コスパ抜群のベイトリールをピックアップ！
ベイトリールとはルアーフィッシングに人気のリールです。ハンドルと同じ向きに糸を巻くため、直接力を伝えやすく大物狙いにも適しています。以前はバックスラッシュなどのライントラブルが多く、中・上級者向けのリールでしたが、ブレーキ機能などの搭載により初心者にも使えるモデルも多くなってきました。
有名メーカーが取り扱う5000円以下のベストセラーから、スタイリッシュで高性能な海外メーカーの商品まで、コスパのよいものをランキング形式でピックアップしていきます（本記事は2021年5月11日の情報をもとにしています）。
コスパ抜群のベイトリール10選！
10位：ロイヤルレジェンドGT
アメリカに本社がある釣具メーカー・カストキングから販売されている製品になります。ブラックの筐体に赤色のワンポイントがおしゃれと評判です。主にアマゾンなどの商品サイトから購入が可能で、定価も13000円ほどとコスパもよく、口コミ評価も高くなっています。
ギア比7.0で1回転当たりの巻上げは80cmほどと、スピード感のあるゲームが楽しめるのが特徴です。自重は213gと比較的軽量ですが、ドラグは8.0kgとリストアップしていくモデルのなかでも最強レベルになります。左右のハンドルタイプがラインナップ、海水にも対応できる商品です。
おすすめのポイントは
この製品には遠心力と磁石の2種類のブレーキが使われています。初期設定は弱めになっているので、マグネット位置の調整やマグネットの種類を変更するなどのカスタム化をするのがおすすめです。
本体は軽く、スムーズに回転するのも人気のポイントになります。パワーも十分で、2kgのタコや前長1m近いサワラなど、大物が釣れたという口コミも多数です。メンテナンスも簡単で耐久性もあり、初心者にもおすすめのタックルになります。
9位：バサル73
国内に本社のある釣り用品のブランド・テイルウォークから2019年に発売された商品です。投げ釣り用と船釣りに便利なバーチカル（垂直に落とす）用があり、どちらもギア比は7.3、78cmほどの巻き上げ量になります。投げ釣り用は「CA」、バーチカルは「VT」の表記があります。
また、ドラグは6.5kgもあり大物を相手にすることも可能です。また、海水対応になっているので、バスからシーバスまで多彩な獲物をターゲットにできると評判です。PE2号 の糸を200m巻ける容量もメリット、定価も11000円ほどと安いのも人気のポイントになります。
おすすめのポイントは
この製品のボディフレームにはグラファイト、カバーには強化カーボンが用いられ耐久性と軽量化を両立しています。アルミ製のスプールやギアは加工精度がよく、滑らかに回転するので操作が快適と口コミでも評判です。
投げ釣りモデルのハンドルは、90mmのダブルタイプが採用され、力が伝わりやすくなっています。磁石式のブレーキはダイヤルで調整できるため、初心者にも簡単に扱えるのも人気点、パワーも十分でソルトでのロックフィッシュ攻略用にもおすすめです。
8位：トレント
トレントとは中国に本社のあるピシファンが販売するベイトタックルになります。定価も6000円ほどの安い価格帯です。サイト内の口コミ評価も高めで、コスパが最強と話題になっています。
ギア比ノーマル（＝5.3）とハイ（＝7.1）の2種類があり、用いるシーンに応じて選択が可能です。ハンドルは左右タイプがラインナップ、ドラグが8.1kgと大きいのもセールスポインになります。自重も228gと比較的軽く、長時間のゲームでも気にならないタックルです。
おすすめのポイントは
この製品にはマグネット式のブレーキが搭載されていて、10段階の調整ができます。ダイヤル式なので初心者でも楽に設定が可能、「6」程度から開始して自分に合った値に調整していくのがおすすめです。
また、この商品には小さなスプールがオプションとしてついているのも特徴、こちらに変更することによってベイトフィネスリールとしても利用できます。口コミでは軽量5gのミノーを20m飛ばしたとの報告もあり、ブラックバスからタコ、ヒラメなどターゲットもさまざまです。
7位：スコーピオン70
シマノから2016年に発売されたロングセラー商品です。「HAGANEボディ」なる特殊金属合金を使ったフレームは、190gと軽いのがセールスポイントになります。ブランド品ですが定価20000円を切る安い価格帯も魅力です。
ギアは6.3・7.2・8.2の3タイプをラインナップ、釣りの場所やターゲットに応じて選ぶことができます。ドラグは最大4.5kgなので、大物相手でも問題ありません。70タイプはハンドルが右の仕様、71タイプは左仕様です
おすすめのポイントは
この製品に使われている「SVS∞（インフィニティ）」とは遠心力を使ったブレーキシステムです。外部からダイヤル式で調整できるので、初心者にも簡単に使えます。また、精密加工によりスプールの精度を上げているのも特徴、回転のぶれが減りピンポイントの場所に投げられるのもメリットです。
