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これで風に負けない!自転車スタンドをDIY!簡単に作るコツをご紹介!

自転車スタンドは、実は自分でも簡単にDIYすることができるんです。作り方もさまざまで、野外で使えるタイプから、ロードバイクを家の中で収納できるスタンドまであります。今回は野外で使える自転車スタンド、屋内で使える収納のDIY方法をご紹介していきます。
更新: 2024年6月15日
大石ゆう
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目次

自転車スタンドをDIY!

Photo bydanfador

自転車のスタンドは自分で購入することもできるのですが、自作で作ることもできるんです。自転車もそうですが、特に高いロードバイクを持っている方だと、野外に置くのだと心配になる方もいるのでは。

その場合はお家の中で収納できたらいいですよね。今回は野外で使える自転車スタンドから、お家の中で収納できるバイクラックまでさまざまな自作方法をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

自転車スタンドの種類

自転車のスタンド、バイクラックといってもスタンドの形にはさまざまなものがあります。ここではスタンドの種類をご紹介していきます。収納する場所、もしくはスペースによって自転車のスタンドを作っていくといいでしょう。外に収納するならよくお店や駐輪場でも見かけるようなスタンドですが、お家に収納する場合はラック式の収納がおすすめです。

スタンド式

こちらが野外でよく見かけるタイプのスタンド式です。前輪をしっかり支える形でスタンドを作っていけば手軽に作れてしまうものです。これももちろん、屋内で使用することはできるのですが、この場合床に設置するためお部屋のスペースが狭くなってしまうこともあります。

お家に収納したい場合は、お部屋のスペースも狭くしない、壁掛け型や吊り下げ型がおすすめ。これに関しても、難しそうに感じるかもしれませんが、手軽に自作できるものでもあるんです。

壁掛け

こちらが壁掛け型のラックです。お部屋の中に柱を一本立て、そこにハンガーを取り付けて自転車をかけて収納できるようになっています。お部屋のスペース自体は減らないので、その点でも安心。

ロードバイクを飾るように収納できるのもいいのではないでしょうか。今回は、この壁に収納できるバイクラックの作り方もご紹介していきます。いいなと思った方は、ぜひ参考にして作ってみてください。

吊り下げ

自転車をかけて収納する壁掛け以外に、吊り下げて収納する方もいます。吊り下げ型は人それぞれ吊り下げ方が異なっているようです。この方は突っ張り棒を張り、そこにフックでホイル部分をひっかけて吊り下げていますが、他にも天井部分にフックをひっかけて吊り下げる方もいるようです。こちらは自作実例にてご紹介していきますので、参考にしてください。

自転車スタンドのDIY方法5選!

ではさっそく、自転車スタンド、サイクルラックの作り方をご紹介していきます。500円で簡単に作れる木製のスタンドから、ロードバイクをしまえるサイクルラック、お部屋の中で壁掛けできるラックの作り方までさまざまな作り方をお伝えします。通学で使う自転車や、大切なロードバイクを収納するスタンドを、自分で作っていきましょう。

①500円木製スタンド

500円で木製スタンドを作る!

初めにご紹介するのは、500円で作れる木製スタンドの作り方です。木製のものであれば、加工が簡単にできるので自作するのにはぴったりの材料です。しかも500円で作れてしまうのですから、お金もかからずにできていいですね。

もしDIYが趣味で端材がたくさんある、という方は端材で作ってもいいのではないでしょうか。転倒防止になるような工夫もされているので、この作り方で作っておけば安心です。

木製スタンドの作り方


作り方は、一本の木材に前輪、後輪がピッタリ入るように切ったパーツを取り付けていくだけです。このとき、一本の木材だけで作ってしまうと風で転倒してしまう可能性があるので、この方は転倒防止のために一本横に木材を固定しています。

必要な長さにカットして、ビス止めしていくだけでできるので簡単ですね。のこぎりがあればできてしまいますし、もしそういった工具を買うのも嫌だなと感じる方は、ホームセンターで切ってもらうか工具の貸し出しを利用してください。

②木製野外用自転車スタンド

木製のおしゃれなスタンドを自作

次はソーホースブラケットというアイテムを使って作ったサイクルスタンドの自作方法です。これは、SNSなどでも見かけたことがある方も多いかもしれません。ソーホースブラケットと、2×4材を組み合わせて作っていきます。

動画では実際に一から作っているため、失敗もしています。ですがその失敗があるからこそ、見た私たちはその失敗を避けて作ることができるはず。どこで失敗したのかも含めて参考にするといいでしょう。

