はじめに
バーベキューに用意する肉の量は?人気のおすすめ肉も紹介!
ロースやカルビ・ヒレなど肉にはいろいろな部位がありそれぞれ味や食感が違います。バーベキューで人気が高いおすすめ肉を部位ごとに特徴をご覧いただきます。また一人当たりに用意する量を把握して無駄な買い物をしないよう、それでも不足することなくみんなが満腹になるだけのお肉を確保したいですね。一人当たりの用意する肉の量がわかると相場が高い牛肉などの高級品と金額が安くコスパの良い鶏肉などとを混ぜて選びやすいので参加者全員の満足度が高くなる傾向に。性別や大人子供に分けた一般的な量の解説は、家族バーベキューはもちろん会社やサークルのバーベキュー幹事の方にも人数分掛ければ良いので計算が簡単!是非ともお買い物の役に立ててくださいね。
バーベキューにおすすめ!定番の肉の種類1.牛肉
牛肉の人気部位1.サーロイン
サーロインは肉なのに貴族の称号を持っている唯一の部位。というのはよく言われる紹介文ですが、サーが称号でロインとは何か考えたことはありませんか?このロインは英語でいう腰の肉の部分。つまり部位名です。
歯ごたえと肉汁の旨さが魅力
高いものを食べ慣れている貴族も思わずうなった美味しさの秘密はこの部位に含まれるサシ(赤身の中にはいる脂肪のこと)。加熱すると良い感じに溶け出して赤身肉の弾力に押し出されて滲み出てきます。噛めば噛むほど味わい深いのでステーキなどの塊で調理されるもの向け。もちろんバーベキューにしても絶品です。
牛肉の人気部位2.カルビ
カルビは豚肉でいうところのバラ肉です。肉と脂肪がミルフィーユ状に重なっているため、焼くとジュワーっとジューシー。筋も少なく柔らかい部位としても焼き肉では牛タンと人気を2分するツートップ。バーベキューでもその美味しさは変わりませんが焼きすぎると脂が落ちてパサパサカリカリになってしまうので加熱時間には注意しましょう。
飽きやすいのであっさりとした鶏肉などと混ぜて
購入するときはバーベキューや焼肉用としてすでに味付けされたものが手軽で良いでしょう。人気部位には間違いないのですがこればかりだと脂っこくて飽きてしまい、誰も手を付けずせっかくのカルビが網の上でカリカリになっている姿もよく見かけますね。他のあっさり目の豚や鶏肉とバランスよく焼き交互に食べてそれぞれの魅力をご堪能ください。
牛肉の人気部位3.ロース
ロースは肩とリブがありますが、肩ロースは薄切りですき焼き用にカットされたものが一般的。バーベキュー肉として選ぶならリブローズがおすすめ!霜降り部位なので焼くとこちらも脂が染み出してきますが肉本来の噛みごたえも楽しめる定番の味。
厚切りを野菜といただくアメリカンスタイルで
ロースは厚切りにしたものも売られているので、買う時はブロックでもカットずみでもどちらでもOK!肉だけ焼いても良いですし野菜と一緒に食べるとちょうどよく脂が中和されてより美味しさを感じられる部位でしょう。牛肉の美味しさを味わって欲しいので前もってタレに漬けこまず、下ごしらえは塩コショウで簡単に!焼いてソースをあと塗りにするかシンプルにそのまま食べるのもまた美味。
牛肉の人気部位4.ヒレ
牛の脂の多い部分が続きましたが、こちらはさっぱりとしていて柔らかく子供やご高齢者・あっさり好きな女性にも人気が高い牛肉の部分です。金額も高いですし焼き方が難しいのであまりたくさん用意せず、一人あたり量は少しだけ味わってもらうという感じで用意するのがおすすめ。
ヒレ肉は豚ヒレにしても
もちろん牛ヒレも美味しいですしサイズも大きめなのは良いのですが、豚ヒレでもバーベキューなら楽しめるでしょう。無理に牛を用意する必要はあまりないかも知れません。予算と相談して金額が余るようであれば奮発して牛ヒレという感じにすると上手にやりくりできるのではないでしょうか。
牛肉の人気部位5.牛タン
焼き肉でも人気部位の牛タン。ブロックで1本買っても以外と金額が安くてコスパの良い部位でおすすめ。タン先とタン元で値段が変わりますので安いタン先の方を豪快に厚切りにして焼くとバーベキューも盛り上がるでしょう。
バーベキューにおすすめ!定番の肉の種類2.豚肉
豚肉の人気部位1.バラ