32mmの小径のスプールは軽快な回りで、軽いルアーにも使える仕様、今流行りのフィネス釣りにも使えます。オカッパリからボート釣りまで、さまざまなシーンのインプレがある汎用性の高いタックルです。
6位：レボ・エックス
スウェーデン発祥の老舗釣りブランド・アブガルシアから、2018年にリリースされた海水対応の商品です。黒を基調にしたメタルフレームは、高級感がありかっこいいと口コミでも話題になっています。
ギアは5.4・6.6・7.3の3種類をラインナップし（1回転での巻き量はそれぞれ56cm・68cm・76cm）、さまざまな釣り方を楽しめるのも人気のポイントです。自重は224gと比較的軽いですが、ドラグは4.5kgと大物とも渡り合えます。14ポンドのラインで130m巻ける容量があり、定価も11000円ほどと安いのも人気のポイントです。
おすすめのポイントは
この商品には大きな口径のギアが用いられているのも特徴、強度や耐久性があり、大きなターゲットにも対応できます。また、ギアのかみ合いがしっかりしているので、巻きもスムーズと評判です。
また、90mmの大型ハンドルにはフラットノブがついていて、手にもなじみやすくなっています。この商品に搭載の「マグトラッブスブレーキ」とは、投げた直後から反応し糸関連のトラブルを予防する装置で、初心者でも安心して使えるタックルです。また、10g程度の軽量ルアーから使えるとインプレ投稿でも話題になっています。
5位：バスワンXT
2017年にシマノから販売されたロングセラーです。有名ブランド品で定価が7000円ほどと安いのも人気のポイント、初心者向けの定番のリールになっています。1回転の巻き量が77cmと、スピード感のあるゲームにもおすすめです。
また、ベアリングには防錆処理がされているので、海水での使用にも適してきます。自重は210gと軽いため長時間遊んでもストレスは少なめ、ドラグは最大5.0kgなので大物狙いも可能です。左右のハンドルタイプが選べる、2種類のラインナップになります。
おすすめのポイントは
この製品は前機種（2011年発売）よりもスプールが小型・軽量化がされ、小さなルアーも飛ばせるようになっています。5g程度のルアーを投げられるとのインプレもあり、ゲームの幅が広いのもセールスポイントです。
内蔵される「SVS」とはシマノ独自の遠心力ブレーキで、6つのパッドをオン・オフして制動をかける仕組みになります。初心者の場合は最大（6つともオン）から試し、慣れてきたら弱めていくのがおすすめです。16ポンドのラインで100mほどの容量があり、バックスラッシュを心配せずに遠投できます。
4位：ロキサーニ7/8
アブガルシアから2018年に販売されたタックルになります。6位で取り上げた同じメーカーのレボ・エックスと比較すると188gと軽量化されていて（レボは224g）、より軽いおもりでも使いこなせる仕様です。
ギアは7.1（ロキサーニ7）と8.0（ロキサーニ8）の2種類をラインナップ、それぞれに左右のハンドルタイプがそろっています。12ポンドの糸を120m巻ける容量を確保しドラグは5.5kg、定価も15000円ほどで購入できるコスパ最強の商品です。
おすすめのポイントは
この商品に売りになっている「インフィニブレーキシステム」とは、磁石と遠心ブレーキを併用したものです。それぞれに調整できる仕組みになっているので、慣れや好みによってオリジナルセッティングできるのも人気のポイントになります。
ブラックバスがメインターゲットですが、海水対応のベアリングを採用しているのでシーバス釣りにも有効です。7g程度のルアーも快適に投げられるとのインプレあり、軽いので長時間でもストレスなく遊べます。
3位：PR100
ダイワから2021年の4月に発売された製品で、5000円程度の安い価格帯が話題になっています。有名ブランドの主要技術がコンパクトにまとまっているので、初めてベイトリールを使う方にもおすすめのタックルです。
黒いボディに赤色のスプールがいいアクセントになります。ギアは6.3と標準的で、1回転につき最大65cmの巻き量、自重は190gと軽量ですがドラグは5.0kgと強力です。左右のハンドルタイプがあるほか、3.5号の糸がセットになったタイプもあり、初心者でもすぐに使える製品になります。
おすすめのポイントは
この製品は小口径（33mm）のアルミ製スプールを採用しているのも特徴です。回転がスムーズで、10g以上のルアーなら快適に投げられます。また、スプールの精度がよいため軸がぶれず巻き取りもスムーズです。
この価格帯でありながらも、ダイワ自慢の「マグフォース」という磁石式のブレーキが搭載され、ライン関連のトラブルも少なめになっています。ほかにも、90mmのアルミハンドルは大きなターゲットを相手にする場合にも活躍、海水にも対応する汎用で使えるアイテムです。
2位：バスX
