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ロードバイクのバーテープ選びは?気になる種類や機能性などの選び方も解説!

ロードバイクのハンドル部分に巻き付けられたバーテープ。薄手や厚手など色々な商品が流通していますが、一体どのような特徴があるのでしょうか。今回はロードバイクのバーテープの種類や機能性、正しい選び方について解説していきます。
2020年8月28日
sakakibara-tetuji
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この記事で紹介しているアイテム

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ロードバイクのバーテープとは?

ロードバイクのハンドル部分に、巻き付けられる形で取り付けられたアイテム「バーテープ」。ハンドルを握ったときに、手が滑らないようにするためだったり、地面からくる衝撃吸収のクッション代わりだったり、その目的1つではありません。種類が豊富なので、マイロードバイクの個性をアピールするために、装飾品としても注目されています。

バーテープの種類や機能性、選び方を紹介

ロードバイクのバーテープを選ぶときは、以下の項目をチェックしましょう。厚手・薄手など素材の違い、衝撃吸収のクッション性、握りやすい滑りにくいといった機能性など。特に素材に関係する特徴の違いは大きいでしょう。自分のロードバイクの乗り方に合ったバーテープを選ぶことで、ツーリングが楽しく快適になるはずです。この記事では、そんなバーテープの種類や機能性、自分に合うバーテープの選び方まで紹介します。

ロードバイクバーテープ素材の種類を紹介

はじめに、バーテープ選びで最も重要な素材の種類についてご紹介。ベーシックな素材から高級感のあるレア素材まで、それぞれの素材の特徴までお伝えします。

王道素材「EVA」

新品で売られているほとんどのロードバイクの、初期装備バーテープはこのEVAと言っても過言ではないほど、普及率の高い素材。エヴァ樹脂と呼ばれる合成物質で、安価で手に入り、耐久性・伸縮性などに長けた素材です。

コスパが高い「ポリウレタン」

洋服やマスク、食器洗い用スポンジやスマホカバーなど、生活のあらゆる場面で見られるポリウレタン。こちらもEVA同様、低コストで大量生産できるため、初期装備として採用されている場合が多いでしょう。素材の特徴は薄手でソフトな印象です。

最新の高機能「DSP」

ロードバイクのバーテープの新素材として注目度が高いDSP(デュラソフトポリマー)。ポリウレタンのように薄手でソフトな触り心地ですが、しっかり握ると手にフィットする感じが特徴的で、滑らない素材を求める方に評価されています。
 

衝撃吸収に強い「ジェル」

ジェル入りのバーテープ。表面の素材はEVAなどを使った、比較的シンプルな作りになっていますが、内部にクッション性の高いジェルが含まれているため衝撃吸収力は高め。

高級感漂う「本革」

色々な素材がロードバイクのバーテープに使われていますが、本革もその一つ。合成化学が発達していなかったころは、むしろ本革は珍しい種類ではなかったでしょう。雨に弱く衝撃吸収や滑らない特性も普通ですが、とにかく見た目がおしゃれです。

ロードバイクバーテープの選び方を紹介

素材の種類によって、さまざまな特徴をもつロードバイクバーテープ。滑らない握りやすさを重視するか、長時間走行でも疲労を感じにくい衝撃吸収性を重視するかで、選ぶロードバイクバーテープの種類も変わります。ここからは、どんな種類のロードバイクバーテープが自身の走行スタイルにマッチしているのか、乗り方に合わせたロードバイクバーテープの選び方を紹介します。

ロードバイクバーテープの選び方①薄手


ロードバイクのバーテープは、素材の厚みによってハンドルのコントロール性が変わってきます。薄手バーテープの場合、厚手と比較すると地面の振動を感じやすく、クッション性が低いので長時間握っていると手が痛くなります。その代わり薄手なのでハンドルバーが細く握りやすくなります。握りやすいと、少しの振動では滑らないので、コントロール性能が増すメリットを得ることが可能。

