほぼ下り坂になるので、かなり楽に進めます。帰りの三ノ峰コースは整備がされて歩きやすいため、帰路では苦労する心配はなさそうです。

⑥松平コース(西側~北側)

もっとも北の松平コースは、五頭山へと連なる長距離ハイキングコースです。西山麓のいこいの森の駐車場にアクセスすると、近くの魚止滝が登山口。標高953mの松平山を経由することから、この名があります。赤安コースと組み合わせた、周回コースを作るのが通常です。1周の距離はおよそ13km、時間にして8時間を超える長丁場なため地図が必須になります。

ぐるり周回できるコースの特徴


魚止滝のそばを出発すると、山葵山の登りがやや急激ですが、それ以降は松平山までは無理のない道のりです。松平山からは尾根道で、五頭山までは下りや平坦な道が続きます。山頂部からの絶景を楽しんだあとは、赤安コースの下りです。下り坂もきつくないですが、ゴールまで距離が長いので健脚でないと大変な思いをします。

⑦五頭山コース(東側)

東側を代表する登山道は、名山の名前を冠する五頭山コース。こちらは中ノ沢渓谷森林公園にアクセスすると、公園内に登山口があります。森林公園はキャンプでも人気のスポットなので、ハイキングとキャンプを合わせられるのも魅力。ルート距離は4kmほどで、初心者でも3時間もあれば山頂にたどり着けます。

ワイルドな登山道の特徴

森林公園の駐車場から歩き始めると、整備されていないワイルドな道が伸びています。ブナの森にあるタヨブネ展望台は、若干景色が良い休憩ポイント。急斜面を水平に歩くポイントもあるので、ストックの装備はあったほうが良いです。ガマノ杉を過ぎれば、もう五頭山のお山頂は目の前。南方の菱ヶ岳を経由し、帰りは菱ヶ岳コースから下山することもできます。

⑧菱ヶ岳コース(東側)

昔の修験者のようにハードな道を求めたら、菱ヶ岳コースを選んでみてください。こちらは五頭山の南方にあり、菱ヶ岳の東西に伸びるコース。東側では中ノ沢渓谷森林公園に登山口があります。森林公園からは五頭山まで片道7km、上りは4時間なので日帰りも可能ですが、ありえない程の急坂なので中級者以上におすすめします。

急斜面からの登山道の特徴

東の森林公園から菱ヶ岳コースに入ると、道は整備されておらず最初から壁のような急斜面の連続です。急斜面ハイキングは2.3kmほども続くので、勇気と体力が無い人はほぼ不可能。菱ヶ岳に登るとそこから尾根道で、ゆるい下りが五頭山まで続きます。下りは五頭山コースを選べば、アップダウンはありながら森林公園までは時間をかけません。

⑨石戸コース(南側)

南の大蛇山方面から、五頭山を目指す長距離の登山もできます。一般的なルートの1つが石戸コースです。JR磐越西線の東下条駅のそばに登山口があるので、アクセスは電車を使うことも無理はありません。地図を見ながらいったん大蛇山に登り、尾根道をひたすら北へ歩くのみ。距離は上りだけで8.3km、4時間以上なので登れるのは中級者以上です。

大蛇山経由の長距離縦走の特徴

大山神社そばからスタートすると、野生の猿もいるという大蛇山の道のりは上り続き。山頂部は急斜面になるので、ハイキングには若干の危険を伴います。途中の釜湯清水という水場は良い休憩ポイントで、眺めのよい展望台も見どころです。大蛇山の山頂近くからは下りがちな尾根道が2.5kmほど続くので、五頭山まで激しく体力をすり減らす心配は少なめです。

⑩石間コース(南側)

南方から五頭山を目指すとしたら、石間コースからハイキングもできます。このルートは阿賀野川の石間釣浜橋の近くから出発すると、標高559mの宝珠山、その北の大蛇山を経由して五頭山を目指します。距離は片道10kmもあるので、時間も長くて地図も必須な上級者向き。短距離にするなら、途中の大蛇山や菱ヶ岳で折り返すコースも作れます。

小川から始まる尾根道の特徴


最寄りの道にアクセスして路駐したら、上ノ沢川近くの林道を歩き、砂防ダム近くの登山口に向かいます。最初から階段の急な登りが続き、尾根道ではロープ張りの急坂にも直面です。大蛇山までは登りが続きますが、それ以降は平坦に近い尾根道。もし五頭山に行くなら長丁場なので、歩くなら早朝の出発が必須です。

五頭山の山頂のみどころ

山頂の絶景

この五頭山のてっぺんは、低山でありながらたいへん眺望が良いことで知られています。名山で特に眺望が優れるのは五ノ峰と一ノ峰。頂上からは越後平野、弥彦山、日本海と佐渡島まで眺められる日もあります。さらにいつの時期でも注目なのが、東方の飯豊山脈の姿。冬から初夏にかけては雪が積もった様子も見られて、絶景と讃えられるほどの美しさです。

山頂からの雲海

さらに五頭山のてっぺんでは、一面に雲海を眺められる日もあります。五頭連邦は越後平野に掛かる雲海から頭を出す形になって、まるで絵みたいな光景が広がります。五頭山周辺に雲海が出やすいのは春から秋の頃で、多くが湿度の高い日の早朝に発生します。雲海を目的に、五頭山をトレッキングしてみるのも良さそうです。

山頂の地蔵

地図に掲載されている山頂の一ノ峰から五ノ峰を歩くと、各地に地蔵の姿があります。一ノ峰には観音菩薩、二ノ峰には薬師如来、三ノ峰には不動明王、四ノ峰には毘沙門天、五ノ峰には地蔵菩薩です。これらは修験道の場だった五頭山で、安全祈願の対象となってきました。五ノ峰直下には親子地蔵という磨崖仏の見どころもあるなど、まるで地蔵に支配されているかのようです。

五頭山に登ってみよう

登りたい魅力的ハイキングコースを選んで

絶景とお地蔵さんが拝める五頭山の頂きまでは、幾つもの登山ルートを選べることが分かりました。この新潟屈指の名山ならば、地図を片手に初心者から上級者までハイキングを楽しめそう。まだ通ったことのない登山コースを登って、山頂の見事な絶景をじっくり鑑賞してみたいですね。

新潟の山情報が気になる方はこちらもチェック!

当サイトでは五頭山の他にも、新潟の山情報を掲載しています。新潟で未知なる名山のトレッキングを希望するなら、チェックしてみてください。