初心者から使えるルアーロッドが目白押し!
ルアーロッドは疑似餌(ルアー)を接続できる釣竿のことで、どれにするか迷ってしまうほど多くの種類があります。竿の長さや適合するルアーの重さ、釣りたい魚の種類など、選び方もさまざまです。
ここではおすすめのアイテムをランキング形式で取り上げ、スペックなどを参照しながら、その魅力をレビューします。50cmほどに小さく収納できるジョイント式のアイテムや、さまざまな釣り方に対応した汎用ロッドまで種類も多彩です。この中からお好みの一本を見つけていただければ幸いです(本記事は2021年3月10日の情報をもとにしています)。
初心者にもおすすめのルアーロッド10~7位
10位:Xceedコンパクトエギングロッド
Xceedコンパクトエギングロッド
長さ | 1.98m~3m |
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自重 | 137g |
仕舞寸法 | 58cm |
継数 | 4(ジョイント式) |
最大ウェイト | 30g(参考値) |
ランキング10位のアイテムはアメリカに拠点がある、ゴチュールから販売されています。長さは1.98mから3.0mまでの5種類がラインナップしています。初心者の場合は扱いやすい長さとされている「2.7mタイプ」にするのがおすすめです。
4ピースタイプのため、仕舞寸法は0.56m(自重137g)とコンパクトになるのも売りになります。竿袋やハードケースもセットで、5580円(1.98m)から6580円(3.0m)ほどの激安価格です。
おすすめタイプの魅力は?
低価格ですが堤防釣りや海釣り、淡水釣りなどにも使えるなど万能です。カーボン含有率の高い素材のため軽量で強さがあるのもセールスポイント、小さな当たりも感知できる高感度なところも人気を呼んでいます。
ガイド部分は内部がセラミックで表面をステンレス加工してあるので、さびにくく耐久性も抜群、糸絡みなどのトラブルも少ないと口コミでも評判です。30g程度までのオモリを使えるので、アジやシーバスなど多彩な獲物を釣ることができます。
9位:シマノ・フリーゲーム
シマノ・フリーゲーム
長さ | 1.82m~2.90m |
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自重 | 12g~48g |
仕舞寸法 | 71.9cm~82.2cm |
継数 | 3~4(振り出し式) |
最大ウェイト | 12g~48g |
2018年にシマノから販売された人気モデルです。S60(1.82m)からS96(2.90m)タイプまで長さもさまざまです。12g(S60タイプ)から48g(S96タイプ)までのオモリに対応し、狙う魚に応じて選ぶこともできます。
初心者向けには。長さ2.59mのS86タイプなどがおすすめ品になります。継数4つの振り出し式のロッドで仕舞寸法は74.1cm・自重は140g、有名ブランド品で11000円ほどはコスパが良いと評判です。
おすすめタイプの魅力は?
S86タイプはタチウオやシーバス、アオリイカなどなどがターゲットで、堤防釣りや海釣りなど万能に活躍します。コンパクトに折りたためるのも特徴で、振り出し式ロッドの課題だった不自然な曲がりがないのもセールポイント、力を効率良く伝えてくれると口コミでも評判です。
ガイドには軽くて強さもあるSiCリングを搭載し、糸絡みなどのトラブルが少ないのも魅力になります。慣れてきたら長さが異なるタイプのものも併用し、ターゲットの対象を広げてみるのもおすすめです。
8位:ダイワ・ルアーニスト
ダイワ・ルアーニスト
長さ | 1.68m~2.90m |
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自重 | 96g~220g |
仕舞寸法 | 88cm~150cm |
継数 | 2(ジョイント式) |
最大ウェイト | 6g~40g |
釣具ブランドのダイワから販売されている人気アイテムです。56UL(長さ1.68m・自重96g)から96MH(長さ2.90m・自重220g)まで17もの種類があり、海釣りや堤防釣り、淡水釣りになで対応できます。
全長2.74mとちょうど良い大きさで、シーバス向けの多彩なルアーを楽しめる「90MLタイプ」から始めるのも選び方の一つです。自重が160gで仕舞寸法が142cm、8600円ほどとコスパ抜群のアイテムになります。
おすすめタイプの魅力は?
