スクリーンキャノピージョイントタープ3
スペースベース・オクタゴン-BJ
タフスクリーンタープ/400
ウェザーマスター(R) スクリーンタープコアⅡ
スノーピーク メッシュシェルター
レニアス スクリーンメッシュタープ
リビングシェルロング Pro
ロッジシェルター2
冬キャンプはスクリーンタープがおすすめ
風が入らない
オープンタープに分類されるヘキサタープやレクタタープは、フルクローズできない分開放感があります。夏は涼しくていいのですが、冬は寒いです。
一方スクリーンタープは、テントのような構造に大きなメッシュ窓がついていて、フルクローズできるものが多く、風が入らないようにでき、冬では寒さ対策として使えますよ。
リビングの吹き込みを軽減するスカートが付属しているところも特徴的です。また、フルクローズしていても換気しやすいです。
スクリーンタープの中に小さなテント
そのままでも、テントを使わずコットを利用すると寝られるぐらい快適です。冬は、シェルターの中にテントを設営するカンガルースタイルで過ごすと、寒さに強く結露が発生しにくいですよ。
スクリーンタープでも、小型のテントは設営でき広さがあるため、カンガルースタイルにできます。前述したように、近年はフルクローズしていても換気できるように、上部にベンチレーションがついているスクリーンタープが多いです。
暖房器具が使いやすい
テントはベンチレーションが小さいため、ストーブのようにガスや燃料が燃えている暖房器具は使いにくいですが、スクリーンタープは、メッシュ窓により簡単に通気性が確保でき、暖房を導入しやすいです。
ただし過信し過ぎないように、注意してくださいね。本来ストーブなどの暖房器具は、テントやスクリーンタープ内で使うものではありません。家の中で使うものです。
シェルターとスクリーンタープ
シェルターとスクリーンタープの構造には、大きな違いはなく、メーカーによってシェルターなのかスクリーンタープなのか呼称が違うだけです。
シェルターだと大型なものが多い印象がありますが、コールマンにはシェルターという呼称がなく、スクリーンタープとなっていて、DODはシェルタータープというふうに、メーカーによってバラバラです。どちらも同じように使えるので、後述する選び方を参考に選んでくださいね。
スクリーンタープの選び方
サイズ
テントと同じように、サイズを確認しましょう。1人1㎡ぐらいを目安にするか、メーカーによっては何人でちょうどいいか書いてくれている場合もあります。
テントのように寝室として使わず、リビングスペースとして使うものなので、持っている机の大きさなども考慮して、サイズを選ぶといいでしょう。テントと比べると高さのあるものが多く、高さはあまり気にしなくても大丈夫です。
耐水圧
他のタープやテントのフライシートと同じです。耐水圧が低いと、少雨でも簡単に染み出して雨漏りしますが、耐水圧が高いと大雨でも大丈夫です。2000mm前後を基準に選ぶといいでしょう。
またメッシュ窓が、きちんとフルクローズに対応しているかも確認してくださいね。フルクローズできないと、雨が入り込んでしまいます。
スカートの有無やフルクローズできるか
冬でも快適に過ごせるように、スカートが付いているものを選びましょう。有名メーカーのシェルター、スクリーンタープなら、ほとんどスカートが付いていますよ。
バタつかないようにペグダウンできたり、不要なときは巻き上げられると便利です。また、メッシュ窓が閉じられないと風が吹き込み冬は寒いです。ほとんどのスクリーンタープでフルクローズできますが、雨への対策と同じように、フルクローズできるかは大切です。
冬キャンプにもおすすめタープ1:連結可能
スクリーンキャノピージョイントタープ3
スクリーンキャノピージョイントタープ3
サイズ | 使用時/約320×340×高さ215cm、収納時/約直径23×82cmm、メインポール/約直径12.5mm、コーナーポール/約直径19mm、ジョイントフラップ/約直径7.9mm |
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テントと連結できるスクリーンタープをお探しの方には、こちらのモデルがおすすめです。タフドームなどのテントとの連結が可能で、寝室とリビングを分けることができます。
こちらのスクリーンタープは、4面フルメッシュ仕様となっているため、効率よく空気を入れ替えることが可能です。
機能性抜群
こちらのスクリーンタープのおすすめポイントは、機能性に優れているという点です。耐水圧は約1200mmを備えているほか、紫外線に強い生地を採用しています。
