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可愛らしい花で有名!ルリマツリ(瑠璃茉莉)はどんな花?その特徴や花言葉をご紹介‼

ルリマツリはかわいらしい青紫や白い花を咲かせ、ガーデニングなどでよく使われている花です。南アフリカが原産地のルリマツリの花言葉や花言葉の意味を解説します。またルリマツリは初心者でも育てやすい花です。記事中では特徴や育て方も解説してますので、併せてご覧ください。
2021年1月8日
ronhana0806
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目次

ルリマツリ(瑠璃茉莉・プルパンコ)の花言葉

ルリマツリ(瑠璃茉莉・プルパンコ)の花言葉①いつも明るい

Photo byRosy_Photo

ルリマツリ(プルンバコ)の花言葉は、かわいいブルーの花びらの如くに「いつも明るい」が花言葉です。夏の暑い時にも愛らしく咲き続けるルリマツリにピッタリの花言葉がつけられています。

ルリマツリ(瑠璃茉莉・プルパンコ)の花言葉②ひそかな情熱

Photo by harum.koh

花が咲き終わると、萼(がく)から粘液を出しひっつき虫にと姿を変え、服や髪の毛に付着させるところから「ひそかな情熱」という花言葉もつけられています。

ルリマツリ(瑠璃茉莉・プルパンコ)の花言葉③同情

Photo by kizamaya

ルリマツリの花言葉には、上記以外に「同情」「心より同情します」が有名です。相手の心に寄り添うように、いつも小さな可愛い花を咲き続けるルリマツリに似合う花言葉がつけられています。

ルリマツリ(瑠璃茉莉・プルパンコ)の花言葉④子孫の守護

Photo by titanium22

ルリマツリの花言葉には、上記以外にも「優美」「円熟の美」やさらに「子孫の守護」もというのあります。ひっつき虫となってでも子孫を繁栄させようとするルリマツリならではの花言葉です。

ルリマツリについて

ルリマツリについて①基本情報

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

学 名:Plumbago capensis
科・属:イソマツ科・ルリマツリ属
英 名:Plumbago
原産地:南アフリカ
別 名:プルンバーゴ、プルンバコ、瑠璃茉莉(ルリマツリ)、青茉莉(アオマツリ)
開花時期:5月~11月


 

ルリマツリについて②名前の由来

Photo by botanical discoverer

ここでは「ルリマツリ」の名前の由来を説明しますと、瑠璃色の花びらとジャスミン(マツリカ・茉莉花)によく似た花を咲かせるところから、ルリマツリ(瑠璃莉)という名前の由来があります。学名である「プルバンコ」の名前の由来はギリシャ語で鉛を意味するプルバンムが語源となっていて、プルバンコの一種が鉛の解毒作用を持つという説があり、名前の由来となっています。別の説では、根の色に由来するともいわれています。

ルリマツリについて③誕生花

Photo by titanium22

ルリマツリ(プルンバコ)の誕生花は、4日間あります。7月17日の誕生花・9月2日の誕生花・10月23日の誕生花・11月9日の誕生花です。春が終わり季節がちょうど夏へと向かう頃、ほのかな香りを漂わせ見た目にも涼しげなブルーのかわいい花が咲くルリマツリは、長いスパンの開花時期を持つことでも有名ですが、ちょうど誕生花の7月から最後の誕生花の11月までの季節に、その愛らしい姿を見せてくれます。

ルリマツリについて④季節


Photo by T.Kiya

ルリマツリ(プルンバコ・瑠璃茉莉)は、初夏から夏、そして初秋の季節にかけて開花する花です。言い換えれば暑い夏の季節に強い花ともいえます。開花時期の厳しい酷暑にも涼しげに可憐な小さい花を開花し続けることから、育てやすいと大変人気がある品種です。またルリマツリはオールシーズン枝に葉がつくとされていますが、冬の寒い時期には葉が落ちてしまうこともあります。

ルリマツリについて⑤歴史

Photo by kizamaya

ルリマツリ(瑠璃茉莉・プルンバコ)の歴史をひも解いてみましょう。ルリマツリは南アフリカ・オセアニアが原産地です。ルリマツリの名前「瑠璃茉莉」の由来は、茉莉花(ジャスミンの一種)からきています。原産国が南アフリカという環境に由来して乾燥・塩分に強い性質を持っており、その生息分布は多岐に渡ります。日本でも全国で栽培・開花していて、時には盆栽としても栽培されるのです。

