FUJIFILM X-S10
EOS Kiss X10
Nikon D3500
SONY α7R IV
OLYMPUS Tough TG-6
SONY DSC-WX500
GoPro HERO9
Nikon KeyMission 170
SONY HDR-AS300
HX-A100-K
はじめに
バイクツーリングをしていて、いい景色に出会った時車載動画を取りたくなる時があります。車載動画を取る方法は色々な種類があるカムを使うことです。今回はいろいろと種類がある持ち運びに優れたデジタルカメラの種類やそれぞれの特徴を紹介いたします。自分に適したカムを選んで沢山の思い出を残してみましょう。
ツーリングカムの選び方
ツーリングカムの選び方を紹介します。ツーリングカムは取り付け場所や重さなどが重要で、自分のバイクや体格にあったものを選びましょう。またヘルメットに取り付ける場合はジェットヘルメットやフルフェイスで取り付け場所が異なるので気をつける必要があります。
重さが重要
バイクの走行動画を取る際、カメラの重さは重要になってきます。カメラにはいろいろな種類がありますが、重さはさまざまです。機能性が高い一眼レフはレンズ部分があるため重く、逆にアクションカメラなどは小型軽量ですが、機能性が低いものが多くなっています。
マウント部品の耐荷重以下か?
バイクや体にカメラを取り付ける際にカメラを固定するものがマウント部品です。マウント部品には耐荷重があるため注意しましょう。もし大型で重いカメラを取り付ける場合は自分のバイクに対応したマウント部品があるか調べる必要があります。体に取り付ける場合も体力を使うので重いカメラはロングツーリングに向かないかもしれません。
バッテリーの重さも考慮しているか?
カメラのスペックを見ると本体の重量がみつかります。しかしそれを選び方にしているとバッテリーの重さが考慮されていません。重量を調べるときはバッテリーの重量も選び方の参考にしましょう。またカメラによっては充電時間が伸びる大型のバッテリーをつけられるものがあります。
機能は十分?
カメラにはいろいろな機能があります。もし自分で考えた構図や明るさで走行動画を取りたいのであれば高機能なものにすると良いでしょう。逆に手軽に撮影したい場合はシンプルな作りのものが良いです。アクションカメラの中には一つのボタンを押すだけで録画できるものもあります。
防水性能はあるか?
もし体やバイクの雨に直接触れる部分にカメラを付ける場合は防水性能を選び方の一つにしましょう。一眼レフカメラは防滴仕様のものが多いですが、防水性能まではないものが大半です。また防水性能があってもバイクの場合風圧で水が染み込むので耐水性も考えなければいけません。
録画時間は?
録画時間も選び方のひとつです。もしロングツーリングを思い出として大作で残したいのであれば録画時間の長いものにしましょう。デジカメは比較的安いですが一度の録画時間に制限があります。筆者も丸々2時間録画出来なかったことがありました。逆に短い走行動画を取るのであれば録画時間はあまり考える必要はありません。
車載場所は?
カメラを取り付ける場所は主にバイク、体、ヘルメットなどがあります。もしバイクに取り付けるのであれば一眼レフカメラ、ミラーレスカメラ、デジカメなどが適しているでしょう。ヘルメットに付ける場合はずれ落ちる可能性があるのでアクションカメラが最適です。カメラのメーカーによっては専用のマウント部品が出ています。
バイクに取り付ける場合は?
バイクに取り付ける場合はマウントが必要です。バーハンドルの場合はハンドルに巻きつけるように取り付けます。マウントにカメラ用の雲台をとりつけられるので一眼レフカメラでも取り付けることが可能です。セパレートハンドルの場合はハンドルに巻きつけることが出来ないことが多くなっています。その場合はカウルに取り付けましょう。
体に付ける場合は?
