モンベルとは
登山の人気ブランド
モンベルは手頃な値段で信頼性の高い高品質なアイテムが手に入る人気のアウトドアブランドです。主にキャンプ用品と登山用品を発売していてモンベルだけで登山、キャンプが楽しめるように一通り揃っています。
また自社ブランドだけではなく海外のアウトドアブランドのアイテムも取り扱っていて、コンパクトで軽量なチェアで人気のヘリノックスやクッカーと一体になりただのバーナーよりも早く沸かせるジェッドボイルなどがあります。
モンベルの特徴
コスパのいい製品が多く、レインウェアやダウンシュラフは非常に高く評価されていますよ。また入門向けの商品から上級者向けの商品まで揃い全国に直営店があり、直接見て、触れて購入できる強みがあります。
種類(バリエーション)が多いところも他社との違いとなり、例えばダウンシュラフだと中綿のグレードによって3種類以上ありそれぞれ対応温度違いのバリエーションがありますよ。登山用品のトレッキングポールも同じように種類が多いです。
直営店はイベントが豊富
アウトドア初心者は店舗ごとに定期的に開催しているイベントに参加してみるといいでしょう。初めてのトレッキングツアーなどの体験イベントを開いていることもありますよ。ハイキングやトレッキングで必要な道具の使い方や選び方などもレクチャーしてくれます。
トレッキングポールについて
初心者ほど便利な杖
「転ばぬ先の杖」ということわざがありますが、トレッキングポールは転ばぬ先の杖として使うものではなく疲労を軽減するためのアイテムです。
登るときに使うと軽やかに登りやすくなり、下るときは足の負担を軽減し、不安定な足場では転倒防止に使えますが体重をかけすぎると曲がったり折れたりする原因となり過信しすぎると危ないです。素材はアルミ(アルミ合金)やカーボン繊維などでできていますよ。モンベルには両方の素材があります。
アルミ(アルミ合金)ポールの特徴
安くて強度があり、上部な素材です。値段が安い入門向けモデルに多い傾向にありますが、素材としては悪くありません。テントのポールと同じように割れにくく岩にぶつけても曲がる程度ですみます。
多少の凹みや曲がりは自力でもとに戻すこともできます。デメリットとしては上位モデルの多いカーボン繊維と比べると重たい点、塩分や水で腐食する恐れがある点です。
カーボン繊維のポールの特徴
カーボン繊維は非常に軽く飛行機などでも使われている素材です。アルミやアルミ合金よりも重量がないため持ち運びやすいですが、高価になります。
カーボン繊維はロードバイク(自転車)にも使われていて荷重をかけても折れることはありませんが、衝撃には弱く角などにぶつけると割れる恐れがあります。割ると自力での修復は非常に難しいです。また割れ目からどんどん裂ける可能性もあります。
トレッキングポールの選び方
選び方1:グリップの形で選ぶ
トレッキングポールの選び方として重要なのはグリップの形です。I字とT時の2種類のグリップがあり、ハイキング、トレッキングではI字が多いです。I字はグリップがストレートでスキーストックのようになっていて扱いやすく、握りやすいです。
T字グリップはステッキのようなグリップで余分な力が入らず腕が疲れにくいですが、少し持ち方が特殊になり平坦な道では扱いやすいですが上りや下りがあるトレッキングでは少し使いにくいです。
選び方2:素材
前述したように素材によって特性や値段が変わることから選び方の観点からも素材は大切です。初心者では安価なアルミやアルミ合金のポールでもいいでしょう。特に激しい登山をせずハイキングやトレッキングならカーボン繊維を使わなくても大丈夫です。逆に少しでも軽くしたい、長時間使うという場合はカーボン繊維のほうが向いていますよ。
選び方3:タイプ
トレッキングポールは身長や上り、下りで長さを調整するアイテムです。入れ子人形のようになっていてシャフトをロックして長さを調整するテレスコーピング式とテントのポールのように折りたたむことができコンパクトに持ち運べる2つのタイプがあります。
タイプも選び方で大切なポイントになります。またシャフトのロック方式にも種類があり、ピンロック式やレバー式、スクリュー式があり、それぞれ特徴が違いますよ。
タイプについて
