TREK 900
ケシュアとは
欧州で人気のブランド
ケシュアは欧州で人気のキャンプ用品のブランドの一つです。WILD-1のテンマクデザイン、ナチュラムのハイランダー、ヒマラヤのビジョンピークス、Amazonのアマゾンベーシックのようにスポーツ、アウトドア用品を取り扱う店「デカトロン」のオリジナルブランドとなります。店頭で見かけることは少なく通販がメインとなりますが、同社のポップアップテントやワンタッチテントは日本でも反響が大きく人気があります。
店頭でも購入可
デカトロンはフランス北部のアウトドア、スポーツ用品店ですが、現在は中国やオーストラリアなど50カ国以上の国や地域に進出している大企業です。日本でも2020年9月末現在では2店舗あり千葉県幕張(イオン幕張店1F)とデカトロン西宮店(阪急西宮ガーデンズ本館3階)で実際にケシュアの商品を目で見て手にとって確かめながら購入できますよ。近くに住んでいる方は通販でもいいですが、実店舗で実際に見て購入するといいでしょう。
ケシュアの特徴
口コミで人気のリーズナブルなブランド
近年はオリジナルブランドやプライベートブランドを持つ店が多くなりました。オリジナルブランドは競合製品と比べるとリーズナブルな点が人気です。アウトドア用品も同じでケシュアの製品はリーズナブルなものが多く、主力製品のポップアップテントでも非常に価格が安くコスパがいいですよ。一般的なタープやテントから3~5割ほど安く買えると口コミで人気のブランドです。特にテントは動画サイトでレビューがたくさんありますよ。
評判がいい
アウトドア用品を扱う大手「デカトロン」のオリジナルブランドということで高品質、高性能なところも評判がいいブランドです。例えば主力製品のポップアップテントはキャンプでもきちんと使えるポップアップ式で設営が簡単かつ耐候性が高く大雨や強い風に強く、さらに紫外線から守ってくれるフレッシュという素材が使われていますよ。日本のポップアップ式はサンシェード(日除け)が多くキャンプで使えるポップアップテントは珍しいです。
デザイン性
ケシュアのポップアップテントはデザイン性に関する口コミやレビューも多く評判になっています。単色のようなシンプル色ですが、アクセントカラーがあったり、青や灰色のスタイリッシュな色使いなど評判ですよ。ポップアップテントに限らずタープでも同じようなデザインです。ただしカラーバリエーションやサイズバリエーションなどは少なめです。
タープの選び方
種類で選ぶ
ケシュアが発売しているタープは大きく分けると3種類です。スクリーンタープのようなシェルタータイプ、オープンタープに分類されるヘキサタープ、レクタタープになります。レクタタープについてはケシュアの姉妹ブランドとなるフォルクラからの発売になります。オープンタープは独自素材が使われ高いUVカット率はあり高性能非常に使いやすいですよ。シェルターは寒いときでも使いやすく虫も侵入しにくいですがテントのように設営します。
シェルター・サンシェードとタープの違い
シェルターはテントのように覆われたタープのようなものです。スクリーンタープとは少し異なり一部メッシュにできますが、4面全てメッシュにできないという違いがあります。サンシェードはもっとも楽に設営できる日よけです。ポップアップ式になっているかワンタッチに鳴っているものが多いです。ビーチやピクニックで使うことが多く、キャンプでは使わないアウトドアの道具となります。似ていますがそれぞれ違うので注意してくださいね。
ケシュアのタープ1:小型サイズ
ヘキサタープ UVカット フレッシュ
設営したときに美しく張れることから、タープのスタンダードな形状として定着している6角形のポールです。2本のポールを使って設営することから初心者でも比較的簡単に張れますよ。色は同社らしい色使いでホワイト×ブルーです。コスパがいいと評判になっているケシュアということで、設営に必要な2本のポール、ペグ、スタッフバッグ、ロープ(ベルト)も付属するというフルセットで5000円を切る破格の値段で発売されていますよ。
フレッシュ生地とは
ケシュア独自技術できたフレッシュ生地が使われいます。フレッシュ生地とは太陽光を受け流してくれる特殊な生地になっていて、加工がないただのタープと比較すると高い反射率があり、太陽光が透過、吸収されずタープの下は温度が上昇しにくいですよ。紫外線カットにもなっていてUPF50+になります。UVカットがない生地と比べ日焼けするまでの時間を50倍以上遅らせてくれる最高グレードの紫外線カットになっていますよ。
サイズ感
生地のサイズは285×285cmです。設営するときの張り方によって有効面積は変わりますが、最大で8m²しかありません。サイズ感としてはソロから少人数向けの小型タープとなります。小川張りなどをしてテントと連結しても、あまり影の部分は広くならないので注意してくださいね。同社のポップアップテントだと連結しなくてもタープの中にそのまま設営できますが、大きなテントと組み合わせるのは向いていないタープとなります。