また、ストームガードやジョイントモールドを採用。初心者でも簡単に設営することができます。
冬キャンプにもおすすめタープ2:冬でも使える
スペースベース・オクタゴン-BJ
スペースベース・オクタゴン-BJ
サイズ | (約)幅440×奥行440×高さ215cm |
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収納サイズ | (約)幅120×奥行31×高さ31cm |
宇宙基地のような外観で、無限に連結できる人気シェルターです。
1張りで家族が快適に過ごせる440×440cmもの大きさがあり、大型メッシュ窓だけではなく、換気に便利な小型のメッシュ窓、ベンチレーションが備わっているため、暖房器具も導入しやすく、オプションのグランドシートやインナーを使うと、ワンルームテントのようにも使えますよ。
少し高価ですが、冬でも夏でも楽しめる仕様で、きちんとフルクローズできてスカート付きです。
すべてが簡単
前述したスクリーンタープより大きいシェルターですが、設営方法は変わらず初心者でも簡単です。また連結用のタープも標準でついていて、グループでの冬キャンプも簡単にできますよ。
多彩な換気方法があり、ベンチレーションのみ開けたり、小窓とベンチレーション開けたりと、通気性の調整も簡単です。強い遮光性もないため、冬でも扱いやすいモデルになります。
また女性には少し高価になりますが、色違いのアイボリーカラーがおすすめです。
冬キャンプにもおすすめタープ3:連結しやすい
タフスクリーンタープ/400
タフスクリーンタープ/400
サイズ | 使用時/約400×360×210(h)cm、収納時/約直径26×74cm |
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コールマンは、手頃な価格で使いやすいスクリーンタープが手に入るおすすめブランドです。テントとの連結、設営が簡単にでき、フルクローズ、スカート付きで、冬でも使いやすい仕様になっています。
上部にはベンチレーションがあり、フルクローズでも通気性を確保でき、少しだけ巻き上げれば、通気性を維持しつつ寒さを防げることから、暖房が導入できます。
コールマンには、遮光率の高いモデルもありますが、冬だと遮光性はあまり必要ではないでしょう。
低価格で使いやすい
ワンタッチではなく、テントのように自分で組み立てて設営する必要があります。しかしピンに工夫があり、大型スクリーンタープが1人でも設営できて、ソロキャンプでも大丈夫です。
また低価格ですが、メインポールにはアルミ合金が使われ、耐水圧は2000mmと、雨もきちんと防げるスペックがあります。コールマンのドームテント連結するように作られていますが、他社のドームテントでも連結しやすいですよ。
冬キャンプにもおすすめタープ4:使い勝手抜群
ウェザーマスター スクリーンタープコアⅡ
ウェザーマスター(R) スクリーンタープコアⅡ
コールマンの最上位モデル「ウェザーマスター」シリーズのスクリーンタープ(シェルター)です。高価ですが、大型メッシュ窓、小さなメッシュ窓、ベンチレーション、4面どこでもテントと連結可能になっていて、ハーフオープにもでき、暖房器具の導入も簡単にできます。
コールマンの最上位モデルですが、他社の上位モデルと比べると安いところも魅力的です。コールマンの公式通販サイトが、通販では唯一の正規取扱店となります。
コールマンの上位モデル
コールマンの上位モデルということで、リッジポールなども金属製となり耐風性が増し、どこからでもテントと連結できて、使い勝手が大幅に向上しています。
コールマン以外のドームテントとも連結できますが、コールマンのウェザーマスターシリーズのテントと組み合わせると統一感があります。
耐水圧は3000mmとなり、UVカット、遮光性の高い生地が使われ、2家族やグループでも使用しやすい460×460×225cmという大型サイズです。
冬キャンプにもおすすめタープ5:多彩な窓
メッシュシェルター
スノーピーク メッシュシェルター
サイズ | 77×30×31(h)cm |
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スノーピークのエントリー向けのシェルターです。スノーピークの中では一番下位モデルですが、冬キャンプを楽しんでいる方がいるぐらい、きちんと冬季でも使える仕様になっていますよ。
エントリーモデルですが、大型メッシュ窓だけではなく、小型のメッシュ窓、ベンチレーションがあり、通気性がよく、ストーブなどのガスや燃料を燃やす燃焼式の暖房器具の導入もしやすいです。
