DOD(ディーオーディー) バッグインベッド
DOD(ディーオーディー) ハンペンインザスカイ
キャプテンスタッグ UB-2005
コールマン(Coleman) トレイルヘッドコット
スノーピーク(snow peak) コットハイテンション
Helinox(ヘリノックス) タクティカルコット
Naturehike アウトドア ベッド
SPITZE FORGE コット
FIELDOOR アウトドアコット
コットとは
持ち運び可能なベッド
コットはアウトドア向けの簡易ベッドです。コットン、キャンバス、ポリエステルにPVC加工をしたものなど非常に丈夫な生地をピンと張り高い張り具合で体を支えてくれます。
室内外どこでにでも持って行けて、直接床で寝る場合と比べ地面の硬さが気にならず長時間寝ても腰や肩が痛くなりにくい理想的な眠りが実現できます。耐荷重が高いものだとベンチとしても利用できキャンプの腕前問わず初心者から上級者まで揃えておきたいアイテムです。
冬キャンプにいい理由1:底冷え予防
寒い冬はマットで寝るよりもコットを使ったほうが寝付きやすく、体が地面につかないため底冷えを感じにくくなります。快適な冬キャンプにするためには底冷えの予防が必須です。
絶対に必要な装備ではないですが、寒さに対する備えとしてコットが進められているほど有効的です。寒いと寝袋を使っていても足元や背中から冷えを感じ、夜中に目覚めてなかなか寝られなくなり翌朝睡眠不足で眠たい中撤収の作業をしなければならず大変です。
冬キャンプにいい理由2:整理整頓
次のキャンプの積み込みがほぼ完了しました。
— 司法書士・行政書士 伊藤 薫 (@itokaoru3) September 27, 2020
ベンチとコットを畳まずに活かしたレイアウトになっております。
座れませんが寝れます😊 pic.twitter.com/EIA5HaSxDB
夏のキャンプと比べると防寒着や暖房器具、電化製品などの荷物が多くなります。暖房器具のケースなどはコットの下に収納でき整理整頓に役立ちます。一時的な荷物置き場として直接地面に置きたくないものを一時的に置いておく場所にもなり便利です。かがまずに荷物が取れるので便利です。
また、木枯らしのように強い風が吹いているとテント内にほこりや砂が入りやすいですが、コットなら高いので砂などが寝袋の中に入りにくくなります。
コットの選び方
耐荷重を確認
普通のベッドと同じでどれくらいの重さまで耐えられるかということです。耐荷重が低いとフレームが折れてしまいますよ。背の低いロータイプでも背の高いはハイコットでもきちんと耐荷重を確認してくださいね。
ベンチになるハイコットはベンチとしての耐荷重を表記している場合もあります。できるだけ高いものを買いましょう。耐荷重が高くても簡易ベッドのためできるだけ水平な場所で使うようにしてくださいね。
大きさの確認
ロータイプはコンパクトなテントでも導入しやすく、持ち運びやすいですが、背が低いため地面との距離が近く断熱性がハイコットよりも低いです。背中が地面に付かないので底冷え予防うにはなりますが、高ければ高いほどいいでしょう。
一方高さのあるハイコットは底冷え予防、寝床の整理整頓にいいですが、ソロ用のテントなどの小さなテントには入らない可能性があります。必ずテントのサイズとコットのサイズを確認しましょう。
タイプを確認
テントのように自分で組み立てるものと、折りたたみ式になっていて広げるだけで使えるようになるものなど同じコットでも多少構造が違います。組み立て式は主にロータイプに多く、折りたたみ式になっているものはハイコットに多いです。
また、レッグパーツを追加するとロータイプからハイタイプになるものなどもありますよ。前述したように高さが違うと使用感も異なるのでよく吟味して選んでくださいね。ハイのほうが断熱性が高いです。
冬キャンプにおすすめのコット1:小型
バッグインベッド
DOD(ディーオーディー) バッグインベッド
DODの人気コットです。コットは収納サイズが比較的大きいものが多いのですが本製品は、51×D16×12cmとコンパクトな収納サイズとなりバイクツーリング、徒歩でも持ち運びやすいです。
背の低いタイプのため断熱効果は低いですが、寝床にマットを敷いてその上で寝る場合と比べると底冷えを感じにくいですよ。寒い場合はコットにマットをたして、根ビ黒で寝るといいでしょう。工具などは不要ですが組み立てには力が少し必要です。
横幅が広め
安くてコンパクトでソロキャンプに使いやすく、きちんと快適な寝床ができます。さらにバッグインベッドは横幅が72cmもあり少しゆとりのある広さになっていますよ。広いと安心感がありますが、テントの導入できるかテントの広さに注意してくださいね。
