ロードバイクサドル交換で乗り心地が変わる
長距離サイクリングでロードバイクに乗るとお尻が痛くなります。股関節周りが圧迫されることも起きます。走行中に痛みと圧迫により痛みがあると、ペダル漕ぎに大事な膝の上げ下げがつなくなりロードバイクを快適に楽しめません。
ロードバイクを快適に走るため
ロードバイクを快適に楽しめなくなる走行中に起きるお尻の痛みや股関節圧迫の痛みの原因はサドルです。快適に楽しむためには、サドルの選び方が大事になります。長距離のサイクリングやロングライドで走行中に起こるお尻の痛みや股関節圧迫による痛みを防げるおすすめサドルの選び方についてみていきましょう。
ロードバイク サドルの選び方に役立つこと
ロードバイクサドルにクッション性があれば、長距離のサイクリングやロングライドでもお尻の痛みは出づらくなります。人はお尻の幅の広さや足の長さなど体型が違います。長い時間ロードバイク乗ってもお尻の痛みや股関節の痛みが起こらないサイズ選びが大事です。
サドルの素材には
サドルには、軽量でクッション性に優れている素材採用品があります。素材によって乗り心地、ペタリングのしやすなどが変わります。自分の走り方に合うメーカー選びが大事になります。選ぶ上では、形状、厚み・長さ・広さのサイズと素材、メーカーごとの違いを理解が必要です。サドル選びに役立つことをみていきます。
ロードバイクサドルの選び方①:形状
フラットタイプ・ラウンドタイプ・穴空きタイプ3種類の形状から見たロードバイクサドルの選び方があります。形状に違いがあり3種類の特徴と違いによるメリット・デメリットについて詳しくみていきましょう。
ロードバイクサドル選び方形状「フラット」
ロードバイクサドル・フラットタイプは、後ろから横から見ても座る部分いわゆる座面が平らな形状が特徴です。そのため、お尻を乗せる面積が広くなります。座面面積が広いことでお尻の幅が広い人でも股関節への圧迫が少ないのがメリットです。
そのため痛みが起きずに長距離サイクリングでも快適にロードバイクが楽しめます。また座面が広いことで、お尻を乗せる位置調整つまり、前寄りに座るか後ろ寄りに座るかがしやすいのが特徴でありメリットです。
ロードバイクサドル選び方形状「ラウンド」
ロードバイクサドル・ラウンドタイプは、後ろから見ると弓のように大きく上に反った形状しています。また、横から見ると下に少し反った座面の形状が特徴のサドルです。つまり、お尻によくフィットする形状になります。
形状により、お尻が凹んでいる部分にすっぽりと収まりロードバイクで激しいペダル漕ぎの動作しても安定しているのが特徴でありラウンドタイプサドリのメリットです。お尻が固定するため前寄りや後ろ寄り座りといった位置調整はできません。
ロードバイクサドル選び方形状「穴空き」
ロードバイク サドル・穴空きタイプは、座面の中央部分が空洞になっている軽量さが特徴のサドルです。サドル座面が空洞になっているため通気性がよくなります。長距離サイクリングでもお尻が蒸れるないため、長い時間でも快適です。
サドル座面が空洞でない場合は、座ったときにお尻と股関節の部分がサドルに触れることになります。サドルに座りお尻と股関節が触れた状態のまま長時間ロードバイクを乗り続けると圧迫などによる痛みが出ます。
選び方:穴空きタイプ
ロードバイクサドル・穴空きタイプは、座面の中央が空洞の形状です。その形状なら股関節に触れることが少なく圧迫を防ぐ効果があります。しかし、ロードバイク走行中股関節に触れないことでお尻の骨などに体重が集中します。
ロードバイク走行中に長い時間体重が集中することで、痛みが出る可能性があります。ロードバイクで長距離のサイクリングやロングライド走行で股関節の痛みが気になる人は、穴空きタイプサドルの選びがおすすめです。
ロードバイクサドルの選び方②:サイズ
ロードバイクサドルには、フラットタイプ・ラウンドタイプ・穴空きタイプの形状の違いの他に、パッドの厚さ、長さ、広さのサイズに違いがあります。ロードバイクサドルは、パッドの厚さ、長さ、広さによって乗り心地に違いが出ます。
厚みは走り方に影響
厚みは、クッション性に、長さや広さは安定した走り方に影響します。ロードバイクサドルのパッドの厚み、長さ、広さのサイズによってどのような乗り心地に変わるのかなど特徴についてみていきましょう。
ロードバイクサドル選び方サイズ「厚み」
強い力が伝わらない
サドルのパッドの厚みは、長距離のサイクリングやロングライドでも痛みが出づらいクッション性に影響するため選び方が大事になります。
ロードバイク走行でのお尻の痛みの軽減にはクッション性の高い厚いパッドがおすすめです。しかし、パッドが厚くなれば、クッション性はよくなりますが、ペダルの漕ぎやすさは悪くなります。クッション性があることは、お尻が弾みやすくなり、ロードバイクでペダル漕いだときに強い力が伝わりません。
