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ママチャリ改造方法6選!パーツや目的別のカスタム方法を徹底解説!

ママチャリは、改造することによってロードバイク化・クロスバイク化させられます。本記事では、快適にママチャリに乗るためにおすすめしたいカスタム方法をまとめました。基本的な改造方法をチェックして、ママチャリを好みの形にカスタムしていきましょう。
2021年1月21日
kon_w
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ママチャリは改造可能?

ママチャリと言えば、普段の生活で日常的に活用している人も多いのではないでしょうか。しかし既存のママチャリに対して「カスタムできれば、もっと快適なのにな」と感じたことはありませんか?ママチャリは、工夫をすることで改造することが可能です。

好みに合わせてママチャリ改造に挑戦しよう

ハンドルにベルがついたママチャリ
Photo by emrank

ホイールやギアを始めとしたパーツを交換など、好みのカスタム方法を取り入れていけば手持ちのママチャリが生まれ変わります。「軽量化したい」「クロスバイク化させたい」など、目的を明確にした上でママチャリのカスタムにチャレンジしてみましょう。

本記事では、基本的なカスタム方法や注意点について紹介します。気をつけるべき点もしっかり踏まえた上で、改造に臨んでみてください。

ママチャリ改造で得られるメリット

ママチャリをカスタムすることで、さまざまなメリットを得られます。まずはママチャリ改造によるメリットについて見ていきましょう。メリットが明確になれば、カスタムに対するモチベーションがさらにアップするはずです。

軽量化できる

夕日をバックに自転車に乗る人
Photo byMabelAmber

ママチャリについているパーツを交換することによって、軽量化できるのがカスタムのメリットです。ママチャリに付属しているパーツが重たいままだとペダルを漕ぐのが大変になり、負担がかかります。

パーツ交換により軽量化すれば、自転車に乗ることに対するハードルは下がるでしょう。重たい荷物を持っている場合や、長距離の走行をしなければならない場合も軽量化によってママチャリに乗るのが楽になります。

高速化でスピードが出る

パーツの交換は、軽量化だけでなく高速化にもつながります。ギアやタイヤホイールなど、スピードを出すために必要なパーツを交換することによって高速化が叶えられるでしょう。

急いでいる時に十分なスピードが出ないと、ストレスが溜まることがありますよね。自分に合ったスピードになるように高速化すれば、快適に走行できるようになります。どのくらいのスピードが自分に合っているのか考えながら、カスタムしてください。

クロスバイク化・ロードバイク化できる

白い背景に置かれたロードバイク
Photo byOpenClipart-Vectors

ドロップハンドルに取り替えたり、カゴを外したりといったカスタムを行うことでクロスバイク化・ロードバイク化させることが可能です。「もっと見た目をカッコ良くしたい」という場合も、ロードバイク化・クロスバイク化させることで願いを叶えれます。

ママチャリは便利な一方で見た目がイマイチ、ということもあるので好みの形になるようにロードバイク化・クロスバイク化のカスタムを楽しんでみてはいかがでしょうか。

気軽にロードバイクやクロスバイクを試したい時に

「クロスバイクが気になるけど、いきなり購入するのはハードルが高い」と感じている時もカスタムがおすすめです。手持ちのママチャリをロードバイク化・クロスバイク化させられたら、気軽にお試しできます。

カスタムしたママチャリで試した後、本格的なロードバイクやクロスバイクの購入を検討するのも良いでしょう。ママチャリの改造が新たな自転車ライフを切り開く第一歩になります。

ブレーキがスムーズになる

ママチャリのブレーキをかけた時に「キキー!」と大きな音が出て不快な思いをすることはありませんか?ブレーキをかけると大きな音が出るのは、ブレーキパーツの調子が悪かったり、サビがついていたりといった原因が考えられます。

ブレーキを交換すれば、不快な大きな音を防ぎやすくなるのもカスタムをするメリットです。スムーズにブレーキをかけられるようになったら、快適で安全な走行を楽しめるでしょう。

【目的別】ママチャリの改造方法3選

続いては、目的別のママチャリ改造方法について紹介します。今回は目的別・パーツ別におすすめのカスタムを解説するので、自分にぴったりな方法で快適なママチャリを作ってみましょう。

改造方法①軽量化


アップになった自転車のホイール
フリー写真素材ぱくたそ

ママチャリを使う時に「重たいな」と感じることはありませんか?ママチャリを移動させたい場合やペダルを漕ぐ場合などに重たいと、苦労することがよくあります。そんな時に取り入れたいのが軽量化カスタムです。

軽量化カスタムは、タイヤホイールを取り換えることで叶えられます。基本的な方法をチェックして、軽量化を目指していきましょう。

タイヤホイールの交換方法

タイヤホイールは、自転車が前に進むために必要なパーツの1つです。タイヤホイールが重たいか軽いかによってペダルを踏み込んだ時の感覚が全く変わります。軽いタイヤホイールに交換すれば、簡単に軽量化することが可能です。

