【2020】六甲山の紅葉特集！登山派、ロープウェイ派別に絶景名所をご紹介！

六甲山について

六甲山は神戸市から宝塚市にかけて東西に長く連なっている関西を代表する山です。市街地から近いこともあり、観光に登山にと市民に親しまれたスポットになっています。六甲山にはケーブルカーやロープウェイもあり、山頂には観光スポットがたくさん点在し、特に六甲山頂にある展望台（掬星台）は夜景の名所になっています。

六甲山の紅葉の時期

Photo by NanakoT

六甲山の紅葉の見頃はその年によって違いはありますが、山頂周辺で大体10月下旬から11月上旬にかけて、山麓では11月上旬から11月中旬にかけての時期が見頃です。紅葉の時期にはライトアップされるスポットもありますので、夜の紅葉も見逃さないようにしましょう。

六甲山へのアプローチ

六甲山へはケーブルカーやロープウェイを使って気軽に観光でき、登った先では、周遊バスがあります。山頂周辺には展望台など様々な観光スポットや名所があるので、ケー塗るか―、ロープウェイ、バスといった公共交通機関をうまく利用すれば、マイカーがなくても気軽に観光スポットを周遊できます。いくつもの登山道が整備されているので、登山やハイキングにも最適な場所です。

六甲山へは登山という方には

Photo by Go Imai

六甲への登山ルートはたくさんあります。代表的なものでは阪急芦屋川駅から芦屋ロックガーデンを経て六甲最高峰を目指すルートや新幹線の新神戸駅の下を通って布引の滝から市ケ原を経て摩耶山へ行くルートなどです。その他にも、まやビューライン沿いのルート、須磨浦公園からの六甲の全山を駆け抜けるルートなどたくさんの登山ルートがあります。

六甲山へはロープウェイという方には

六甲山頂には数々の名所のなかには、夜にライトアップがされたり、展望台から神戸や大阪の夜景を楽しめる場所があります。ライトアップや展望台からの夜景のスポットへ行く交通手段としてまやビューラインや六甲有馬ロープウェイなどがあり、眼下に広がる景観を楽し見ながら山頂を目指せます。

まやビューラインを利用するには

JR、阪神電車、阪急電車、市営地下鉄の三宮駅より市営バスが出ています。ケーブルカー乗り場まではバスで約25分です。利用料金や時期ごとの営業時間などは下記ページで確認してください。

六甲有馬ロープウェイを利用するには

JR六甲道駅、阪急電車六甲駅、阪神電車御影駅より市営バスが出ています。ロープウェイ乗り場までは最寄りの駅から約10分から30分です。利用料金や時期ごとの営業時間などは下記のページで確認してください。

六甲ケーブルを利用するには

Photo by Kentaro Ohno

六甲ケーブルは、神戸大学の北にある六甲ケーブル下駅から六甲山上駅まで約1.7kmをむすびます。六甲山上駅には天覧台という展望台があり。1000万ドルの夜景が楽しめます。山上駅からは六甲山上バスが、六甲高山植物園や六甲山カンツリーハウスなど六甲山上の施設へ運んでくれます。

登山派におすすめの六甲山紅葉スポット

せっかくだから、山が紅葉の見頃の時期には近くでその美しい光景を楽しんでみたいという登山派におすすめのスポットを紹介します。

六甲山の紅葉スポット（六甲高山植物園）

Photo by Kentaro Ohno

六甲高山植物園は六甲山頂の観光施設が点在する標高865mにあり、付近には展望台として有名な掬星台があります。六甲高山植物園には高山植物や寒冷地植物などが約1500種類栽培されています。紅葉の時期になると、園内に植えられたイロハモミジ、オオモミジやブナなどが紅葉し、赤や黄色のに染まった風景が楽しめます。紅葉の見頃は、例年ですと10月中頃ぐらいから始まり、11月中旬あたりまで見頃となります。紅葉の時期には、夜間のライトアップもあり、光に照らされた紅葉が見れます。

約3時間の登山で紅葉と夜景を満喫

六甲高山植物園を目指す登山ルートはいろいろありますが、御影から住吉道を通ってい石切道を登るルートをおすすめします。御影から住吉道を登っていくと、五助堰堤の直前で分岐があります。その分岐で石切道へ入ります。御影を出発して約3時間ほどで展望台からの夜景が名所となっている六甲ガーデンテラスに着きます。ここまで来ると、六甲高山植物園はすぐそこです。