高さは15.5cmです。低いと底冷えの予防になる断熱効果は下がりますが、子どもが安心して使える高さになることからファミリーキャンプにもおすすめのコットになります。
冬キャンプにおすすめのコット2:マット付き
ハンペンインザスカイ
DOD(ディーオーディー) ハンペンインザスカイ
エアーマットが付属し、組み立て方を変えると高さを自由に切り替えられるコットです。もともと寒さ、底冷えの予防に有効的なコットに断熱性、クッション性が高いエアーマットが付属したまさに冬キャンプ向けの仕様です。
通常のマットは膨らませるのが大変ですが、ポンプが内蔵されていて心臓マッサージをするかのように何度か押し込むと空気が入ります。ハイコット状態だと非常にフラットになり2つのコットを綺麗に並べられますよ。
使い方が豊富
耐荷重が180kgあり、三人までならベンチとして使えます。またマット単体を使い寝床を作ったり、高さを変えるなど多彩な使用方法があります。全体的に機能的ですが、エアーマットがふぞくすることから収納サイズは44×25×22cmになり約6kgと重たいです。
携帯性以外では寒さに対する備え、底冷え予防がしやすく便利ですが、エアーマットが付属し横幅が78cmと非常にゆとりのある作りのため小さなテントは注意してくださいね。
冬キャンプにおすすめのコット3:焚き火向き
ロースタイルコンパクトベッド
キャプテンスタッグ UB-2005
※画像はイメージです
コストパフォーマンスに優れているコットを探しているという方には、こちらのアイテムがおすすめです。ブラックとカーキの2色から選択できるので、自分の好みに合わせてデザインを選べます。
脚フレームにより通気性を確保して、地面の冷気や湿気を防止。持ち運び用の収納バッグ付きなので、持ち運びやすいのが特徴的です。
組み立てが簡単
こちらのコットは、人気のアウトドアブランドから販売されている商品です。快適に利用できると評判で、組み立ては座った状態から5分ほどで完了します。
ただし、組み立て時に力が必要となるため注意が必要です。付属のへらを利用すれば組み立てやすくなっているので、気になるという方はぜひこの機会に購入してみてください。
冬キャンプにおすすめのコット4:力不要
女子でも簡単組み立てアウトドアベッド
SPITZE FORGE コット
冬キャンプの寝床に必要と言われているコットのうちコンパクトになる組み立て式コットは、フレームを押さえつけながら脚部パーツを穴にはめこんでいくものが多く力が必要なものが多いです。
しかし、このコットはレバーのようになっていてレバーを下ろすと自然とロックできるため力がない方でも比較的簡単に組み立てられるようになっていますよ。きちんと寝床となる生地にテンションがかかり背中が床に付かないようになっています。
設営しやすい
組み立て式は体重をかけて押さえながら脚部パーツを穴にはめこんでいくものが多く、汗をかくぐらい力が必要な物が多いです。ワンタッチというほどではありませんが、本製品は非常に簡単に設営できますよ。
高さは20cmとなる低いローコットですが、寒い寝床にコットを追加するだけで寒さに対する備えとして非常に有効的です。直接背中が床につかないことで、背中から冷えずに快適に過ごせるようになります。
冬キャンプにおすすめのコット5:2WAY
ネイチャーハイク キャンプコット高低兼用
Naturehike アウトドア ベッド
脚部パーツの取り付けが必要ですが、寒い日はハイにして、ソロ用テントでテントの高さが低いときはローにできる便利なコットです。また価格もトップブランドと比べると比較的安いところも魅力的です。
ロースタイルは高さ17cm、ハイスタイルは38cmになりしっかり背中が床に付かず快適に寝られますよ。工具などは不要で、どこでも組み立てられますが前述したように組み立て式は少し力が必要になるため注意してくださいね。
軽い
高さを切り替えられ、190×65の大きさがありながら重さはわずか2.3kgです。収納サイズはφ19×52cmとコンパクトにまとまりますよ。2.3kgというのは軽量なモデルとなりハイコットは5~10kgと重たいものが多いです。
ハイコットにするレッグパーツを除くとさらに軽くなり、バイクでも持ち運びやすくなりますよ。寝床となる生地の裏面にDリングがありマットのズレ防止のベルトを通したりランタンを吊るせて便利です。
冬キャンプにおすすめのコット6:頑丈
トレイルコット
コールマン(Coleman) トレイルヘッドコット
脚部パーツを自分で装着するのではなく、折りたたまれた脚を広げていくタイプとなり比較的スピーディーに設置できるハイコットです。寒い日でもハイコットなら背中と地面がきちんと離れていて底冷えしにくいですよ。