牛でいうところのカルビが豚バラ肉となります。三枚肉とも呼ばれており角煮などの調理方法が有名ですね。焼くと非常に脂が出ます。やわらかく豚肉の脂の甘みを感じられる部位ですが、ほとんどの方はこればかり食べていると脂で胃もたれ気味になってしまうので味変の肉や野菜類も用意してあげてください。
バラ肉はタレ漬け込みの仕込みがおすすめ
バラ肉はそれ自体甘みがありますがタレとの相性が抜群。市販の焼き肉のタレでも自作の物でも良いので、タレに漬け込んでバーベキュー場に持ち込みの形で仕込んでおくと良いでしょう。できれば前の晩か朝漬けて昼食べるという感じにしてください。バーベキューの場合は焼き肉よりも少し厚めにカットしても。
豚肉の人気部位2.ロース
ロースは豚の体でいうと背中のほうの肉で肉質としては細かい繊維が入っており歯ざわりを感じつつも硬すぎない絶妙な食感が美味しい高級な部位。とんかつとしてよく調理されるところといえば、その味や歯ごたえは容易に想像が付く方も多いでしょう。
厚切りカットで豚肉の特徴的な部位を楽しむ
ロースは豚肉の中でもより豚肉らしさを感じる代表的な部位といわれています。バーベキューにするなら豪華に厚切りにして焼くことでより牛とは違う甘みのある豚の脂を堪能できるでしょう。
豚肉の人気部位3.スペアリブ
スペアリブは骨がついているバラ肉。しかし骨の周りは特に旨味があるところとしてバラ肉とは別物として扱われているくらい人気部位です。圧力鍋などで甘く味付け調理して豪快にかぶりつく食べ方がポピュラーですが、もちろんバーベキューにしても絶品ですよ!
スペアリブの味付けは甘めで
やはりこの部位はジャムやマーマレード・はちみつなどで甘みを足したタレに漬けんでから焼く方法がおすすめ。バーベキューソースはもともと甘めにできてはいますが、さらに濃厚にしてやることで少ししか食べられない美味しい貴重部位を活かせるでしょう。ソースも肉も焦げやすいので中央より少し離して弱火でじっくり焼いてください。
バーベキューにおすすめ!定番の肉の種類3.鶏肉
鶏肉の人気部位1.もも
鶏肉はバーベキューの定番肉牛や豚よりも安価で買うことができますが、調理方法によっては十分バーベキューでも美味しくいただける肉の種類です。特にもも肉は脂が多く噛むとじゅわーっとジューシーな旨味が広がり人気の部位。唐揚げとして用いられることが多いので、子供や若い世代・鶏肉好きな男性などここがお好きな方も多いでしょう。
鶏もも肉はいろいろな調理方法が試せる部位
鶏もも肉といえばやきとり串にも使われますね。大きめにカットして串にな刺してバーベキューにも活用してみてはいかがでしょうか。また味付け肉として売られているものやご家庭でタレに漬けて仕込んだものならそのままステーキのように焼いていただくのもおすすめ!塩味でサッパリでもこってりソースにからめてもどちらもいける鶏肉の万能部位といえるでしょう。仕込む際にはダイエットを気にしている方やたくさん食べたいという人用には脂部分(黄色っぽい色をしているのですぐ見分けがつきます)を切り取って。筋部分も取る丁寧な仕込みをしてあげることで食べやすく仕上がるでしょう。
鶏肉の人気部位2.手羽先・手羽元
手羽の部分は骨付きの鶏肉。焼いたものを手でもって食べるのはまた格別です。手羽先の方は皮付きで弱火でじっくり焼くことで表面のパリパリ感も味わえるでしょう。手羽元は煮込み料理に使われることが多いですが焼いて食べても美味です。肉の繊維質とゼラチン質が味わえるところ。
味付けは塩コショウでも漬けタレでも
どんな味付けでもマッチしてしまうのが淡白な風味の鶏肉のよいところです。その時の年齢層や好みで仕込みの方法も変えてあげてください。例としては牛肉がこってりとしたカルビだから鶏肉は塩コショウでといった具合です。バーベキューの隅に鍋を置くスペースがあるならこの部位は煮込みにしても美味しくておすすめ。
鶏肉の人気部位3.むね
鶏肉の中であっさりとしていて安価に買い求められる部位といえばむね肉でしょう。その名のとおり胸の肉。大きさもしっかりあるのでそのまま焼いて召し上がるのがおすすめ。焼いてから切り分けることでパサつきがちなむね肉もジューシーに柔らかく仕上がります。
バーベキューにおすすめ!定番の肉の種類4.加工肉
加工肉のおすすめ種類1.ウインナー