登山派ではないあなたでも

六甲高山植物園に行ってみたいが、登山はちょっとというかたでも、手軽に行ける方法があります。ロープウェイではありませんが、ケーブルカーが利用できます。まず、最寄りの駅から六甲ケーブル乗り場へ行きます。六甲ケーブルを使って山上駅まで行ってください。そこからは、六甲山上バスに乗れば、約10分で六甲高山植物園に着きます。

六甲山の紅葉スポット（天上寺）

六甲山を形成するもう一つの山、摩耶山にある紅葉の名所です。参道沿いに植えられたもみじが見頃の時期になると、参道に落ちたもみじの葉っぱが赤い絨毯敷き詰めたようになりとても美しいです。

摩耶山の登山とともに

新神戸駅から布引の滝を通って市ケ原まで行き、そこから摩耶山を目指すルートがあります。また、まやビューラインに沿うようにしてルートがありますので、そのルートから摩耶山を目指せます。

登山派ではないあなたでも

まやビューラインでケーブルカーとロープウェイを乗り継いで、星の駅まで行きます。星の駅からは徒歩約10分です。このまやビューライン自体が紅葉の名所です。ロープウェイに乗りながら六甲の紅葉を楽し見ながらじっくりと観光してください。星の駅から少し行くと掬星台という展望台があります。掬星台は夜にライトアップされ、夜景のスポットとしても人気のの場所です。

六甲山の紅葉スポット（神戸市立森林植物園）

Photo by Go Imai

神戸市立森林植物園には紅葉する木が約3,000本あり、毎年11月初旬ごろから見頃になります。紅葉の時期には園内のライトアップも行われ、紅葉観光の名所として地元では人気のスポットになっています。

滝巡りの先で紅葉を楽しむ

新神戸駅から布引の滝を目指します。滝巡りをしながら市ケ原まで行きます。市ケ原からは川沿いのトゥエンティクロス経由して約2時間六甲の山中の紅葉に触れあいながら進むと、神戸市立森林植物園に到着します。

登山派ではないあなたでも

ロープウェイのルートからは少し外れています。ロープウェイではなく電車とバスを利用します。神戸電鉄の北鈴蘭台駅まで行ってください。そこから神戸市立森林植物園まで無料の送迎バスが出ています。こちらは無料ではありませんが、紅葉の時期には三宮駅からのバスの便があります。

神戸市立森林植物園の基本情報

ロープウェイ派におすすめの六甲山紅葉スポット

山々が紅や黄色で染まる紅葉は見たいけど、登山をする体力には自信がないというかたには、六甲の身近なスポットにさせてくれるロープウェイやケーブルカーで紅葉スポットまで運んでもらえます。

六甲山の紅葉スポット（六甲・有馬ロープウェー）

六甲の山頂と有馬温泉を結ぶロープウェイで、六甲の紅葉の時期にはこれに乗れば誰でも見頃の紅葉を楽しめます。このロープウェイに乗れば眼下に紅葉の名所が広がります。六甲の山頂では神戸や大阪への展望も楽しめ、夜景やライトアップされた風景も美しいです。

六甲の紅葉を縦断して満喫

ロープウェイ派のあなたにぴったりの紅葉の名所です。ロープウェイに乗っているだけで紅葉を楽しめ、さらに六甲の山頂に広がる観光名所へも行けます。秋の六甲の観光には必須の場所です。まやビューラインと併用すれば、六甲の海側から山頂を経由して有馬温泉まで空中散歩ができます。

登山派なら下山時にロープウェイを利用

まず、ロープウェイの六甲山頂駅まで御影あたりから登山を開始しましょう。山頂に行けばば展望台などの観光施設がありますので、観光客に交じって観光スポットを押さえつつ、下山時にロープウェイを利用しましょう。見頃になった紅葉を楽しんだ後は、有馬温泉で汗を流してくつろいでください。

