検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

レーパンって何が良い?その種類や正しいレーサーパンツの履き方をご紹介!

ピチッとしたフィット感で光沢のあるデザインのパンツ「レーパン」。ロードバイク(自転車)上級者が履いているのを見かけたことはありませんか。このレーパンにはどのような良さがあるのでしょうか。今回はレーパンのメリットと種類、正しい履き方について紹介します。
更新: 2021年9月7日
sakakibara-tetuji
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

カペルミュール 鹿の子ニットロングパンツ

Souke Sports サイクル インナーパンツ メンズ

Santic メンズ サイクルパンツ サイクルタイツ

Santic メンズ ビブショーツ ビブパンツ

バリーフ(Baleaf) サイクル インナーパンツ

[Actcure] サイクル レッグカバー UVカット99%

JIMAITEAM自転車用サドル カーボン 超軽量

レーサーパンツ(レーパン)とは

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

街中や公園で、ロードバイクに乗った人たちが着ている服「レーサーパンツ」略してレーパン。サイクルパンツ・サイクルジャージとも呼びます。この服はジャストサイズで体にフィットしていて、やや派手なデザインが特徴的な、ロードバイク専用ウェアです。

レーパンを履くことで、ロードバイク特有の硬いサドルに座ってもお尻が痛くならなかったり、空気抵抗を減らして走行しやすくしたり多くのメリットを得ることができるんです。

レーパンの種類や良さ、履き方を大公開

ロードバイク(自転車)に乗っている方はお馴染みのレーパンですが、普通の自転車を使っている方や、これからロードバイクの自転車を購入する方にとっては謎多いパンツでしょう。今回はそんなレーパンの種類やレーパンの良さ、そして基本的な履き方まで、気になる情報をまとめて公開します。現在良いレーパンを探している方は、ぜひ参考にしみてください。

レーパンの種類①ハーフパンツ

Souke Sports サイクル インナーパンツ メンズ

出典:Amazon
出典:Amazon

最もオーソドックスなレーパンのスタイルが、こちらのハーフパンツ。形はサッカーやバスケットボールのスポーツ選手が、ユニフォームの下に着るスパッツのような雰囲気です。ほとんどのレーパンには、お尻部分に厚目のパッドが入っており、レーサーがサドルに座ったときの、お尻にかかる圧力による痛みを和らげる効果があります。

ハーフパンツの特徴「価格が安い」

ほかの種類のレーパンと比較しても分かるように、ハーフパンツは腰から膝上までしかカバーしていないので、製作にかかるコストが低くなります。それにより安い価格帯で販売されているのです。膝から下は肌が露出するので、夏は涼しいメリットがありますが、自転車から転倒した際の怪我のリスクは大きくなります。

レーパンの種類②ロングタイツ

Santic メンズ サイクルパンツ サイクルタイツ

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

名前の通り、腰から足首までを覆うロングタイツのレーサーパンツ。寒い冬になると、このロングタイツでロードバイク(自転車)を乗る人が急増しますね。ハーフパンツと同様に、ロングタイツはレーサーパンツの種類の中でも良く売れる定番商品なので、ブランドの種類・機能性・価格帯など幅広い形で商品展開されています。

ロングパンツの特徴は「防風効果」

ロングパンツは単に冬は暖かいという特徴がありますが、その他には風による疲労を減らす効果があります。自転車に乗っていると全身で風を受け続けることになるので、長時間乗る場合は強風によってジワジワと体力が削られることに。ロングタイツを履いて肌の露出率を減らせば、防風効果が働き、長いツーリングでも疲れにくくなるのです。

レーパンの種類③ビブショーツ

Santic メンズ ビブショーツ ビブパンツ

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

ビブショーツのビブとは、上半身と下半身が繋がったチョッキ型のこと。すなわちビブショーツとは肩紐つきのレーサーパンツになります。ビブショーツの他にも、膝までカバーされたビブショーツ「ビブニッカー」や、ロングタイツのように足首まで守られたビブショーツ「ビブタイツ」などビブショーツの種類が豊富です。

ビブショーツの特徴は「パッドのフィット感」

ビブショーツの肩紐が下半身の素材を引っ張る役割をしているので、ビブショーツのパンツが落ちてくることがなく、お尻にセットされているパッドも安定したポジショニング。通常のハーフパンツでは、パッドがズレて座りづらく感じることもありますが、ビブショーツでは長時間自転車に乗っていてもパッドがズレ落ちる心配がありません。

レーパンの種類④インナー・カバー

バリーフ(Baleaf) サイクル インナーパンツ

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

普段履いているパンツなどの中に、インナーとして着るレーサーパンツもあります。インナーなので、ハーフパンツよりも短い丈で、パッドの厚みも薄めなのが特徴。レーサーパンツの独特なハリ感と見た目に抵抗がある方や、普段ロードバイクは短距離しか走らない方は、こちらのインナーパンツがおすすめです。

ニーカバーとレッグカバー

カステリ ニーウォーマー

出典:Amazon

インナーの他にも、基本的に単体使用はしない、補助的効果のあるアイテムが複数あります。ニーカバーは、ハーフパンツとセットで着用することにより、膝下までカバーしてくれるサポートグッズ。

