ベンリーポンチョ
BOS 非常用 簡易トイレ
ほっ!トイレ
大便もOK!万能トイレくん
登山中のトイレ対策やおすすめのグッズを紹介
登山中のトイレ事情は男女関係なく必ず対策が必要ですが、登山中は街中や自宅のように近くにトイレがあるわけではありません。そんな登山中のトイレ対策の方法やトイレに関する注意点、用を足した後の処理方法や軽量で使いやすい簡易トイレなどを紹介します。登山初心者の人は是非参考にしてください。
登山中のトイレに関する注意点
ここからは登山の際のトイレの注意点について紹介します。登山では様々な注意点があるため、初心者の人はトイレに関する問題は忘れがちです。しかし、トイレに関する問題は男女問わず必ず対処する必要がある問題なのでしっかりと把握しましょう。
女性の人は特に気を付けること
登山中のトイレに関しては男性よりも女性の方が注意する必要があります。女性の人は男性と違い、大小問わず座り込んで行います。そのため、男性よりも場所に注意する必要があるのです。また、男性と比較すると、女性の方が羞恥心も強く、いざ屋外で用を足そうと思っても、羞恥心から満足に行えない、ということも。そのため、女性の方は目隠しの確保など、男性よりもトイレに関して注意を払わないといけません。
登山前にはトイレの場所を把握しておく
登山を行う山の中には、コース上にトイレが設置してある山もあります。そんなコース上のトイレの場所を登山前には必ず確認しておくことが大切です。トイレの場所を把握していると、尿意や便意があってもそのトイレを利用することができますし、目隠しもできるため、比較的安心して用を足すことができます。また、排泄物の処理も容易です。そのため、登山前にはコース上のトイレの場所を確認しましょう。
登山前には必ずトイレを済ませておく
登山前には必ずトイレに行きましょう。登山を開始してしばらくはトイレに行くことができません。そのため、たとえ、トイレに行きたくなくても登山の前には用を足しておくことが必要です。登山口にトイレがない山の場合は近くのコンビニなどのトイレでも問題ありません。
トイレに必要なグッズを必ず持参する
トイレで使用するトイレットペーパーや持ち帰るための袋は必ず用意しておかなければなりません。ゴミ袋は忘れない人が多いですが、トイレットペーパーを忘れてしまう初心者の人が多い傾向にあります。どちらも軽量で持ち運びやすいため、必ず持参しましょう。
使用済みのグッズは必ず持ち帰る
登山客のトイレに関するマナーが悪すぎるせいで、山登りが禁止された山もあります。自分が使用したトイレットペーパーや携帯トイレは必ず持ち帰り、自宅で処理しましょう。また、携帯トイレの奥は保管袋が付属していますが、破れると大惨事となります。そのため、密封できるゴミ袋などを用意しておくと持ち帰りやすくなるため非常に便利です。
水分補給はこまめに行うこと
登山初心者の人の中にはトイレが近くなるからと水分補給を行わない人もいますが、それは間違いです。水分補給は必ず行いましょう。一度に大量の水分を補給すると、トイレが近くなるため、こまめに少量ずつ水分補給を行うことが大切です。そのため、水筒をザックのドリンクホルダーに入れておくか、ハイドロレーションシステムを活用して、いつでも飲めるような状況にしておきましょう。
初心者でも安心の登山中のトイレ対策①簡易トイレ
登山中のトイレ対策の1つに簡易トイレの使用があります。簡易トイレとはその名の通り、持ち運びができるトイレで、排泄物の処理も非常に簡単な上、適切に使用すれば臭いが外に漏れることもありません。また、目隠し用のポンチョなどの付属品があるタイプもあるため、羞恥心が強い男性や女性の人にもおすすめです。保管用の袋が付属しているタイプもあり、使用済みものも持ち帰りやすいため男女ともにおすすめのグッズです。
簡易トイレの選び方
簡易トイレの選び方について紹介します。基本的な性能や構造は同じですが、サイズや機能はそれぞれ異なります。ここからはそんな簡易トイレの選び方について紹介します。
重量とサイズ
ザックに入れて持ち運ぶ以上、トイレのサイズはできるだけ小型、重量もできる限り軽量な物を選ぶ必要があります。簡易トイレ1つで荷物が急に重たくなる、というようなことはありませんが、なるべく軽量なタイプにすることで、かさばりにくく、使いやすくなります。そのため、なるべく小型で軽量なタイプの簡易トイレを選びましょう。
凝固剤が消臭抗菌タイプか
簡易トイレは基本的に排泄物を凝固剤で固めて、処理します。しかし、排泄物の臭いは強烈なため、凝固剤で固めただけでは臭いを抑えられないこともあります。また、排泄物の中には様々な細菌が含まれています。そのため、少しでも臭いや細菌の影響を抑えるため、消臭抗菌タイプの凝固剤が使用されているタイプを選びましょう。
大小両方に対応しているか
大便と小便両方に対応しているタイプのトイレを選ぶことも重要です、簡易トイレの中には小便しか処理できないタイプもあります。しかし、当然ですが登山中は大便をしたくなることもあります。そんな中小便しか処理できないタイプでは用を足せません。そのため、大小両方に対応しているタイプの簡易トイレを選ぶことも重要です。