まずは前輪を取り外しましょう。新しく準備したホイールにタイヤとチューブをつけた後に、前輪部分へ取り付けたら完了です。新しいタイヤホイールを準備しておけば、初心者でも比較的簡単に挑戦できます。

POINTタイヤホイールの交換方法まとめ

  • 前輪を取り外す
  • 新しいホイールにタイヤとチューブを取り付ける
  • タイヤとチューブをつけたホイールを前輪に取り付ける

ホイールはステンレス製がおすすめ

ホイールと一口に言っても、さまざまな種類があります。基本的にはアルミ製とステンレス製に大きく分けられますが、おすすめしたいのはステンレス製です。ステンレス製の方がアルミ製よりも強度と耐久性があり、安心してカスタム自転車を愛用できます。

改造方法②クイックリリース化

自転車に乗る女性
フリー写真素材ぱくたそ

クイックリリースとは、工具を使わなくてもホイールを取り外せる状態にすることです。ロードバイクでは当たり前についている機能ですが、ママチャリにはついていません。クイックリリース化することでチェーンやギア、ホイールのメンテナンスが簡単になります。

またタイヤがパンクした際もクイックリリースができればすぐに対処しやすいです。ママチャリをさらに使いやすくするために、クイックリリースのカスタムにチャレンジしてみましょう。

キャリパーブレーキをつける

通常のママチャリに使われているブレーキはローラーブレーキやドラムブレーキと呼ばれるものです。これらのブレーキがついている状態だと、クイックリリースはできません。そのため既存のブレーキをクイックリリースができるキャリパーブレーキに取り換える必要があります。

まずは後輪を外した後に、既存のブレーキを取り外してください。それからキャリパーブレーキに付け替えます。後輪を元の位置に戻したら、作業は完了です。

POINTクイックリリース化のまとめ

  • 後輪を取り外す
  • キャリパーブレーキを取り付ける
  • 後輪を元の位置に戻す

改造方法③高速化

アップになった自転車のホイール
フリー写真素材ぱくたそ

高速化を叶えたい時に注目したいのが、ギアです。ギアを変えられる段階数を増やせば、坂道や道の状況に合わせてぴったりなギアに切り替えられるので、高速化できます。

新しいギアはネットショップなどで販売されているので、好みの段数になるものを選んでください。また自転車に乗っている最中に自分にはどのくらいのギアの段数がちょうど良いのか探りながら調整することも大切です。

ギアを交換する方法

マイナスドライバーを使用して、ギアが固定されているスナップリングを取り外します。きちんと取り外せたら、新しく準備したギアを取り付けてください。スナップリングを元の位置に戻し、ドライバーで固定したら完了です。

マイナスドライバーさえあれば意外と簡単にできるカスタム方法なので、「今のママチャリは動きが鈍いな」と感じたら、高速化をするためにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

POINTギアの交換方法まとめ

  • マイナスドライバーでスナップリングを取り外す
  • 新しいギアを取り付ける
  • スナップリングを元の位置に戻して固定する

【パーツ別】ママチャリの改造方法3選

続いては、パーツ別におすすめしたいカスタム方法を紹介します。サドルやハンドルなど、「もうちょっとデザインが変われば良いのにな」「形が変われば使いやすくなる」と感じているパーツを交換して快適性を上げていきましょう。

改造方法①ハンドルを交換する


森の中を走るハンドル
Photo byFree-Photos

普通のママチャリをクロスバイクのように見せたい場合は、ハンドルを交換するのがおすすめです。ハンドルを変えるだけで全体的な雰囲気がガラッと変わり、おしゃれな印象を与えられます。

スタイリッシュに仕上げたい時は、ドロップハンドルにするのが人気です。ドロップハンドルはクロスバイクに使われる定番のハンドル。見た目がおしゃれなだけでなく、握りやすいのも魅力です。

ハンドルの交換方法

まずはハンドルを固定しているパーツを取り外します。バークランプを開き、ハンドルを自転車本体から抜きましょう。バークランプは六角レンチでボトルを緩めれば取れます。新しいハンドルをはめ込んだら、バークランプのボトルを締めてください。

この時に大切なのが、新しいハンドルの位置をきちんと決めることです。上下左右、乗りやすい角度になるように調整しておけば快適に乗車しやすくなります。しっかりとボトルを締めたら、完了です。

POINTハンドルの交換方法まとめ

  • バークランプを開く
  • 古いハンドルを抜き、新しいハンドルを入れる
  • バークランプを締めて固定する

好きな見た目のハンドルをつけよう

ドロップハンドルと一口に言っても、いろいろな種類があります。幅広なコーストハンドルバーや裾広がりの形が特徴的なトゥースマイルバーなど、形によって使い勝手や見た目の印象が変わるので、要チェックです。

好みの形のドロップバーが見つかれば、カスタムしたママチャリに対する愛着がさらに湧くでしょう。ドロップバー探しにこだわって、おしゃれに仕上げてみてください。

改造方法②サドルの交換

手に持ったサドルのパーツ
Photo by isinoid

お尻に当たる部分であるサドルは、自転車から与えられる衝撃が最も強く伝わる場所です。サドルの形によってお尻への衝撃が変わるので、「今の自転車はお尻への衝撃が強いな」と感じたら、交換してみましょう。