何を優先するか
ロードバイクのペダル漕いだときに力が伝わりにくいことは、必要以上に強くペダル踏む必要があります。つまり、パッドが厚過ぎると快適にロードバイクが楽しめないことになります。
サドルに厚みがあってクッション性がいいことは、良い面もあれば悪い面もあります。サドルに厚みは、ロードバイクの乗り心地とスムーズなペダル漕ぎつまり、ペタリングのしやすさに影響し、乗り心地かペタリング性か優先自分がどちらを重視するかによって選び方が変わるのです。
乗り方で選ぼう
ロードバイクサドルパッドの厚さの選び方では、時間をかけてのんびりとロードバイク楽しむのであれば、長距離のサイクリングやロングライドでもお尻が痛くならないパッドに厚みがあってクッション性に優れているパッドに厚みのあるサドルを選ぶといいでしょう。
のんびりとロードバイクを楽しむのではなく、前傾姿勢でスピード出してロードバイク楽しみたいのなら、クッション性より軽量で快適にペダリングできる厚さのパッドサドルの選び方がおすすめです。
ロードバイクサドル選び方サイズ「長さ」
ロードバイクサドルは、長さによって乗り心地が変わります。そのため乗り心地に合わせて変える必要があります。ロードバイクサドルは、全体の長さによってショートとレギュラーの2種類です。
サドルのショートは115mmほどでレギュラーは145mmほどの長さのサドルになります。長さが違うことに加えて座面の面積にも違いがあります。ショートは、長さが短い分軽量になり、レギュラーより長さ30mmほど短くて、座面の面積が広いのが特徴です。
ショートは初心者向けではない
ロードバイクで高速にこだわる人は、軽量でペタリングしやすく、前寄り座りに適しているショートサドルを選びます。ロードバイクで前寄りに座るのは、前傾姿勢になり、ペダル漕ぐときに体重が乗りやすく力が伝わりやすくなるからです。
ロードバイクに慣れていると、軽さ、ペダル漕ぎやすさなどからショートサドル選ぶメリットがあります。しかし、ロードバイク不慣れな初心者が前傾姿勢で走行するとお尻以外の肩・腕・腰などの負担が増えます。そのためロードバイク不慣れな初心者にはショートサドルはあまりおすすめできません。
前傾姿勢には向いていない
レギュラーは、前傾姿勢には向いていないサドルです。前寄りに座って前傾姿勢とった場合は、サドルが長い分、股関節部分に当たるためロードバイク長時間の走行では圧迫されて痛みが出ます。ロードバイクサドルのショートでもレギュラーでも前寄りに座ることは可能。
しかも、前寄りに座ればペタリングがしやすくなるメリットはあります。しかし、レギュラーで前寄りに座った場合は、股関節が強く当たって痛くなりますので覚えておきましょう。
前乗りスタイル
ロードバイクサドルのショートとレギュラー選び方の知識として前寄りに座るとは、どのようなポジションになるのか知っておきましょう。ロードバイクの定番に前寄りに座る前乗りスタイルがあり、前乗りスタイルは、ポジションに決まりはありません。
前乗りスタイルとは、サドルに座ってペダルに足を乗せたときの足のつま先と、膝をむずぶラインより上半身が前か後ろが基準です。ロードバイク前乗りスタイルは、ショートとレギュラーのサドル種類だけではありません。
弱い力で走行が可能
サドル高さとハンドルのポジションが影響することになりますので覚えておきましょう。とは言ってもレギュラーよりショートの方がロードバイクの前乗りスタイルには適しています。
前乗りスタイルは、ペダルに力が伝わりやすくなるため、傾斜のある路面でも比較的弱い力で走行が可能。また、ペタリングしやすいさから高速走行にもおすすめです。ロードバイクで傾斜のある路面走行や高速走行しない人は前乗りスタイルはあまり必要ありません。
ロードバイクサドル選び方サイズ「広さ」
ロードバイクサドルには、座面の面積の広いタイプと狭いタイプがあります。座面が広いワイドタイプは、体重しっかり乗せてゆっくりとロードバイク楽しむときにおすすめのサドルです。
また、比較的お尻のサイズが大きい女性や外国人のように下半身がしっかりした体格の人におすすめします。ロードバイクサドル・ラウンドタイプ(ナロー)は、座面の後ろ部分が狭く、お尻の体重が前寄りになるため、スピード走行するときにおすすめのサドルです。
ロードバイクサドルの選び方③:素材
サドルの素材の違いによっても乗り心地が変わります。クッション性も変わり、路面から伝わる振動や衝撃の吸収性も違いがあります。ロードバイクサドルの素材によって乗り心地とともに、手入れのしやすさと見た目が変わります。
