はじめに
ニトリのカラーボックスで簡単ランドセルラックを手作り!
子供がランドセルをどこにでも置きっぱなしにしていて頭を痛めていませんか?何度言っても直らなかったことが、素敵なランドセル置き場を決めてあげると驚くほど簡単に解決する場合もあります。ランドセルを収納するラックづくりにはニトリのカラーボックスがおすすめです!フックやポールを付けたり100均の収納商品をお好みで取り付け、便利な身支度ステーションを作ってみてはいかがでしょう。DIYなら子供の興味を引くデザインや使いやすいアレンジができ、市販のラックの棚が使いにくいという方にもおすすめです!
ランドセルラックの特徴と手作りするときの注意点
まずはランドセルラックについてよく知らない。物は知ってはいるけれどどういった使い方が良いのか迷っているという方の参考になるように、ランドセルラックの特徴や使う場合に注意すると良いことを御覧いただきましょう。
ランドセルの置き場所
ランドセルラックを設置することで、片付ける親も子供自身もランドセル置き場というものを意識するようになります。置くだけであれば棚などは必要なく壁にフックを取り付けるだけでも良いですが、その場所で登校準備が完了してしまうラックタイプなら子供はおのずからそこにランドセルを置くようになるでしょう。カラーボックスタイプ・スチールラック・ワゴンタイプと市販品にはいろいろな種類がありますがはじめて手作りするなら安価で棚が自由に移動できるカラーボックスリメイクが人気があります。
置き方のバリエーション
一般的なラックへのランドセルの置き方は一番上段に乗せるタイプが多いです。お子さんが小さかったり、荷物が多く重い場合は高い場所よりも中間位置でしかもななめ傾斜がついている棚など工夫することにより使いやすさがアップするでしょう。意外と使いにくい下段にスライド棚を付けてランドセル置き場にするアイデアもあります。既存の設計図にこだわらず、DIYならではの子供目線に立った置き場所の工夫をプラスしてくださいね。
ランドセルラックはどう使うのか
ランドセルラックの考え方はランドセルの置き場所を確保できればあとは、何を置くかはその子供やご家庭それぞれ。最近多くなってきて目立っているリビング学習のお宅であれば教科書置き場も兼用できると便利です。逆に学習机で宿題を済ませる子供なら教科書は置かずにコートやジャケット・帽子を置くやり方でも良いでしょう。
ラックの前で登校準備が完了するのがベスト
またハンカチやティッシュなど毎日必ず持っていかせたいものや、鍵盤ハーモニカ・習字や家庭科の道具箱など学校でたまに使うものの収納場所とすれば使う前日にどこにしまったか忘れて慌てるということも防げるでしょう。朝の忙しい時間にあれはどこ?見つからない!などと慌てることもなくなれば、親も子供もゆったりと出かけることができますね。
ニトリのカラーボックスで作るランドセルラックの作り方
それではニトリのカラーボックスでのランドセルラックの作り方をご説明しましょう。作り方といっても組み立てて棚位置調整、ポールやフックの設置・見た目の変更などほんの少しだけいじる簡単仕様です。
作り方ポイント1.カラーボックスの組み立て
まず最初にカラーボックスを組み立てましょう。組み立て方はその取扱説明書の通りに。もしアレンジをして塗装をしなおす・リメイクシートを貼るなど予定されている方は組み立て前のパーツに塗装・シート貼りをするやり方もあります。また下の動画のようにランドセルを置く場所の棚板を少し下げてあげることで、置いた荷物が落ちにくくなる組み立て方もご参考に。
ニトリのカラーボックスがおすすめ
ニトリのカラーボックスにはあらかじめたくさんの穴があいており、棚板の高さ調整が可能です。このようなタイプでない場合は、棚板の場所を変更したい時には自分でダボ穴を開ける必要がでてくるでしょう。側面板の中が空洞の作りの場合は棚板の場所が変更できない場合もありますのでご注意ください。
作り方ポイント2.使いやすい収納を設置
ただ棚板を変更してカラーボックスを組み立てるだけでも、ランドセル置き場として使うことができますが、より子供に使いやすく大人が洗濯ずみの小物をセットしやすいようにかごやボックスを設置してあげるのがDIYの工夫。100均アイテムが活躍してくれるでしょう。色や素材・サイズをよく吟味して見た目もよく使いやすい、片付けが苦手な子供でも思わずお片付けしたくなるようなラックにしてくださいね。
作り方ポイント3.フックやポールを付ける
教科書や大きな荷物を置かない場合であれば、ボックス内をハンガーかけにするやり方や、側面にフックを付けたりボックスを2つ並べてポールを渡し登校用に使用する衣類収納にするやり方などあります。ネジが打てるかどうかは、側面の板を軽く叩いて中の状態を確認してからやると良いでしょう。どのようなデザインにするかのヒントには後述のDIYアイデアも是非ご覧くださいね。