テレスコーピングの場合は一番短くしても長いです。折りたたみ式なら35cm前後になることからザックの中やサイドポッケの中など不要なときは収納できて便利ですよ。
またレバー式のロックタイプは力がなくても固定しやすく、ピンロックは軽量なロック方式となり折りたたみタイプに多く、スクリューは締めた分だけロックでき、値段が安く信頼性が高いです。ロック方式やポールのタイプを確認しましょう。
モンベルおすすめ人気トレッキングポール1:スタンダード
アルパインポール
アルパインポール
I字型のトレッキングポールでモンベルのスタンダードで入門向けのモデルとなる値段の安いアルミ合金のポールです。本数も選び方の参考になりモンベルでは1本での販売になります。
登山やトレッキングに慣れている人は1本だけ使うことがありますが、初心者は2本一組で使ったほうが扱いやすいですよ。先端とバスケットの位置が離れているため坂道でも地面に干渉しない作りになっています。なお、1本でも正しい使い方です。
アルパインポールS
アルパインポール S
アルパインポールを女性や子どもでも握りやすくした小型モデルです。小さめのグリップになっていて長さも95~120cmと通常のアルパインポールよりも10cm短くなり、重量も少し軽いです。通常モデルと同じで素材はアルミ合金、値段の安い入門向けのシンプルな構造です。
実店舗での選び方として実際に握ってみるということも大切になります。女性らしいカラフルな色合いになりカーネーションとターコイズの2色で発売されています。
特徴・比較ポイント
シンプルな構造という点が比較ポイントです。シンプルで、スタンダードな使い方ができるポールです。初心者から上級者まで使いやすく、意匠登録済の独自加工により先端のプロテクターが引っかかり抜けにくい構造をしています。
プロテクターは植物や移動中のバスなどを傷つけないようにするためのラバー製キャップです。岩場では外し、植物がある場所では取り付けるという使い方をすることから抜けやすいと困ります。
モンベルおすすめ人気トレッキングポール2:衝撃吸収
アルパインポール カムロック アンチショック
アルパインポール カムロック アンチショック
I字型のグリップを採用したアルミ合金のポールで誰でも使いやすいロック方式、さらに衝撃を緩和するスプリング機構が加わったモデルです。より長時間歩く人におすすめのモデルでスプリングが衝撃を吸収することで腕などが疲れにくくなりますよ。
使い方は他のポールと同じように使うだけです。モンベルのスタンダードタイプのポールの中では一番機能的になっていますが、重量が275gと少し重たくなっています。
アルパインポール カムロック アンチショック S
アルパインポールカムロックアンチショックS
一回り小さいモデルです。小さいですがきちんとアンチショックになっていますよ。同じようなポールでも衝撃緩和機能などの差は選び方に影響します。安い無名ブランドでは衝撃緩和機能などがないものも多いですよ。カラーはカーネーション、エメラルドの明るい色合いが揃っています。
特徴・比較ポイント
値段が少し高くなっていますが、操作しやすいロック方式、衝撃緩和構造があり使いやすいです。スプリングの追加などにより一番シンプルなモデルと比較すると重量が50gほど重たくなっていますよ。使い勝手を重視するのか、軽さを重視するのかよく検討してくださいね。軽さを重視する場合はアルミ合金よりもカーボン素材がおすすめです。
モンベルおすすめ人気トレッキングポール3:軽量
アルパインカーボンポールカムロック
アルパイン カーボンポールカムロック
人気のI字型グリップのスタンダードモデルを軽量なカーボン繊維を使用したタイプです。アルミ合金からカーボン素材になったことで非常に軽量です。
完全にカーボン繊維ではなく超々ジュラルミンを芯にして周囲を軽量なカーボン素材で覆って作られていて軽さと強さがある人気モデルの一つです。ほかの特徴はアルパインポールカムロックと同じで、地面に干渉しないバスケットやプロテクターが抜けにくい構造などはそのままですよ。
アルパインカーボンポールカムロックS
アルパイン カーボンポールカムロックS
アルミ合金の値段が安いモデルと同じように、全体的に一回り小さい女性や子どもでも扱いやすいSサイズもあります。使い方や選び方は変わりませんよ。使用サイズは95~120cmとなり、少し小さいことでさらに軽量になっています。重量は185gです。色は通常モデルと同じです。