90MLタイプは河口付近で、ミノーやシンキングペンシルなどのルアーを使うのにおすすめです。強さと柔らかさを兼ね備えしっかり遠投できるのも、このシリーズのセールスポイントです。
ガイドには富士製のステンレスフレームを使用しているので、糸がからむことも少なく初心者でも安心して使えます。ジョイント式の2ピースなので、仕舞寸法はやや大きめですが、組み立ても簡単、釣り場ですぐに遊べるのもこのアイテムの人気のポイントになります。
7位:H.B conceptライトステップII・ショアジギング
H.B conceptライトステップII・ショアジギング
長さ | 260cm~290cm |
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自重 | 237g~260g |
仕舞寸法 | 134cm~149cm |
継数 | 2(ジョイント式) |
最大ウェイト | 20g~90g |
釣り具メーカーのタカミヤから販売されているルアーロッドになります。86タイプ(長さ260cm・自重237g)と90タイプ(長さ275cm・自重255g)、96タイプ(長さ290cm・自重260g)の3種類があります。
製品名の通りメタルジグも投げられるロッドで、20gから90gまでとさまざまなウエイトを使えます。初心者ならスタンダードの90タイプにするのも選び方の一つ、5450円ほどの激安価格も人気のポイントになります。
おすすめタイプの魅力は?
本体にはエポキシ樹脂を使用し、強さだけでなく弾力性もあるのが特徴、初心者でも比較的楽に重たいメタルジグを飛ばすことができます。90タイプは操作性と遠投性を両立したモデルで堤防釣りや海釣りにも対応、サワラやシーバスのほかぶりやカツオなどの大物も釣ることが可能です。
2つに分かれたジョイント式のため、組み立てもスムーズです。ガイドが少しさびやすいですが、使用後はきれいに洗浄し、さび防止などの対策をすれば長く使用できます。
初心者にもおすすめのルアーロッド6~4位
6位:トラギア・ティップトップ
トラギア・ティップトップ
長さ | 6フィート~9フィート |
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自重 | 77g~152g |
仕舞寸法 | 38cm~53cm |
継数 | 5~6(ジョイント式) |
最大ウェイト | 5~40g |
総合釣り具ブランドのアルファタックルから販売されている人気の竿になります。S606ULタイプ(長さ6フィート・自重77g)からS906Hタイプ(長さ9フィート・自重152g)まで10以上もの大きさの種類があります。
長さによる選び方もありますが、獲物の多彩さで選ぶならはS705M(7フィート・約213cm)もおすすめです。こちらは、バスなどの淡水魚からシーバスなどの海釣りや堤防釣りにも使える万能タイプになります。
おすすめタイプの魅力は?
S705Mタイプは6196円ほどとコスパが良いのも人気のポイントです。また、継数5本のジョイント式も特徴で、収納すれば49cm(自重106g)と小さくなり、遠征や自転車などでの釣行用としても最適です。
このタイプはルアーの重さも最大級で、強さがあるのも売りになります。ロッドのヘッド寄りがしなりやすいのが特徴で、張りもあるので小さな当たりでも見逃しません。継数が多いので組み立てに多少時間がかかるがデメリット、継ぎ目の緩みなどもしっかり点検する必要があります。
5位:ファーストキャスト・エギング
ファーストキャスト・エギング
長さ | 8フィートから8.6フィート |
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自重 | 非公開 |
仕舞寸法 | 非公開 |
継数 | 2(ジョイント式) |
最大ウェイト | 非公開 |
釣り具のメーカー・メジャークラフトから販売されているエギング(イカのルアー釣り)をターゲットにした竿になります。「ファースト」の名前の通り初めての方でも扱いやすいアイテムです。
サイズ違いが802EL(長さ8フィート)から862E(8.6フィート) まで5種類そろっています。2ピースのジョイント式なので簡単に組み立てられるのも人気のポイント、6000円から6300円までのコスパ抜群の価格帯になります。
おすすめタイプの魅力は?