フレームワークが比較的簡単になっていて、初心者にもおすすめです。
上質なシェルター
エントリー向けのモデルですが、非常に上質なシェルターです。耐水圧は1800mmと高めで、スカートもきちんと付属しています。各メッシュ窓は簡単にロールアップでき、通気性の確保がしやすいです。
窓の上部はトグルボタンですが、間はファスナーで微調整がしやすく、UVカット仕様で夏でも冬でも使え、スノーピークのテントと簡単に連結できる仕様ですよ。
また、エントリー向けのテントとセットのモデルもあります。
冬キャンプにもおすすめタープ6:大型スクリーンタープ
レニアス スクリーンメッシュタープ
レニアス スクリーンメッシュタープ
大型のスクリーンタープをお探しの方には、こちらのモデルがおすすめです。高さは約2m、横幅は約3mあります。
また、コンパクトに収納できるというのもポイントの1つ。専用の収納袋が付属しており、安全に持ち運ぶことができます。
使い方豊富
こちらのスクリーンタープのおすすめポイントは、さまざまな使い方ができるという点です。スクエアタープとして使用できるほか、フルクローズにすることも可能。
また、メッシュ部分には1mmメッシュを採用。虫の侵入を防いでくれます。気になるという方は、ぜひこの機会に購入してみてください。
冬キャンプにもおすすめタープ7:快適
リビングシェルロングPro
リビングシェルロング Pro
重量 | 18.6kg |
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スノーピークのProラインのシェルターです。プロラインという一番上位のモデルとなるため高価ですが、高い耐水圧、分厚い生地が使われていて、天候や季節問わず快適なリビングができます。
通気性もよく、大小のメッシュ窓で快適に過ごせます。換気しやすく暖房器具も導入しやすいですよ。見た目は変わっていますが、シェルターということで、他のテントともきちんと連結でき、ツールームテントのように使えて冬でも使いやすいです。
結露に強い
シェルター、スクリーンタープは、生地が1枚だけのシングルウォールのため、結露が発生しやすいです。しかしリビングシェルは、トンネル型で上部が平らなため、結露防止のシールドルーフが使用でき、結露に強くなりますよ。
冬キャンプは、どうしても結露が発生しやすい時期ですが、オプションのシールドルーフがあると便利です。プロラインということで、耐水圧は3000mmにもなり、きちんとスカート付きでいつでも快適に過ごせます。
冬キャンプにもおすすめタープ8:ロッジ型
ロッジシェルター2
ロッジシェルター2
おしゃれなスクリーンタープをお探しの方には、こちらのモデルです。オガワから販売されているモデルで、ナチュラルなカラーが特徴的。
また、ほかにないロッジ型を採用することで、おしゃれさがアップしています。最大で3人での利用が可能です。
冬のキャンプに最適
こちらのスクリーンタープのおすすめポイントは、トリプルファスナーを採用しているという点です。薪ストーブの煙突を出せるため、冬の温めに適しています。
また、側面は巻き上げのほかに張り出しも可能。テフロン加工を施しているほか、UVカット機能も備えています。
冬キャンプにもおすすめタープ9:新作
オクラタープ
オクラタープ
※画像は旧製品です
DODの新作の巨大タープです。サイズは5.1×5.1mとなり、耐水圧は350mmもあります。構造は風の抵抗を抑える流線型となっており、大型ですが、設営が簡単にできます。
燃えにくいポリコットン生地を採用しているので、安全性もバッチリ。大人数のキャンプにも対応します。
いつでも使える
夏場のキャンプでも涼しく過ごすことができるタープテントですが、冬も焚き火の横で安全に使えます。大型サイズのタープテントとしては、高い耐風性を確保しているので、強風の中でも快適にアウトドアを楽しめる優秀なタープです。
冬キャンプでも使いやすいタープのまとめ
自分にあったものを選ぶ
いろいろなブランドからフルクローズでき、冷気を遮断し、カンガルースタイルで暖かく過ごせるタープが発売されています。サイズやデザイン、性能などから自分のキャンプスタイルに合ったスクリーンタープ、シェルターを選んでくださいね。
スクリーンタープやシェルターの中でストーブを使う時は、ベンチレーション、メッシュ窓を使って換気しながら使わないと一酸化炭素中毒になります。警報機と一緒に暖房器具を使って安全なキャンプをしましょう。
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