口コミ・レビュー1:設営が簡単
オーソドックスな形状で設営しやすいタープです。収納袋に説明書が取り付けられているので紛失することなく現地で確認しやすいですよ。またただのロープではなくベルトのような張り綱になっていて鞄のベルトを調整するように簡単にロープのテンションが調整できるなど初心者でも扱いやすいと評判です。収納袋も工夫がたくさんあり、他社と比較すると持ちやすかったり、収納しやすかったりと機能的な収納袋になっています。
初めてタープ張りをしました。付属の袋に設営手順が有り、設営動画を見て確認出来るので簡単に設営終了でした。ロープの調整も簡単で、余ったロープはクルクル巻いて付属のゴムバンドで束ねるようになっています。
口コミ・レビュー2:機能
独自素材のフレッシュ生地により光を反射させることで透過率が下がり、日差しをよく遮ってくれると評判になっています。機能性も高くLEDランタンが吊るせるようになっていて使いやすいというレビューもあります。
遮光性もあり宮崎の強い日差しでも問題ありませんでした。 タープの中央にはランタンを下げるヒモもついていて、使う人のことを良く考えた商品です。
ケシュアのタープ2:大型サイズ
ヘキサタープ UVカット フレッシュ XL
大きくなった6角形のヘキサタープです。大型ですがヘキサタープということで初心者でも設営しやすいままです。サイズ以外の変更点があり、デザインも大きく変わっていてホワイト×ブルーの2色の配色からベージュ一色になっています。小さいタープでも角の部分にループがありましたが生地が大きくなりループの数が少しだけ増えています。張り方をアレンジしたり、同社のテントと連結したり他のテントと組み合わせ安くなっていますよ。
小型サイズとの違い
285×285cmの小さいモデルはポールも付属していましたが、XLはポールとは別売になります。価格も高めですが、大きさを考えると平均的な値段ですよ。変更点はセット内容、カラーバリエーション、形状が異なります。きれいな正六角形ではありませんが、ヘキサタープ自体扱いやすく、フレッシュ生地を採用しUPF50+の紫外線対策があり、雨からも守ってくれる使いやすい大型タープです。なお公式HPでも耐水圧の表記はありません。
サイズ感
フレッシュ生地を使った大型タープということでサイズは593×565×424cmとなります。設営方法により有効面積は変わりますが、最大で30㎡と非常に大きいです。ファミリーキャンプやグループのキャンプで使いやすく、8〜10人程度ちょうどいいサイズ感になります。大きいですが形状自体は一般的なヘキサタープということで2つのポールで設営でき、連結や組み合わせが楽しめます。対応するポールは黒い軽量なアルミポールです。
ケシュアのタープ3:レクタタープ
大人気タープ
面積が広くアレンジしやすいレクタタープも発売していました。過去形となり2020年9月28日現在ではデカトロンのHPでも確認できないモデルですが、非常に人気がり口コミやレビューがたくさんある同社の代表的なタープです。価格面、デザイン性が優れていて評判がよくフレッシュ生地を採用しています。ホワイト×オレンジのカラーバリエーションは非常に珍しくキャンプ場で映えます。ポール付属で値段は5000円未満とリーズナブルです。
サイズ感と入手方法
大きさは290×285cmとレクタタープとしては少し小型で2~3人にちょうどいいサイズです。四角いスクエア型のため連結しても使いやすく、トレッキングポールでも設営できるようになっています。現在主な入手方法はフリマサイト、オークションサイトしか入手方法がありません。前述した価格はデカトロンで発売していたものとなるので注意してくださいね。
口コミ・レビュー1:組み合わせ
デカトロン(ケシュア)のタープに付属している2本のポールに
— かやん@ハイブリッドサラリーマン (@kayan07_toushi) November 14, 2019
追加でポール2本買い足して、4本でタープを張ってみた❗
買い足したほうがいろんな張り方がてきそう😄#デカトロン pic.twitter.com/U9Ro7x6UWA
ポールが付属するためポールを買い足さなくてもいいところが評判ですよ。また、ポールを買い足したり、ロープでひっぱったりと固定方法を組み合わせて、ろいろな張り方にアレンジできます。テントと合わせて買っても1万円以下となり非常にリーズナブルです。レクタタープは連結しやすく、ある程度融通がきく便利なテントです。新品は購入できませんが口コミやレビューで非常に評判がいいタープになります。
口コミ・レビュー2:機能性
フレッシュ生地の遮光性がよく分かるレビューです。形は違いますがフレッシュ生地を採用しているためヘキサタープと同じように濃い影ができると評判ですよ。また収納しやすいという声もあります。形が違うだけでこのように使い勝手も変わってきますよ。