付属品の充実性
簡易トイレの中には様々な付属品があるタイプもあります、例えば排泄物を処理するための袋の他に保管しておくための袋が付属しているタイプ、簡単な便座を組み立てられる枠が付属しているタイプ、目隠し用のポンチョが付属しているタイプなどがあります。そんな付属品の充実性で選ぶのも一つの選び方です。中には保管用の袋が付属していないタイプもあるため、念のため、密封できる袋を用意しておくことをおすすめします。
簡易トイレの使い方
簡易トイレの基本的な使い方を紹介します。簡易トイレの種類によって使い方が若干異なりますが、大体どの簡易トイレも同じなので、初心者の人はしっかりと把握していざというときに使い方が分からない、ということにならないようにしましょう。
便座(排泄場所)を作る
登山中に簡易トイレを使う場合は簡易的な便座を作ります。これは排泄用の袋が固定できるような簡易的なもので構いません。例えば地面に穴を掘ったり、袋が固定できるように木の枝を積み上げたり、といった感じです。また、男性の小便の際は特に便座を組み立てる必要はありません。
排泄後に凝固剤を入れる
簡易トイレの種類によっては排泄後に凝固剤を入れるタイプと排泄前に凝固剤を入れるタイプに分けられます。そのため、使用する簡易トイレの使用方法をしっかりと理解しましょう。
袋を密封して保管袋の中に入れる
排泄後のお尻の処理を行ったらまとめて排泄袋の中に入れて袋を密封します。密封後保管袋の中に入れて袋の口をしっかりと結び、ザックの中に入れて持ち帰ります。保管袋の中に入れても臭いがするようなら持参したゴミ袋の中に入れて持ち帰りましょう。
初心者でも安心の登山中のトイレ対策②青空トイレ
青空トイレとは空が見えるトイレ、つまり、屋外で用を足すことです。初心者の方は驚かれる方もいるでしょう。しかし、やむを得ない場合は山中でも用を足す必要があるのです。男性の場合は女性よりも比較的用を足しやすいかと思いますが、女性の場合は、しっかりと目隠しなどの配慮をする必要があります。ここからはそんな山中で用を足す場合の注意事項などを解説します。
山中に放置はNG!
直接地面の上に排泄するのですが、後処理を行わない人もいます。処理をせずに放置することは絶対にやめましょう。放置しておいても、いずれはバクテリアの働きで分解されますが、他の登山者の迷惑になります。そのため、袋の中に入れて持ち帰りましょう。袋などが無ければ、地中に埋めて処理を行いましょう。しかし、使用したトイレットペーパーは土の中では分解されないため、持ち帰りましょう。
我慢することは最も危険
ほとんどの方は屋外で用は足したくないでしょう。特に女性の方は屋外で用を足すくらいなら我慢した方がマシ、という人もいるかと思います。しかし、大便を我慢してしまうと、便秘になったり、腸内環境が崩れ健康に悪影響が及んだりと体に悪いのはいうまでもありません。また、我慢し続けてもいづれは我慢できなくなってしまいます。そのため、便意を感じたらその時点で、排泄するポイントを探すことをお勧めします。
コースから離れすぎないこと
山中で用を足す場合は目隠しを行い、周りからは見えないよう配慮しなければならないため、コースから外れたところで用を足すのですが、コースから離れすぎると遭難したり道に迷ったりする危険性があります。そのため、目隠しは重要ですがコースから離れすぎない場所で行いましょう。また、やむを得ずコースを大きく離れる際は目印などをつけて置き、道に迷わないよう配慮しましょう。
密封できる袋が数枚必要
必ず密封できる袋が数枚用意しておく必要があります。排泄物は地面に埋めることで処理できますが、使用したトイレットペーパーは環境破壊にもつながるため、持ち帰り、自宅で処理しなければなりません。そのため密封できる袋を数枚用意しておくことをおすすめします。また、袋一枚だけでは臭いが漏れてしまうため、トイレットペーパーといえど必ず袋を数枚重ねて持ち帰りましょう。
初心者でも安心の登山中のトイレ対策③仮設トイレ
登山ができる山の中には、仮設トイレが設置してある山もあります。そういった山ではトイレの場所を把握してさえ置けば、屋外で用を足す心配もしなくてよくなります。しかし、山中に設置してある仮設トイレは自宅などにある水洗トイレのように便利な機能が付いていないトイレもあります。そんな仮設トイレを使用する際のマナーや注意点を紹介します。
バイオトイレ
山小屋に設置してある仮設トイレの多くはバイオトイレと呼ばれる水を使わないタイプです。水洗トイレとは違い、水で流さず、おが屑などと排泄物を混ぜて微生物により分解する、という方式です。水洗トイレと同じような感覚で使用できますが、使ったトイレットペーパーは便槽の中ではなく、別のところに捨てることが多いため注意が必要です。
有料の場所もある