ルリマツリの特徴

ルリマツリの特徴①花の色

Photo by yamada*

ルリマツリの花の色は先述したように鮮明なブルー色です。また、うすむらさきの色ともいえるルリマツリは、夏空によく映えます。改良された品種によってブルー色だけではなく、白い色の花を咲かせることもあります。どちらの色もとても愛らしいかわいい色で、見る者の心を癒してくれ、いつも明るいの花言葉の如くに夏の暑さの中にも、色鮮やかな花を咲かせて周りに明るさを与えてくれるルリマツリです。

ルリマツリの特徴②生え方

Photo byTuan86

ルリマツリはつる性です。低木の分類ですが、ある程度枝が伸びるため大きくなると、3メートルほどの高さにもあります。つるが伸びて枝が大きく育ちまとまると、かなり迫力のある生え方をします。家の外壁などに沿わせて育てるのも見ごたえがありおすすめです。花自体はおおむね一週間ほど咲き、その後は枯れてしまいますが、すぐに次の花が咲くので、長い間楽しむことができる花なのです。

ルリマツリの特徴③香り

Photo bylubovlisitsa

ルリマツリはその姿がジャスミンに似ていることから、瑠璃茉莉と名がついたことは先ほど述べましたが、ほのかな香りのするルリマツリですが花自体の香りはジャスミンの香りとは違います。庭で育てていると香りがわかりにくいかもしれませんが、室内で育てていると心地よい香りが漂います。また、ジャスミンと同じような香りがする「ニオイバンマツリ」と呼ばれるものがあり、こちらもルリマツリと並んで人気の品種です。
 

ルリマツリの仲間

ルリマツリの仲間①プルンバコ・インディカ

プルンバコ・インディカは別の名前でアカマツリともいわれています。ルリマツリ属のプルンバコ・インディカは、ルリマツリとは違って長細い茎を上に上にと50cm程度の大きさまで伸ばし、鮮やかな赤色の花を咲かせます。花の形状はルリマツリによく似ていますが、伸び線がシャープなのが特徴的です。花の時期はルリマツリと同じ7月~11月ですが、15℃以上の気温があれば冬の間でも室内で花を咲かせる花です。

ルリマツリの仲間②ゼイラニカ

ゼイラニカは白く直径でおおよそ3cmほどの花が咲きます。スリランカが原産地です。主になだらかな小山が続くような丘陵に生息し、開花時期は6月から10月で、高さは約1~2mほどに成長します。スリランカが原産地ですが、タイ国経由で日本に渡りました。別名「セイロンライティア」で日本の花木愛好家の間で親しまれています。解毒作用があるとされ、ゼニライカは中国では薬草として貴重な役割をも果たす花なのです。

ルリマツリの仲間③ケラトスティグマ


グランドカバーや花壇周りに使われるケラトスティグマは、ルリマツリと比較しても伸び丈が20cmから100cm止まりで、地下茎を伸ばしながら拡がっていくという性質を持つ耐寒性宿根草です。原産地は中国西部・ヒマラヤ・エチオピアで、ケラトスティグマ属になります。耐寒性を持つ一方で、耐暑性も兼ね備えているので、育てやすく園芸初心者にも向いています。コバルトブルーの鮮やかな花で観賞用としてもおすすめです。

ルリマツリの仲間④プルンバゴ・オーリキュラータ

Photo bykpthepp

プルンバコ・オーリキュラータとは、最もポリュラーなルリマツリの種類ですが、通常プルンバコといえば、このプルンバコ・オーリキュラータを指します。紫のみならず可愛らしい白色の花を咲かせて、周囲を和ませてくれます。

ルリマツリの仲間⑤プルンバコ・アルバ

Photo by titanium22

学名は「プルンバコ・アウリキュラタ」といいます。このプルンバコ・アルバは可憐な真っ白い花を咲かせるため、とても清楚で純真な様子を周囲に与える花です。自宅の庭で青紫のプルンバコと一緒に育てるのも面白く楽しめます。

ルリマツリの仲間⑥プルンバコ・インペリアルブルー

Photo byBuntysmum

ルリマツリの仲間・プルンバコ・インペリアルブルーは、青みの強い紫の花を咲かせます。プルンバコの品種の中でも上品で高貴なイメージがあり、人気がです。インペリアブルーもプルンバコ・アルバと一緒に育てることで鮮やかな色がより引き立ちます。

ルリマツリに似た花

ルリマツリに似た花①ルリマツリモドキ

ルリマツリモドキの名前からして、ルリマツリとは違うということがわかりやすいこの品種は、カリフォルニア・オレゴン州が原産地となっています。ルリマツリと同じイソマツ科で、見た目もルリマツリと似た花を咲かせますが属も性質も違っているのです。小さい似た花ながらもはっきり際立った鮮明なブルー色で、どんな土質であってもよく育つことで有名で、6月初旬から11月初旬にかけて咲きます。