素材3種類
ロードバイクサドルの素材は革・カーボン・プラスチックの3種類です。革・カーボン・プラスチック3種類あるロードバイクサドルの素材ごとの違いや乗り心地、クッション性、振動や衝撃の吸収性など特徴についてみていきましょう。
ロードバイクサドル選び方素材「革」
ロードバイクサドルの革素材は、吸い付いたり、しなったりする特徴があります。そのためサドリに長時間座った場合は、自分のお尻の形に馴染んでよフィットする形ができて、ロードバイクが快適な乗り心地になります。
また革素材のサドルは、熱にも強く、使い込むことで独特な質感になるのが他の素材との違いであり、革素材サドルのメリットです。しかし、雨などの水分に弱く、手入れが悪いとカビが生えるといったデメリットもあります。
ロードバイクサドル選び方素材「カーボン」
カーボンサドルは、カーボンの軽量さに加えて、クッション性に影響するパッドが付いていないためさらに、軽量になります。カーボンの特徴である粘る強さから路面から伝わる振動や衝撃を吸収できるのがメリットです。
つまり、カーボンサドル使えばロードバイクが快適な乗り心地になるということです。しかし、サドルを取り付けるシートポストの種類や付属品によってはサドルの取り付けできないケースがありますので覚えておきましょう。
ロードバイクサドル選び方素材「プラスチック」
プラスチックサドルには、プラスチックだけのタイプ、表に革が張られているタイプの2種類があります。プラスチックだけのサドルも種類によっては、厚くて、クッション性に優れている人工脂肪ゲルが採用のサドルがあります。
クッション性とともに、サドル全体が網のように空洞のため通気性も抜群です。プラスチックでありながら、肉厚でやわらく、座り心地がよく、クッション性により路面から伝わる振動や衝撃もしっかり吸収してくれるので快適な乗り心地になります。
ロードバイクサドルの選び方④:メーカー
ロードバイクサドルはメーカーによって乗り心地、使いやすさ、ペタリングのしやすさ、高速性の良さなどが変わります。そのため乗り心地、使いやすさ、ペタリングのしやすさなどにこだわる人はメーカー選びが大事です。
おすすめメーカー
ロードバイクサドルおすすめメーカーには、フィジーク・スペシャライズド・セラ イタリアがあります。各メーカーのサドルの違いや乗り心地、ペタリングのしやすさなどなど特徴についてみていきましょう。
選び方メーカー:通気性とクッション性特徴「フィジーク」
フィジークは、イタリアにあるサドリメーカーのハイエンドモデル・ブランドです。植物を基礎とした環境にやさしい軽量バイオプラスチック採用のサドル提供メーカーです。軽量に加えて防水性にも優れています。
3Dデザインで通気穴を設け通気性とクッション性に優れているのが特徴です。座面の前部と後部の硬さに違いを出し、快適に座れるようにデザインされ、またパッドのクッション性の良く、体重がかかる股関節部分を硬くしてガードした作りになっています。
選び方メーカー:乗り心地抜群「スペシャライズド」
アメリカのサイクルメーカースペシャライズドは、お尻や股関節など体重がかかる部分が沈み込むようデザインされ、長距離のサイクリングやロングライドなど長い時間座っていても圧迫が軽減できるサドルを提供していメーカーです。
スペシャライズドのサドルは、240g程度の軽量さとともに、快適に使えるサドル提供メーカーとしておすすめです。軽量で熱にも強く、柔らかくクッション性がある素材採用の乗り心地抜群で快適さがあります。
選び方メーカー:サイクリングおすすめ「セラ イタリア」
イタリアサドルメーカー・セラ イタリアは、クッション性とともに、振動や衝撃吸収性に優れているシリコンゲルクッションサドル提供しているメーカーです。セラ イタリア提供サドリは、軽量で通気性があります。
乗り心地がよく、快適性に優れて、特に穴あきタイプサドリはロードバイクでの長距離サイクリングやロングツーリングの走行におすすめです。他のメーカーサドルより後ろ部分の幅の広さに違いがあるのが特徴のサドルです。
快適サドル選んでロードバイクを楽しもう
ロードバイク走行中にからだの体重が常にかかっているサドルは、お尻の痛み、股関節圧迫による痛みが出やすくなります。走行中に痛みが出ると快適にロードバイクが楽しめません。起こる痛み、圧迫はサドルの選び方で防げます。
サドルには、ショート・レギュラーのサイズや形状と素材があり、ショートなら前傾姿勢になりやすく高速性はアップするなどメリットがあります。自分の乗り方に合ったサドル選んでロードバイクを楽しみましょう。
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