ダイワ スピニングリール ルビアス
シマノスピニングリール ヴァンキッシュ
ケイテック スイングインパクトファット 2.8インチ
フィッシュアロー フラッシュJスプリットアバロン 3in
ミドストで活きのいいバスを釣ろう!
ミドストはバス釣りで重要なテクニックです。正しいやり方をマスターし、コツをつかむことで簡単に釣果を上げることができますよ。さらに、活きのいいバスや大型の獲物を釣りたいという方にもおすすめの釣り技なのです。
今回はミドストのやり方を徹底解説します。ミドストの意味やコツ、メリット、おすすめのワームやリールもご紹介しますので、釣果をあげたいという方は必見です。
簡単に成果が出せるようになる基本のテクニック
釣りの基本となるミドストは意味がわからない初心者からするとハードルの高いテクニックのように思えますが、実は釣りでは基本的な技なのです。しかも、習得するだけで釣果が上がる、大物が釣れるなど嬉しいメリットばかり。
ロッドやワームなど最適なタックルセッティングをして、コツをつかんでしまえば初心者でも簡単に成果をあげられるようになります。この記事で解説するやり方やコツを学んでぜひ習得してみてください。
ミドストとは何を意味する?
まずはミドストとは何を意味しているのかについて解説していきます。ミドストの意味ややり方を知ることによってどんな結果となるのか見ていきましょう。
ミドストはミッドストローリングの略
ミドストはミッドストローリングの略です。ミッドストローリングは日本語に訳すと「中層を漂わせる」という意味になります。つまり、仕掛けを川や湖の中層で漂わせ、獲物を釣り上げるという一種の釣り方のことを指すのです。
ミドストは表層や川底といったわかりやすい位置ではなく、何も障害物のない中層を漂わせる技のため、初心者にはすごく難しそうに思えますが、実は正しいやり方を覚え、コツをつかんでしまえば簡単にできます。
活きのいいバスや大物が釣れる!
ミドストをする意味としては釣果が上がるという最大のメリットがあります。あくまでうまくコントロールできた場合の話となってしまいますが、プロ級になると、ただ意味もなく糸を垂らしているだけよりも数倍の獲物が釣り上がるように。
さらに、ミドストは仕掛けを生きているように見せかけるテクニックとなるため、餌を追いかける力のある活きのいいバスや餌を大量に必要とする大型のバスがかかりやすくなります。
ミドストのやり方を徹底解説
それではミドストのやり方を徹底的に解説していきます。ミドストはやり方さえ覚えてしまえば初心者でも簡単に使いこなすことができるのです。初めから釣果が上がるかどうかはわかりませんが、経験と慣れでコツをつかめば自然と釣れるようになりますよ。
まずはジグが回転しやすいようにセット
まず、ミドストはワームにジグヘッドを装着して、ワームが下に沈んでいくような仕組みを作る必要があります。セットの仕方ですが、ジグが水中で回転しやすいようにワームを出来るだけまっすぐになるように装着しましょう。
そして、実際に足元の水面に落とし、ロッドを上下に動かし、ワームが滑らかに回転することが確認できたらジグの完成。ちなみに、ジグはジグヘッドが#3前後、ワームが3インチ前後がおすすめです。
ラインスラッグをコントロールしよう
ミドストをやる上で一番重要なテクニックがジグを滑らかに回転させること。うまく回転させるにはロッドの先端でラインスラッグをコントロールすることが必要です。
ラインを張りすぎずに水面へと垂らし、水面から上に出ている部分のラインをロッドの先端で上下にシェイクするのが適切な動かし方。コツとなるのはラインが水面に張り付かないこととラインを張りすぎないことです。この中間のバランスを保つことが非常に重要となります。
リーリングはラインが近寄った分だけ
ミドスト実行時は意味もなくリーリングによってラインを引くことはしません。ラインスラッグをコントロールしている際に自然とラインが寄ってきますので、引き寄せられた分だけ巻き取ることを繰り返してください。