体に取り付けるのであればアクションカメラやウェアラブルカメラが適しているでしょう。これらの種類は軽量なので長時間つけていても体が痛くなりにくいです。ヘルメットにも装着ができるものもあり、体のいろいろな部分にとりつけることが可能となっています。
ツーリングカム用一眼レフカメラのおすすめ2選
一眼レフカメラは写真撮影が主な目的ですが、最近のモデルでは動画撮影機能があります。また、ブレ防止機能などに優れていて荒れた路面などでもヘルメットにつけたり動画を取ることが可能です。エントリーモデルからフラッグシップモデルまでラインナップがあります。機種によっては録音ができないものがあるので注意が必要です。
Canon EOS Kiss X10おすすめの一眼レフカメラ①
EOS Kiss X10
重さ | やや重い |
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有効画素数 | 2410万画素 |
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重量 | 449g |
Cannonから発売されているEOS KissシリーズのX10は4K動画を撮影することが出来ます。このカムは449gで持ち運びやすく一眼レフカメラのなかでは軽量でバイクでの走行動画も撮ることが可能です。またバッテリーも拡張できるので長時間の撮影ができます。レンズも純正以外のものも多く互換性があるのが特徴です。
Nikon D3500おすすめの一眼レフカメラ②
Nikon D3500
重さ | やや重い |
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有効画素数 | 2416万画素 |
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重量 | 365g |
NikonのD3500も動画撮影ができる一眼レフカメラです。このカムはフルサイズHD録画ができるモデルになります。一眼レフカメラですがボディーが小型なので、持ち運びを工夫すればバイクで走行動画を撮ることが可能です。Nikonはデジタルカメラの生産を停止する予定があるので早めに購入したほうがよいでしょう。
ツーリングカム用一眼レフカメラの価格比較
主なメーカーの一眼レフカメラの価格を比べてみました。
メーカー | 機種名 | 価格(ボディーのみ) |
Nikon | D5600 | 59,500円 |
Canon | EOS Kiss X10 | 71,500円 |
Sony | α7R III | 297,500円 |
この比較では、デジタル一眼レフカメラの中でもエントリーモデルであるNikonのD5600が一番安いです。ハイエンドモデルのSony α 7R IIはこの3機種のなかでは、決して安いものではありませんが、画質、画素数がプロ仕様で優れています。一眼レフカメラは国内メーカーが生産しているものが多く、サードパーティ製のレンズなどの互換性があるパーツがあるのが特徴です。
ツーリングカム用ミラーレス一カメラのおすすめ2選
ミラーレスカメラは最近流行している持ち運びに優れたカメラの種類です。軽量でコンパクトなものが多く車載動画を撮るのに便利なモデルが多くあります。また、小型なのでバイクへの取り付けが容易です。扱いが簡単な比較的安いものから、一眼レフの性能に近い高価なモデルまでさまざまなものがあります。予算に合わせて購入しましょう。
FUJIFILM X-S10おすすめのミラーレスカメラ①
FUJIFILM X-S10
重さ | やや重い |
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有効画素数 | 2,610万画素 |
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重量 | 415g |
FUJIFILMのX-S10はミラーレスカメラの一つです。この機種はミラーレスで小型ですが動画も撮ることが出来ます。ミラーレスですが専用のアタッチメントをつけることで一眼レフ用のレンズの一部もつけることが可能です。手軽に使えて画角も変えられるのでバイクの走行動画を撮るのにも適しています。
SONY α7R IVおすすめのミラーレスカメラ②
SONY α7R IV
重さ | 重い |
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有効画素数 | 6100万画素 |
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重量 | 580g |
SONYのα 7R IVはSONYのフラッグシップモデルのミラーレスカムです。独自のオートフォーカス機能である「瞳AF」を搭載しており、写真撮影時や動画撮影時に人の顔や動物に自動でピントが合います。軽く、持ち運びやすく走行動画を撮影する際にオートフォーカスが効くのは便利です。交換用レンズも豊富なラインナップで自由度が高いです。
ツーリングカム用ミラーレスカメラの価格比較
3種類のミラーレスカメラの価格を比較してみます。
メーカー | 機種名 | 価格(ボディーのみ) |
FUJIFILM | X-S10 | 120,000円 |
Canon | EOS M5 | 49,800円 |
Sony | α7R III | 365,000円 |
このミラーレスカメラ三種類の中ではCanonのEOS M5が一番安いです。ミラーレスカメラは国内、国外メーカーで数多く生産されており、選択肢が多くなっていて安いものもあります。EOS M5が安いのに比べ他の機種は比較的高値という結果でした。
ツーリングカム用デジカメのおすすめ2選
レンズが一体化している安いデジカメも車載動画を撮ることが出来ます。とてもコンパクトで軽量で、バイクやヘルメットなどに取り付けることが可能な機種になります。古くからある種類なので、価格帯も豊富です。中古品なども選び方の視野に入れ、予算に合わせたものを手に入れることができます。
OLYMPUS Tough TG-6おすすめのデジカメ①
OLYMPUS Tough TG-6
重さ | やや軽い |
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有効画素数 | 1200万画素 |
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重量 | 253g |
OLYMPUSのTough TG-6はデジカメのひとつになります。このデジカメは耐水圧15mの防水仕様になっていて、水中での撮影も可能です。走行動画を撮る際、雨が急に降ったりするとカムの防水が心配になります。このカムを使えば雨を気にせずマウントすることができるので設置する場所の幅が増えるでしょう。
SONY DSC-WX500おすすめのデジカメ②
SONY DSC-WX500
重さ | やや軽い |
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有効画素数 | 2110万画素 |
