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【意外と簡単DIY!】自宅の庭に砂場を作る方法!コレで子どもが思いっきり遊べる!

子ども用の遊ぶ場所が欲しいならば、自宅に砂場をDIYしてみませんか。理想的な砂場の作り方はとても簡単で、設置場所に困らない簡易式を選ぶこともできます。休日に自作してみたい砂場作りの基本から専門知識まで、気になる砂場の作り方をご紹介です。
更新: 2022年6月21日
はぐれ猫
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自宅に砂場を造る意味とは

安全な砂場の確保

砂遊びをしたくなった子供たちは、近所の公園へ歩き出します。しかし公園までの道のりでは車に遭遇する危険もあるし、公園の子ども用の砂場は管理されてない場合が多く、まるで綺麗とは言えません。そこで自宅の庭に砂場を自作できれば、子供は安全な場所で砂遊びができるメリットを得られます。

子供の創意工夫力を高める砂場

幼少時に頻繁に砂場で遊んだ子供は、芸術センスが身につきやすいと言われます。最初は単なる砂の塊程度だったものが、トンネルやお城に進化する様子を見れば、砂場の効果は確かに感じ取れるはず。それが各地で砂場が好まれている理由になります。

大人が芸術センスを高める目的にも?

しかし子ども用として自宅に砂場をDIYするに限らず、実は大人向けに砂場を作ってみても構いません。例えば京都の日本庭園にあるような枯山水を自分の砂場に表現することもできます。

大人が芸術のアイデアを生み出す場所にも好都合で、砂場の作り方がうまくいけば、大人にも魅力的な場所になるでしょう。

砂場のスタイルを知ろう

四角形

自作砂場でもっとも一般的な形は、四角形のタイプです。単純な形をしているために、砂場のDIYでは難しい知識もいらないし、制作する上での手間や時間もかけません。ブロックや木材など、材質によって見た目の印象も変わってくるので、自分好みに仕上げられるでしょう。

丸みを帯びた形

庭でおしゃれ感を高めたいなら、丸みを帯びたデザインの子ども用砂場を自作することもできます。四角形よりも作り方はやや難易度が高くなりますが、DIYを趣味とする人なら四角形同様簡単です。

ネットの写真を参考にしながら、完全な円形、不定形、くまの顔型など色んなデザインを描いてみてください。

どこでも使える小型・移動式

もしも自宅の庭に空きスペースが無いなら、小型で移動しやすい砂場の作り方も良いです。こちらは庭は勿論、駐車場などのスペース、さらにマンションのベランダ、室内にも置くことができてしまう優れもの。小さなサイズだから、簡単に設置、撤収がしやすく、しかも安上がりなメリットがあります。

設置場所を決めよう

砂場の設置に相応しい場所とは

庭に理想的な砂場を作る時は、場所が肝心と言われています。周囲に危険がない、大人の目に届きやすい、日当たりが良い、水はけの良い、見栄えが良い、じゃまにならないなどなど。砂場を作るのに相応しい場所の条件があります。作り方が実践しやすい場所を選ぶのも良さそうです。

場所が決まったらマーキング

忘れてしまわないように、決定した砂場の予定地にはマーキングをします。これは単純に四隅の目印のところに小石などを置いてみる程度でもよし、畑の支柱や竹の棒などを地面に刺したり置いてみてもいいでしょう。庭で子ども用砂場のイメージを膨らませてみてください。

砂場の設計図を描こう

庭を見て回った後は、理想的な砂場の設計図を描いてみることです。これは精細な図ではなく、ラフなお絵かきでも構いません。設計図では作り方で重要な全体のデザインはもちろん、材料の種類、使う金具、色、縦横の長さなど色んな情報をぎゅっと詰め込んで、理想の砂場に近づけていきましょう。

四角形の砂場の作り方①材料

材料集め

どんな種類の砂場を自作するか決まったら、DIYで肝心なのが材料集めです。作り方によって材料は異なってきますが、全ての材料はネット通販、または近くのホームセンターでも揃えられます。この時に設計図に必要な材料を書き込んで持参すれば、買い物で間違えずに済むでしょう。

木枠の砂場作りで揃えたい材料


木枠の砂場の簡単な作り方で確実に必要とする材料は、サイズに合う防草シートと又釘、必要量の砂。木枠とするのは、防腐処置済みのツーバイフォー材、またはSPF材を使うのも良いです。

手作りではビス打ちして連結しますが、L字金具で固定すれば頑丈になります。好みの色の塗料や防水ニスもあると良いですよ。

レンガなどの砂場作りで揃えたい材料

一方でレンガやブロックなどで砂場を作る場合は、共通する材料とまるで違う材料があります。まず基礎となる防草シートや詰め込む砂は、絶対に揃える材料です。レンガ、ブロックを簡単に連結する材料には、一定量のセメントを使います。