先ほども言ったように、糸が水面に張り付いている状態やピンと張っている状態ではミドストの意味がなくなってしまうので、ロッドやリールをうまく操り、弛んでいるけど糸が一点で水中に潜り込んでいる形をキープしましょう。
ミドストのコツをご紹介
まずはミドストのやり方を覚えることが最優先事項ですが、ある程度慣れてきたら、回数を重ねてコツをつかむことが重要です。この見出しではミドストのコツをいくつかご紹介します。
コツその①:ラインを張りすぎない
ミドストをやる上で一番大事な事項なのでなんども述べさせていただきますが、うまくジグを回転させるためには適度に糸がたわんでいる状態がベストです。ラインを張りすぎても、緩めすぎてもうまくいきません。
ラインを張りすぎると仕掛けが早く動きすぎてしまったり、獲物がかかった瞬間に気づくのが遅れてしまったりするため、絶対に避けましょう。
コツその②:リグを綺麗に回転させる
ブラックバスは遠くからでも餌なのかワームなのかを見分けられるほど敏感な魚です。そのため、バスに気づかれないようにリグを綺麗に回転させることが成功率をあげる秘訣となります。
ジグを綺麗に回転させるには、ワームを真っ直ぐにセットすること、ロッドでラインスラッグコントロールをうまく行うことが重要です。
コツその③:風の弱い日に行う
ミドストのやり方を覚えても、風の強い日にやろうとするとうまくいかないことがほとんどです。
その理由としてはまず、ジグを回転させる際に風が邪魔してコントロールが狂います。さらに、水中にいるバスから見ても、水面が波立っているとジグが見えづらくなっている可能性があるのです。
コツその④:まずは水が綺麗な場所で
ミドスト初心者で慣れていない方はまず綺麗な水場から始めることをおすすめします。クリアな水の場合、バスがワームに気付きやすいのですが、初心者のうちはジグがしっかり回転しているか、確認しながらミドストする方がやり方やコツが早く身につくからです。
ジグを綺麗に回転させることが出来るようになったら、水が濁っている場所でミドストにトライしましょう。
ミドストをやるメリットは?
初心者の方はなんのためにわざわざミドストをやるのかと思う方もいらっしゃるかもしれません。この見出しではミドストのメリットをご紹介します。メリットを知って、ぜひミドストを習得するモチベーションにつなげてください。
メリット①:釣果が上がる
ミドストのメリットとして釣果が上がるということが一番に挙がります。もちろん初心者のうちは簡単には釣れませんが、経験を重ねてコツをつかむと、ただ意味もなく糸を垂らしているだけの状態よりもバスがよく釣り上がるように。
餌代いらずでコスパがよく、ロッドのテクニックだけで釣果が上がるのは嬉しいですよね。また、結果が目に見えて出てくるようになると、一つ階段を登ったような達成感を味わうこともできます。
メリット②:活きのいいバスが釣れる
ミドストではロッドを小刻みに動かして、ジグを生きた餌のように見立てるため、動いた餌を追いかけようとする活きのいいブラックバスがかかりやすくなるというメリットがあります。
もともとミドストのテクニック自体があまり動かないブラックバスを除外して、よく動き回る獲物に狙いを定めるという意味もあるのです。どうせ釣るなら活きがいい方がありがたいと思う方が多いのではないでしょうか。
メリット③:大物が釣れやすい
3番目のメリットは上記の理由とかぶるのですが、大きなバスの個体は体のエネルギーをより多く必要とする分、餌も大量に必要となってきます。そのため、いやがおうにも活発にならざるを得ないのです。
積極的に餌を追うようになるということはミドストの成果が出やすいということにつながります。つまり、ミドストは大物を釣り上げたいという方にもおすすめの技なのです。
ミドストにおすすめのリール2選
ミドストにおすすめのリールを2つご紹介します。基本的にリーリングのスピードは遅めの方が適しているため、これ以外の商品で探す際もノーマルギアを選ぶとよいでしょう。