832ELタイプは8.3フィート(約253cm)と、ちょうど良い長さで入門用にも人気です。リールまでセットになったパッケージ品も販売されています。全シリーズともカーボンをメインにした素材のため、強さだけでなく弾力があり、感度が高いのも売りになっています。
フジ製のOリングガイドを採用していて糸のトラブルも少なめ、ジョイント部は「マットフィニッシュジョイント」なる特殊技術により緩みにくい構造になっています。こちらも先端部がしなりやすい構造になっていて、扱いやすいと口コミでも評判です。
4位:モバイルマスター
モバイルマスター
長さ | 1.80m~2.7m |
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自重 | 90g~142g |
仕舞寸法 | 52cm~56cm |
継数 | 4~6(振り出し式) |
最大ウェイト | 7g~35g |
浜田商会のブランド・プロマリンから提供されているアイテムです。バス向け(1.80m・自重90g)やライトゲーム(2.1m・自重103g)、シーバス向け(2.7m・自重142g)などの名前が付いていて、ターゲットに応じた選び方がしやすくなっています。
中でも扱いやすい2.7m長のシーバスタイプは、振り出し式で継ぎ目が6つ、仕舞寸法が52cmと超コンパクトになります。4757円ほどと他と比べても激安なのも人気のポイントです。
おすすめタイプの魅力は?
シーバスタイプはルアーが7gから35gと幅広く対応しています。遠投性能もよく、海釣りや堤防釣りなど様々なシーンで活躍します。ロッドは竿の中央付近で曲がる初心者にも扱いやすいスタイル、張りもあるので小さな当たりでも感知できます。
また、エサ釣り用としても使えて万能ロッドとしても口コミでも評判です。小さく畳めて遠くへの釣行や自転車などでの携帯にもおすすめ、振り出し式なので現地で素早く立ち上げられるのも魅力になります。
初心者にもおすすめのルアーロッド3~1位
3位:バスフィールド
バスフィールド
長さ | 188cm~201cm |
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自重 | 90g~144g |
仕舞寸法 | 97cm~103.5cm |
継数 | 2(ジョイント式) |
最大ウェイト | 9g~42g |
スウェーデンに本店がある釣具メーカー・アブガルシアから販売されている竿になります。名称のとおりバス釣りをターゲットにしたスピニングタイプのアイテムです。
622UL(長さ188cm・自重90g)から672MH(長さ201cm・自重144g)まで、6種類を数cm刻みの長さ違いでラインナップ、投げられるルアーの重さは9gほどから42gまでタイプによって大きく違います。6000円ほどとコスパ抜群の価格帯で販売されています。
おすすめタイプの魅力は?
アブガルシアのマークが付いた、ブラックのシックな外観も人気のポイントになります。FUJIのOリングを使っているので糸がスムーズに出ていき、初心者でも快適に投げられます。入門用の選び方としては、ML(ミディアムライト)という標準的な硬さの「652ML」をチョイスするのもおすすめです。
2ピースのジョイント式ですが、もともと2m程度の長さのため仕舞寸法も1mほどと短め、現地での組み立てもスムーズです。フロントグリップが短いのも特徴で、カーボン仕様の本体に直接触れて当たりを確認することもできます。
2位:シマノ ルアーマチック
シマノ ルアーマチック
長さ | 1.52m~2.74m |
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自重 | 80g~190g |
仕舞寸法 | 78.8cm~140.5cm |
継数 | 2(ジョイント式) |
最大ウェイト | 6g~50g |
ランキング2位はスピニング・ベイトリールの両方に対応した、シマノの人気ロッドです。大きさはS50M(長さ1.52m・自重80g)からS90MH(長さ2.74m・自重190g)まで対応、ジョイント式の2ピースタイプになります。
S60(バス向け)やS70(メバルやアジ向け)、S90(シーバス向け)など、ターゲットと型名が紐付けされているのも便利です。UL(ウルトラライト)からMH(ミーディアムヘビー)まで硬さの種類も豊富で、これを目安にする選び方もあります。
おすすめタイプの魅力は?