レッグカバーはハーフパンツとセットで着用すると、脚全体をプロテクトするロングタイツのような効果が得られます。その日のコンディションによって服装を変えたいときに、インナーパンツやカバーなどのサポートグッズが役立つでしょう。

[Actcure] サイクル レッグカバー UVカット99%

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

レーパンの良さ①お尻の痛みを軽減

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

レーサーパンツの最大のメリットは、後部に備え付けられた衝撃吸収パッドによる、お尻へのダメージ・痛みの軽減効果です。

ロードバイクの自転車のサドルは軽量化の為クッションを省いていたり、走行時の体のブレをなくすためコンパクトサイズに作られていたりと、走りやすさを優先するあまりお尻が痛くなることもしばしば。そこで痛みを減らすために、レーパンやインナーパンツのパッドが役に立つのです。

レーパンは特に男性にとって価値が高い

男女の体内構造の違いから、とくに男性は硬いシートに長く座り続けることで、尿道への圧迫が女性よりも高負担になります。

個人差やシートの種類によって、痛みの強さや痛くなるタイミングが変わってきますが、場合によっては15キロメートルほどのツーリングで尿道部分に激しい痛みが生じることも。トイレにいくと、さらに痛みが増すので、レーパンのパッドによる保護効果は男性こそ利用価値が高いと言えるでしょう。

レーパンの良さ②風の抵抗を減らす

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

普段着るようなチノパンやイージーパンツでロードバイクに乗ると、風の抵抗を受けてしまい、加速が上がらなかったり最高速度が落ちたりします。また風の抵抗を長時間受け続けることで、スピードが落ちるだけでなく、疲れやすくなってしまうことも。

とくにシルエットの大きなダボパンなどは影響が大きいでしょう。レーサーパンツを履けば、空気抵抗に関する問題は解消できます。

普通のパンツはギアに引っかかる

普通のおしゃれパンツは、スキニーパンツなどの細身のデザインを除くほとんどの服が、ロードバイクのギアに生地が引っかかる危険を持っています。

走行時にパンツの緩んだ生地が風になびいてギアに触れると、服がギアに絡まって自転車が急停車することがあります。服はオイルで汚れて、転倒してケガをすることも。服と肌が密着しているレーサーパンツを履けば、ギアに絡まるリスクも避けられます。

レーパンの良さ③肌を摩擦から守る

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

ちょっとそこまで買い物に自転車を漕ぐ程度なら、服と肌の摩擦を気にすることはないでしょう。しかしロードバイクでロングツーリングをするとき、綿や麻などの天然素材で作られた服だと、摩擦熱で太ももや股関節の皮膚を傷めてしまいます。

滑りやすいポリエステルなどの化繊を使用したレーパンなら、長時間走行で脚を沢山回転させても、股が擦れにくく快適に走ることができます。

レーパンは耐久性にも優れている

ポリエステルをはじめとする化繊は、滑らかな肌触りで摩擦に強い特徴があるほか、破れにくく汚れに強い丈夫な特性もあります。毎日激しいトレーニングをする場合、綿などの普通のパンツでは摩擦による劣化や水洗いによる繊維の消耗で、パンツの寿命は短くなってしまいます。

耐久性の高い化繊を使ったレーパンなら、乗る人を摩擦から守るだけでなく、ハードなトレーニングでも破れにくいメリットがあるんです。

レーパンの良さ④吸水性・速乾性が高い

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

綿100%のスポーツ向けではない、カジュアルパンツでロードバイクに乗ってしまうと、パンツの中の湿気がこもってしまいます。汗のベタベタ感を不快に感じるだけでなく、蒸れた状態が続くことで湿疹などの肌トラブルにも繋がるでしょう。化繊を使用したレーパンなら、吸水性・速乾性に優れているので、気持ち悪さを感じることなく練習に集中できます。

吸水性・速乾性は走行速度にも影響する

普段着るようなカジュアルパンツでは、空気抵抗によってスピードが落ちたり疲れやすくなったりしますが、もう一つデメリットがあります。それは吸い込んだ汗を効率よく乾かせないので、汗をかいた分だけ服が重くなり、加速するときの足かせになってしまう点です。汗を素早く吸い込んで乾燥するレーパンなら、ほとんど重さを感じません。

レーパンの履き方①下着は無し(ノーパン)

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

始めは抵抗が有るるかもしれませんが、レーパンの正しい履き方は、中に下着を着けません(ノーパン)。なぜ下着を着けないノーパンスタイルなのでしょうか、その理由はレーパンの機能を最大限に引き出すため。言いかえると、下着を着けない(ノーパンス)じゃないと、レーパン本来の良さを妨害してしまうからです。

下着を履くとレーパンの良さが台無しに

記事中では、レーパンの良さについて、摩擦軽減、吸水性・速乾性、動きやすさなどを挙げてきました。しかしノーパンではなく下着を着てしまうと、上記のメリットが全て台無しになってしまいます。