ダイワから2019年に発売されたベイトタックルになります。定価も6000円ほどとコスパ最強で、ブラック単色の外観は高級感があると口コミでも評判です。自重195gと軽いですが、ブランキング加工した32mm径のアルミスプールや、90mmのアルミハンドルなどが搭載され、しっかりとした構造になっています。
ギア7.5・1回転の巻上げ量が75cmと手返しの速いスタイルにもおすすめ、左右ハンドルの2タイプのラインナップです。糸巻量は12ポンドで100mと十分な容量を確保しています。ドラグは5.0kgあり大きな獲物まで対応可能です。
おすすめのポイントは
この製品にはブランドオリジナルのブレーキが搭載されています。外部からダイヤル式で設定ができるので初心者にも安心、軽量ルアーの場合は弱めに、重いルアーの時は強めに設定するのがポイントです。
軽量ルアーにも対応し、インプレによると7g程度から快適に投げられるとの情報もあります。ソルトウォーターにも適応し遠投性能もよいので、バス釣りからシーバス釣りまでさまざまなスタイルを試せると評判です。
1位：バスライズ
2018年にシマノからリリースされた製品、マットブラックの渋い色がおしゃれと評判です。です。こちらも人気のブランド品ですが6000円ほどの安い価格で販売、口コミ評価も高く今も売れ続けているコスパ最強のベイトタックルになります。
ギア比7.2で1回当たりの巻き量が77cm、右ハンドルのみの提供です。また、3.5号のラインをセットにしたセットも初心者から人気になっています。自重は200gと取り上げたなかでは中間のレベル、ドラグは5.0kgと大きなターゲットも相手にできるタックルです。
おすすめのポイントは
この商品には「イージーマグ」なる磁石式のブレーキが使われています。外部から10段階で調整できるので、使いやすいのも魅力です。最初は中間レベルに設定し、メカニカルブレーキを強めに効かせてバックスラッシュを防ぐのが一般的な使い方になります。
16ポンドラインで100mの容量があり、遠投も可能なタックルです。インプレでは8g以上のリールの使用がおすすめ、バイブレーションでのバス釣りやワームでのロックフィッシュ釣りなどさまざまなスタイルを楽しめます。
おすすめベイトリールの比較表
| 商品 | 10  | 9  | 8  | 7  | 6  | 5  | 4  | 3  | 2  | 1  |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 商品名 | KastKing Royale Legend GT | テイルウォーク バサル 73 | ピシファン トレント | シマノ 16 スコーピオン 70 | アブガルシア レボエックス | シマノ 17 バスワン XT | アブガルシア ロキサーニ 7/8 | ダイワ 21 PR100 | ダイワ バス X 80SH | シマノ 18 バスライズ |
| ギア比 | 7.2 | 7.3 | 5.3～7.1 | 6.3～8.2 | 5.4～7.3 | 7.2 | 7.1～8.0 | 6.3 | 7.5 | 7.2 |
| 巻上げ長 | 80cm | 78cm | 非公開 | 63cm～82cm | 56cm～76cm | 77cm | 74cm～83cm | 65cm | 75cm | 77cm |
| 自重 | 213g | 198g | 228g | 190g | 224g | 210g | 188g | 190g | 195g | 200g |
| 最大ドラグ力 | 8.0kg | 6.5kg | 8.1kg | 4.5kg | 4.5kg | 5.0kg | 5.5kg | 5.0kg | 5.0kg | 5.0kg |
| 商品リンク |
これまでランキングしてきたおすすめ商品をまとめたのが上の表です。ギアや自重、ドラグなどの仕様も一緒に比較できるようになっています。価格は4000円台から20000円程度と安いですが、機能や性能は口コミでも定評のある商品です。
ブランドの有名な製品から、ネットのみで購入できる知る人ぞ知る商品まで幅広くそろっています。数値に表れにくい使い心地の違いもあり、口コミで比較するのもおすすめです。お気に入りが見つかったら、サイトを訪問して詳細な情報をご確認ください。
お気に入りのリールで釣りを満喫！
コスパ抜群のおすすめ製品をピックアップしてきました。ランキング1位になったバスライズは発売後3年ほど経っていますが、今も売れ続けている最強のリールです。ほかにも、バスXやバスワンXTなどの有名メーカーの安い商品が多く、初心者だけでなくベテランからも人気になっています。
海外メーカーのカストキングやピシファンにも、性能がよいとの口コミ評価が高い魅力的な商品が目白押しです。ご自分に合ったコスパのよい商品を探し出し、新しいスタイルの釣りをお試しください。
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