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一緒に工具も揃えたい

どんな砂場を作る場合にも、必要となりがちなのがスコップなどの穴掘り道具です。木枠の砂場の作り方では、電動ドライバー、ノコギリ。

レンガの砂場ではセメントを混ぜるコンテナや、塗り込むための左官コテ。さらに平らに作るための水平器、ペンキ塗りのハケなどもあります。ホームセンターで揃えてしまうのが良いですね。

四角形の砂場の作り方②穴掘り

設置場所を測量する

正確に砂場を作る時には、庭の測量から始めます。巻き尺で庭の砂場の縦横のサイズを測ったら、割り箸などを刺しておきましょう。この時に測量用の杭やヒモを使うこともできますが、小さな砂場の作り方では、そこまで綿密でなくても構いません。

スコップで地面を掘る

いよいよ始めたいのが、自作砂場の穴掘り作業です。必要なサイズのぶんだけ、スコップを使って地面を正確にひたすら掘り進めます。掘った後の土を置く場所も、予め決めておきたいところ。

場所によっては木の根っこがあるので、ノコギリで排除しながら進めることになります。掘りすぎると問題が出るので注意が必要です。

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四角形の砂場の作り方③シート

防草シートの設置理由と場所

穴を掘った後には、砂場の底に防草シートを設置します。これは水の浸透性が高い素材で、搬入する砂と下部の土を分離する構造です。

防草シートを使わないと、砂が下の土と混ざりやすくなってしまいます。防水性のあるシートの場合は水はけに難があるので、浸透性があるものを選ぶのが作り方では大切です。

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防草シートの置き方

穴の底から横面まで全体をぴったり覆うようにして、砂場の底に防草シートを張り巡らせます。地面に対する固定は、又釘と呼ばれる防草シート用の釘を使うのが基本。

作り方では、シート同士が重なり合っている面、四隅などはしっかりと固定するのが大切で、木枠サイズに合うように張る必要があります。

四角形の砂場の作り方④木枠の囲い

木材で砂場の囲いをつくる

四角い砂場の木枠をツーバイフォー材によって作る場合、理想とするサイズに切りそろえる作業をします。地面の上での木枠の作り方では、木材のサイズが長いほどノコギリ作業がしづらくなるもの。ひとまず地面ではなく、平らな場所で組み立てるのが良いです。

木枠の連結のDIY知識

最も簡単にできる木枠の作り方は、4ヶ所の角を合わせてビスを打って連結するだけのタイプ。これを砂場の地面に設置するだけでも十分ですが、頑丈さを出すため、4角の上側や内側にL字金具を取り付ける技術もおすすめします。

自作の時には、ビスが長くなりすぎて木材からはみ出ると危険なので、ビスサイズの検討も重要です。

防腐塗料をぬる


木枠は設置する前に、防水・防腐塗料を塗っておくのがおすすめ。砂場の作り方では、ハケで丁寧にお好みの色で仕上げてみてください。防水塗料を使うのは、屋外での腐食を防ぐためです。自然の樹木の色合いを好むなら、透明な防水ニスを選ぶと良いでしょう。

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四角形の砂場の作り方⑤木枠の設置

木枠を置いてシートと連結

できた木枠を、掘った場所に設置する作業をします。木枠を地面の上に浮かせる作り方にするか、それとも埋めるか、防草シートの固定場所は木枠の外側か、内側か、下部かはお好み次第です。

防草シートを木枠の内側にした場合、砂場が完成した時にシートが邪魔になることもあるので、シートの長さ調整も行います。

水平器を使って調節

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ここで重要なポイントが、水平に置く調節です。砂場の木枠をそのまま置いてみても、片方が傾いていることはよくありがち。穴を掘りすぎて、サイズが合わないこともあります。そのためシート張りの段階から高さは入念にチェックして、水平器を使いながら水平になるよう調節しましょう。

四角形の砂場の作り方⑥レンガ囲い

レンガを積み上げる

次にレンガ・ブロック囲いの砂場の作り方をご紹介します。レンガの砂場は若干DIYの難易度があり、予算的にも高くなってしまいますが、自宅の雰囲気はレンガで手作りと決めている方にはおすすめな作り方です。レンガの砂場の自作の場合も、防草シートを敷いた段階から始めます。

シートとレンガの起き方

平らにならした地面に砂利を敷いて、砂場のレンガ枠の部分にセメントを施工。この時防草シートをセメントとレンガに挟むと、レンガの枠が壊れやすくなります。

様々な方法がありますが、シートは枠の内側にしてしまうのが簡単な作り方です。レンガを重ねる場合、セメントをつなぎに2段重ねとすると丁度良い高さになります。

四角形の砂場の作り方⑦砂入れ

選びたい砂の種類

自作する子ども用砂場で大切な要素が、中に入れる砂です。外枠の作り方がうまく行っても、砂が相応しいものでなければ遊ぶのに適さなくなってしまいます。

砂場用の砂は、真砂土や除菌砂など、目の細かい種類が最適。小さい砂場でも15kgから20kg入りが5~7袋ほど必要で、ホームセンターでは格安で売っているものが見つかります。

