3Tのドロップハンドルの魅力は
3Tのロードバイクに採用されているドロップハンドルの特徴や魅力とインプレなどの評価・評判について解説します。またエアロ性能が高いおすすめのドロップハンドルを紹介します。
3Tのドロップハンドルは、ハンドルの直線部分の幅サイズと曲がっている部分の幅サイズが違うのが特徴です。3Tのドロップハンドルには、アルミやカーボン素材の違いや価格と性能などによって3つのグレードに分かれます。
3Tのドロップハンドルのモデルには
3Tのドロップハンドルは、LTD・TEAM・PROグレードの他に、サイズやタイプにより8つのモデルに分かれます。3Tのドロップハンドルモデルは、aeronova pro、ergonova pro、superergo team、rotundo、sphinx、scatto、tornova、ergosumです。
3Tについて
3Tのエアロ性能が高いおすすめのドロップハンドルを紹介する前に、3Tについて知っておきましょう。3Tとは、イタリアに誕生したメーカーでロードバイクに使うパーツを世に出しているメーカーとして有名です。
3Tが販売しているパーツには、アルミ素材に亜鉛やマグネシウムなど加えたアルミ合金を採用したハンドルバー、ステム、シートポスト、エアロフレームなどがあります。
3Tのステムの種類が豊富
3Tのハンドルバーは快適性と軽さなどに特化したものを提供しています。3Tのステムは、エアロステム・可変ステムなど16種類ほどのものがあります。その中には、見た目がスタイリッシュなステムもあり人気となっています。
また角度が調整できるステムや過酷な環境で走るオフロードに耐えるステムなど用途に対応したステムが多く提供されています。
3Tはエアログラベルロードも提供
3Tは、ロードバイクに採用するパーツの他に、エアロ性能が高いエアロロードバイクと悪路走行に最適なエアログラベルロードバイクなどを販売しているメーカーでもあります。
3Tのグラベルロードバイクに採用されているカーボン素材は、一般的な繊維同士が重なるカーボン素材ではありません。3Tのグラベルロードバイクには、重なりがなく同じ方向に繊維を配置したカーボン素材が採用され、一般的なカーボン素材より軽さと、ねじれや曲げに強いのが特徴です。
3Tのドロップハンドルは強度とサビに強いアルミ素材
3Tのドロップハンドルが採用されたロードバイクは、ハンドルが変形しづらく、ペダルを漕いだときに力が伝わりやすく無駄のない推進力を発揮します。3Tのドロップハンドルaeronova proには、強度があり、サビに強いアルミ素材が使われているのが特徴です。
3Tのergonova proは特殊アルミ素材
3Tのaeronova proドロップハンドルに採用のアルミ素材は、上下の伸びの力と左右方向への力に強いのが特徴です。3Tのドロップハンドルergonova proには、ねじれや曲げに強さを発揮するアルミ素材に亜鉛・マグネシウム・銅を加えたアルミ合金が使われています。
3Tのドロップハンドルのグレード
3TのドロップハンドルのLTD・TEAM・PROのグレードについてみていきましょう。3TのLTDモデルは、一般的なカーボン素材より、ねじれや曲げに強い高品質カーボン素材が採用されています。高品質カーボン素材は、ねじれや曲げに強い他に、他のカーボン素材より軽いのが特徴です。
3TのLTDモデルは、高品質カーボン素材が採用されているため高いエアロ性能を発揮します。3TのTEAMは、カーボン素材が採用していますが、3TのLTDのグレードのような高品質カーボン素材ではありません。
3TのTEAMはコスパがいい
高品質カーボン素材ではないため、3TのLTDより安い価格で購入できます。つまり、コスパがいいモデルなのです。3TのPROは、軽くて、丈夫で使いやすい高品質アルミ素材が採用されているモデルになります。
高品質アルミ素材が採用されているPROは、カーボン素材が採用されたLTDとTEAMに負けますが、ねじれや曲げに強いのが特徴です。高品質アルミ素材が採用された3TのPROは、カーボン素材が採用されたLTDとTEAMより軽さでも劣ります。
機能性で選ぶなら
3TのPROは、軽さで劣る他に、路面からの振動や衝撃の強さにも劣ることも覚えておきましょう。3Tが提供のドロップハンドルのグレードは、PROを除けば基本的な形状は同じです。
3Tのドロップハンドルを軽さで選ぶならLTDがおすすめで、コスパで選ぶならTEAM、機能性で選ぶならPROを選ぶといいでしょう。
3Tのドロップハンドルの形状の特徴
3Tのドロップハンドルは、形状の違いにより、6つのシリーズに分かれ、ROTUNDO・ERGONOVA・ERGOSUM・TORNOVA・AERONOVA・AEROTUNDOがあります。