ポール素材いろいろ
動画では丸棒をハンガー掛けとして加えていましたが、簡単に済ませたいならば突っ張り棒も使えます。しかし長期使用させたいなら突っ張り棒よりもビス止めでしっかり作るのがおすすめ。100均のおしゃれなアイアン棚受け金具もフックやポールの代用品として活用できるでしょう。
フックやポールの取り付けにはドリルがあると便利
中までしっかりと板がある合板・板材であればドリル等で穴を開けて棚の場所調整だけでなく、これらの道具はフックのビスを打ったり100均の丸棒を板の裏側から木ねじで留め付けるのも簡単です。手動でできないわけではないですがちょっとしたネジ留めなどにも使えて簡単な電動ドリルは最近のDIYにはあると便利な一般的な工具となっているので、この機会にそろえて置いてもよいですね。
作り方ポイント4.見た目を変えるには
最初に塗装やシートを貼ると紹介してしまいましたが、簡単な方法ではマスキングテープで縁取りをしたり子供のお気に入りキャラクターのステッカーなどを貼るなど使いたくなる工夫をしてあげることも、子ども用家具には必要でしょう。見た目のアレンジも楽しんでください。
収納がやりやすくなるランドセルラックDIYアイデア6選
最後になりますが、ここまで文字でご説明したアレンジ方法を具体的な画像でご紹介しましょう。どれも素敵なランドセルラックなので気になるやり方があったら真似をしてオリジナルラックづくりに活用してみてはいかがですか。
1:教科書は机にしまう場合のランドセルラック
ランドセルラックに絶対教科書をしまわなくてはいけないわけではありません。むしろ机で宿題をする子供であればラックに教科書があるのは逆に使いにくいでしょう。そんなときはカラーボックスにはポールやフックを取り付けて衣類や帽子・体操服などを収納するようにした方が身支度が簡単に済ませられます。
2:棚板に傾斜を付けると重いランドセルもらくらく
小さなお子さんや力がない女の子・障害があるお子さんで高い場所に重いランドセルを自力で置けないというケースではこのような低いカラーボックスでななめに棚板を取り付けるラックがおすすめです!
3:シックな木目調ならリビングにも違和感がない
子供のものをリビングに置きたくない、でも子供部屋より目の届くところで子供に宿題をさせたいというジレンマがある親御さんにはこんな大人っぽいシックなランドセルラックはいかがでしょう。ランドセルさえも下段にフラップ扉を取り付けて引き出すとななめにかばんが飛び出してくるようにすれば、外側からはまったく目立ちません。そんな場合は子供のものが隠せるように引き出し多めがよいですね。
4:側面にフックを付けて袋を取りやすく
逆に子供部屋に設置して見栄えよりも使い勝手の良さを重視するなら、側面のフックは大活躍。子供の登校には何かといろいろな袋物が多いですね。棚にしまうよりもひっかけてしまった方が見つけやすいですし取りやすく片付けも簡単、一石何鳥もの便利さです。
5:かごやファイルボックスに合わせたDIYも
カラーボックス用の収納グッズも売られていますが、100均かごもDIYでちょっと横に棒を取り付けるだけで簡単に引き出し収納を作ることができます。この他、大きな教科書の収納にはファイルボックスやブックスタンド。名札のスペアや予備の文房具などこまごまとした小物には引き出し収納や蓋付き収納などはじめにそれらを購入してから棚の大きさを決めるのもひとつのDIYのやり方です。
6:カウンター下のスペースを子供の収納棚に
こちらはカラーボックスではなくすべて木材で手作り棚を作っている動画ですが、カラーボックスを組み合わせても同様なカウンター下収納棚が作れるでしょう。無印良品に同様な棚が売られていますのでそれを使っても。ランドセルや教科書・増えるマンガ本など収納力も抜群。子供が大きくなったら飾り棚として活用してもおかしくないデザインであるため、長く使っていきたい家具となるでしょう。
まとめ
手作りランドセルラックで整理整頓の習慣をつけよう
市販のランドセルラックはきれいで簡単に設置して使い始めることができますが、それと使いやすいのはまた別です。また自分でカラーボックスで作れば費用の節約にもなる場合が。ニトリのカラーボックスのようにサイズバリエーションが豊富で棚板が自分で調整できるタイプのものなら、かなり自由度の高いラックが作れるのでおすすめですよ!
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暮らし~のではこのほかにもたくさんのハンドメイド方法の解説・アイデアの紹介記事を発信しています。いろいろなハンドメイドで生活を快適に、余暇を充実させたいという方はこちらも是非見てくださいね。
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