肉がまだうまく噛み切れない幼児用や味変のために加工肉も用意しておくと喜ばれます。バーベキューによく見かける加工肉といえばウインナー。原材料は豚肉や鶏肉などをミンチにしたもの。ハーブなどが練り込んであるものは、脂でギトギトになった口の中をサッパリさせるのに向いているでしょう。
加工肉のおすすめ種類2.ハンバーグ
子供が喜ぶハンバーグ。そのまま食べても良いのですが、バーベキューで焼いて野菜などと一緒にバンズではさんでできたてハンバガーはいかがでしょう。肉ばかりを食べていると米やパンを食べたくなるので、大人の人も真似して食べたくなってしまうかも。パンは子供の人数よりも少し多めに用意すると良いですね。
加工肉のおすすめ種類3.肉団子
肉団子といえば鍋物などの定番加工肉ですが、つくねのやきとりと考えればバーベキューでも十分使える食材。ミンチで作っているのでやわらかく食べやすい。子供やご高齢者向けのバーベキュー肉として少しあると喜ばれるでしょう。
バーベキューで一人当たり用意する量1.男性
定番から変わり種までいろいろな種類の肉が出てきましたが、用意する身としたらその量が悩みではないでしょうか。適当に多めに買ってたくさん余らせて各自持って帰るのも良いですが、痛みやすい肉類はできるだけ食べきる量で用意するのがベスト。そんな時に役に立つのが一人当たりの肉の量目安。
男性一人当たりの肉量目安は300g
一概に性別で食べる量は決めにくいですが、体が大きな分女性や子供よりも多めに用意したいのが男性用のバーベキュー肉の量。平均として300gを考え、たくさん食べる人がいたりしたらプラス100gをその人数分足していってください。
飲みながら食べるなら量は少なめ
バーベキューのときにビールを飲む男性も多いですね。おつまみとして食べるのであれば、ビールでお腹が膨れるのでそれほど量は入らないでしょう。女性と同じかもっと少なくても良い場合も。おつまみでつまむ男性用なら200gで計算しましょう。
バーベキューで一人当たり用意する量2.女性
女性一人当たりの肉量目安は200g
肉料理などで1食分として基本にされる肉の量は多くが200gです。女性用として用意するならこの1人前200gが目安となるでしょう。これは女性向けとして多少多めに見積もっている数字ですので、外で思わずいつもよりも食べてしまったという場合でも不足することはないでしょう。
女性でもたくさん食べたい方は男性と同じ量
ここに増やしたり減らしたりする計算は男性の時のやり方と同じ。体が大きな方や肉がとても好きでたくさん食べると公言している方用ならばさらに100g足して男性用と同量に見積もっておいてください。
バーベキューで一人当たり用意する量3.子供
子供一人当たりの肉量は女性と同量が目安
一人当たりの肉の量を考える時少し困るのが子供の食べる量です。年齢によっても変わってきますし好みもあります。大まかな目安として中学生くらいまでなら男女ともに女性と同じくらいの量。高校生になったら男子か女子かでプラス・マイナスしていくとそれほど困った量にならずに済むでしょう。
男子中高生は男性量より気持ち少なく
中には大人よりもたくさん食べる男子生徒もいますが、中高生の男子生徒であれば大人男性と同じか気持ち少なめ程度あれば足りなくて困るということもないでしょう。前述にご紹介したハンバガーなどお腹に貯まる食材と合わせたメニューも入れることでも肉が不足した自体を補えるのでおすすめ!
幼児には硬い肉より加工肉で量は200g程度
バーベキュー用肉の種類に加工肉を入れておくのは、幼児やご高齢者が一緒の場合とても喜ばれます。どうしても肉を選ぶご本人を基本として選びがちですが、それよりも歯が弱い・食が細い人・食べ方が不慣れな子供のことも想定してあげると上手に肉選びができるでしょう。そんな方も意外と量は食べられたりするので一人前200gはあると良いですね。
まとめ
BBQには余らず不足しない適量の肉を用意しよう!
定番の肉から変わり種までおすすめの肉の種類と一人当たりの量をご紹介してきましたがいかがでしたか?どうしてもバーベキューは定番の牛肉で脂が多いものメインとなってしまいがちですが、味付けやさっぱり系の鶏肉などを混ぜることで最後まで美味しくいただけるでしょう。
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