街乗り・ショートライドにおすすめ

薄手のロードバイクバーテープを使用すべき方は、街乗りがメインで細かなハンドルさばきが求められる人、1日の走行距離や時間が短い方、凸凹の少ない舗装された綺麗なロードをよく走る人、このような方は、衝撃吸収性よりも、滑らないグリップ性の方に注力した方が、ストレスを効率よく軽減することができるでしょう。

ロードバイクバーテープの選び方②厚手

ロードバイクのタイヤは幅23mmほどの細いタイヤがほとんど。そのため小さな段差の上を走行しただけでも、振動がハンドルを握っている手にまで伝わり、ロングライドでは苦痛に感じることがあります。クッション性を高めて衝撃吸収するには、厚手のロードバイクバーテープを選ぶと効果的です。滑らない感じは多少劣りますが、厚手にするとクッション性が増し衝撃吸収しやすくなり、ロングライドでも快適に走行できます。

ロングライドには厚手がおすすめ

長距離を走るロングライドでは、クッション性が高く衝撃吸収してくれる厚手ロードバイクバーテープがおすすめ。短距離しか走らない街乗りでは、走行時の振動による体への負担はそこまで大きくなりませんが、ロングライドの場合はわずかな振動でも徐々に疲れがたまっていくでしょう。厚手ロードバイクバーテープはハンドルの握りやすさこそ薄手ロードバイクバーテープに劣りますが、ロングライドでも疲れないクッション性がメリットです。

ロードバイクバーテープの選び方③巻きやすさ

ロードバイクバーテープの巻き方には少しコツが必要になります。はじめて自分で取り付ける初心者は、難しい巻き方が求められる商品を選んでしまうと、失敗する可能性が高くなるでしょう。なので最初のうちは巻きやすい商品がおすすめです。

2トーンカラーは避けたい

はじめはワンカラーの商品を選びましょう。ロードバイクバーテープの中には、2トーンカラーの見た目がおしゃれなタイプもあります。しかし2色以上使用したテープだと、異なる2色が重なり合わないように注意しながら巻く必要があるので、ただでさえ複雑な巻き方の難易度さらに高めてしまうことに。なので最初はシンプルなワンカラーがおすすめです。

ロードバイクバーテープの選び方④デザイン性

バーテープの良いところは、手が滑らないようにグリップ性を高めたり、疲労を軽減するためにクッション性を高めたりといった機能面だけではありません。色を派手にしたり素材を本革にしたりすることで、その自転車のイメージをガラッと変化させることができます。個性を際立たせるチャンスなので、上級者の間では遊び心のあるデザイン性高いバーテープが人気です。

色合いの違いだけで雰囲気が大きく変わる

ブルー系は涼しげな雰囲気で暑い夏にぴったり、レッド・オレンジ系ならパワーみなぎる力強い印象に。また色の濃さによっても印象は変わってくるでしょう。性能には関係ありませんが、自転車は長く一緒に走る相棒のような存在ですので、自分の好みの色を取り入れてあげるとツーリングがさらに充実したものになりますよ。

ロードバイクバーテープの選び方⑤簡単お手入れ

バーテープは手で握り続ける部分なので、気づいたときには汗をかなり吸い込んでいます。とくに夏場は皮脂が蓄積して、嫌な臭いが発生したり黒ずんでしまったりするので、定期的なお手入れが必要になってきます。汚れが気になる方は、ウタマロなどのマルチクリーナーを付けて、ブラッシングに対応した素材にバーテープを選ぶようにしましょう。

シリコン素材なら丸洗いもOK

取り外して丸洗いできるタイプの商品もあります。「バーテープはいつも清潔な状態をキープしたい」という方は、シリコン素材などの洗えるバーテープを選んでみてはいかがでしょうか。取り付けに多少の手間はかかりますが、簡単に洗えるので綺麗好きな方には最適の選択肢になります。