ルリマツリに似た花②コムギセンノウ

ルリマツリに似た花ながらもとても上品で高貴なイメージを持ちます。別名・シレネコエリロサ、ヒスカリアとも呼ばれていて、地中海沿岸が原産地で、花は綺麗なローズマリーで、中心部分は白く五弁花です。この他にも品種改良された紅色・藤色・白色の種類のコムギセンノウが園芸用として販売されています。ルリマツリ似た花で害虫もなく育てやすい品種です。

ルリマツリの育て方

ルリマツリの育て方①気をつけたい病気や虫

フリー写真素材ぱくたそ

ルリマツリにつきやすい害虫としては「アブラムシ」「アオムシ」「ヨトウムシ」「ハダニ類」「スリップス類」などがあります。これらの虫は肉眼で容易に発見・駆除することが可能なため、こまめな手入れを行っている分には大丈夫ですが、ハダニ類やスリップス類は高温時によくつきます。また気をつけたい主な病気として「菌核病」があり、この菌核病は、他の植物にうつってしまう可能性があるので注意が必要です。

ルリマツリの育て方②病気や虫の対処法

Photo by masahiko

病気や虫によるダメージを防ぐ場合、ルリマツリの花自体が小さいため、注意すべき点は気ずきにくさです。小まめな観察が必須ですが、これはなにもルリマツリに限ったことではありません。葉の色にいつもと違った変化がみられたらすぐに葉の裏側も観察してみましょう。虫の付着が確認できれば、お店で販売されている園芸用の殺虫剤で対処します。また菌核病にならないための予防策として殺菌剤の散布もおすすめです。


ルリマツリの育て方③増やし方

Photo by ArcheyJie>^.^<

ルリマツリの増やし方は比較的簡単です。ルリマツリの増やし方として、2通りのパターンがあり、まず1つ目は「挿し木」で増やす方法で、挿し木の時期としてはだいたい5月~7月頃に行います。まず3cmほどに盛った赤土を用意しておき、そこに10cm程度に切った枝を挿し込んでいく方法です。2つ目の方法として、「株分け」があります。現在生えているルリマツリの根元を丁寧に掘り返し、苗を二分割し、用意した鉢植えに植える方法です。

ルリマツリの育て方④肥料・水やり

Photo byPainter06

ルリマツリは乾燥が苦手な植物です。特に開花時期が5月~11月と夏の季節がメインの花でさらに湿気が大好物なので、たっぷりの水を与えるようにしましょう。春や秋の季節には土の表面を観察して、表面が乾いてるようなら水を与えます。夏場は朝夕一回ずつ与えますが、肥料としておすすめなのが緩効性肥料で、予め土に混ぜておくのがおすすめです。その上でおおよそ10日に一度のペースで液体肥料を与えると、よく枝が伸びます。

ルリマツリの育て方⑤剪定

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ルリマツリの特徴として、枝が伸びやすいことが挙げられますが、反面伸びすぎると枝同士が絡まり合って、乱れがちです。そうした場合には剪定を行いますが、一度絡まってしまうと剪定がしにくくなるため、できれば枝が絡まり合う前にこまめな手入れが理想となってきます。普段から余分だと思う枝を切っておけば充分でしょう。ある程度花が咲き終えた段階で、三分の一程度にざっくり剪定してあげると新しい枝が伸び、また花が咲きます。

ルリマツリの育て方⑤適した環境

Photo byPublicDomainPictures

ルリマツリを育てるのに適した環境としては、何といっても日当たりのよさが大切です。根の部分は湿気を好みますが、枝部分が日照不足になると途端に影響が出てしまって、花つきが悪くなってしまいますが、仮に鉢植から始めた場合は、5月上旬を目安として屋外に出していきましょう。またルリマツリは夏の季節に咲く花ですが、耐寒性も持ち合わせているため、冬の寒さも充分越すことができます。冬の間の盛り土もよいでしょう。

初心者でも育てやすいルリマツリ

Photo by botanical discoverer

夏の暑さや冬の耐寒にも強いルリマツリは、ガーデニング初心者でもとっても育てやすい植物です。手入れも簡単なのでぜひ一度栽培にチャレンジでしてみてはいかがでしょうか?

ルリマツリの育て方をもっと詳しく知りたい方はこちらをチェック!

ルリマツリの育て方をさらに具体的に解説しています。ルリマツリを育ててみたいという方は必見です!