六甲山の紅葉スポット（神戸布引ハーブ園）

Photo by Tamago Moffle

六甲の紅葉と神戸市内の景色、そしてその向こうに広がる海を展望台からたのしめます。園内には約200種類75,000株あまりのハーブが植えられているハーブガーデンが広がっています。神戸市内からのアクセスも良い場所にあり、夜には神戸の夜景とともにライトアップされてた園内を散策できます。

夜のライトアップも美しい

新幹線の新神戸駅の裏手にロープウェイ乗り場があります。新神戸駅までは三宮から地下鉄があります。麓から山頂駅まではロープウェイの乗車時間は約10分、神戸観光を楽しんだ後に、神戸の夜景とライトアップされた紅葉を見に行くというプランも可能です。

登山派のあなたは歩いてアプローチ

新神戸駅から布引の滝を巡って、布引ダム経由で布引ハーブ園に行けます。新神戸駅からの所要時間は約１時間です。ロープウェイで眺めている紅葉の風景の中を歩きます。時より頭の上をロープウェイが通過するのを見ながら、神戸布引ハーブ園を目指しましょう。

どちらにもおすすめの六甲山紅葉スポット

紅葉は自分の目線の先で確かめたい、でも違う目線で上からの景色も見てみたい。そんな欲張りのかたには、登山をしながら下山時にロープウェイを使う方法もあります。登山派の人にもロープウェイ派の人にもどちらの人でも満足できるスポットです。

六甲山の紅葉スポット（有馬温泉）

Photo by cotaro70s

秀吉も愛した有馬温泉は六甲の裏手にあり関西の奥座敷と呼ばれています。有馬温泉にもまた紅葉の名所があります。見頃を迎えると特に美しい場所として観光客もたくさん訪れるのが瑞宝寺です。温泉街の中心にあるねね橋付近も綺麗な紅葉が見られます。ねね橋付近は夜になるとライトアップされます。温泉街から少し行ったところにある鼓ヶ滝公園の紅葉も外せません。

ロープウェイ派は有馬を堪能したら六甲山頂へ

まずは、有馬温泉へ。大阪や神戸の主要駅からバスが出ています。また、神戸電鉄を利用して有馬温泉駅へ行けば、温泉街はすぐそこです。瑞宝寺やねね橋の紅葉を楽しみ、温泉でゆっくりと汗を流して、有馬グルメで昼食を堪能しましょう。そのあとは、ロープウェイで六甲山頂へ、ロープウェイから見頃を迎えた紅葉を眼下に六甲山頂へ行きます。山頂の展望台からの風景、時間が許すならば夜景も堪能してください。

登山派は六甲最高峰経由で有馬温泉へ

六甲もメインルートとも言える芦屋ロックガーデンから六甲山頂を経て有馬温泉に下りるルートはいかがでしょう。紅葉の見頃の中を歩き、最後に有馬の紅葉を満喫して、ゆっくりと温泉に浸かって一日の汗を流します。夜には有馬川がライトアップされますので、ねね橋付近の夜にライトアップされた紅葉も楽しめます。

有馬温泉の基本情報

六甲山の紅葉スポット（須磨浦公園）

Photo by alexxis

源平合戦の一の谷戦いがあった場所として有名です。桜の名所として親しまれていますが、秋には紅葉も美しいです。目の前にはすぐのに海が広がっていて、ロープウェイを使って山上の遊園地へ行けます。

登山派には

ここから六甲の全山縦走が始まります。体力に自信がある方は、ここから宝塚まで約56km、12～13時間かけて駆け抜けてみませんか。神戸市主催で六甲全山縦走大会もありますので、一度挑戦してみてください。

ロープウェイ派には

須磨浦港線は駅からすぐの場所にありますが、ロープウェイに乗ると須磨浦山上遊園へ行けます。ロープウェイからは神戸の海と紅葉の山の風景が一緒に楽しめます。山上遊園には展望台もあり、大阪や淡路島などが見渡せます。

まとめ

六甲は関西を代表する観光スポットで、紅葉だけでなく、山頂の展望台からの夜景も素晴らしいです。紅葉の見頃を迎えたら、100万ドルの夜景とともにライトアップされた紅葉を見に行ってください。

六甲の登山ルートが気になる方はこちらをチェック！

六甲の登山ルートはたくさんあります。いろんなルートから自分の体力に合ったルートを見つけてください。