サドルの交換だけでも、自転車に乗った時の快適さは格段に変わります。比較的簡単に行えるカスタムなので、サドルの交換にもチャレンジしてみてください。

サドルの交換方法

最初に、六角レンチを使ってサドルを固定しているボルトを緩めます。ボルトを抜いた場合は、どこかへ行ってしまわないようにきちんと保管しましょう。

ボルトを緩めたら、古いサドルを取り外します。サドルを固定していた金具は上下に分かれる仕様になっているので、取り外した上の部分だけ取ってください。残った金具の上に新しいサドルバーを乗せ、上の金具を被せるようにして固定します。サドルの位置を調整し、ボルトを締めたら完了です。

POINTサドルの交換方法まとめ

  • サドルを固定しているボルトを抜く
  • 新しいサドルを金具で固定する
  • ボルトを締め直す

サドルの位置調整は慎重に

サドルがどのような位置にあるかによって、乗車した時の快適性が変わります。人によってフィットするサドルの位置は変わるので、実際に乗りながら慎重に調整していきましょう。

またサドルは水平にするのが一般的ですが、乗り方によっては股の部分が圧迫されてしまうことがあります。そんな時は、サドルの前の部分を少し下げ気味にしておくと圧迫を防げるでしょう。

改造方法③カゴを外してスタイリッシュに

壁に立てかけられた自転車
Photo bydonterase

ママチャリと言えば、たくさんの荷物を入れられるカゴが特徴的です。機能性を考えるとカゴがあった方が良いですが、たくさんの荷物を詰め込む必要がなくなった時や、見た目をすっきりさせたい時はカゴを取り外すカスタムをすると良いでしょう。

カゴがなくなるだけでも一気にスタイリッシュな雰囲気になります。また、同時にドロップハンドルを取り付けることで、クロスバイクやロードバイクのような雰囲気に近づくのもポイントです。

カゴの交換方法

最初に、カゴの外側にあるボルトを取り外します。続いて、カゴのそこの部分にあるボルトを取り外しましょう。次に、カゴを支えるためについているカゴ足と呼ばれる部分を取ります。

カゴ足は、前輪のホイールについているハプナットを緩めることで取り外しが可能です。左右それぞれのハプナットを緩め、カゴ足を取り外した後は再びハプナットを締めてください。これでカゴの取り外しは完了です。

POINTカゴの交換方法まとめ

  • 外側のボルトを外す
  • 底部分にあるボルトを外す
  • ハプナットを緩めてカゴ足を外す

ママチャリを改造する時の注意点


意外と簡単にできるママチャリ改造ですが、注意しておきたい点がいくつかあります。注意点を踏まえた上でないと、理想通りのカスタムができない可能性があるので気をつけてください。ここからは、主な注意点について紹介します。

ママチャリに合ったサイズのパーツを選ぶ

籠がついた水色の自転車
Photo byFree-Photos

サイズの合わないパーツを取り付けると、快適性が落ち、乗りにくくなってしまいます。パーツを交換する場合は、必ずサイズを計ってから決めてください。

タイヤホイールのサイズやドロップハンドルからサドルまでの距離など、細かな部分まできちんとチェックしておくことで、快適な状態へとカスタムできるようになります。

ネットショップを利用する場合は要注意

ネットショップでパーツを購入する場合は、特にサイズ確認を怠らないようにしてください。アバウトにサイズを決めると届いた時に「想像と違う」となってしまう場合があります。実際に手に取ることが叶わないからこそ、入念にサイズや口コミを確認した上で購入しましょう。

ランプは取り外さない

「ランプがあると見た目が悪いから取り外そう」と考えることがあると思いますが、ランプを取り外すのはNGです。ランプがない状態での無灯火走行は原則禁止とされているので、気をつけてください。

もし既存のランプのデザインが気に入らない場合は、カスタムのついでに取り換えるのがおすすめです。最近は性能が高く見た目もおしゃれなランプがたくさん出ているので、探してみてはいかがでしょうか。

やりすぎないようにする

ばつ印を作った手
フリー写真素材ぱくたそ

カスタムをしていると、楽しくなって「どんどんやってみよう」と思うことがあります。しかしやりすぎると元の仕様からかけ離れた形になり、乗りにくくなってしまう可能性があるため注意が必要です。

サドルとタイヤホイールの交換だけ、といったように限定的に行うとやりすぎを防げます。適度にカスタムを楽しみ、理想の自転車を目指していきましょう。

好みの方法でママチャリを改造しよう

土手で自転車に乗る人
Photo byMabelAmber

ライフスタイルの変化によって求める自転車の形が変わったら、自分でカスタムしてみるのがおすすめです。カゴを取り外したり、ドロップハンドルにしたり、パーツを取り替えるだけでも自転車の印象はガラッと変わります。

ギアを交換して高速化させるなど、乗りやすさも重視してカスタムにチャレンジしてみませんか?自分にとっての理想の形になるようにしていきましょう。

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