脚部パーツを一つず組み立てず、広げていくだけのため力がまありいらず、楽に設置できる構造ですが低価格です。安くても快適な寝心地が得られ、寒い日にでもきちんと使えますよ。マット併用するとより快適に過ごせます。
コスパ
横幅は87cmとゆったりしていて快適な使い心地になります。高さは40cmもあり寒い冬のキャンプに導入したい装備ですね。コットは高価なものが多いですが、本製品は非常に安いです。背中から地面までの距離があり高い断熱性が期待できますよ。
ベンチとしてもきちんと利用でき、ベンチとしての耐荷重は約70kg×2になります。中央の脚を中心に左右ともに70kgまで荷物を置いたり、人が座れるようになっています。
冬キャンプにおすすめのコット7:快適な寝心地
ハイテンションコット
スノーピーク(snow peak) コットハイテンション
寝心地が快適と評価されているコットですが、おしゃれなデザイン性も評価が高く家の中でも使う方が多いです。コットは組立時に力が必要なものが多いですが、脚部を広げるだけで設置でき簡単に扱えますよ。
寒い冬でも底冷えしない32cmの高さがあり、寝転ぶときも座るときもちょうどいい高さになります。寝床が沈まず、背中がフレームや床ににつくことなく快適に使えます。寒い時期問わずいつでも使ってみたくなるコットです。
家でも使いやすい
アウトドア以外でも使えるデザイン性が人気です。寒い日の急な来客にも対応でき、アウトドアのアイテムですが、違和感なく使えますよ。
安定性が高く、きしまず、きちんとテンションが掛かるため快適に寝られるようになっていて、スノーピークは製品に永久保証があり生地がやぶれてもきちんと修理対応してくれます。少し重たいですが収納サイズが小さく、アウトドアでどんどん使いたくなるようなコットです。
冬キャンプにおすすめのコット8:焚き火向き
アウトドアコットT/C
FIELDOOR アウトドアコット
コスパに優れているT/C素材のハイコットです。T/C素材とは熱に強い綿(コットン)とポリエステルの混紡となり焚き火の火の粉程度では穴が開きにくく、通気性がよく、手触りがいいという特徴があります。
耐火性があり焚き火との相性もよく、焚き火の近くでベンチとして使えます。また、寝床となる座面の高さは40cmもあり高い断熱効果が期待でき、脚部パーツを一つずつ組み立てなくてもいいので素早く設置できますよ。
コスパがいい
コットンテントが高価なように、ポリエステルとコットンやT/C素材だと天然繊維のコットンやT/Cのほうが高価です。フィールドアのコットは前述したように焚き火のそばで使え通気性や保温性に優れているT/C素材ですが、低価格なところが魅力的な製品です。
ハイコットでT/Cのため5.1kgとやや重たく本体の横幅が69cm、収納サイズは92×17×8cmと大きいためオートキャンプ向きです。
冬キャンプにおすすめのコット9:定番コット
タクティカルコットコンバーチブル
Helinox(ヘリノックス) タクティカルコット
コットやコンパクトチェアで有名なヘリノックスのハイ、ロー切り替えられコットです。基本はローとなりハイにするにはオプションのレッグパーツが必要です。大人気ブランドということで生地のテンションがよく快適に過ごせるコットとして必ずおすすめされているような商品になります。
生地が沈み込まず背中が地面から離れていて低いですが、断熱効果が期待できます。収納サイズは54×16×16cm、重さは2.3kgと携帯しやすいです。
軽さと使い勝手
2.3kgと軽量で持ち運びやすいですが、耐荷重はなんと145kgにもなります。さらに軽いですが横幅は68cmと平均より少し広めになっていて使い勝手がいいです。前述したように寝心地も高く評価されていて非常に快適な寝床になりますよ。
設置についても組み立て式ですが、力が必要というわけではなく誰でも簡単に設置できます。軽くてコンパクトで高価ですが、その分使い勝手が非常にいいと評価されているおすすめのコットです。
冬キャンプ用コットのまとめ
背中と床がくっつかないだけで快適
冬キャンプは防寒対策が絶対に必要です。コットは床と離れるため底冷えせず直接、床に寝るよりも快適に過ごせるようになる便利アイテムです。
いろいろな種類が発売されていて持ち運びやすいもの、コスパがよかったり、価格が低いもの、設置しやすいものなど製品ごとの特徴を調べて自分に合ったコットを選んでくださいね。防寒対策として考えるのであれば、ハイコットのほうが断熱効果が期待でき、設置しやすいですが、携帯性が下がりますよ。
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