ROTUNDOは、ハンドルの曲がった部分が深くなっているのが特徴です。ERGONOVAは、ハンドルの先端部分が手に馴染みやすい細い形状が特徴で、ハンドル幅が短く、曲がった部分が浅い特徴を持っているのがERGOSUMになります。
下ハンドルが握りやすい
TORNOVAは、ERGOSUMとハンドル形状は同じですが、平らな部分と曲がった部分までの距離いわゆるリーチが短いのが特徴です。曲がった部分が浅いつまり、ドロップの浅さと、リーチの短さにより、下ハンドルが握りやすくなります。
AERONOVAは、ハンドルの下の部分の平らな形状が長く、ドロップが深く、リーチが長いのが特徴のドロップハンドルです。
シフトやブレーキレバーまでの距離が遠い
AERONOVAは、ハンドルの下の部分が長く、ドロップが深いため下の部分を持つとシフトやブレーキレバーまでの距離が遠くなります。リーチが長いため、他のシリーズのドロップハンドルより、安定感があるのが特徴です。
AEROTUNDOは、ハンドルの曲がった部分いわゆるドロップ幅が狭く、曲がった部分からすぐに直線形状になっているのが特徴です。そのため他のドロップハンドルより、風の抵抗が受けづらく、エアロ性能が高いドロップハンドルと言えます。
エアロ性能がおすすめドロップハンドル5選
3Tのエアロ性能がおすすめのドロップハンドルは、AEROFLUX LTD、SUPERLEGGERA PRO、SUPERLEGGERA LTD STEALTH、SUPERERGO PRO、SUPERERGO LTDです。
3Tのエアロ性能がおすすめ①:AEROFLUX LTD
AEROFLUX LTD
3Tのエアロ性能がおすすめなドロップハンドル「AEROFLUX LTD」は、ハンドル全体の形状が丸ではなく、ドロップハンドルの上の部分がひらたく、曲がった部分に向かって少し低くなっているのが特徴です。このひらたい形状により、走行中に風を受けづらくしています。
風の抵抗が受けづらい形状とともに、カーボン素材の採用により、高いエアロ性能を発揮するドロップハンドルとして人気です。
AEROFLUX LTDの選びの基準
ハンドル幅サイズ | 上幅380から420mm、下幅400から440mmの3種類 |
ドロップサイズ | 119mm |
ステム指定トルク | 5Nm |
AEROFLUX LTDのインプレ
3TのAEROFLUX LTDドロップハンドルが採用されたロードバイクには、長い期間乗っても、ドロップハンドルの使いやすさやねじれや曲げの強さに、変化が無いことが読み取れるインプレ情報が届いています。
以前のハンドルはアルミでしたが、今回ハンドルの素材がカーボンとなりました。一番気になるのはハンドルの剛性です。特に下ハンを思いっきり握ってスプリントしたときの感覚。結論から言うと、全然ブレないで安心しました。
3Tのエアロ性能がおすすめ②:SUPERLEGGERA PRO
SUPERLEGGERA PRO
3Tのエアロ性能がおすすめなドロップハンドル「SUPERLEGGERA PRO」は、大きな曲がりが特徴のアルミ素材を採用したドロップハンドルです。ハンドルのパイプが太くねじれや曲げに強さを発揮します。握りやすく、力が伝えやすいドロップハンドルとして人気です。
アルミ素材に亜鉛、マグネシウム、銅を加えたアルミ合金の採用により、サビや引張、変形、破壊などに強く安心して使えるドロップハンドルとしておすすめです。
SUPERLEGGERA PROの選びの基準
ハンドル幅サイズ | 上幅400から440mm、下幅420から440mmの3種類 |
ドロップサイズ | 139mm |
ステム指定トルク | 5Nm |
SUPERLEGGERA PROのインプレ
3TのSUPERLEGGERA PRドロップハンドルが採用のロードバイクには、ねじれや曲げに強く、不安定になりやすいコーナーでも安定して走れるようことに満足していることが読み取れるインプレ情報が届いています。
コーナーがかなり安定してまわれるようになったような気がします。
3Tのエアロ性能がおすすめ③:SUPERLEGGERA LTD STEALTH
SUPERLEGGERA LTD STEALTH
3Tのエアロ性能がおすすめなドロップハンドル「SUPERLEGGERA LTD STEALTH」は、特殊カーボン素材を使ったねじれや曲げに強いドロップハンドルです。特殊カーボン素材の採用により驚きの軽さとハンドルパイプの太さから、ねじれや曲げに強く高い弾性を実現したドロップハンドルになります。
166gの軽さとハンドルの中央部分のパイプサイズが同じになっているため握りやすく、バランスも取りやすいドロップハンドルです。