特にS86MLタイプは長さ2.59m・ML(ミーディアムライト)の硬さの扱いやすいモデルです。6gから28gまでのルアーを投げられるので、繊細なライトゲームから飛距離を出したい場合にも活躍、シーバスを中心にして海釣りや防波釣りにも使える万能アイテムです。
7000円ほどとコスパも抜群ですが、ゴールドのメタルリングが2個ついているなど、高級感のある外観も人気のポイントになります。カーボン含有率の高い本体は、良くしなり強さもあるなど性能面での口コミ人気も高くなっています。
1位:リバティクラブ・シーバス
リバティクラブ・シーバス
長さ | 2.44m~2.9m |
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自重 | 140g~190g |
仕舞寸法 | 126cm~150cm |
継数 | 2(ジョイント式) |
最大ウェイト | 28g~40g |
ランキング1位になったのは、ダイワから販売されている「リバティクラブ・シーバス」です。80L(長さ2.44m・自重140g)から96M(長さ2.90m・自重190g)までの7種類をラインナップしています。
2ピースのジョイント式なので、初めてでもスムーズに接続できます。仕舞寸法は126cm(80L)から150cm(96M)です。価格も8000円ほどと、有名ブランド品にしては格安なのも人気のポイントになります。
おすすめタイプの魅力は?
「96M」タイプは中でも口コミ人気の高いアイテムです。長さが2.9mで自重が180gほどと、長い割に軽くて扱いやすいのも人気のポイントになります。硬めのM(ミディアム)タイプで最大35gのルアーを飛ばせます。
飛距離も出るので、シーバス釣りだけでなくライトショアジギングにも有効、サーフや堤防釣りなどにも使える万能タイプになります。本体はカーボン含有率が高く、しなやかで力をダイレクトに伝えてくれると評判です。また、穂先が繊細なのも特徴で、さまざまなアクションを楽しめるほか、当たりを確実にとらえられるとベテランからも人気です。
おすすめルアーロッドの比較表
商品 | 10 ![]() | 9 ![]() | 8 ![]() | 7 ![]() | 6 ![]() | 5 ![]() | 4 ![]() | 3 ![]() | 2 ![]() | 1 ![]() |
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商品名 | Xceedコンパクトエギングロッド | シマノ・フリーゲーム | ダイワ・ルアーニスト | H.B conceptライトステップII・ショアジギング | トラギア・ティップトップ | ファーストキャスト・エギング | モバイルマスター | バスフィールド | シマノ ルアーマチック | リバティクラブ・シーバス |
長さ | 1.98m~3m | 1.82m~2.90m | 1.68m~2.90m | 260cm~290cm | 6フィート~9フィート | 8フィートから8.6フィート | 1.80m~2.7m | 188cm~201cm | 1.52m~2.74m | 2.44m~2.9m |
自重 | 137g | 12g~48g | 96g~220g | 237g~260g | 77g~152g | 非公開 | 90g~142g | 90g~144g | 80g~190g | 140g~190g |
仕舞寸法 | 58cm | 71.9cm~82.2cm | 88cm~150cm | 134cm~149cm | 38cm~53cm | 非公開 | 52cm~56cm | 97cm~103.5cm | 78.8cm~140.5cm | 126cm~150cm |
継数 | 4(ジョイント式) | 3~4(振り出し式) | 2(ジョイント式) | 2(ジョイント式) | 5~6(ジョイント式) | 2(ジョイント式) | 4~6(振り出し式) | 2(ジョイント式) | 2(ジョイント式) | 2(ジョイント式) |
最大ウェイト | 30g(参考値) | 12g~48g | 6g~40g | 20g~90g | 5~40g | 非公開 | 7g~35g | 9g~42g | 6g~50g | 28g~40g |
商品リンク |
上の表はランキングしてきたロッドの一覧になります。比較のため、長さや自重、仕舞寸法、継数、最大ウェイトといった主要スペックも併せて掲載しています。自重が少ない方が持ち運びや長時間の釣りにはメリットですが、耐久性のチェックも必要です。
また、長さについては、初めての場合は9フィート(約2.7m)前後が扱いやすいといわれています。継数が多いほどコンパクトに収納できるますが、組み立て後の緩みや曲がりのスムーズさは要確認となります。
お気に入りのルアーロッドで釣りを楽しもう!
初心者にもおすすめのルアーロッドをランキングしてきました。1位の「リバティクラブ・シーバス」は、さまざまな釣り方に対応できる汎用的なアイテムで、コスパが良いのもおすすめ点でした。
「トラギア・ティップトップ」は5ピースほどのジョイント式で、分解すると49cmほどまでコンパクトになる持ち運びも便利なアイテム、アブガルシアのマークがカッコイイ「バスフィールド」などスタイリッシュな商品も多数ありました。そんな魅力的なロッドを購入し、ルアーフィッシングを始めてみてはいかがでしょうか。
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