特徴・比較ポイント
比較ポイントは軽量な点です。アルミ合金版の重量は255gですが、カーボン素材を使用している本製品の重量は通常モデルで217gと非常に軽いです。少しでも軽くしたい方におすすめですよ。
他にもプロテクターが抜けにくいなどの工夫があるのは同じです。軽くて操作しやすいロック方式ということで本格的に登山を楽しむ方に向いていますよ。ぶつけないように使い方には注意してくださいね。
モンベルおすすめ人気トレッキングポール4:軽量で衝撃緩和
アルパイン カーボンポール カムロック アンチショック
カーボンポールカムロックアンチショック
カーボン素材を使った軽量なモデルで力がない方でも簡単に操作できるレバー方式のロックを採用してバネによる衝撃緩和機構を搭載したモデルです。より本格的な登山をする方におすすめなモデルでカーボン素材ということで重量はプロテクターやバスケットを含んでも233gしかなく軽量ですよ。芯の部分は超々ジュラルミンのため軽くても強度があります。
アルパイン カーボンポール カムロック アンチショック S
カーボンポールカムロックアンチショックS
一回り小さいSサイズは重量がさらに軽く225gしかありません。軽くて衝撃を吸収し、非常に使いやすいですがやはり値段が高く、1本で8000円を越えます。カラーはディープ・パープル、ピーコックの展開となっていて女性でも使いやすい色合いです。
特徴・比較ポイント
I字型の使いやすいグリップのカーボン素材のポールに、扱いやすいレバー式のロック、そして長時間歩いても疲れにくい衝撃緩和構造の3つの特徴があり他のトレッキングポールよりも最も使いやすいでしょう。
重量も軽量な素材を使っていることで、アルミ合金のものほど重たくなく使わないときでも運びやすいですよ。値段が高いためこれからも登山を続けていくという方に向いています。
モンベルおすすめ人気トレッキングポール5:2way
2wayグリップ アンチショック
2wayグリップ アンチショック
「2wayグリップ」ということでI字型とT字型の使い方ができるポールです。具体的な使い方としては、上りはT字グリップの下の部分を使い、下りはT字部分を使います。T字は手のひらで包むように掴むため体重をかけやすく、足腰の負担軽減に役立ちますよ。
一つのポールで2種類の使い方ができるため2wayとなります。少し変わった使い方ができますが、本質部分は他のトレッキングポールと同じで転倒防止ではなく負担軽減です。
2wayグリップ アンチショック S
2wayグリップ アンチショック S
一回り小さく女性や子どもでも持ち運びやすいSサイズです。ピンクや赤など女性でも使いやすい色を展開していてディープピンク、オペラ、スプリンググリーンの3つのバリエーションがあります。
小さいですが、長時間持っても疲れにくいアンチショック機能とT字とI字グリップの2way仕様です。2way仕様により平坦な道から坂道でも使いやすくおすすめです。
特徴・比較ポイント
T字とI字の2つの使い方ができる2way仕様ということで上りも下りも使いやすいです。また2way機能の他に、バネによる衝撃緩和機能もあり長時間の登山でも疲れにくくおすすめです。
I字のアンチショック対応ポールと比べると2way仕様のため少し重量があり267g、Sは242gです。通常のアンチショック対応モデルと比較すると20gの差があり少しでも軽くしたい方は重量に注意してくださいね。
モンベルのおすすめトレッキングのまとめ
品質の高いトレッキングポールが購入できる
トレッキングポールは危険回避のアイテムではありませんが、登山では道具の品質も大切です。モンベルは手頃な価格で確かな品質のトレッキングポールが手に入りますよ。
I字とT字の両方いいとこ取りとなる2wayや軽量で強度のあるカーボンなど高性能なものから、入門向けにちょうどいいアルミ合金のシンプルなポールまで豊富です。少しずつ仕様が異なるため製品名をよく見て選ぶようにするといいでしょう。
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