SUPERLEGGERA LTD STEALTHの選びの基準
ハンドル幅サイズ | 上幅400から440mm、下幅408から448mmの3種類 |
ドロップサイズ | 148mm |
ステム指定トルク | 5Nm |
SUPERLEGGERA LTD STEALTHのインプレ
3TのSUPERLEGGERA LTD STEALTHドロップハンドルを購入してロードバイクに取り付けた方から、3Tのハンドルの特徴である抜群の軽さと高いグレードでありながら比較的安い購入価格に満足しているインプレ情報が届いています。
日本では40000円以上するLTDグレードのハンドルがとてもお得に購入できました。とても軽量ですがしっかりしていてとてもいいハンドルです。
3Tのエアロ性能がおすすめ④:SUPERERGO PRO
SUPERERGO PRO
3Tのエアロ性能がおすすめなドロップハンドル「SUPERERGO PRO」は、ハンドルバーの幅サイズが狭く、曲がった部分が浅いのが特徴のカーボン素材を採用したドロップハンドルです。そのため、シフトやブレーキレバーを取り付けるブラケットまでの距離が短くなり、操作しやすくなります。
またハンドルバーの幅の狭さと曲がった部分が浅いため、自然に前傾姿勢になりスピードを上げやすいドロップハンドルとしておすすめです。
SUPERERGO PROの選びの基準
ハンドル幅サイズ | 上幅380から440mm、下幅400から460mmの4種類 |
ドロップサイズ | 123mm |
ステム指定トルク | 5Nm |
SUPERERGO PROのインプレ
3TのSUPERERGO PROドロップハンドルが採用されたロードバイクに乗った方から、カーボン素材が採用されたドロップハンドルの振動や衝撃吸収性の高さに満足していることが読み取れるインプレ情報が届いています。
それでもカーボンハンドルに交換した後は、手に伝わる振動が格段に減りました。ライドの距離が伸びるほど疲労に差が出る実感があります。
3Tのエアロ性能がおすすめ⑤:AEROFLUX LTD
AEROFLUX LTD
3Tのエアロ性能がおすすめなドロップハンドル「AEROFLUX LTD」は、カーボン素材を採用したハンドルで、上から見た時に曲がった部分が少し外側に寄っているのが特徴です。ハンドルの中心は幅が狭く、曲がった部分に向かって、幅が広く平ら形状になっています。
シフトやブレーキのケーブルが収納できるので風の抵抗が受けづらく高いエアロ性能を発揮するとともに、使いやすさがあるドロップハンドルとしておすすめです。
AEROFLUX LTDの選びの基準
ハンドル幅サイズ | 上幅380から420mm、下幅400から440mmの3種類 |
ドロップサイズ | 119mm |
ステム指定トルク | 5Nm |
AEROFLUX LTDのインプレ
3TのAEROFLUX LTDドロップハンドルが採用されたロードバイクに乗った方から、AEROFLUX LTDドロップハンドルの特徴である風の抵抗が少ないことに満足していることが読み取れるインプレ情報が届いています。
エアロハンドルにしたことによってエアロ効果を体験できて時速☆kmくらい速くなった!なんてことはそんな簡単に体験できません。(笑)まぁ、設計上、空気抵抗をより削減するための形状なので、以前の普通のハンドルよりも空気抵抗は削減された!と思っておくしかないでしょう。
ドロップハンドルを選んで走り方変えよう
3Tのドロップハンドルのグレードの違いに加えて、3Tのエアロ性能が高いおすすめなドロップハンドルを紹介してきました。紹介した3Tのドロップハンドルには、快適性や乗り心地に重きをおいたモデルが多くあります。
エアロ性能以外が気になる方は3Tのホームページに訪れてみてはいかがでしょうか。今回紹介した内容やインプレなど参考にして自分に合う3Tのドロップハンドルを選んでロードバイクの走り方を変えませんか。
3Tハンドル以外が気になる方はこちらをチェック!
ロードバイクの走り方に影響するコンポーネントやホイールの情報を得たい方は、ロードバイクにおすすめなホイールや搭載コンポーネントを解説した記事がありますのでチェックしておきましょう。

ロードバイクのコンポーネント選び!種類やグレードの違いを比較解説!
ロードバイクのコンポには何を使っていますか?買い替えを検討する際、様々な種類のコンポがある中で何を基準に選ぶと良いのでしょうか?その種類や違...

【2021】ロードバイクホイールのおすすめランキング10!評価・性能比較で決定!
ロードバイクホイールを探す際には、おすすめランキングを見るようにしましょう。おすすめランキングを実際に見ると、どのロードバイクホイールが良い...