山小屋などに設置されているトイレの中には有料のトイレもあります。そういったトイレを使用する際は必ず料金を支払ってから使用しましょう。また、無料で使えるトイレでもチップを支払うのがマナーとなっているトイレもあります。山の中でもトイレの使用はマナー違反が特に目立つため、必ずマナーを守って正しく使用しましょう。
登山中に使えるおすすめのトイレグッズ①
BOS非常用簡易トイレ
BOS 非常用 簡易トイレ
BOS非常用簡易トイレは50枚入りと非常に多い上、1セットを個別にすれば非常に小型で軽量なため、持ち運びに支障がありません。また、使用方法も非常に簡単で、穴を掘り、その中に袋を広げ、排泄後に付属の凝固剤を入れ袋の口を縛るだけです。防臭袋も付属されており、その中に入れると臭いもほとんどないため、持ち帰りの際も臭いを気にする必要がありません。
商品の口コミ
BOS非常用簡易トイレの口コミを調べると「家においておけば非常用にも使える」「非常に軽量でコンパクトなため持ち運びやすい」といった口コミが多くみられました。しかし「使用済みの袋を長時間放置すると臭ってくる」といった口コミも見られました。災害時でも使える優れものですが、時間が経つと臭いが漏れ出してくるため、長時間捨てることができない場合はビニール袋を何重にもして持ち帰りましょう。
普通のビニル袋に生ごみを入れると液が漏れ出てきて匂いがしてきますが、BOSを1週間屋内に放置しても液漏れや匂いはありませんでした。人糞、尿にて確認済みです。
登山中に使えるおすすめのトイレグッズ②
ほっ!トイレ
ほっ!トイレ
ほっ!トイレは凝固剤に特徴があり、粉末状ではなくタブレット型をしています。そのため、風がある日でも袋内の凝固剤が舞い上がる心配なく使える簡易トイレです。目隠し用のポンチョも付属しており、周りの目も気にせず用を足せます。また、型を組み立てて袋をかぶせるため、地面が固い場所でも問題なく使えます。袋も大きく、使いやすいため、周りに飛び散るような心配も無用です。
商品の口コミ
ほっ!トイレの口コミを調べると「袋が大きいため使いやすい」「段ボールの枠が付属しているため場所を問わず使える」といった口コミが見られました。しかし「重さがある」「用を足す際の体勢がしんどい」といった口コミも見られました。比較的重量があることが難点ですが、1つ用意しておけば登山中はもちろん、災害時でも役に立つおすすめの簡易トイレです。
袋が大きいため便が飛散することもなく、かつ、使用後にしっかりと縛るだけの長さの余裕がありました。
登山中に使えるおすすめのトイレグッズ③
大便もOK!万能トイレくん
大便もOK!万能トイレくん
1組20gと軽量な上、コンパクトなので、登山でも問題なく持ち運べます。排泄物を入れる袋の縁には持ち手がついている上、しっかりと体に密着させられるため、車内でも使えます。男女兼用の上、たっぷりと1000cc入る容量のため安心して使用できます。乗り物酔いの際のエチケット袋としても使える万能グッズです。保管袋が付属しているため持ち帰りやすくおすすめの簡易トイレです。
商品の口コミ
商品の口コミを調べると「非常に軽量なため持ち運びに便利」「容器を体に密着させられるため使いやすい」といった口コミがありました。しかし、「使いやすいが目隠しができない」「臭いが若干漏れる」といった口コミもありました。排泄する際には容器を両手でもって体に密着させるため、ポンチョなどでの目隠しをおすすめします。
使いやすいです!
大人も子供さんも、男女関係なく用を足せる作りになっています。
登山中に使えるおすすめのトイレグッズ④
ベンリーポンチョ
ベンリーポンチョ
屋外で用を足す際、目隠しに使えるポンチョです。コンパクトに収納できる上軽量なため、持ち運びにも便利です。また、トイレの際にしゃがみこんでも捲れにくいピラミッド型の形状をしているため、女子の方でも安心して使えます。また、トイレの時以外でも寒さ対策や雨具としても使用できるため、登山の際には準備しておきたいグッズの1つです。
商品の口コミ
ベンリーポンチョの口コミを調べると「軽量なため持ち運びが便利」「簡単に目隠しができる」などの口コミがありました。しかし「生地が薄く軽いため風が吹くとひらひらして使いにくい」「もう少し長さがあるとよい」といった口コミも見られました。軽量で非常に使い勝手が良い商品ですが、軽量ゆえに風で捲れやすいというデメリットもある商品です。
あると便利なものだと思います。いざとゆう時の備えに。
登山においてトイレ対策は必須!
登山においてトイレ対策は必須といってよいほど大切です。登山の時間が長くなればなるほどトイレがしたくなる可能性も増えてきます。そのため登山の際には必ずトイレ対策を行いましょう。また、トイレを我慢したり、トイレに行かないように水分補給を怠るのは非常に危険なため決して行ってはいけません。トイレ対策を万全にして登山を楽しみましょう。
【種類別】登山の持ち物を総まとめ!山登り初心者に必要な装備を徹底ガイド!
登山に必要な持ち物を服装から緊急時の持ち物まで総まとめしてご紹介!おすすめの持ち物を紹介しながら詳しく知りたい人には参考記事をガイドしていま...