ケシュア(フォルクラ)のタープ
TREK 900
TREK 900
ケシュアの姉妹ブランドとなるフォルクラからは登山やトレッキングで使いやすいレクタタープが発売されています。フォルクラはキャンプではなく登山やトレッキングをメインにシているブランドとなり、本製品は非常に軽く500gしかありません。設営もトレッキングポールでするようになっています。ワンポールテントのように中からトレッキングポールで押し上げられる袋状のポールストッパーもありアレンジしやすい特徴があります。
サイズ感
生地自体の大きさは240×285cmとなり1~3人用となります。ループの数が12箇所と多く、設営方法が豊富にあり、張り方によって有効面積が異なります。シンプルな構造で設営がしすやく、2000mm以上の高い耐水圧があり雨避けとしても十分機能しますよ。ケシュアのレクタタープより少し小型ですが、キャンプではループにポールが通れば小型のタープと同じように連結しても使えます。収納サイズは15×φ10cmです。
ケシュアタープの組み合わせ方
ポップアップテントがおすすめ
週末はキャンプへ😄
— かやん@ハイブリッドサラリーマン (@kayan07_toushi) November 12, 2019
土曜日の夜、雨降ってめちゃ寒かった💦
デカトロン ケシュアのテント、タープ、クーラーボックス。#デカトロン pic.twitter.com/LGVB8yEsTT
ケシュア(フォルクラ)のタープは小型のものが多いです。テントと組み合わせるときは大型テントではなく小型のテントがいいでしょう。ブランドを統一する場合は同社のフレッシュ生地を使ったポップアップテントがおすすめです。ポップアップテントはドームテントと比べると高さが低めになり小さいタープでも連結しやすく、組み合わせやすいという特徴があります。口コミやレビューでも同社のポップアップテントを使っている方が多いです。
連結の仕方
ポップアップテントなら連結しやすいですよ。同社のポップアップテントは小型なものばかりで、入口部分だけタープの下に入るように設置するだけで大丈夫です。現在発売中のヘキサタープでも同じような連結方法で自由な組み合わせが楽しめますよ。大型テントと組み合わせたい場合は大型のタープと組み合わせてくださいね。大型タープだとループの数も多くアレンジしやすいため組み合わせやすいですよ。
ヘキサタープは袋に張り方がある
現在発売中のヘキサタープの収納袋に取り付けられている張り方は一般的な張り方以外にもテントと連結するための張り方が記載されています。テントの種類にもよりますが、どのように連結したらいいかわからない方でも比較的簡単に連結できるようになっていますよ。小型のヘキサタープのポールの高さは180cmのため背の高いテントは使えません。
ケシュアタープのアレンジ方法
一般的なタープと同じ張り方が可能
小型のヘキサタープは小さいためアレンジしにくいですが、593×565×424cmのXLは大きくアレンジしやすいです。形状はオーソドックスなヘキサタープですが、ループ部分が少し異なるため完全に同じ張り方はできるとは限りません。この点だけ注意してくださいね。ポールやロープの組み合わせを変えながらアレンジに挑戦するといいでしょう。連結方法も一般的なヘキサタープと同じで小川張りも可能です。
張り方を研究
前述したようにヘキサタープでも張り方のアレンジは豊富にできます。基本的な張り方を除いても4種類以上のアレンジができるので動画などを参考に使い勝手のいい張り方を研究するといいでしょう。特にXLは大きいためアレンジしやすいですよ。公式HPでもロープを使い張り方をアレンジしたXLサイズのタープの写真が記載されています。
小川張りについて
小川張りとは延長ロープ(ベルト)を使ってタープポールをずらし、その間にテントをせつえいすることでテントとタープを連結する張り方です。風が強いときにはあまり向きませんが、比較的簡単に連結できることから人気です。延長用のベルトは自作するか他社のアイテムで使えるものがないか探さないといけませんがおすすめです。口コミが多い張り方となりいろいろなテントで使えます。
ケシュアのタープのまとめ
評判のいいタープばかり
形状や種類こそは少ないですがケシュア(フォルクラ)には大型のヘキサタープ、小型のヘキサタープがあります。さらにアレンジしやすく使いやすいヘキサタープもありポールやロープを組み合わせると好きな張り方ができますよ。独自素材によって光があまり透過せず涼しい影ができる高性能なタープがリーズナブルに手に入るということでレビューや口コミも多くキャンプ初心者におすすめです。
タープが気になる方はこちらもチェック!
暮らし~のにはタープに関する記事がたくさんあります。よかったらチェックしてくださいね。
※イメージ画像です。