ダイワスピニングリールルビアス
ダイワ スピニングリール ルビアス
ドラグ力を自動でコントロール
ダイワのルビアスは魚の引きの応じて自動でドラグ力をコントロールしてくれます。緩めのドラグ設定にしておくと、フッキングの際に強く効きながらも、魚の引きに対しては常にドラグ力をかけることが可能。
大物であっても必要以上に暴れさせることがないため、非常におすすめです。
高剛性かつ腐食しにくい素材で非常にタフ
リールの本体に使用されている素材は高密度にカーボン繊維が織り込まれたカーボン樹脂。この物質は重量比強度でマグネシウムを上回るという高い剛性を持つ上に、金属ではないため腐食にも強くなっています。
強度も申し分なく、腐食にも強いダイワのルビアスは長期間使用できる非常にタフなリールなのです。
シマノスピニングリールヴァンキッシュ
シマノスピニングリール ヴァンキッシュ
無駄のない静かな動きを実現
シマノのヴァンキッシュはドライブギア、ウォームシャフトなどパーツの一つ一つを見直したことにより無駄のない滑らかな動きを完成させました。ギアの歯の理想的な形状を追求し、音鳴りの低減、ローターの動き出しの向上などを実現。
ミドストに重要となる静かな動きを提供してくれるので非常におすすめですよ。
ボディにはマグネシウム合金採用
シマノのヴァンキッシュのボディには剛性の高いマグネシウム合金が採用されました。軽量化を進めながらも強度を維持することに成功。さらに、内部に撥水処理を施し、水を侵入しにくくする防水処置も施してあるため、錆による腐食を防ぐことも可能にしました。
ミドストにおすすめのワーム2選
ミドストにおすすめのワームを2つご紹介。最適なのはまっすぐなボディかつ3インチ前後の大きさのルアーです。他のブランドにもたくさんの種類がありますので、お好みのワームを探してみてください。
ケイテックスイングインパクト
ケイテック スイングインパクトファット 2.8インチ
俊敏に大きく動くテールがポイント
ケイテックのスイングインパクトは俊敏かつ大きく動くテールアクションがポイントとなっています。ボトムでのズル引きやカーブフォールでのスイミングで絶大な効果を発揮しますが、ミドストでも大いに活躍してくれますよ。
水をよくつかんで水流負けしない
ケイテックのスイングインパクトは水をよくつかんで、水流に負けない動きをするようにデザインされています。特にテールは水の流れで大きく動いてくれるのに対し、本体の動きの邪魔をしません。ロッドの先端をうまく動かして、ワームをその場で綺麗に回転させることが大事となるミドストで心強い味方となってくれます。
フィッシュアローフラッシュJスプリット
フィッシュアロー フラッシュJスプリットアバロン 3in
ミドストに適しているシャッドテール
フィッシュアローのフラッシュJスプリットはミドストに最適とされるシャッドテール型を採用しています。ボディとテールの間を薄くすることによってベイトのような泳ぎを演出。バスが魅了されやすいデザインを徹底的に追求しています。
腹部のアルミ板によって本物の小魚のように
フィッシュアローのフラッシュJスプリットはボディにアルミホイルを入れ込み、あたかも小魚の背骨のようなデザインに仕上がっています。本物そっくりの見た目によって、餌とワームの見分けに敏感なバスも簡単に騙せてしまうのです。
ミドストを習得して釣果をあげよう!
ミドストは初心者でも正しいやり方を習得し、コツをつかめば釣果を上げることが可能です。最適なワームやリール、ロッドなどのタックルを準備して経験を積み、活きのいいバスや大物を狙ってみましょう。
上記でご紹介したコツも参考にしてテクニックを高めてみてください。慣れてくると驚くほどの成果が上がるようになるはずですよ。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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