おしゃれなサイクルスタンドの作り方

使っているのはソーホースブラケットと木材です。この方は段差のある場所にスタンドを作っています。動画では脚部分の長さが足りず、一度目は自転車がひっかけられなくて作り直ししています。

また、作った後も自転車が浮いてしまうという点を気にされていました。実際に自分で作る場合は、その点を注意して作っていくといいですね。このスタンドは、自転車が数台ある方におすすめ。自転車の数によって幅を変えて作っていきましょう。

③2WAY木製バイクスタンド

2WAYタイプのバイクスタンドを自作するには

次はフックにひっかけても、立てかけても使える2WAYスタンドの作り方をご紹介していきます。これも使っている材料は1×4材、2×4材なのですが、お家に端材がある方はそれで作ってもいいのではないでしょうか。作り方は少し工夫がいりますが、動画を見れば問題なく作ることができます。何しろ2つの使い方ができるので、その点が便利です。

バイクスタンドの作り方

木材のパーツを一つ一つ切り出していきます。後輪がはまる穴と、前輪を掛ける切り込みを入れ、フックも作っていきます。フック部分は自転車を掛けたときに傷がつかないよう、クッションを取り付けています。

パーツを組み立てたらフックにかけて収納するタイプと、縦に立てかけて使える2WAYタイプのスタンドが完成です。色もおしゃれな色に染めて、お部屋の中のインテリアとして飾る収納にもなっています。

④ラブリコサイクルラック

ラブリコで壁掛けラックをDIY

ラブリコというアイテムをご存じでしょうか。今回はラブリコを使った壁掛けラックの作り方をご紹介していきます。バイクハンガーをお家の壁に取りつけて自転車を収納したいという方もいるでしょう。

でも、そもそも賃貸だったり壁に傷を付けたくないという方は、壁にバイクハンガーを取りつけることができません。そんな時に便利に使えるのがラブリコや、同じ機能を持つディアウォールです。ここではラブリコを使ったラックの作り方をご紹介していきます。

壁掛けラックの作り方

壁掛けタイプの作り方ですが、使うのがラブリコ(もしくはディアウォール)と2×4材、バイクハンガーです。ラブリコを使い、2×4材を天井と床の間に張っていきます。張った2×4材に、バイクハンガーを取り付ければ完成!

とても簡単にできてしまいましたね。2×4材もラブリコも、ホームセンターで販売されているのでそれを購入して作っていきます。ホームセンターによってはカットもしてくれるところもあるので、工具がない方はホームセンターで切ってもらうといいでしょう。

⑤収納付き壁掛け

ディアウォールで壁掛けに


次も壁掛け式のスタンドなのですが、さらに収納もできるような工夫をしています。自転車が置ける場所があっても、他にもヘルメットやサングラスなど使うものはたくさんあります。

ここでは収納もできる壁掛けスタンドの作り方をご紹介。また、壁掛けの仕方も先ほどのものと違ったラックを使っているので収納の仕方も変わっています。こちらは部屋にスペースがある方、自転車が二台ある方におすすめの方法です。

収納付き壁掛けスタンドの作り方

ここで使っているのは、2×4材とディアウォールです。他に、収納に使える有孔ボードとワイヤーネットを利用しています。ディアウォールで柱を二本張り、その間にワイヤーネットと有孔ボードを固定していきます。

自転車が収納できる位置にバイクラックを固定し、ワイヤーネットにもひっかけて使る棚パーツを取りつけて完成です。ディアウォールで2×4材を取り付けてしまえば、棚板を設置することもできるので、それでヘルメット等を収納してもいいでしょう。

自転車スタンドの自作実例と簡単に作るコツ

では最後に、自転車スタンドを自作した実例をご紹介していきます。ここでは、作り方のところではなかったようなアイデアでスタンドを作っている方がいるので、作る際の参考にしていただければいいのではないでしょうか。

また、簡単に作るコツなんかも一緒にご紹介していきますのでぜひテキストも参考に。DIYで作る際は、価格もそうですが自分で作れるか、家にそのスペースがあるかというところも重要なポイントなので、そういった点も考えながら見てください。

吊り下げ型はこう作る

この方は天井にフックを取り付けて、そこに自転車を吊り下げ収納しています。もし賃貸でなく、天井に直接パーツが固定できるのであればこの方のように吊り下げ型にするのもいいかもしれません。