砂の入れ方

ハサミで砂の袋を切って、砂場にバサーっと砂を入れてしまって構いません。この時に砂が砂場全体を覆うようにしましょう。砂場は毎日踏みかためられると地盤沈下してしまいますが、砂が多いほど砂場の地盤沈下を抑えられます。砂場は小さく、砂は多めにする作り方が良い理由がこれです。

砂場を蓋付きにする作り方

蓋付き砂場にする意味とは

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出典:Amazon

これから自宅で砂場をDIYするなら、防鳥ネットや板蓋などを使う、蓋付きの作り方も考えてみたいところです。その理由の第一は、野良猫がトイレにしてしまうのを回避できること。さらに蓋付きにすることで、子ども用砂場のあらゆる問題の回避ができるのでおすすめです。

すのこで簡単な作り方

小型の砂場の場合、ホームセンターでも売ってるすのこを活用し、蓋付き砂場が作れます。砂場の計画段階から、すのこサイズに合わせる作り方を考えてみても良いです。

すのこならば1から蓋をDIYする手間を省けます。安い材質でも、蓋付き砂場では十分な猫よけとして機能するのでお得です。

蓋付きの作り方

縦横のサイズを砂場にぴったり合わせずれないようにするのが、蓋付き砂場の作り方のコツです。そのためすのこが小さ過ぎると、ワンバイ材や細い角材などをビスで組み合わせてサイズ調整しましょう。全体が完成したら防水塗料の塗装も重要で、塗装によって腐食やカビを防げます。

簡単な作り方の砂場キット

蓋付きの砂場キットで自作


設計段階から作り方が難しいと感じてしまったら、蓋付きの木製砂場キットの出番です。この子ども用商品は通販に登場し、格安の組み立て式なので密かな人気を得ています。ベランダにも設置できるし、屋外で使うことも可能です。材料を切りそろえる必要もないので、短時間での完成を目指せます。

砂場キットの特徴

木製砂場キット

出典:楽天
出典:Amazon
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この商品は高さがあるので地面に穴を掘らず、そのまま置いて砂場にすることも可能です。ベランダで自作する場合には、砂がこぼれないよう、水はけを考慮したシートを下部に付ける必要があります。

単純な蓋付きではなくて蓋の部分がベンチになるのも、優れたポイント。蓋付きだから猫よけ対策も万全です。

小型で移動式の砂場の作り方

市販の大型コンテナの砂場

室内で使える砂場の商品が、ちまたには色々と登場しています。デザインはなかなか凝った子ども用商品もありますが、安あがりな作り方をするならコンテナボックスが使えるでしょう。

これは本来は衣料品や工具などを仕舞う箱。しかし自宅のベランダや室内の砂場とするにも、相応しい特徴を備えています。

コンテナ砂場の特徴

大型コンテナボックスの中で最大のサイズは、長さが70cm×40cmを超えるものがあり、高さ20cm以上なら十分。このサイズで砂場作りをすれば、幼児が入っても余裕を感じるほどです。

材質も形状も頑丈で、簡易砂場には20kgの砂が2袋余裕で入ります。撤収も比較的に楽にできる上、綺麗に保管できる蓋付きなのもメリットです。

砂場の手入れ

砂場は雑菌が増える

さてここまでは砂場の簡単な作り方を解説してきましたが、作った後に放置してはいけません。砂場は猫のトイレになってしまうだけでなく、周囲の土や雨も入るために、ジメジメして雑菌が増えやすくなる場所。

せっかくの砂場が雑菌の温床になっては、子ども用の遊び場としては相応しいものではなくなってしまいます。

日光と風で乾燥・殺菌しよう

常に砂場の状態を綺麗に維持するために、日光に当てて殺菌することが大切です。日光に含まれる強い紫外線や赤外線は、砂の中の雑菌やウイルスなどを殺菌する効果があります。

綺麗な砂を維持にするには、下のほうの湿った砂をスコップで表面に持ってきて、日光と風に当てて湿気を取り除く作業も必要です。

砂を振るう

長く砂場を使っていると、砂の中に髪の毛や細かいゴミが多くなってきます。これは砂場作りを実践した後の問題ですが、自然に浄化できないのでゴミ掃除が必要です。

手っ取り早いのは、砂を全て別の場所に移して天日干しの後、目の細かい大きなザルで振るいにかけること。これでザルにはゴミだけが残って、綺麗な砂場を復活できます。

庭に砂場を作ろう

子供が夢中になれるおしゃれ砂場にしよう

こんなふうに自宅の庭でも、砂場は驚くほど簡単にDIYで実現できてしまうことが分かりました。子供が遊びたくなる手作り砂場は、自分好みのデザインでおしゃれな感じの作り方も可能。今度の休みは、一家で砂場作りをしてみるのも良さそうですね。

自宅の遊びが気になる方はこちらもチェック!

当サイトでは砂場の自作情報の他にも、子ども用・大人用の遊び場の作り方を紹介しています。DIYで自宅の遊び場をもっと充実させたい方は、チェックしてみてください。