下着の部分だけ摩擦や汗蒸れを感じ、脚を回転させるたびに下着の不快感が気になってしまうでしょう。レーパンの機能をしっかり働かせるために、下着は着けないノーパンスタイルでレーパンを履いてください。

レーパンの履き方②体型に合ったサイズ選び

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

レーパン正しい履き方では、サイズ感も非常に重要です。レーパンは肌にピタと密着させて着ることで、空気抵抗を減らしたり、速乾性を高めたりメリットを体感することができます。

なので、肌と素材の間にすき間が空いてしまう大きめサイズを履いてしまうと、得られるはずのメリットが効果を発揮しないことも。初心者では脚の筋肉が細い方もいるので、スカスカにならないようにパンツのサイズ選びは慎重に行いましょう。

ワンサイズ小さめを選ぼう

肌にピタっと密着していなければ意味がないレーパン。よくある失敗が、ジャストサイズを着ることです。ちょうどサイズでは、見た感じは隙間なくフィットしているように見えますが、よく見ると小さなシワができることも。この小ジワが空気摩擦を生み、走行時の不快感に繋がってしまいます。そんなミスをなくすためには、まずはワンサイズ下から試着してみましょう。

レーパンの履き方③自身に合った種類選び

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

高機能なレーパンを履けば、間違いなくスキルアップするとは言い切れないでしょう。ビブショーツのロングタイツは、パッドの安定、空気摩擦も軽減、通気性の良さなどレーパンの中でも優秀です。

かし、状況次第では高機能が不要になることもあります。例えば「お尻の痛みは我慢できるが、暑いのは苦手」という方なら、軽くてシンプルなハーフパンツの方が合っています。自分の走り方を研究して、自分にマッチした種類のレーパンを選びましょう。

まずはロングタイツから試してみよう

これから初めてレーパンを履く方は、どんな種類を選べばよいのか迷うでしょう。そこで初心者におすすめしたいレーパンの種類はロングタイツです。ロングタイツは、派手なハーフパンツより馴染みやすい見た目で、冬は防寒対策に夏は紫外線対策に便利。レーパンの中でもオールラウンド型になるので、最初の1枚はロングタイツが良いでしょう。

レーパンの履き方④パッド選びは慎重に

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

薄くて軽いパッドや、厚さ8mm以上のしっかりた構造のパッドまで、レーパンのパッドの種類は非常に豊富です。お尻の痛み軽減を重視するなら、パッドの厚みがあるだけでなく、激しく動いてもフィット感が崩れない商品を選びましょう。

反対に、お尻の痛みはそこまで気にしていなければ、動きの妨げになるような厚いパッドは要りません。必要範囲でパッドの機能性を取り入れていきましょう。

距離を走らないならインナーでもOK


ロードバイクを本格的な趣味としてじゃなく、遊びや通勤・通学の足として使っている範囲なら、普通のパンツの中に履くインナーパンツでも十分です。

インナーのパッドは他の種類と比較すると簡易的な作りになっていますが、そもそも長距離を走る予定が無い方は、気軽に履けるインナーがおすすめ。インナーとはいえレーパンには変わりなので、履き方は下着は着ない、ノーパンで履きましょう。

レーパンを初心者が履く際の注意点を紹介

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

最後に、初心者がレーパンを履く前に知っておきたい情報をお届けします。下着は履かないノーパンだったり、ピチピチな締め付け感だったり、始めてはくときは抵抗がつきものです。どうしても下着無し(ノーパン)では履けない方や、レーパン自体に抵抗がある方は、次に紹介する方法を代わりに試してみてください。

カジュアル向けレーサーパンツ

カペルミュール 鹿の子ニットロングパンツ

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

「レーパンにもおしゃれを取り入れたい」「下着無し(ノーパン)は無理」という方は、レーパンの機能を残しつつ、スタイリッシュな見た目が魅力のカジュアル感強いレーパンを選んでみてはいかがでしょうか。自転車は街乗りしかしないのであれば、このようなリラックスしたパンツでOKですね。

穴あきサドル

JIMAITEAM自転車用サドル カーボン 超軽量

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

お尻の痛みが骨や筋肉の痛みではなく尿道部分に激痛が走るケースでは、ノーパンで履くレーパン使う必要はなく、穴の開いたサドルを使うことで痛みが改善されることもあります。

穴あきサドルとは名前の通り、お尻が触れる部分に穴が開いているサドルです。こちらを使うことで、尿道部分への圧迫を抑えることができます。レーパン以外にも痛み対策があることを知っておくと、無駄なく最適化が図れますね。

まとめ

ツーリングを快適にして、ロードバイクライフをアップグレードしてくれるレーパン。下着を着ないノーパンで履くのは多少抵抗がありますが、一度履いてみるとその良さが分かるはずです。まだレーパンを履いたことがない方は、今回紹介したレーパンの基本情報や履き方が参考になると幸いです。

お尻の痛みが気になる方はこちらもチェック

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

お尻の痛みは、パッドの入ったレーパンを履くことでほとんどが解消できます。下記の関連記事では、レーパンの選び方やおすすめ商品を紹介していますので参考にどうぞ。また尿道部分の痛みに効果的なサドルの紹介もしていますので、こちらも一緒にご覧ください。