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重量 | 236g |
SONYのデジカメのラインナップのなかにあるDSC-WX500もバイクの走行動画を撮るのに適しています。このデジカメは背面液晶が180度動くようになっていて、走行動画を確認するときに何度もバイクからデジカメを取り外して確認する必要がありません。このような細かい機能もデジカメの選び方の決め手になります。
ツーリングカム用デジカメの価格比較
デジカメ3種類の価格を比較してみました。
メーカー | 機種名 | 価格 |
OLYMPUS | Tough TG-6 | 43,498円 |
SONY | DSC-WX500 | 43,505円 |
LUMIX | DC-TZ90-S | 36,500円 |
デジカメは一眼レフに比べて安いのが特徴です。持ち運びに優れた軽量なものが多く販売されています。価格も4万円前後と安いものが多く、各メーカーであまり差がありませんでした。自分に合ったモデルを選びましょう。
ツーリングカム用アクションカメラのおすすめ2選
アクションカメラは小型軽量の持ち運びに優れている種類です。片手で持って自撮りをしながら風景を収めたり、ポートレートを撮ることが可能です。持ち運びを重視しているため選び方によっては、バイクツーリングの動画撮影にも適しています。重量や大きさも沢山の種類があり、用途に合わせて豊富なラインナップがあるのが特徴です。
GoPro HERO9おすすめのアクションカメラ①
GoPro HERO9
重さ | 軽い |
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有効画素数 | 2000万画素 |
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重量 | 158 g |
アクションカメラ、ウェアラブルカメラで有名なメーカーの一つがGoProです。GoProシリーズは色々なモデルが展開されていて自分の用途に合わせて選び方を変える必要があります。GoPro HERO9は背面液晶が特徴で、他のメーカーではプレイビュー機能があまりないです。また、この機種は軽量防水になっています。
Nikon KeyMission 170おすすめのアクションカメラ②
Nikon KeyMission 170
重さ | 軽い |
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有効画素数 | 829万画素 |
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重量 | 134.5g |
国内メーカーのNikonもアクションカメラを展開しています。このモデルはコンパクトな設計になっていて、設置場所に困りません。アクションカメラの選び方の一つに耐震が強いかという観点があり、このモデルは走行動画を撮るのに適した耐震構造になっています。マウントの部品が多いのも特徴の一つです。
ツーリングカム用アクションカメラの価格比較
次にアクションカメラ3機種の比較です。
メーカー | 機種名 | 価格 |
GoPro | HERO 9 | 64,900円 |
Nikon | KeyMission 170 | 24,280円 |
OSMO | OSMO ACTION | 30,980円 |
持ち運びに優れたアクションカメラでは各メーカーで安いものから高価なものまでありました。GoProシリーズはモデルチェンジを繰り返していて、さまざまな拡張機能が多くあります。国内メーカーでもアクションカメラが数多く作られ始めました。
ツーリングカム用ウェアラブルカメラのおすすめ2選
ウェアラブルカメラは、その名の通り体に身につけることができる種類です。ヘルメットにヘッドフォンのように取り付けたり、胸にぶら下げて持ち運ぶことが出来ます。お笑い芸人がヘルメットに取り付けて撮影しているのもウェアラブルカメラの一種です。持ち運びが簡単ですし、マウント場所にも困りません。
SONY HDR-AS300おすすめのウェアラブルカメラ①
SONY HDR-AS300
重さ | 軽い |
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有効画素数 | 857万画素 |
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重量 | 84g |
SONYのウェアラブルカメラの一つであるHDR-AS300はバイクの走行動画を撮るのに適しています。このモデルは耐水構造になっていて液晶などを省いたシンプルなモデルです。車載動画を撮る際の選び方のポイントになる容易な操作性が大きな録画ボタンで満たされています。グローブでも操作ができますね。
パナソニックHX-A100-K おすすめのウェアラブルカメラ②
HX-A100-K
重さ | 軽い |
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有効画素数 | 332万画素 |
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重量 | 167g |
パナソニックのウェアラブルカメラの一つがHX-A100-Kです。このモデルは操作部分とカメラ部分が分離しています。バイク車載動画を取る場合はアウターウェアのポケットに操作部を入れて、ヘルメットなどに取り付けることが出来ます。カメラと操作部分はコードになっているので持ち運びしやすい構造です。
ツーリングカム用ウェアラブルカメラの価格比較
最後にウェアラブルカメラの比較です。
メーカー | 機種名 | 価格 |
SONY | HDR-AS300 | 39,800円 |
パナソニック | HX-A100-K | 34,800円 |
ORDRO | EP7 GIMBAL | 22,980円 |
ウェアラブルカメラは各メーカーともに価格差はあまりありませんでした。このなかでは海外メーカーのORDRO EP7 GIMBALが一番安いです。ウェアラブルカメラは持ち運びの為あまり重量がないほうが良いですが、軽量コンパクトなものほど高価な傾向がありました。安いものの中にはヘルメットにつけられなかったり、バイクの車載動画に適さないものがあるので注意が必要です。
ツーリングカムのまとめ
ツーリングカメラには沢山の種類があることがわかりました。バイクでの車載動画の場合、カムの取り付け位置、防水、風切り音対策などさまざまなことに気をつけなければいけません。しかし最近では車載動画もメジャーなものになり手軽に始められることが出来ます。自分の予算やバイクに合ったツーリングカメラを見つけてみましょう。
ツーリング時のバッテリー充電器が気になる方はこちらをチェック!
ツーリングカメラは充電が不可欠です。最近ではモバイルバッテリーなど便利なものが多くあります。この記事ではバイクで使えるバッテリーの充電器について書いてあるので、参考にしてください。
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