ロードバイクバーテープの選び方⑥雨でも滑らない

「衝撃吸収やクッション性はそこまで、グリップ性を高めたハンドリングが重要」といった考えの方には、通常時はもちろん、雨によるウエットコンディションのときでも滑らない素材のバーテープがおすすめ。ハンドル操作が滑ってしまうと、シフト切り替え時にもたつき、結果ストレスに繋がってしまうので滑らない素材を選ぶこともポイントです。


滑り止め加工付きバーテープがおすすめ

滑らないバーテープは沢山ありますが、中でもおすすめが表面に滑り止め加工がされた商品。素材はEVAやDSPといった一般的な素材でも、滑り止め加工が付いていると、驚くほどにグリップ性が高まります。通販ではイメージしにくい点もあるので、気になる方は店頭で試しに触れてみると良いでしょう。

ロードバイクバーテープの選び方⑦コスパ重視

値段が高くて高機能のバーテープでも、いつかは消耗品として交換しなければなりません。「消耗品にお金をかけたくない」という方は、1,000円以下で買えるシンプルな商品も視野に入れてみましょう。ひどく汚れたり破れたりしたら早めに交換する、といったスタンスで安いバーテープを取り入れるのもOKです。

1,000円以内でも高機能

価格の高い商品では5,000円以上することもありますが、1,000以内で買えるバーテープでも優秀なものは沢山あります。滑り止め加工つき、防水機能つき、クッション性高め、豊富なデザインなど、コスパ重視の選び方をしても十分なアイテムが手に入りますので、お金をかけたくない方は安いバーテープを頻度よく交換してみましょう。

ロードバイクバーテープの選び方⑧オールラウンド

コスパ重視とは真逆の発想で、高機能なバーテープを長く使いたい方は、総合力に長けた1点を選びましょう。値段は安くありませんが、ロングライドでも疲れない衝撃吸収性、厚手でも握りやすいグリップ性などメリットをバランスよく取り入れたバーテープがおすすめです。

セラエスエムピーのバーテープ

SELLE SMP バーテープ グリップ ゲル BAR TAPE GRIP GEL

出典:楽天
出典:楽天
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総合的に高機能なバーテープをお探しなら、イタリア発の人気サイクルメーカー「セラエスエムピー」のバーテープが一押しです。マウスピースにも使われる、ハイパフォーマンスポリマーという程よい硬さと弾力性のある注目素材を使用しており、さらにクッション性を高めるプラスアルファ要素としてジェルを加えています。表面には細かい穴が開けられており、通気性もばっちり。厚さ3mmで5,000円ほどしますが、確かな品質を実感できるでしょう。

ロードバイクバーテープのおすすめ人気商品を紹介

ロードバイクはロングライド中心なのか、街乗りがメインなのか、自分の乗り方に合わせたバーテープ選びが、快適さを左右することが分かりました。ここからは、実際に販売されている人気バーテープを紹介します。バリエーション豊かなロードバイクバーテープを選びきれない方は、ぜひ参考にしてみてください。

ロードバイクバーテープのおすすめ人気商品①

【全国送料無料】GORIX ゴリックス バーテープ ロードバイク カーボン柄 GX-066

日本の大阪にある自転車部品メーカー「ゴリックス」。サドルやスタンドなどロードバイクの装備品が人気のメーカーですが、バーテープも例外ではありません。モチっとした柔らかい厚手のグリップ、手頃な価格でハイクオリティな仕上がりといった、国産ならではの完成度です。

サラサラした肌触りが特徴

出典: https://image.rakuten.co.jp/gottsuprice/cabinet/prodact1/gorix/gx-066-new-2.jpg

ゴリックスのバーテープはサラッとした肌触りが気持ちよく、速乾性に優れているので、雨が降ったあともすぐに乾きます。またやや張りのある低反発素材なので、ロングライドにも対応できるでしょう。カラバリはブラック、ホワイト、グリーンの3色から選べて、飽きのこないシンプルなデザインが人気です。