その際の注意点なのですが、必ず柱チェッカーで柱の位置を確認して取り付けていくようにしてください。そうしないと自転車の重みで、フックごと外れてしまいます。もし心配なのであれば、やはりラブリコやディアウォールで壁掛けにするのが安心です。

木材をあわせてすのこのようなスタンドをDIY

この方は木材を自転車のタイヤが入る幅に間を空けて組み立てて自転車スタンドを作っています。しっかりタイヤがはまるように作ってあれば、転倒防止にもつながります。また、このタイプであれば数台の自転車も問題なくスタンドできますね。

この写真を見ると分かりますが、この形、何かの形に似ていると思いませんか。実はもっと簡単に自転車スタンドを作るコツというのがあるんです。それが次にご紹介するアイデアです。

タイヤが入る幅のすのこがあれば

ホームセンターに行ってみるとすのこが種類豊富にそろっているのが分かります。もし簡単に作ってしまいたいと思う方は、まずタイヤの幅を測ってからホームセンターに行って、タイヤの隙間が空いているすのこを買うといいでしょう。

そのまますのこを置いて自転車を収納できるようになります。ただ、そのまま置いて立てかけるだけでは転倒してしまう可能性があるので、すのこの下に高さを付けたり、タイヤをはめるサイドに転倒防止のための木材を固定するといいでしょう。

簡単に安く作りたい場合のコツとは

自転車スタンドを、もっと安く、簡単に作りたいという方もいるでしょう。そんな方におすすめなのが、この写真にあるような100均のアイアンバーを使ったDIY方法です。

100均にはタオルを掛けられるようなアイアンバーが販売されているのですが、木材にそれを二本固定するだけで自転車スタンドができてしまうんです。アイアンでできている上、高さもある程度あるので転倒防止にもなるのではないでしょうか。

数台置くスタンドにもアイアンバーが使える

自転車スタンドは、一台分ではなく家族の分も置けるようなものが欲しいと考える方もいるでしょう。そんな方にも100均アイアンバーが手軽に使っていただけます。写真を見ると分かりますが、横長に切った木材にアイアンバーを取り付けただけで自転車スタンドが完成しています。

必要な幅の木材があれば、アイアンバーを取り付けるだけで転倒防止にもなる自転車スタンドが簡単に作れます。もしこだわりたい方であれば、木材にペンキを塗っておしゃれに仕上げてください。

おしゃれな自転車スタンド


木材を自由に切り出す工具や技術があるのであれば、この方のようにパーツを作っておしゃれな自転車スタンドを作るのもいいでしょう。ただ、やはり作るのが大変なので作れないという方も多いのでは。そういう方はやはり、木材をカットして自転車の車輪がはまるような形状に作っていくのがいいでしょう。作り方が気になる方は、次の実例を参考に作ってみてください。

木材を組み合わせて簡単に作るコツ

こちらが木材を必要な長さにカットして組み立てて作ったバイクスタンドです。特に複雑な構造でもなく、自転車の車輪がはまるようなカバーを作るように自転車スタンドを作っています。

これなら木材をカットして組み合わせるだけで作れるので簡単ではないでしょうか。また、こういったスタンドを作る場合は横に木材を固定することが、転倒防止になるコツです。もしもう少しおしゃれにしたいなら、ワトコオイルなどおしゃれなペンキで仕上げるといいでしょう。

屋内で一番簡単なスタンドはやっぱり

屋内に自転車を収納したい場合の、一番簡単なスタンドはやはり、バイクハンガーを使った方法ではないでしょうか。もし壁に傷をつけてもいいという方であれば、バイクハンガーを壁に直接つけてしまうこともできます。

ただ、やはり壁に直接つけるとなると万が一落ちてきてしまうことも考えられますので、ラブリコやディアウォールを使って2×4材にバイクハンガーを取り付けた方が安心ではないでしょうか。

まとめ

フリー写真素材ぱくたそ

今回は自転車スタンドをDIYする方法をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。作り方にもさまざまありましたが、どれも簡単に作れるものばかりだったのではないでしょうか。

人によって収納できるスペースは異なってくるものなので、自分のお家のスペースなども考えて作っていくようにしてください。簡単な作り方もたくさんありましたので、いいなと思った方法で自転車スタンドを作っていきましょう。

スタンドが気になる方はこちらもチェック!

スタンドに関する記事は、他にもハンモックスタンドやランタンスタンドについて特集したものがあります。今回の記事以外に、スタンドの作り方が気になる方、スタンドが必要な方はこちらも合わせて読んでみてください。