ロードバイクバーテープのおすすめ人気商品②

ノグチ(NOGUCHI) NBT-004 [2カラー] バーテープ ブラック/レッド 015161

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

明治37年から続く老舗サイクルメーカー「野口商会」。こちらのバーテープは、フィット感があり見た目がスッキリ、両面テープつきで巻きやすいため上級者はもちろん初心者にも人気です。リピート率も高く、国内では多くのライダーに支持されているメーカーだと言えるでしょう。

コスパ良好


出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81hnm-f8FxL._AC_SL1500_.jpg

2,000円でお釣りがくる安さですが、耐久性、吸水性、速乾性、デザイン、クッション性など、どれをとっても平均以上のパフォーマンスを発揮するでしょう。とくにドット柄のハイセンスなデザインと、長く使っても破れない耐久性の良さは高く評価されています。若干薄手ですがロングライドにも最適です。

ロードバイクバーテープのおすすめ人気商品③

[オープン記念!]【即納】BIANCHI Grip Evo ビアンキ グリップ エボ ハンドル バーテープ/サイクリング サイクル 自転車パーツ

出典:楽天
出典:楽天
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1885年にイタリア・ミラノで誕生したサイクルメーカー「ビアンキ」。ロードバイクなど自転車本体を販売するメーカーで、レース仕様のロードバイクを手掛けるなど本格的な取り組みをしています。ビアンキはバーテープも人気商品の1つ。ロングライドではなく短距離レースを想定して作られているので、生地はやや薄手でクッション性はほとんどありません。その代わり、路面状態は厚手のものより鮮明に感じ取ることが可能です。

グリップ力ならビアンキ

出典: https://shop.r10s.jp/cyclista/cabinet/04/160203-30404_1.jpg

ロードバイクを雨の日にも乗る機会が多い方は、他の製品と比べて薄手でグリップ力がずば抜けて高い、ビアンキの商品がおすすめ。濡れても滑らないので、雨の日の走行でも安心して使用できます。またエメラルドグリーンの清涼感あるカラーも人気の理由。他のロードバイクと被らない、個性を出すこともできますね。

ロードバイクバーテープのおすすめ人気商品④

《即納》【お盆も営業中】SUPACAZスパカズ SUPER STICKY CUSH GALAXY スーパースティッキークッシュギャラクシープリント [バーテープ] [ロードバイク] [ハンドル] [ドロップハンドル]

アメリカ・カルフォルニアにある人気サイクルメーカー「スパカズ」。こちらのバーテープは、心地よい手触りやグッとくるデザインの良さなどが評価されており、ロードバイクに乗っている人なら一度は聞いたことがあるメーカーでしょう。ハンドルを握ったとき、指が隙間に無駄なく入り込むエンボス加工が働くので、ハイレベルなグリップ性を持っています。テープの中には衝撃吸収素材が使用されているので、ハンドリングだけでなくクッション性も良好。

カラーバリエーションが豊富

最低限の機能性は絶対になくてはならない要素ですが、やはりバーテープはロードバイクの個性を引き出す位置にあるので、見た目の良さを追求したい方も多くいます。スパカズのロードバイクバーテープは、シンプルなワントーンカラー、センスのある2トーンカラー、かなり個性的な柄物や光沢感のある素材まで、幅広いデザインやカラバリが特徴です。

まとめ

ハンドル操作を快適にするバーテープは、目的に合わせた選び方をすることで、その効果を最大限に引き出すことができます。実際に触れてみないと分からないこともありますので、近くにサイクルショップがある方は、一度お店まで足を運んでみると良いでしょう。自分に合ったバーテープを見つけて、ロードバイクライフをより楽しみたいですね。

バーテープが気になる方はこちらもチェック

この記事では伝えきれなかったバーテープに関する情報はまだまだあります。基本となる巻き方や、ロングライドに適したおすすめバーテープの紹介など、気になる方は下記情報もチェックしてみてください。